こっちゃん(礼真琴)でエリザベートが観たい!!という願望を、ポジティブにお気楽に「妄想」してみたあとは、少しまじめに今回の「トップスター礼真琴の休養」について考えてみたいと思います。
普段あまり人さまのブログは拝見しないのですが、珍しくいくつかのブログにお邪魔して、様々な視点の意見や推察を読ませていただきました。
どの意見も推察も、なるほどと思えるものばかり。
そして、本当の理由を知っているのはこっちゃん本人と関係者だけという中で、こんなにも宝塚ファンの皆さん、礼真琴ファンの皆さんが、同じようなことを想像したり、心配したり、感じたりしているんだな~とあらためて驚いた次第です。
トップスターの休養発表にファンは何を思う
そんなにたくさんの意見を読んだり聞いたりしたわけではありませんが、こっちゃんの今回の休養発表を受けてのファンの反応は、以下のような内容が多くみられました。
- トップスターが休養なんて初めて聞いた
- 宝塚もついに働き方改革か?
- 体調不良でなければいいけど
- 長期トップだからここらで休養させたのでは?
- 110周年の顔として来年は忙しくなるからその準備?
- 外部出演があるのでは?
- 退団したくてもできず、話合い平行線の中での苦肉の策
いろいろな視点がありましたが、ひとつ言えることは、休養というキーワードに対して否定的な意見は見つからなかったということ。
どんな理由であれ、休養することにはポジティブな意見ばかりの印象です。
トップスターの仕事が激務であることは周知の事実。
ここ最近のこっちゃんの激やせっぷりは誰の目にも明らかでしたから、休養の理由が何であれ、ここらでゆっくり休むといいよ、とね。
sora もつとめてポジティブに「妄想」を楽しんではいますが、「休養」そのものには200%賛成です!
ファンが考える休養の理由を紐解いてみる
最近の劇団からの公式発表には驚かされることばかりです。
そこにはポジティブな感情と、ネガティブな感情が入り乱れるような内容もありますが、今回のこっちゃんの休養についてファンが考える「理由」をひとつずつ考えてみたいと思います。
トップスターが休養なんて初めて聞いた
確かに、40年近くゆる~く宝塚ファンをしていますが、今回のような「休養」というのは初めて聞くように思います。
急なけがや病気で「休演」したケースは複数ありますが、こうしてあらかじめ発表される、しかも「休演」ではなく「休養」というのは聞いたことがない。
とにかく激務のトップスターなので、こうした「休養」は必要なことだと思います。
前例があるかないかは問題ではありません。
なぜなら前例は「作る」ものだからです。
ただ、ここでファンの皆さんの声にあったのは「トップスターの休養は賛成だけど、礼真琴だけが忙しいわけじゃないよね?」と。
確かに。
他のトップさんとて、同じようなサイクルで公演を続けています。
なぜ礼真琴だけが「休養」なのか?
こっちゃんが大切にされているとか、こっちゃんに甘いとか、そんな意見も散見されましたね。
劇団が「礼真琴」というブランドを大切にしているのは間違いないと思いますが、もしかしたら今後、この「前例」によって他のトップさんにも「休養」が許されるようになるのではないでしょうか。
宝塚もついに働き方改革か?
この意見がけっこう沢山語られていますね。
これこそが「前例を作る」に繋がればいいなと思います。
正直、エンタメの世界は宝塚に限らず「過労」に対する意識が低い気がします。
ショービジネスに携わる出演者自身も「良い作品を生み出すこと」「お客さんに喜んでもらうこと」そしてファンサービスへの意識が高く、無理をしがち。
もちろん、ショービジネスはファンあってのものですから、その意識を持つのは大切なことではあります。
でも、社会では着々と働き方改革が進んでいるわけで。
宝塚歌劇団も生徒たちの「宝塚愛」に甘んじることなく、社会の「常識」にも目を向けてくれるといいなと心から思います。
水美舞斗や瀬央ゆりあなどのスターたちが専科に異動になった理由が、こうした働き方改革の一環だったのではないかという意見もあります。
つまりは、専科に別箱で主演を張れる人気スターを配置しておくことで、トップスターに「休養」できる余裕を生み出す、というわけですね。
これも一理あると思います。
トップさんが心身ともに余裕をもって舞台に向き合えるようになるし、専科スターさんにはトップにならなくてもある程度のハコで組を背負って主演することができるわけなので、ある意味、win / win のやり方な気がします。
とはいえ、これまでの劇団の色々を40年見続けてきた身としては、、、
この「働き方改革」という見方には懐疑的にならざるを得ないのが本音です。
どうなんでしょうか。。。
体調不良でなければいいけど
これも心配ではあります。
ここのところの痩せ方がホント心配になるレベルでしたし、心身共にそーとー疲れているんだろうなと。
『1789』には出演するわけで、今すぐ休まなければならない状態ではないにしろ、、、ゆっくり休んでください、な感じですよね。
この意見については、実は sora は必要以上に心配はしていませんが、とにかく心身を休めて欲しいです。
長期トップだからここらで休養させたのでは?
