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レジャー・グルメ

異物混入? マクドナルドで驚いた!嘘のようなホントの話 謎の赤い物体

大阪の「ミスタードーナツ」で、ドーナツやパイにアルミ片が混入した可能性があるとして自主回収するというニュースが流れました。

報道によると、来店客が店内で「ポン・デ・ストロベリー」食べたところ異物混入に気づき、店員さんに申し出たようで、製造元が調査したところ、ドーナツを作る工程で卵を割る機械の内部が削れ、その破片が混入した可能性があることが分かりました。

見つかったのは、長さ約5mm、幅約2mmのアルミ片。結構、混入物としてはそこそこの大きさですね。

でも、このニュースを読みながらふと、マクドナルドで体験した驚きの体験を思い出したので、今日はそのお話をしてみたいと思います。

えっ?何が入ってるの?はっ????

マクドナルド

そこそこ前の話になりますが、職場の近くにショッピングセンターがありまして、その中にマクドナルドが入っていたのです。徒歩3分で行けることから、よくランチに利用していました。

その日も、いつものようにお昼休みにマックへ行き、当時はまっていた「ダブルチーズバーガー」のセットをテイクアウトで注文、ポテトが冷めると美味しくないので、冷めないうちにと小走りで職場に戻りました。

なんだか違う・・・妙な違和感

その時のメニューはダブルチーズバーガー、フライドポテトM、ドリンクはコーラのM。

最近はマクドナルドに行かないのでわかりませんが、ドリンクはお願いすれば「氷なし」での対応してくれるからありがたいです、マクドナルドさん。

なので自宅へ持ち帰る時はいつも氷なしにするのですが、このときは暑い日だったし職場だったので氷入り。

職場の同僚と一緒におしゃべりしながらランチタイムは進むわけですが、ドリンクを飲みながらなんか違和感を感じていました。

みなさん、マックのソフトドリンクに入っている氷、ご存知ですよね?

そう、小さくて、ストロー動かすとジャラジャラ音がするやつです。

マクドナルド ドリンク

でもね、その時のコーラはな~んかちょっと違った手触りで、ストローを動かしてもジャラジャラ音もしないのですよ。

ドリンクって半透明のフタがついてるじゃないですか?中が見えないから最初は「ん?なんかいつもと違う?」と思いつつも、おしゃべりに夢中で深掘りせず。

でも、飲み始めるとやっぱり気になり、ふたを開けてみました。

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マクドナルドって親切!… の勘違い

確かに、中にはいつものジャラジャラした氷が入っていない。なぜだ!?

でも、ストローにはカップの下の方で何かが触っているのは感じたので、「マックって、いつの間にこんなに親切になったの!?氷が溶けて飲み物がうすくならないように、凍らして繰り返し使えるやつに変わったんだ!?」と、気にも留めず。

いや、むしろ感謝すら感じながらフタを閉め、何もないままおしゃべりに花を咲かせながらランチタイムは進んでいきました。

そして、いよいよコーラも残り少なくなってきて、最後の一滴までストローでズルズルズル~っと飲み干した私は、ごみを捨てる前に「繰り返し使える氷」を大切に取り出さねば!と、同僚たちに「すごいよね~マクドナルドってさ~エコだよね~」なんて語りかけながら、ドリンクカップのフタをふたたびオープン。

「はっっっっ~~~~~~!?」

うそでしょ、これ、なに!?

カップを開けた瞬間、思わず叫びましたよ、私は。

カップの中にあったのは、直径5cmはあろうかという、ちょっと三角すいっぽい赤いへんな物体だったのです。

同僚たちとその物体をマジマジと眺めて議論を交わした結果、、、それは「ドリンクマシーンの注ぎ口」ではないかということになり、唖然。

こんなことあります!?(笑)

いや、すぐに気づかなかった私も私なんですけど、ちょっと大胆過ぎる「異物混入」に、想定外すぎて同僚たちとみんなで大爆笑でした!

私って親切すぎるのか!?

