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この症状は受診すべき?新型コロナ感染症の症状がでたらチェックすること

新型コロナ

新型コロナ感染症の陽性者が急激に増加していることから、保健所をはじめ、クリニック、病院、PCR検査センター等ひっ迫した状態が続き、深刻さが増しています。

そんな中、コロナが疑われる症状が出ていても、保健所や医療機関に電話がつながらない、やっと繋がってもすぐに検査ができない、或いは予約がいっぱいで断られるといったケースが恒常化しつつあるようです。

発熱外来もさることながら、救急車すらすぐには駆けつけられないという状況であることが日々のニュースで報じられています。

そこで、新型コロナを罹患した場合にどのような症状が出たら危険なのか、どの段階で救急を要請する必要があるのかを調べてみました。

こんな症状がでたら要注意!

私の知人にも、高熱が出て不安を抱える中で複数の医療機関に断られ、7~8件目でようやく受診して検査を受けることができた、という事例がありました。

その知人は幸いにして、重症化することなく自宅療養を続け回復することができましたが、コロナの症状は急激に悪化するケースもあり、自宅での療養も不安だったと思います。

東京都が示す救急要請の目安

東京都福祉保健局では、自宅での療養中に以下のような症状がひとつでも該当する場合は、すぐに救急車を要請するよう発信しています。

表情・外見

  1. 顔色が明らかに悪い
  2. 唇が紫色になっている
  3. いつもと違う、様子がおかしい

息苦しさ等

  1. 息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
  2. 急に息苦しくなった
  3. 日常生活の中で少し動くと息があがる
  4. 胸の痛みがある
  5. 横になれない、座らないと息ができない
  6. 肩で息をしている・ゼーゼーしている

意識障害等

  1. ぼんやりしている(反応が弱い)
  2. もうろうとしている(返事がない)
  3. パルスオキシメーターの数値(SpO2) が 90以下

こんな症状があれば相談(受診)を

同じく東京都保健局では、自宅療養中に以下のような相談、受診の目安を公表していますので参考にして下さい。

A. ひとつでも該当する場合、今すぐに相談・受診を

  1. 自宅内の生活動作(自宅内移動、食事、トイレ、着替えなど)がつらい
  2. 咳がひどい、又は痰が多い、又は発熱が続いている
  3. 経験したことのないひどい全身倦怠感がある
  4. パルスオキシメーターの数値(SpO2) が 93以下

B. ひとつでも該当する場合、相談・受診を

  1. 息切れがある
  2. 全身倦怠感がある
  3. パルスオキシメーターの数値(SpO2) が 94~95

C. 症状が悪化している場合、相談・受診を

  1. 発熱・咳・感冒様症状は軽い
  2. 咳のみで息切れはない
  3. 味覚障害がある、または鼻が詰まっていないのに嗅覚障害がある
  4. 軽い倦怠感がある
  5. パルスオキシメーターの数値(SpO2)が 96 以上

当てはまる症状が複数に渡っている場合は、優先順位 A → B → C で考えてください。

たとえば、C-⑤ パルスオキシメーターの数値(SpO2)が 96 以上だが、A-① 咳がひどい、又は痰が多い、又は発熱が続いている、という場合。

この場合は「すぐに相談・受診」をしましょう。

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無症状の場合はステイホームで様子見を

冒頭でも書いた通り、現在、保健所や病院の業務がひっ迫していて、本当に必要であると思われる患者さんが、すぐに診てもらえない状況にあるといいます。

すでに各方面からは「念のため」のPCR検査を控えて欲しいとの声も上がっていますね。

念のためにPCR検査を受けている人たちとて、個々にいろいろな事情を抱えている人もいるとは思うので、一概にそれをやめるよう求めるのもいかがなものかとは思います。

ただ、現実問題として、重い症状が出ていてもすぐに検査や診察を受けることができず苦しんでいる方々や、コロナ最前線で寝る間もなく対応に当たってくださっているエッセンシャルワーカーの方々を思えば、ごく当たり前の要望であるとも思います。

厚生労働省が示す受診(相談)の目安

受診したくても受診できない状況が続く中で、これまでのように行政の指示に従って動く状況から、私たち一人ひとりが考え、判断して動く必要が出てきています。

厚生労働省では、すぐに受診(相談)したほうが良い症状の目安として、以下の3項目をあげています。

厚生労働省が示す受診のめやす

  1. 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
  2. 高齢者や基礎疾患等重症化リスクがあり発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
  3. 発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が4日以上続く場合

