宝塚歌劇団の公式ホームページのニュースに、またしても文春砲に関する抗議文が掲載されました。
純粋に宝塚を楽しみたいファンとしては、なんとも形容しがたい虚しさを感じます。
公式に発表された文章は以下の通り。
宝塚歌劇団に関する一部報道について
2023.02.01本日、週刊文春電子版にて、宝塚歌劇団員に関する一部報道がございました。
ご心配をおかけしておりますファンの皆様ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。弊団は、当該報道の内容が全くの事実無根であることを当事者全員から確認しており、当該週刊誌に対しても、これまで同様、事前に送られてきた質問状へその旨を回答したうえで、事実と異なる記事掲載を止めるよう強く要望してまいりました。それにもかかわらず、今回もまた「関係者の証言」等と称し、事実に反する内容をあたかも真実であるかのように報道され、当事者および関係者が多大な精神的苦痛を被っており、上記のような報道姿勢を繰り返す当該週刊誌に対し、訂正記事の掲出を求めるなど、改めて強く抗議いたします。
ファンの皆様ならびに関係者の皆様には、上記状況をご理解いただき、今後とも温かくお見守り下さいますよう、お願い申し上げます。
2023年2月1日
年末の演出家パワハラ問題を発端に、ゆりかちゃん（真風涼帆）とまどかちゃん（星風まどか）のパワハラ問題、そして今回はじゅりちゃん（天彩峰里）。
さてはて、いつまで宝塚ネタが続くんですかね、文春さん。
今回は、記事をちゃんと読んでみた
前回のゆりかちゃんとまどかちゃんの文春砲は、さわりだけでもあまりにもアホらしすぎて読む気にもなりませんでしたが、実は、今回はめずらしくちゃんと記事を読んでみました。
こうも宝塚をネタにできるって、どんなこと書いてんの？と、違った意味で興味が湧いてきたもので。
劇団の内部関係者って誰よ？
宙組が学級崩壊しているとか、生徒同士の喧嘩がたえないとか、衣装が破かれるとか、、、なんか昭和な香り。（笑）
で、劇団の「内部関係者」って誰よ！？www
こういう話って、昔からずっとありますよね。
何が起こっているのか、事実は本人たちにしかわからないことだし、ファンとしては、申し訳ないが基本「宝塚歌劇の舞台が観たい！」ということだけが真実なので、今さら記事にして騒ぐことですか？と。
宙組さん、狙われちゃってお気の毒。
ものすご～く昔の話、研2でカリスマトップ大地真央の相手役に抜擢されたしょーこちゃん（黒木瞳）なんて、壮絶ないじめがあったという山のような逸話がありますね。
あの天海祐希、ゆりちゃんとて同様に「いじめ」に関する噂話は絶えませんでした。
前にも書いたと思いますが、80人もの個性豊かな人間が毎日一緒に過ごしていれば、そりゃ、しょっちゅう喧嘩もするし、「あのひと嫌い！」「この人とは合わない！」なんて当たり前にありますよね。
役が付く付かないで、様々な感情が絡み合うことだって当たり前にあることだと思います。
いじめとかパワハラとか、それを容認することは絶対ダメ！ですが、少なくとも、我々は純粋に宝塚歌劇を楽しみたい！それだけなので、文春砲で多くの生徒さんたちの心を動揺させるのは辞めてほしいですね。
今回の餌食は天彩峰里ちゃん
もしも書かれていることが仮に事実だとしたら、これ、いじめレベルじゃないですよね？
もはや「傷害」のレベルの話かと。
ま、文春砲さん「盛り盛り、ありがとう」な感じでまったく信ぴょう性を感じないのですが。（笑）
「シャーロック・ホームズ―The Game Is Afoot！―」の新人公演で、じゅりちゃん（天彩峰里）のメアリー役を演じた後輩の「Aさん」が被害者と書かれていますが、
「舞台での前髪の作り方を教えてあげる」
高温のヘアアイロンを「Aさん」の額に押し付けた？？？？？
あまりにも度を超えた内容の記事に、不謹慎かもしれませんが「しらけた」というのが本音です。
その後、ショックで『プロミセス、プロミセス』を全日休演。
たしかに、休演はしていましたが、、、
で、結局「宙組生徒関係者」って誰よ！？（笑）
