スカステ・ニュースで『1789-バスティーユの恋人たち-』の稽古場情報が放送されました。
今回は、こっちゃん(礼真琴)とみきちぐ組長(美稀千種)の楽しいトークの様子をレポートします。
フレンチロックと言えば、礼真琴!
この作品の上演が決まった時は、嬉しかったけど難しいな、、、と日々過ごしているというこっちゃん。
組長さんの「フレンチロックと言えば・・・」という気合の入った言葉に、ノリノリで前のめりになって一緒に力を込めて聞いているこっちゃん。
その先に続いた組長さんのことばは・・・「礼真琴!!」
こっちゃん、想像をしていなかったひとことだったらしく、思わず小さくみきちぐ組長を指さし笑いだす。
いや、どう考えても「フレンチロックと言えば → 礼真琴」だよね。(笑)
さて。
一曲一曲が壮大。
そして、曲の中で同じメロディが繰り返されるのが多いので、その中でどう盛り上げていくかに苦戦中。
曲が長いし、曲数も多いので、かなりのエネルギーを要する、と。
そして
話題の新曲は、2幕の序盤で歌われるそうですよ。
今回のために書き下ろされた曲で、初演の時にはロナン、オランプ、アントワネット、フェルゼンの4人の4重唱がロナンのソロに変更になっているみたいです。
こっちゃん、みきちぐに向かって、目を細め、手をフリフリしながら、すがるように一言。
「難しい・・・・・」
でも、みきちぐ組長、そんなこっちゃんガン無視かのごとく、さらりと返します。
「別に聴いているほうには全然そんな風には、私的には思わないんですけど」と。(笑)
これが「できる人」の悲しさよ。
本人がどれだけ必死になっていたとしても、できちゃう人って、そう見えないのよね。
ロナンについて
見ていた時の印象は、強い意志を持っていて、負けず嫌いで、頑固。
常に前を見て突き進んでいくというイメージを持っていたけれども、自分がいざかみ砕いてやっていくと、こんなにも葛藤していて、こんなにも繊細な人だったんだということに驚かされていると。
ひたすら前を向いている革命家の人たちに対して、身分の差があったり、自分には地位がなかったり、とにかく自分の力が及ばないところで悩みながらもがいている男性なんだなと感じる、と。
みきちぐ組長曰く、こっちゃんの演じるロナンからは「ロナンが背負っているもの」がすごく見えてきて、役の取り組み方が素晴らしい!そうです。
先生からもそう褒められているようですね。
そんなことを聞くと、ますますこっちゃんロナンが楽しみになってきます!
隣りで嬉しそうに、でも照れ隠しの表情を愛嬌たっぷりに見せているこっちゃんに、みきちぐ組長、、、
「いや、本当に!わたし、うそつけないんで(笑)」
それに対し、こっちゃんは笑いながらボソッと「やさしい・・・」
礼真琴、かわいいぞ♡
オランプとの関係性については、
お互いにゆずれないものを強く持っていて、自分の気持ちと同じだけの強い思いを持っている。
わかりあえないことがわかるから、惹かれていく・・・
深いな。
ロナンが出会う人々
最初に出会うのが、ペイロールのまゆぽん(輝月ゆうま)。
まゆぽんは、月組公演の新人公演でペイロールを演じていましたね。
この役にはほーんとピッタリなキャスティングです。
あーさ(朝美絢)と一緒に演じていた本役もお笑い担当で可愛かったですけどね。(笑)
こっちゃんとまゆぽんは、初舞台振りの共演。
まゆぽんは音楽学校の時から95期の「頼れるお兄さん」。
こっちゃん曰く
「お兄さん気質は変わっていなくて、培ってきたものの大きさが「体の大きさ」と相まって・・・
すごい迫力があります!でございます(笑)」
ふたりとも、笑いすぎ。www
ペイロールと言えば、初演のマギー(星条海斗)の迫力ったらなかった!!
この前、見返した時もあらためてすごいわぁ~って。
声の出し方からして半端ない迫力でしたよね。
まゆぽんのペイロールにも、かなり期待してます!
