礼真琴の舞台を振り返るシリーズ第49回目は、『One Voice』を振り返ります。
この公演は、歌声をひとつに … というコンセプトで、構成・演出を岡田敬二先生が担当した作品です。
スカステで放送してくれたのはと～っても有難かったのですが、とにもかくにも著作権がクリアできずに放送されなかった曲が多いです。
これ、VOCAL が売りの公演なんですけどね…。（苦笑）
歌声をひとつに…『One Voice』
出演者
星組
美稀千種
北翔海莉
如月蓮
白妙なつ
大輝真琴
輝咲玲央
瀬稀ゆりと
紫月音寧
夏樹れい
空乃みゆ
漣レイラ
礼真琴
妃海風
瀬央ゆりあ
白鳥ゆりや
拓斗れい
彩葉玲央
澪乃桜季
真彩希帆
美都くらら
天希ほまれ
夕渚りょう
湊璃飛
蒼舞咲歩
桜里 まお
希沙薫
二條華
碧海さりお
専科
夏美よう
美城れん
第1部
なんと幕開きからいきなり差し替え音楽のみ。
みっちゃん（北翔海莉）こ中心にみんなで歌っていますが、何を歌ってるのやら？？
そして、ご挨拶のあとのみっちゃんメインの歌も、引き続き差し替え音楽のみ。
で、次こそは！と思ったら、ふうちゃん（妃海風）と専科さん2人（夏美よう、美城れん）の歌も差し替え音楽のみ。
なんとこの段階で、歌なし、変な差し替えインストゥルメンタルでほぼ10分が過ぎてます。（笑）
カンベンして欲しい。
声は聞こえませんが、画面に映るこっちゃん（礼真琴）、なんかいつもと顔の雰囲気が違いますね。
目元の化粧かな？
最初、違う人かと思いました。
お衣装はみんな飾り入りの白燕尾にピンクのシャツ。
こっちゃんの歌からやっと…。
ふうちゃんたちの歌が終わったら、やっと「VOICE」が響きます。
こっちゃん登場！
よく耳にする洋楽ですが、タイトルがわからない。
英語で歌ってます。
途中から夏樹れい、如月蓮も加わり3人でハモりながら歌いますが、こっちゃんの高音の響きが美しい～。
95期生、愛のデュエット
前場面は、上級生たちのアフロパワー全開でノリノリでしたが、こっちゃんは二枚目担当です。
薄紫のお衣装を身にまとい、ドレス姿のふうちゃんと、しっとりとデュエット。
「君なしでは生きてゆけない…」的な。
最近、ふうちゃんとのデュエットをよく見かけるようになりましたね。
で、歌い終わりに二人寄り添いポーズを決めているところに、サックス片手にみっちゃん登場。
ふたりの前に被ってきます。
そして二人の愛のデュエットにちゃちゃ入れて面白がるみっちゃん。
「私がいるのに！？」と。（笑）
こっちゃん、すかさずカメラでパシャパシャ、フォーカースごっこ。
そのまましばらく、みっちゃん、こっちゃん、ふうちゃん3人のトークとなりますが…
「たなばたですね」「晴れてますよ」と会話しつつ、みっちゃんがふうちゃんに向かって「出会いましたね」とニコニコ語り変えたところで、こっちゃん異常に飛び跳ねる。（笑）
めっちゃヒューヒューな感じでびょん！びょん！と。
で、このあとみっちゃんがサックスを演奏するコーナーへと進み …
またしても音楽差し替え。
みっちゃん、せっかくサックス演奏してるのに、「吹いてる姿」だけが差し替え音楽にのって映し出されるという、なんとも悲しい場面です…。
1幕ラストはキレッキレ
なんか懐かしい洋楽なんだけど、やっぱりタイトルがわからない。
緑色のキラキラ衣装で、キレッキレに四肢腰使って踊るこっちゃん、途中で客席に降りますが、客席にもフェロモン放ちまくっております。www
で、
あれ？
もう幕降りてきた？
あんまり歌ってない気が…
二幕に期待。
第2部
幕開き、みっちゃん中心に前で4人くらいのボーカル、後方でダンサーズが踊っているのですが、ボーカルチームに何故こっちゃんいない？？
と思って観ていたら、後ろで踊ってました。
緑色のシャツに一人だけキラキラのベストを着て。
なんなんだ、この俊敏に動く手足は！
こっちゃんの歌も聞きたいけど、こうして踊っている姿を見ちゃうと、これはこれでずっと見ていたい … ♡
サウンド・オブ・ミュージック
オーストリアの民族衣装風のお衣装を着て、こっちゃんときいちゃん（真彩希帆）がサウンド・オブ・ミュージックの中から、長女リーズルと恋人が歌っていた「もうすぐ17歳」を歌います。
このメロディーが流れてきた途端、30数年前、はるちゃん（春風ひとみ）主演のバウ公演が鮮明に蘇ってきました。
当時、長女リーズルを演じたようこさん（朝吹南）を熱心に応援していたこともあって、この歌は特に耳に残っています。
ようこさんのお歌は・・・でしたが。（笑）
こっちゃんときいちゃんの歌うまコンビで聞くと、違う歌に聞こえてきます。（笑）
でも、この歌はちょっと歌いずらそう。
いつものこっちゃんの歌っぽくないな～なんて。
オクラホマ！
赤いジャケットスーツで楽しそうに歌い踊るこっちゃん。
こっちゃん、赤が似合いますね。
ダンディズムのときにも思ったのですが。
オクラホマ！はとにかく賑やかで楽しい！
これは、やっぱりなーちゃんを思い出してしまいますね。
カーテンコール
黒タキシードで踊るこっちゃん、眼福。
ひとりだけジャケットの襟やパンツのラインにキラキラを入れてもらっているので、どこにいてもライトが反射してわかりやすい。
これぞ、スターへの階段。
でも、前で歌い踊るみっちゃんベテランの存在感が強すぎて、こっちゃんが研3くらいに見えるんですけど。www
ピチピチしていて、ほんと、輝いてます！
あ、衣装じゃなくて、こっちゃんが、ですよ。（笑）
まとめ
VOCALに焦点を当てていた割には、こっちゃんの歌声があまり聞かれなかったのが残念。
ま、そもそもが、みっちゃんの「さよなら」前のご祝儀コンサートの色が濃かったので、こんなもんかな。
次回は、みっちゃんとふうちゃんのさよなら公演、『桜華に舞え』『ロマンス!!』を振り返ります。
