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【星組】『ディミトリ』斜陽の国のルスダンを読んでみた 配役予想の修正

 

先行画像が出て先日の記事を書いて以来、なんだか無性にストーリーが気になってしまい、真夜中にもかかわらず読破しました。

でも、読み終えるのに2時間もかからず、1時間40分くらいですかね。

しかも比較的読みやすい内容だったのでスラスラと読み進めることができました。

配役予想がめちゃめちゃだった件

この前の記事で、原作に書かれていた登場人物の説明だけを基準に配役予想を書きましたが、ぶっちゃけ、めちゃめちゃでしたね。

そもそも、宝塚版のあらすじに名前が出てきているシャラルッディーンが、ひろ香祐なわけないわな。(笑)

そして、タヴィド(ギオルギの子)に至っては、もっと成長してからが描かれてると思ったら … 赤ちゃんかいっ!

暁千星とか書いてしまった自分に爆笑でした~。

読み進めていくうちに、間違いなく2番手はシャラルッディーンだろうなと思いました。

なので、この役が瀬央ゆりあなのか、暁千星なのか。

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原作を読んでからの配役予想

  • ディミトリ:礼真琴
  • ルスダン:舞空瞳
  • シャラルッディーン:暁千星
  • ギオルギ:瀬央ゆりあ
  • バテシバ:有沙瞳
  • イヴァネ・ザカリアン:綺城ひか理
  • アヴァク・ザカリアン:天華えま
  • ミヘイル:極美慎
  • ムハンマド・アン=ナサウィー:天飛華音
  • ムルマン:稀惺かずと
  • シャルヴァ:咲城けい
  • イヴァネ:大希颯
  • ボッツォ:紘希柚葉
  • メムナ:鳳真斗愛
  • ベカ・ジャケリ:馳 琉輝
  • タマラ(ルスダンの子):詩ちづる

せおっち(瀬央ゆりあ)に2番手の役をやってもらいたいのが本音ではありますが、配役予想としてはこんな感じですかね。

ルスダンの兄であるギオルギも前半はけっこう比重が大きい人物なので、生田先生がその辺りバランスよく脚本を書いてくれれば、とりあえず体裁は整うのかなと。

そして娘役は読んでみたら、なおのこと役がない!!

強引にタマラまで入れてみましたが、原作にはほぼ描かれてなくて、名前が出てくる程度。

どうやって盛るんだろう?と心配になります。


原作はこちらから

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80名をどうやって使うのか

下級生たちはほぼ、戦いの兵士要員でしょうかね。

原作が短いだけあってひとつひとつの出来事がけっこうあっさりと綴られていくので、おおよそ100分の宝塚の舞台に乗せるには、登場人物それぞれにいろいろ盛らないとキツそうだな、と思いました。

メインどころ数人以外は人物描写があまりなく、キャラ設定は本人次第!?

そして先ほども言及した通り、ルスダン以外の女性が事実上登場していないので、生田先生がどんな風に女性を登場させるのかが気になります。

とはいえ、ゆうても歴史ものなので、どうにでも盛ってくるのだとは思いますが。

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物語を読んだ感想

ストーリー自体を劇場初見で楽しみたい方もたくさんいると思うので、ネタバレしないようにざっくりとした感想です。

ディミトリを軸にしても違和感なし

原作はルスダンを軸として描かれてはいますが、実際に読んでみたら、ディミトリを軸としても何の違和感もないですね。

ちょっと趣きは異なりますが、エリザベートみたいなもんかなと。

ルスダンを中心に話は進んではいくものの、実はディミトリの感情の物語と言いますか、ルスダンのディミトリへの愛情よりも、ディミトリのルスダンへの深い愛情が物語の要かと。

なので、そもそもが宝塚向きの作品なのかも知れません。

エピソードはわかりやすいが、終わり方が・・・

ひとつひとつのエピソードが単純に描かれているので、舞台化しても理解しやすい気がします。

歴史ものにありがちな、登場人物の関係性を追っかけるだけで疲れてしまう、という事態にはならない気がします。

落ち着いて二人の愛の物語を楽しめると思います。

ですが、原作では物語の終わり方が、少々、読者の想像力に委ねられているところがありますね。

序章で描かれている場面と物語の終わりが、ある意味ちゃんとリンクしてはいるのですが、考えようによっては終わり方が「でっ!?どうしたの?その後」な感じ。

個人的にはこういった読者の想像力を掻き立てるような文章構成は嫌いじゃないので、これを生田先生が舞台でどう処理してくれるんだろう?と興味深いですね。

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私の中ではすでに、「こんな感じで描いてほしい」という勝手な妄想が出来上がっているのですが、ネタバレになるので控えます。(笑)

きっと宝塚らしい、美しいエピローグに仕上がるのではないかと期待しています!

ディミトリは礼真琴のはまり役になる予感

基本、私は妄想族なので、読みながらディミトリの台詞がこっちゃん(礼真琴)の声にしか聞こえませんでした。

このディミトリという役とこっちゃんのイメージがすんなり一致。

読みながら、こっちゃんの声が聞こえました。(笑)

命を懸けたルスダンへの愛、こっちゃんの温かい雰囲気でどう表現してくれるのかワクワクが止まりません!

なこちゃん(舞空瞳)もルスダン役、合っている気がします。

前半と後半のルスダンの変化をどう演じるかがポイントになると思いますが、特に前半はなこちゃんにピッタリな印象を持ちました。

何度も出てくる主人公二人を形容する「美男」「美女」のことばも、二人なら違和感なく受け入れられそう。

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まとめ

具体的に語りたくて仕方ない気持ちを抑え、抽象的なことだけでまとめてみました。

結論としてこの作品、やっぱり私の大好物!なストーリーでした。

とにかく、早く観たい!!

配役もと~っても気になりますね。

でも今は、とりあえず『めぐり会い…』が無事に千秋楽の幕を下ろせますように!

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