革命家たち、ありちゃんデムーラン(暁千星)、きわみロベスピエール(極美慎)、ぴーちゃんダントン(天華えま)は歴史上有名な人たち。
彼らが目指す「自由、平等、博愛」に惹かれていく中で、関係性が難しい。
4人で仲間!ということではなく、そこに入ることができない一線がある中で歩み寄っていく・・・
同じ第3身分の中にも存在する民衆たちの格差が、交わってひとつになっていくのを見せられたら、と語っていたこっちゃん。
やっぱり役の捉え方、作品の背景の理解、こっちゃんの視点は的確だな~と思いました。
歴史好きの sora さん、ますます楽しみが倍増!
なおちゃんと離れることは、まだ考えたくない
そして、アルトワさん。
瀬央ゆりあ、なおちゃんね。
「なおちゃんとは、過ごしてきた時間が長すぎて・・・全然実感がないというか・・・たぶん、考えたくない、というところにいるんだと思うんですけど」
そうだよね、それが本音だよね。
19年・・・だもの。
フランス版と東宝版では、アルトワさんとロナンが絡む場面はないのですが、宝塚版だけは「私は神だ」のところで唯一絡めるんですよね。
それだけでも、救い。
アルトワさんと対峙するのが肝。
ペイロールとはまたちがう「太刀打ちできない」本物の貴族に会うことで、ロナンの覚悟が決まるきっかけになるんじゃないかと、こっちゃん。
絡みが少ないので、その分、そこで濃厚な絡み、、、
「いや、濃厚な絡みをしてるわけじゃないんですよ!勘違いしないで(笑)」
慌てて手ぶりをつけてカメラに向かって訂正するこっちゃん、みきちぐ組長。
わかってるって。(笑)
貴族側の譲れない思いと、ロナン達の思いとが、ぶつかりあう場面にできたら、とね。
でも、むしろ見てみたいかも、アルトワとロナンの「濃厚な絡み」www
そして、もう一人、みほちゃんアントワネット(有沙瞳)ね。
卒業公演、集大成。
お稽古場で見ている、本当にここに全てをかけてるな、、、って思う、と言いながら、、、
「すべてをかけて、っていう歌もあるんですけど!」とカメラ目線のこっちゃん。
そして自分から「うまいこと言いましたよね!」とみきちぐ組長に同意を求める、自画自賛。(笑)
こっちゃん、元気そうで何より。(笑)
みどころ盛りだくさん
(平民である)ロナンが主役で描かれる作品なので、民衆のパワーが目立っていいと思う、という話からの「ボディーパカッション」が見どころ!という話。
ほんと、あのボディーパーカッションは月組さんのときも迫力があって、民衆のパワーがみなぎっていましたよね~。
こっちゃんのボディーパーカッション、めちゃめちゃ楽しみ!
気迫のダンスが鳥肌。
そしてフィナーレのお話へ。
こっちゃん、娘役に囲まれて大階段!?
みきちぐ組長に「すっごいカッコイイよね」と褒められ、
「ありがたいでございます」とおどける礼真琴さん、かわゆす。
フィナーレの楽曲のメドレーは、これまで『1789』の本編で使えなかった楽曲が使われている??
存在はしていたけど、使われていなかった曲ということ?
それともアレンジ違いの曲ってこと?
よくわからないけど、楽しみにしてます♡(笑)
こっちゃんが捌けた後は、なおちゃん、ありちゃん率いる男役さんの場面がカッコイイらしい!
楽しみ増し増し。
そして、ことなこデュエットは、本編のロナンとオランプの繋がりのような演出だそうで。
せっかくこれから二人の幸せが待っていると思った矢先にロナンが・・・って感じだから、せめて夢の中で幸せなデュエットを・・・だな。
月組ヴァージョンは、トップコンビがロナンとアントワネットだったから、そうはいかなかったもんな。
いや~楽しみトリプル増しです♡
まとめ
楽しそうなお二人のトークで、観劇する日がさらに待ち遠しくなりました。
星組のチケットがなかなか手に入らず、ここ最近は公演前でも「配信待ち」のワクワクしか感じられなかったのが、今回は久しぶりのムラ遠征!
しかも2週連続で遠征決定。
正直なところ、2回の遠征は想定外。(笑)
ちょっとイタイ出費にはなりますが、ここは観られる喜びをかみしめて・・・
東京公演のチケットは取れる気がしないので、ムラ遠征をガッツリ楽しみたいと意気込んでおります。
でも、そもそもムラ遠征もいつ以来!?
コロナ前だから、確実に3年以上は経ってますね。
いや~そんな前だったんだ。
あらためてびっくり。(笑)