芹香斗亜に火の粉がふりかかる
じゅりちゃんだけに留まらず、キキちゃん（芹香斗亜）にも火の粉は降りかかります。
キキちゃんがじゅりちゃんに対して「ドン引き」して、言葉による攻撃や、リフト拒否があったとか。
いやぁ～、キキちゃんがどうとか、じゅりちゃんがどうとかよりも、そんなことを語ったとされる「前出・宙組生徒関係者」のほうに興味がありますわ。（笑）
キキちゃんとじゅりちゃんが目を合わせないとか、仲がよろしくないみたいだとか、それなりの噂話は耳にしますが、そりゃ、いろいろありますって！！！
念願のトップ就任が目前に迫りくる中で、ほんとうにお気の毒。
文春のこんなわけのわからん記事のおかげで、ゆりかちゃんの卒業の惜別や、キキちゃんのトップ就任の祝賀気分を汚されたくないですよね。
劇団は事実無根と声明を発表
劇団はホームページ上で「事実無根」の声明を出していますし、記事の中でも文春からの問い合わせに対し、そのように回答したことが記載されていました。
が、しかし。
ここまでくると、それが事実であるか否かよりも、世を騒がせてしまったという（感じなくてもよいはずの）責任を感じて宙組の組長は退団を決心したのかな？と勘ぐりたくもなります。
宙組・寿つかさ組長の退団
先日、宙組の次回公演退団者の発表があり、宝塚ファンをざわつかせ、特に驚かされたのがすっしー（寿つかさ）組長の退団だったと思います。
即座に「文春砲」の影響を言及するファンの声が広がっていましたが、「そうじゃない」と信じたい自分もいました。
でも、今回ふたたび「文春砲」として宙組生の名が世に出てしまったことを考えると、正直、無関係ではないのではないかな…と思ってしまいました。
すっしーは、宙組発足時からずっと宙組とともに歩んできた本当に貴重な存在。
大好きだったあの時代も、ちょっと興味を持てなかったあの時代も、そして真風涼帆率いる今の時代も、ずっとそこにはすっしーがいました。
宙組ファンから遠のいた今でも、すっしーがいることでどこか「懐かしさ」を感じられて安心できた宙組。
こんな後味の悪い卒業のタイミングというのが、いまいち受け止められずにいます。。。
かつて宙組では、初代の組長がいわくつきの退団をした過去があるだけに、ちょっとあの時がリフレインしました。＞＜
普通に考えて、トップスター卒業公演での、組長同時退団は「異例」であることを否定はできません。
トップスターを送り出すために、やらなければいけないことがたくさんあるし。
記事の内容は話半分、まったく相手にしていませんが、宙組がこうした「騒ぎ」の舞台になってしまったことが影響しているのではないですかね。
だとしたら、残念極まりないです。。。
抗議はすれど、提訴はしないのね・・・
こういう「事実無根！」の記事が出たとき、芸能人だと特に、所属事務所が文春側を相手に名誉棄損で提訴するっていうケースが多くありますよね。
今回の天彩峰里ちゃんの記事は、「高温のヘアアイロンを押しつけ続けた」なんていう、一歩間違えば傷害事件レベルのことが書かれています。
これが事実無根であるならば、明らかに「名誉棄損」ですし、こんなことを書かれた本人の心の傷を考えれば、劇団ももっと毅然としたアクションを起こしてほしいな、と思います。
訴訟を抱えることは、劇団にとって決して望ましいことであるとは思いませんが、やはり生徒たちを守ってあげられるのは劇団。
生徒個人では太刀打ちできなのですから…
まとめ
この先も、こうして文春砲と宝塚との戦いは続いていくのでしょうか。
いち宝塚ファンとしては、「おもしろい読みものでした～」と笑い飛ばせばいいはなしですが、名指しで、しかも写真付きでデカデカと記事にされてしまった生徒さん本人にとっては、一生の心の傷になってしまいます。
ファンとしてできることは、舞台を見て、幸せをいっぱい受け取って、生徒さんに「ありがとう」の笑顔を送ることくらいですが、、、
精いっぱい宝塚歌劇を愛し続けます♡
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