久し振りに月組さんを観劇してきました。
2階席だったので全体を見渡しながらまったりと、そしてお芝居もショーも予備知識ゼロの状態での観劇でしたが、いや~良かったです♡
ひいきの星組以外を観劇するときは、正直、真ん中数人しか役柄と生徒さんが一致しておらず、「想像」とか「たぶんあのコ?」とかで楽しんでいるわけですが、、、
公演が素晴らしかったので、「あの場面のあのコ、誰?」を無性に知りたい!!と思い、終演後にプログラムを買ってしまいました。(笑)
そして、スルーしようと思っていた千秋楽の配信、やっぱり観ます。www
明日は、プログラムでしっかり予習してから楽しみたいと思います!
鳳月杏はトップになれるのか?
観劇した全体的な感想は、また千秋楽の配信を観てからにするとして、きょうの観劇で月組の上級生2番手、鳳月杏について思ったことを書いてみようと思います。

ここ最近は星組や花組が祭り続きでしたが、久しぶりに月組公演を生で観劇して、ところで、月組のちなっちゃん(鳳月杏)ってどうなるの?と。
前回の記事でも少し触れましたが、トプスター月城かなとよりも3期上級生のちなっちゃんの去就はいかに。

これまでも「どうなるんだろう?」という心配や、ここ数年いろんな憶測が飛び交ていましたが、、、
マイティ(水美舞斗)やなおちゃん(瀬央ゆりあ)の専科異動、星組トップスター礼真琴の休養といった発表の威力が大きすぎて、ちょっと忘れてました。(笑)
トップの輝きを放てるスター
間違いなく、鳳月杏は「トップスター」としての輝きを放てる人だと思います。
キラキラしたタイプではありませんが、なぜか惹きつけられてしまう色気と、応援したくなる魅力が駄々洩れ。
生の舞台をみると、ほんとーにヤバいです。(笑)
その一方で感じるのは、どこか控えめ。
普段のちなっちゃんはよく知りませんが、少なくとも舞台から受ける印象は「欲がないのかな?」と。
オラオラしながらも、支える役目に徹している印象を受けます。
もったいないですよね~。
鳳月杏は、センターに立って大羽根背負っても十分すぎる光を放てる人だし、その日が来ることを心から願います。
月組人事の失策
思い返せば、あさこちゃん(瀬奈じゅん)の異動あたりから、月組の人事はずっと迷走してますよね。
ゆうひちゃん(大空祐飛)の扱い、まさ・みり(龍真咲・明日海りお)の扱い、みやちゃん(美弥るりか)やかちゃ(凪七瑠海)の扱い、たまきち(珠城りょう)の扱い、、、
良いことも悪いことも、月組はぐちゃぐちゃしているイメージ。
なぜ珠城りょうだったのか
今さらですが、これってずっと言われてましたよね。
たまきちが下級生で抜擢を受けた当初から、9年目で早期トップに就任したときにも、とにかく「???」が多い抜擢でした。
スポンサー問題なのか、もっと複雑な大人の事情なのか、真実はわかりませんが、正直、早期にトップにさせるだけの圧倒的スター性も、実力も、なかった彼女が、、、なぜ。
トップ就任当初には「天海祐希に次ぐ早期トップ」とマスコミに取り上げられたのも、かなり違和感がありました。
この謎のたまきち推し人事が、月組の混乱を大きくしたと個人的には今でも思っています。
たまきちシフトの割を食って花組に放出されたのがちなっちゃん。
うまくエスケープさせてもらえたとの意見もありましたが、結局は下級生トップを支えるために中途半端なポジションで出戻ることになり、、、
この時にはすでに95期シフトが進行中、れいこちゃん(月城かなと)が2番手として鎮座しそのままトップへ。
劇団としては何らかの大人の事情でたまきちをトップにする必要があったのでしょう。
それは状況から言って容易に想像がつきますが、あんなに急いだ意味がいまだに謎です。
92期のちなっちゃんを花組へ出さず、ちゃんと月組で育成していれば、みやちゃんの異動→2番手退団という残念な結果も変わっていたかも知れないし、ちなっちゃんにももっと早くチャンスが巡っていたかも知れません。
たまきちファンにはほんとーーーに申し訳ないのですが、下級生時代からおせおせで早期トップになって、結果的に5年も在任したというのが、近年まれにみる「?????」なんです。(苦笑)
大空祐飛と鳳月杏の共通点
sora は個人的に、今のちなっちゃんと、ゆうひちゃん(大空祐飛)がオーバーラップします。
95期ファンとしては、れいこちゃんの任期が短くなるのは困る・・・という矛盾を抱えながらも(苦笑)、ちなっちゃんにはトップになってほしいなと思っています。
ゆうひちゃんは結果的に「ファンの声」によってトップを引き寄せたスターさんだったと思いますが、ちなっちゃんにもそんな魅力を感じます。
ただ、92期の同期生、ゆりかちゃん(真風涼帆)が約5年半の長期在任を終えて卒業していこうとしている中で、3期違いの下級生トップの2番手を務めている現状、、、
すでにこの春、研18を迎えています。
かつての遅咲きトップゆうひちゃん、みっちゃん(北翔海莉)がともに研18での就任でしたが、年内のれいこちゃんの卒業がないことは確定なので、どれだけ早くても最短で研19。
記録更新はあるのでしょうか。。。
組替え・専科異動は?
水美舞斗、瀬央ゆりあを専科へ異動させたように、鳳月杏を専科へ異動させるということは考えられるのか?
ありちゃん(暁千星)を星組に排出した月組のいまの体制をみる限り、れいこちゃんのあとをスムーズに引き継げるのはどう見てもちなっちゃんただ一人。
しかも、圧倒的なオーラを放つ絶対的2番手です。
れいこちゃんの卒業を待って、短期でも異例の遅咲き昇格を果たすような希望もあるのではないかと思います。
もしちなっちゃんが専科異動となるとしたら、誰かを連れてくる必要がありますが、、、110周年のイベント目白押しでドタバタする中で、あるのかな??
2番手羽根背負っていたマイティ(水美舞斗)も専科へ異動になったくらいなので、ちなっちゃんとて可能性がないわけではないですが、、、この際、研20でもトップになったらいい!!
前例は「作るもの」なんだからっ!!
ちなっちゃん、応援したくなるスターさんです。
まとめ
宝塚の人事は謎が多い。
そして入団のタイミングがほんとうに人生を左右してしまう。
誰と同期になるのか、どの組に配属され、どんなスターさんの下に配置されるのか、、、
スターぞろいの期の前後はやっぱりチャンスが減ってお気の毒。
難しいですね。
でも、埋もれてしまいそうだった逸材がファンに見出され、支持され、劇団が動いてトップスターまで駆け上ったケースもあるわけで、、、
ちなっちゃんの宝塚生活が、めでたし、めでたし、となることを願うばかりです。






