花組から水美舞斗、星組から瀬央ゆりあ、という95期の人気スターたちが専科に召集されたことで、いかんせん、2024年に迎える110周年の人事を勘繰りたくなってしまいます。
95期を並べたいのは劇団だけでなく、95期ファンも同じ。(たぶん)
少なくとも sora さんは、95期の神7がセンターにズラリ勢ぞろいする姿が強烈に観たいです。
そうなると、さきちゃん(彩風咲奈)とキキちゃん(芹香斗亜)のファンの皆さまを、完全に敵に回すことになる妄想が始まります。(笑)
雪組さんは・・・
ここはね、ま、次々回作ってところでしょうね。
『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』
早口言葉みたいで、いまだかつってスラスラつっかえずに言えたためしがありません。(笑)
そして雪組100周年を迎える記念のショー作品『FROZEN HOLIDAY』。
思い出をフローズン状態で永久保存!的な。(かなりの妄想癖 … 笑)
卒業公演にはいい感じの作品じゃないですか?
と、勝手に妄想しております、、、さきちゃんファンの皆さま、ゴメンナサイ。

でもきっと、この辺りで卒業ではないかとリアルに思います。
これ以上は集客的にも厳しい気が。
雪組100周年のバトンをあーさに繋いで卒業かな~、と。
問題は、キキちゃんです。
思い出すのは2006年、驚きのワンギリ劇場
当時、雪組の2番手だったかしちゃん(貴城けい)が、宙組で絶大な人気を誇っていた和央ようかの退団を受けて、雪組から組替え、トップに就任しました。
そして、お披露目&卒業の1公演だけ務めて退団。
当時はとにかく色々な噂話が飛び交っていましたが、、、裏事情は知りません。
単なるファンの憶測の域を出ないので、その事情については触れませんが、あのときの衝撃は確かに大きかった!
そして、ある意味「しかたがないか…」という意見も( sora の周囲では)少なくありませんでした。
もちろん、キキちゃんがそうであるとは言っていません。(笑)
けれども「絶対にない!」とも言い切れないのが、エンターテイメントの世界であり、ビジネス社会であるわけで。
劇団は常にビジネスチャンスを計算している
当たり前ですが、宝塚歌劇団はエンターテイメントというビジネスで成り立っています。
常にビジネスチャンスを計算しながら運営しているのは当然のこと。
ゆえに、これまでも多くの「悲劇」を生んできました。
何度も言いますが、いつのときも「裏事情」は当人たちにしかわかりません。
でも、ファンとして心痛む人事を何度も何度も見てきました。
ゆえに、キキちゃんが今回、無事にトップに就任することが発表されたとき、おめでとう!の気持ちの裏側で、実はこのかしちゃんワンギリ事件(!)を思い出していました。
劇団が2024年の110周年記念イベントを前に、じっくりジワジワ温めてきた「95期揃い踏み」をみすみす逃すはずがないと思ったからです。
そして、正直なはなし、soraとてそれを楽しみにしているひとりです。
そこに狙いを定めるのが自然な流れですよね。
前任者の退団時期、お披露目前の別箱プレ、そしてお披露目公演の日程が、あの時と近いな~なんて思い出し、…え、もしや、と。
貴城けいのケースを時系列で
でもね、キキちゃんファンの皆様のために最初にお伝えしておきますと、、、
かしちゃんの時は、前任者の大劇場サヨナラ公演中にすでに「退団発表」があったんです。
しかもお披露目公演がキキちゃんのケースのほうが1か月早い。
なので、その辺りは「ワンギリなんてあるわきゃない」という安心材料かな、と。
当時は「なんでタニちゃん(大和悠河)がいるのに、あえて雪組からかしちゃんが来てトップに?」という単純な疑問と、「タニちゃんがまだ危ういから?」というクッション説。
でも、おおかたの見方は、雪組でかしちゃんの下に控えていたキムちゃん(音月桂)を押し上げるために「交通整理された」と。
かしちゃんのトップ就任が発表された時期ははっきり覚えていないのですが、退団が発表された日のことははっきり覚えています。
なぜなら、ヅカ友と一緒に名古屋の愛知厚生年金会館で上演されていた、花組公演『アパルトマン・シネマ』(主演:春野寿美礼&桜乃彩音)を観劇していて、公演後に会場を出たところで公式のニュースが入ってきたから。
それが4月15日くらいのことです。
携帯でその情報を確認したとき、二人で「きた~~~!!!」と大声を上げたのを覚えています。(笑)
いろんな意味で「きた~~~!!!」な感じだったのでね。
たかちゃん(和央ようか)のサヨナラ公演は大劇場が5月8日まで。
前任者のサヨナラ公演中、しかもまだ大劇場公演も終わっていないという異例のタイミングで発表されました。
ちなみに東京公演は7月2日が千秋楽で、かしちゃんは7月3日付で宙組トップに就任、8月に別箱主演、11~12月に大劇場でお披露目&さよなら公演をしています。
それでもやっぱり2作目なのかな・・・
おそらくキキちゃんファンの皆さまも、ある程度の覚悟をもってトップ就任をお祝いしているのだと思いますが、、、
やはり2024年は劇団にとって、絶対に外せない「大ばくち」Year。
まずは10年振りの節目の年であること。
そして、ここ数年の宝塚人気をけん引してきた95期が、ついに卒業に向けて舵を切るであろう世代交代の始まりの年。
これまでの劇団のやり方を見てきたファンの皆さま、なにがなんでも95期を揃えてくる気がしますよね?(笑)
キキちゃんファンの皆さん、そしてさきちゃんファンの皆さん、ゴメンナサイ。
今回ばかりは … ちょっとくらい強引でも、それを望んでいる自分がいます。(笑)
いや、昔ほどひどいやり方をしなくなった劇団なので、ちゃんとした形で送り出してくれるとは思いますが、、、(冷や汗)
95期ファンにとっても、15年間の終わりの始まり。
なんともそれぞれに色々な思いが・・・ね。
110周年、95期で実現して欲しいこと
いろいろ実現して欲しいことはあるのですが、ざっくりこんな感じ。
勝手なわがまま言い放題ですが、お気になさらず笑い飛ばしてやってください。
記念式典での神7ずらり揃い踏み
まずはね、どこかのタイミングであるであろう式典で、最前列に揃い踏みして欲しいですわ~。
でもこれはさすがに無理?