これは休養を知って、sora も真っ先に思ったことでした。
もしこれが劇団のビジネス戦略として事実だとすれば、これまでの長期トップにはなかった劇団なりの「働き方改革」かも知れませんね。www
だとしたら、ざっと見積もって、こっちゃんの任期はまだ2年くらいはあるのかな、と。
たかちゃん(和央ようか)、ちえちゃん(柚希礼音)越えはあるのか!?って感じ。
ちえちゃんのときも「100周年の顔」として、そこまでは絶対に退団の許可はおりないとか言われていましたね。
事実、ちえちゃんは100周年の幕開けをイケコの気合い作『ナポレオン』で担い、そのまま1年間100周年の顔として働きまくり、武道館公演を実現してから翌年に退団という流れでしたが、、、
さて、こっちゃんの運命やいかに。
110周年の顔として来年は忙しくなるからその準備?
これは休養云々以前に、確定でしょう。
幕開き公演がやはり大作なのかも知れないですね。
え、やっぱりエリザベート!?(笑)
でもイケコが2作続くのはないか、、、うん、そっか、ないか。(←あきらめきれない人)
110周年の目玉が何になるのか、劇団からの発表が待たれますね。
外部出演があるのでは?
これもね、ちょっと思いましたけど。
でも「休養」って言ってる以上、外部の舞台に出るとかはないですよね。
単発でテレビとかイベントには出ることはあると思いますが、がっつり外部に出ているようでは「休養」じゃないですもんね。
それに、劇団にとって、いまこの時期に外部の舞台に出すメリットってあまりない気がします。
それよりもこっちゃんをしっかり休ませて、少しでも長く劇団で活躍して欲しいのでは?
こんな「なんでもできる」実力派の人気スターはこの先なかなか出てこないと思いますのでね。
退団したくてもできず、話合い平行線の中での苦肉の策
これ、けっこう前から言われていますよね。
ことあるごとに話題に上るという。
そもそもが子役出身ですし、こっちゃんほどの実力があれば若いうちに外の世界に出て、いろいろなことに挑戦したいと思うのは自然かな~と思います。
が、そう思う反面、、、やっぱり長く宝塚にいて欲しい。
礼真琴の存在は、「宝塚歌劇のクオリティー」を底上げ維持するために必要不可欠な存在。
劇団は礼真琴に優しい。
劇団は礼真琴を大切にしすぎ。
そう言われても「だって、しょうがないよ、礼真琴だもん」としか思えない。(笑)
一方で、ゆえに
「礼真琴に頼りすぎ」
「礼真琴を酷使しすぎ」
でもあります。
こっちゃんが退団したがっているのか、単なるうわさレベルなのかはわかりませんが、平和に温かく卒業の日を迎えられることを心から願っています。
40年も宝塚ファンやっていると、退団には悲喜こもごも、決して「結果オーライ」なことばかりではありませんでしたから、、、。
まとめ
こっちゃんの休養について、ちょっと真面目に考えてみましたが、皆さまはどんなことを感じたでしょうか?
いずれにしても、宝塚ファンの共通の想いは・・・
トップスターさんにも休息を!というひとことに尽きるのではないかと思います。
いろいろ複雑な思いがないかと言えばウソになりますが、こっちゃんにはしっかり休養をとってもらい、もうしばらく「タカラジェンヌ」としての姿を楽しませてもらえたら嬉しい♡
これからも sora さんの妄想は止まらないと思いますが(笑)、こっちゃんの選択を信じて応援し続けていきます!!