当然ながら、発熱の程度や症状の強さ等には大きな個人差があります。

もともと平熱が低い人と普段から37℃近くある人とでは、おのずと「高熱」の基準が異なってきますよね。

ただし、注意が必要なのは妊婦さんです。

妊娠中の人が感染した場合でも、ほとんどの場合は妊娠していない女性と同じような症状経過をたどるとのことですが、妊娠後期に新型コロナに感染した場合、稀に早産になるというケースが報告されているようです。

そのため、厚生労働省は妊婦さんも「重症化しやすい方」の括りとして考え、早めに相談(受診)するよう情報発信しています。

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子どものコロナ感染症

周囲にコロナ陽性者が出ていて、症状は出ていないが心配になって自宅でキットを使って抗原検査を実施してみたら、あるいは宅配PCR検査を受けてみたら陽性が出てしまったという方も多いと思います。

しかしながら、医療機関や保健所の業務がひっ迫している今は、特に症状がなかったり、軽い症状であったりする場合にはすぐに受診するのではなく、自宅でできうる範囲の感染対策をして様子を見てほしいと、多くの医師や専門家が発信しています。

小児科では、無症状でも「心配だから検査してほしい」と、外来に患者さんが溢れている状況であると、何人かの小児科医が語っているのをニュースで耳にしました。

鹿児島大学大学院・西順一郎教授(MSN NEWSより引用)

「何でも検査をしてほしいということで外来に押し寄せている状況。症状によって受診をしていただきたい。重症な子どもが見逃されることがないように、症状が軽かったり、無症状で検査をすることがないようにしてほしい」

こどもの感染症については、コロナだけでなく様々なものが「常に」といっていいほど流行を繰り返しているので、コロナかどうかの判断も難しいところ。

とはいえ、なんでもかんでも「検査してほしい!」というのは、本当に必要な子どもの医療に影響を及ぼしてしまいます。

無症状である場合は、むやみに心配して検査を急がず、少し様子を見る必要があるのではないでしょうか。

ただし、子どものコロナ感染は増加を続けています。

体調に変化がある場合は、「ちょっと熱はあるけど元気だし」と思わず適切に受診するようにしましょう。

コロナ感染、子どもに起こる症状とは

2021年に流行したデルタ株と比較すると、2022年に主流となっているオミクロン株の方が重症化のリスクは下がっているといわれています。

子どもの感染についても、そのほとんどが軽症か無症状で、発症したときに見られる症状としては発熱、咳、息切れ、下痢程度、おおよそ発症後1~2週間以内に改善することが多いと言われています。

しかしながらその一方で、感染者の低年齢化が進み、乳幼児の感染者数も増加傾向にあります。

症状としては、高熱や咳、のどの痛みを訴える例が多く報告されているようです。

そして、これまでのような無症状や軽症にとどまらず、ここのところ中等症や重症化する症例も増えてきているといいます。

特に「熱性けいれん」の発生数が増加しているとのこと。

私の知人のお子さん(2歳未満)も高熱を出して受診し、コロナ陽性と判明したのち、2度の熱性けいれんを起こしました。

熱性けいれんは長く続くと大変危険なので、すぐに救急車を呼ぶか、かかりつけ医師の診察を受ける必要があります。

世界各国の症例からは、2歳未満や基礎疾患がある子どもについて重症化のリスクがあるということもわかってきているようです。(参照:日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会

小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は、お子さんの体調変化を見逃さないよう、様子がおかしい場合はすぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

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まとめ

新型コロナとの闘いも3年目。

しかも、いつまで経っても終息へと向かっている気配は感じられず … また新たなオミクロン株の変異種「BA.2.75(通称:ケンタウルス)」が発見されましたね。

今回このテーマの記事をまとめながら、もし自分に新型コロナと疑わしい症状が出たり、気になる環境に置かれた際に「どうするかな?」と考えました。

個人的には、症状がそれほど出ていない(気にならない)、或いは無症状である場合は、いったん自宅で様子を見るのが良いのではないかな、と思います。

ただ、そうしてくても、そうできない環境にある人も世の中には大勢いらっしゃるのではないかと、日々のニュースを見ながら感じているのもまた、事実です。

とにかく、感染しないことがいちばん!

一人ひとりが感染症対策をしっかり継続し、それぞれの生活環境のなかで、互いに協力できることは積極的に協力していけるといいですね。