そしてふと我に返って考えた私は考えた。

「ここにマシンの注ぎ口があるってことは … お店、困ってるんじゃないの?」

そうなったらいてもたってもいられない性格ゆえ、とっさに赤い「注ぎ口」を手に、残りわずかとなった休憩時間を顧みずふたたび徒歩3分、ダッシュで1分のマクドナルドへ向かいましたよ~。

幸い(?)カウンターには誰もお客さんがいなかったので、そのままダッシュでカウンターへ向かい「これ!お店の備品じゃないですか???」とアルバイトのおねーさんに声をかけると、おねーさんのお目々がまん丸、びっくり顔に。

そりゃそうでしょうね。(笑)

おねーさん「え~!!ありがとうございます、探してたんですぅ~!!!」

私「さっき買ったコーラの中に入っていました … 氷かと思って飲み干したら、カップの底から出てきました><」

おねーさん「申し訳ございませんでした!!!!!」

私「よかったです、出てきて。(笑)」

おねーさん「少々お待ちいただけますか?」

そして店長さんらしき男の人が登場して私に平謝り、とんでもない「異物混入」にもクレームひとつ言わずニコニコ顔で「もの」を届けに来た私に、彼は言いました。

「お詫びさせていただきたいので、少々お待ちください」

あ~いや~もうすぐお仕事始まっちゃうんでね、、、と思いつつ、言われるがままに少々その場で待っていると、数分後に店長さん再登場。

手には大きなマックの紙袋。

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もう、お腹いっぱいなんですが・・・

もうわかりますよね?そうです、いまいま食べたばかりのハンバーガーセット、しかも2セットもくださったんですよ。(笑)

しかもダブルマックバーガーセット。

マクドナルド ハンバーガー

「すみません、ありがとうございます~」なんて言いながら、笑顔で受け取った私は、これまたとびっきりの笑顔と会釈で見送って下さる店長さんとおねーさんを背中に感じながら、ダブルマックバーガーセットを両手に持って職場へダッシュですよ、とりあえずね。

そして、職場で待ち構えていた同僚たちの爆笑をかったのは言うまでもありません。。。

「なにをもらってきたの~???いま、食べたばっかじゃん!(笑)」

お仕事始まる時間だし、みんなも「いらな~い」って言うし(そりゃランチ食べたばっかりだからね)、仕方なくそのまま帰宅まで休憩室に保管して持ち帰り、ハンバーガーはいったん冷凍保存、冷めたポテトはオーブントースターで焼いて夜ごはんの付け合わせとしていただきました。

ドリンクは、、、氷が、、、こんどはちゃんとジャラジャラ入っていたために、見事に水っぽく薄まってしまい(笑)、結局、廃棄処分となってしまった次第です。

クレーマーにつかまらなくて良かったですね

ものすごい「異物混入」だと思いませんか!?

これ、のちに同僚たちとも思い出話としてよく話題にのぼっていたのですが、一歩間違えば大きなクレームに発展する事案ですよね。

マクドナルドさん、そして○○店の店長さん、アルバイトのおねーさん、私が相手で本当にラッキー!我ながら、心から「良かったですね」と思ってしまいます。(笑)

とはいえ、くれぐれも「異物混入」には気を付けていただきたいものです。

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世界のマクドナルド、おもしろ&おどろき体験

これまでに40か国を旅してきましたが、けっこう色々な国でマクドナルドにお世話になっている気がします。

レストランとかカフェとかに入るのがめんどくさかったり、観光にしっかり時間を取りたいので、食事はテイクアウトしてホテルで食べたり、ということをよくするので、だいたいどの国にも目に付くところにあるマクドナルドは旅の強い味方です。

ま、正直なところ、マクドナルドとバーガーキングが両方あったら、迷わずバーガーキングを選択する私ではありますが(笑)、いくつかの国で体験したり驚いたりしたことをご紹介しようと思います。

ところ変われば、いろいろ面白いことがあるものです。

イギリス-Can I have a coffee, please?