単なる妄想ですが。
だって各組のタイミングあるしね。。。
いや、でもどっかのタイミングでお願い。
そして専科異動の二人もスター専科生として両脇に立つてのもありじゃない?(妄想拡がる… 笑)
瀬央・桜木・月城・礼・柚香・朝美・水美
でもってこっちゃん独唱パートお願いします♡
そ~いえば、独唱と言えば忘れもしない伝説の女帝「花總まり」。
はなちゃんは色々と伝説を残していますが、さすがに90周年式典のときはビビりましたよ。。。
だって、5組のトップスターを差し置いて、、、
たった一人、中央からセリ上がってきましたからね。(苦笑)
やっぱりこの人、劇団にとって特別な存在なんだわ~と実感しました。
振り返れば、彼女は後にも先にもたぶん、大劇場で「開演アナウンス」を行った唯一の娘役なんじゃないかな?
大昔にいたりしたのかはわかりませんが、sora が知る限りでは、唯一かと。
なんでそんなことが起きたかと言いますと、雪組公演『風と共に去りぬ~スカーレット編~』で、トップスター一路真輝がスカーレットを演じたわけですが、なんと新人公演では娘役のはなちゃんがスカーレットで主演を張ったのです。
本来は男役のスターさんに振られるはずの主演が、いくらスカーレットだったとはいえ、、、まさかの娘役主演。
ま、はなちゃんはとにかく下級生時代からすべてにおいて「特別」な存在でしたから異論はなかったですが、これ、まさに伝説です。(笑)
関係ないけど、式典と言えばもうひとつ思い出す話があって。
宝塚を好きになるきっかけとなったウタコさん(剣幸)が、月組の2番手だったウ70周年(高汐巴、大地真央、麻実れい、峰さを理)の記念式典のときに話していた話。
60期生として入団したウタコさんと同期のなーちゃん(大浦みずき)。
研1だった60周年のときには大階段のてっぺんに並んでいたのに、10年経った70周年では、ずいぶん下まで降りてきて「出世したね~(笑)」と語り合ったのだとか。
10年ごとにこの話を思い出しながら、後に続く生徒さんたちの姿を眺めています。(笑)
タカスペでの神7スペシャルコーナー
ま、トークコーナーでもいいけど、、、なんかやってほしい。
7人のコントとか!?(笑)
いや、7人総出でまじめに何かの場面を再現とかもいいな。
あ!
文化祭の再現なんて良くないですか?(誰に聞いている? … 笑)
なんか、カフェに強盗が入ってくるやつね。
こっちゃんと、ひーろー(ひろ香祐)がそれぞれに主演していましたが、なんかいま皆であれを演じたら、ものすっごいハイレベルな文化祭。(笑)
運動会で神7率いる花月雪星宙専のガチ対決!
入場セレモニー(もはや仮装行列にしか見えない件)とかも、それぞれの個性が爆発しそうですよね。
星組の、なおちゃんなき後の盛り上げ隊長は、、、ぴーちゃん(天華えま)よろしく!
こっちゃん(礼真琴)が変な方向に向かわないように(笑)なこちゃん(舞空瞳)、ありちゃん(暁千星)にもしっかり支えていただきつつ、、、
れいこちゃん(月城かなと)とかの弾ける姿も見てみたい~~♡
運動会、一度も見に行ったことがないので、もし実現するならチケット争奪戦に参戦してみようかな。
95期の神7フォトブック
これ、良くないですか?
この時代に95期という化け物集団(いや、もちろん褒めてる!!)がいて、同じ時代をリアルタイムに過ごすことができた記念に。
本人たちにも思い出になると思いますが、ファンにとってもこの上ない思い出。
こんなスター集団、なかなか現れないと思いますし。
ゴールデンデイズの記念にぜひ。
劇団企画の方、お願い。
スカステ特番、神7の座談会
もうね、なんでもあり。(笑)
でもさ、こういうのっていしちゃん(轟悠)、まみちゃん(真琴つばさ)、のるさん(稔幸)、たもちゃん(愛華みれ)も現役時代にやってましたよね。
卒業後もありましたけど、、、
7人も集まると個性が丸見えになりそうで、興味深い。
もう、なにやっても楽しみでしかない!
そして、、、全員がトップを経験して欲しい
組のトップは無理だろうけれど、専科異動組のなおちゃんやマイティにも、やはり全ツで組を率いてセンターに立ってほしいですね。
そして、少し小さめでもいいから、センターでいちばん大きな羽根を背負って皆に迎えられる経験をしてほしいです。
これだけは、心から「夢で終わりませんように・・・」と願っています!!!
まとめ
人事は水もの。
運やタイミングもあります。
いろいろ好き勝手な妄想を書きましたが、夢見るのも妄想するのも自由、ってことでご容赦ください。(笑)
さきちゃんファンのみなさま、キキちゃんファンのみなさま、、、
大変失礼いたしました m(_ _)m
みんな大好きですっ♡


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