花組『二人だけの戦場』が本日、千秋楽を迎えましたね。
生観劇ではなく配信での観劇のみでしたが、素晴らしい作品に仕上がっていて、29年前の思い出が蘇りました。

そんななか、29年前の初演でシンクレアを演じた一路真輝さんが、当時出演していた下級生、安蘭けいさんと一緒に東京建物 Brillia HALLでの公演を観劇されたようです。
名作は色褪せない
今回、花組での再演が決まり、当時の上級生や下級生など共演していた方々から連絡があったそうで。
みんなで観劇は叶わなかったものの、この日、とうこちゃん(安蘭けい)と一緒に観劇が実現したようです。
29年前に主演したいっちゃん(一路真輝)も・・・
正塚晴彦先生の作品!
やっぱり名作でした。
凄い作品を書いて下さったんだなと、
カラダの中から溢れる喜びを感じた瞬間でした。
一路真輝オフィシャルブログより
29年の時を経て、花組さんが作り上げた “令和の『二人だけの戦場』” は、初演を「名作」に作り上げたいっちゃんにも、感じることが沢山あったことでしょうね。
柚香光・・・絶賛。
たしかにれいちゃん(柚香光)の演じるシンクレアは秀逸でした!
sora さんもグイグイ惹き込まれてしまい、危うく、大好きな礼真琴、そして美しすぎてクラクラさせられっぱなしの月城かなとに続いて、95期の甘い罠に落とされそうでございました。(笑)
なんとか沼にハマるのは踏みとどまってはいる。www
いっちゃんもれいちゃんのシンクレアには感銘を受けたようですね。
短い感想でしたが、れいちゃんシンクレアへの最大限のリスペクトを感じました。
柚香光さんのシンクレア!
若くて真っ直ぐで繊細な青年将校でした。
まさしく、正塚先生の描きたかったシンクレアだと。
一路真輝オフィシャルブログより
初演のシンクレアから「正塚先生の描きたかったシンクレア」と称されることは、れいちゃんにとって最大限の賛辞ですよね。
いっちゃんとて、初演の際には正塚先生の思いを受け止めながら、この作品の持つ世界観やメッセージをシンクレアに吹き込んで演じていたと思うんですよね。
めいっぱい、作品の中でシンクレアを生きたいっちゃんがこう語るのって、逆にいっちゃんを尊敬しちゃいました。
同じ「役者」として演者へのへのリスペクトってこういうことだな、って。
すごかった、感動した、上手かった、などはよく聞きますが、自分もかつて全力で演じたはずのその同じ役(人物)に対し「これが演出家が描きたかった姿」と賛辞を贈るのって、、、
なんていうか、、、言葉で伝えるのが難しいのですが、、、
とにかくひとりの役者・柚香光へのリスペクトだな、と。
何が言いたいか伝わっていると良いのですが、、、(苦笑)
もっとダンスが見たかった … by いちろ
たしかに、今回の再演は演出も、歌も、ダンスの振り付けも初演当時からほぼ変わっていません。
sora さんも配信を観たら懐かしくなっちゃって、29年前の雪組公演を見直したのですが、、、あまりにも「あの時のまま」で驚きました。(笑)
花組公演は配信で1回見ただけだったので、記憶違いもあるかな~?なんて思っていましたが、初演のキャストがおっしゃっています。
今回、当時の振り付けもほとんどそのまま!
一路真輝オフィシャルブログより
ですよね、やっぱり。
いっちゃん曰く、もっとれいちゃんのダンスが見たかったと。
初演の主演さんはダンサーじゃなかったしねぇ・・・なんて失礼ながらニヤニヤしながら読んでいたら、ご本人もよくご存じのようで、、、
「私の時のまんまだから、振り少なかったね!」
いっちゃんは自虐ネタ?でとうこちゃんに語り掛けたようです。(笑)
かわいいな、いっちゃん。www
そしてとうこちゃんの、その語り掛けへの返しが素晴らしい。
「今のトップさんは踊りまくってるから、少ない動きの中で表現する良い経験になってますよ!」
さすがでございます。
確かに。
それは一理あるかもね。
でも、、、お二人のその会話、、、傷のなめ合いに聞こえなくもない。(笑)
いや、いろんなスターさんがいてこその宝塚だよねっ♡
いっちゃん、とうこちゃん、あなた方のステージは素晴らしかった!!
まとめ
つい先日も、元星組の三男坊、ゆりかちゃん(真風涼帆)の卒業公演を、長男ちえちゃん(柚希礼音)、次男さゆみちゃん(紅ゆずる)が観劇して、愛情たっぷりのコメントをSNSで発信されていましたね。
お二人はこっちゃん(礼真琴)の舞台もほんとうにマメに観劇してくれています。
こうして卒業生たちが現役さんたちの舞台を頻繁に観劇、愛情たっぷりなコメントを発信してくれるのが嬉しいでですよね~。
その関係性に温かい気持ちにさせたもらえたり、作品や役作りなんかに対するファンとしての視点とはまた違った視点を知ることができたり。
だから、ついつい観劇報告をサーチしてしまう今日この頃であります。。。