イギリス

イギリスに2年ほど暮らしていたことがありますが、当時もよくマクドナルドを利用していました。

それなりに生活も慣れたころ、ひとりでふらりとマックに立ち寄りコーヒーを注文して「with sugar and milk please」と、砂糖とミルクもくださいなとお願いしました。

いつものように愛想のない店員さんにちょっとハートブレイクしながら(笑)、トレイに乗って出てきたコーヒーを手に、お気に入りの2階席、通りの風景が見える席を陣取ります。

そして、砂糖とミルクを入れようとカップに手をやった瞬間、異変に気付いてしまったんですね~。

熱いはずのコーヒーが冷たい。

え、まさかのアイスコーヒー?

いや、日本と違ってこの国にアイスコーヒーの文化はないはず。はて???

ふたをあけたら、そこにはシュワシュワと泡を吹いている黒っぽい液体がはいっておりました。そうです、コーラだったのです!!

これ、いまだに謎なんですが、私の発音が悪かったのか、お店の人がテキトーで間違えたのか。だって、さすがにコーラに「砂糖とミルクをくださいな」と頼むヒト、いませんよね?(笑)

私の発音が悪くて「コーク」と間違えられたとしたら「コーラに砂糖とミルクを頼む変な日本人」と思いながらしら~っと砂糖とミルクを渡された、イコール「あ~ガイコクっぽい!」だし、単純にコーヒーとコーラと間違えて提供されたとしても、やっぱり「あ~ガイコクっぽい!」とか思っちゃった私でした。

トレーにのってたからすぐに気づかなかった…。

もちろん、ありがたくコーラをそのまま飲みました。(苦笑)

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英国伝統のアフターヌーンティーを楽しむ!その歴史とお勧めスポット

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ポーランドのマクドナルドはバクテリア回避!?

ポーランド

英語圏の国々から集まった旅行者と共にポーランドをバスで回った時の話。

その日はある観光施設でランチをとる予定になっていましたが、ツアーディレクターの指示でその施設のレストランをスルーしてバスに戻りました。

ディレクターの女性の英語での説明に耳を傾けてみると「まだ衛生面が整っていない施設なので、ここで食べるのはよろしくないのよ。おいしい食事を逃したなんて思う必要ないわ。バクテリアから逃れられたと思って安心してね!」ということらしいです。

それだけでも十分、私にとってはカルチャーショックでしたが、そのレストランの代替場所がなんと「マクドナルド」だったのです!

しかも、もっと驚くことに立ち寄ったマクドナルドには大型観光バスの駐車場が数台分用意されているではありませんか。高速のサービスエリアでもない街中のマックに、観光バスの駐車場って … すごいな。

ツアーでまさかマクドナルドがコースインするなんて驚きましたが、ツアーの中には「マクドナルドを食べるのは初めてだからワクワクする!」とニコニコ笑顔のおばあちゃんもいて、癒されましたね~。

お国変われば … という体験でした。

因みに、あれからずいぶんと年月が過ぎたので、今はきっとポーランドももっと豊かに衛生的になっていると思いますので誤解なきよう!

ポーランドには世界遺産になっているワルシャワの歴史地区、ジェラゾヴ・ヴォラのショパンの生家、世界遺産のヴィエリチカ岩塩坑、そして負の遺産オシフィエンチム「アウシュビッツ強制収容所」「ビルケナウ強制収容所」など、みどころが沢山あるので、みなさま、機会があればぜひ訪れてみて下さい!

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ルーマニアでマクドナルドは外資系高級レストラン?

