2022年もあと4日。
この年の瀬に、なんだか 宝塚歌劇団 周辺では騒がしい1日でしたね。
マイティ(水美舞斗)がまさかこのタイミングで専科へ異動とは想定外だったし、宝塚の売れっ子演出家がセクハラで追放…。
ま、後者については問題外!な話ですが、マイティの専科入りには思うところがあります。
水美舞斗の専科異動に思うこと
ついに、95期にも世代交代の波が来たのか、、、という感じですね。
スター軍団の95期から、次の世代へとシフトチェンジが本格的に始まった気がします。
星組ではなおちゃん(瀬央ゆりあ)の扱いに注目が集まっていましたが、まさかのマイティーに先に大波がやって来たという…ね。
でも sora は、この、2番手羽根背負わせたマイティの専科異動は、宝塚がまた新しい形を模索している前向きな予感しかしないんです。
つまり、かちゃ(凪七瑠海)が全国ツアーで主演を務めることにも関係があるのではないかと思うわけです。
スターさんがわんさか量産されているいま、マイティクラスの専科生に組の中堅どころをつけて全ツを回らせば、それなりにお客さんは入るし、トップスターの別箱作品にも幅が広がります。
今回の星組がそうであるように、こっちゃん(礼真琴)に演じさせたい「赤と黒」は、作品的に少人数なので小箱がベストであり、かちゃが全ツを率い、ぴーちゃん(天華えま)がワークショップと、きれいに収まっています。
つまり、トップスター制度は形を変えることなく、これまでトップ間近の2番手しか担えなかった全ツを専科スターが担えば、スターさんたちのチャンスも広がることになるし、ファンとしても夢が見られます。
席数が決まっているトップスターにはなれなくても、主演として全国を回ることは「宝塚の顔」であるわけで、新しいスター制度の在り方としてはナイス!!じゃないですか?
都合よく使われちゃう?という考え方もなきにしもあらずですが、生徒さんにとっても選択肢が広がって、悪い話じゃない気がします。
ま、これは sora の勝手な劇団構想ならぬ、妄想ですが。(笑)
来年はマイティがどこかで全ツを背負って回る気がしてならない…。
とはいえ、まずは花組公演でれいちゃん(柚香光)との95期コンビの見納め … そう思うとちょっと寂しいですね。
ニュース記事を見ていて「なるほど!」と思ったのですが、次回作のショーのタイトル副題『華麗なる香水』に柚香と水美が入ってる!
野口先生、やってくれるな。
ぶっちゃけ花組ファンではありませんが(これだけこっちゃん愛を語っていれば、皆さまご存知だと思いますが… 笑)、なんと花組公演の東京公演、チケットが当たりました!
しかも2列目。
星組は全滅続きで当たらないのに、花組はこれって、、、。
うん、でもありがたいことです!
れいちゃんとマイティ95期コンビの花組ラスト公演、堪能させていただこうと思います♡
原田諒、セクハラ問題 … 作品たちが泣いている
とんでもないことをしてくれましたね、原田先生。
こんなことで全国ニュースに載らないでほしいわ …。
素晴らし作品をたくさん送り出していただけに残念でなりません。
雪組の皆さんが心を込めて演じ切った大切な作品の思い出が、こんな形で人々の心に刻まれてしまうなんて悲し過ぎます。
何を考えているんでしょうね、この人は。
良い作品が沢山あるんですよね、、、これ以上語る気にもなりませんが、作品だけ振り返っておきますか。
この先、二度と見られないお蔵入り作品になるのかな。
大劇場作品
- 宙組『華やかなりし日々』(2012年)※大劇場デビュー作
- 宙組『白夜の誓い-グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』(2014)
- 花組『雪華抄』(2016)
- 星組『ベルリン、わが愛』(2017)
- 花組『MESSIAH-異聞・天草四郎-』(2018)
- 月組『ピガール狂騒曲』〜シェイクスピア原作「十二夜」より〜(2020)
- 雪組『蒼穹の昴』〜浅田次郎作「蒼穹の昴」より〜(2022)
バウホール作品
- 宙組『Je Chante(ジュ シャント)-終わりなき喝采-』(2010:凪七瑠海)※演出家デビュー作
- 雪組『ニジンスキー-奇跡の舞神-』(2011:早霧せいな)
- 宙組『ロバート・キャパ 魂の記録』(2012:凰稀かなめ)
- 雪組『春雷』~ゲーテ作「若きウェルテルの悩み」より~(2013:彩凪翔)
- 花組『ノクターン-遠い夏の日の記憶-』~ツルゲーネフ作「初恋」より~(2014:柚香光)
その他の劇場
- 星組『南太平洋』(2013:轟悠)※潤色・演出
- 宙組『ロバート・キャパ 魂の記録』(2014:凰稀かなめ)
- 雪組『アル・カポネ-スカーフェイスに秘められた真実-』(2015:望海風斗)
- 花組『For the people-リンカーン 自由を求めた男-』(2016:轟悠)
- 月組『瑠璃色の刻』(2017:美弥るりか)
- 星組『ドクトル・ジバゴ』〜ボリス・パステルナーク作「ドクトル・ジバゴ」より〜(2018:轟悠)
- 雪組『20世紀号に乗って』(2019:望海風斗)※潤色・演出
- 月組『チェ・ゲバラ』(2019:轟悠)
- 花組『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』(2021:柚香光)*潤色・演出
- 宙組『プロミセス、プロミセス』(2021:芹香斗亜)※翻訳・演出
まとめ
2022年の締めくくりに、なんだかモヤモヤするニュースが飛び込んできましたが …
何はともあれ、2023年も宝塚を、星組を、礼真琴を愛し続け、ヅカ・ライフを楽しみたいと思います!
あ、そういえば、全ツの主要な役が出ていましたね。
これはさすがに予想、はずさなかった。(笑)

その他の配役が出るのを楽しみに待ちましょう♡
『赤と黒』も気になります。。。
- 【宝塚】花組『うたかたの恋』宝塚歌劇での上演の歴史を振り返る
- 【花組】『うたかたの恋』ルドルフ皇太子とマリー 恋物語の真実を探る
- 【星組】『ディミトリ / JAGUAR BEAT』スカステ~突撃レポ
- 【星組】『ディミトリ / JAGUAR BEAT』スカステ~ナウオン
- 【星組】『ディミトリ / JAGUAR BEAT』大劇場千秋楽(配信)感想①
- 【星組】『ディミトリ / JAGUAR BEAT』大劇場千秋楽(配信)感想②