ルーマニア

私がルーマニアを訪ねたのは、遥かむかし、もうかれこれ 25年近く前になります。

当時のルーマニアはソ連崩壊後の混乱期、ソ連から独立し、いわゆるルーマニア革命によって民主化を実現してからまだ10年もたっていないという状況でした。

そのため、まだ国は豊かさとは縁遠く、豊かな日本で不自由なく生活してきた私にとっては、カルチャーショックの大きかった国の中の5本の指に入るのではないかと思います。

良きにつけ悪しきにつけ、びっくりするような体験をいろいろしたルーマニアでしたが、この国の当時のマクドナルドもいやはやカルチャーショックはすさまじかったです。

首都ブカレストの街に1件だけ見つけたマクドナルド。

なかなかレストランで気軽に食事ができる雰囲気ではなかったため、一緒に旅をしていた友人と二人で藁をもすがる思いで「M」マークを目指し、吸い寄せられるようにマックへ。

まず、お店の前について驚いたのが、入り口わきにいかついガードマンが二人も立っていたことです。

イギリスや他の国々でも夜のパブやナイトクラブなどの入り口ではよく見かける光景ですが、真っ昼間のしかもマクドナルドの前にガードマン、という光景は私にとっては少々衝撃的でしたね。

「なんか入りづらいね~」なんて言いながら、恐る恐る店内へ入ってみると、そこはもはや「レストラン」でした。(笑)

机と椅子が並ぶイートスペースには、赤いスカートスーツを身にまとった案内係の女性、カウンターの向こうにも似たような制服を身にまとったスタッフの姿が。

マクドナルドのホールにスーツ、しかも真っ赤なタイトスカートのスーツを着た女性が案内係として勤務しているなんて、不思議でしたね~。

この頃のルーマニアの生活水準を考えると、おそらく革命から10年弱、ソ連時代にはあり得なかったアメリカの文化がようやく流入してきた頃で、マクドナルドは「エリート外資系」だったのかも知れませんね。

付け加えておくと、だいたいどの国のマックに入っても大抵は混雑していますが、このルーマニアのマックに入ったときには2人くらいしかお客さんがいませんでした。

やはりまだこの頃には、マクドナルドが一般市民にとって気軽に楽しめるお店ではないことを、物語っていたように思います。

ルーマニアはドラキュラの舞台になったことで有名です。

ドラキュラはシギショアらというローカルな町に実在したワラキア公をモデルに書かれたと言われています。

ちなみに彼は、捕らえた敵たちを串刺しにして、自らの城へ向かう道の両端に立てていたという逸話が残っており、そのことから通称・串刺し公と呼ばれていたようです。

彼の生家はいま、レストランとして活用されています。

他にも革命に倒れたチャウシスク元大統領が贅の限りを尽くして築き上げた(ある意味負の遺産かも知れませんが)国民の館は一見の価値ありです。絢爛豪華なピンク大理石をふんだんに使った内装は圧巻ですし、何よりもその巨大な建物にます、驚きます。

北欧のマクドナルドは世界一高い!!

フィンランド

北欧で気軽にマクドナルドに入ると、レストラン並みのお金を払うことになりますのでご注意ください。(笑)

これは何もマクドナルドに限ったことではなく、福祉大国である北欧諸国はもともと税金がとても高いので、必然的に物価も高くなるわけです。

イギリスでも、たとえば日本でいうところの(かつての)390円セットは700円くらいしていましたが、それが北欧ともなると更に高くなり、1200~1500円とか普通にしてしまいます。

今はもしかしたらもっと高かったりするのでしょうか?

ヨーロッパの人たちもいつも笑いながら「北欧のマクドナルドは世界一!値段が高い… 」と話していました。

マクドナルドは手軽ですが、決して安価ではない北欧を旅する際は、ご注意を!

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まとめ

海外を旅していると、本当にいたるところにマクドナルドが存在します。

ここのところの社会情勢によって、ロシアからマクドナルドが撤退したというニュースは記憶に新しいと思いますが、これはある意味とても大きなニュースだったと思います。

もちろん、多くの海外企業がロシアから撤退していますが、マクドナルドは「民間大使館」と呼ばれるくらい、どこの国に行っても人々が安心して立ち寄ることができる場所なのです。

ときには「異物混入」なんていう悩ましいことも起きますが、これからも世界の民間大使館として存在し続けてほしいですね。

久しぶりに、マックに行ってみようかな。