MONOLOGUE
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イギリス

イギリスを旅する【1】嵐が丘とピーターラビットの舞台を尋ねて④

ウィンダミア湖

嵐が丘とピーターラビットの舞台を訪ねる旅も今回で最終回 … のつもりでしたが、なんだか長くなってしまいそうだったので、最終回は次回ということになりました。(笑)

3泊5日のイギリス弾丸旅行は、湖水地方日帰り観光を終え、最終日はロンドンへ向かいます。

フライトは夜19時にロンドン・ヒースロー発なので、最終日もまるっと1日時間があるのが通常なのですが、ハプニングは続くよどこまでも …

今回の旅は最終日まで散々でした。(笑)

それはまた次回で語るとして、まずは前回の続き、湖水地方ウィンダミアからの日帰り現地ツアーの後半からスタートです。

美しき湖水地方の大自然

Hawks head を出発してほどなく、到着したのは Tarn Hows(ハウズ湖)。

Tarnというのは「小さな山の湖」、Howsというのは「丸い丘」という意味だそうです。

Tarn Hows(ハウズ湖)

Tarn Hows

立っている場所からは全景が写せなかったので、2枚の写真をつないでいますが、静かな森の中に波ひとつ立たず鏡のように美しい湖。

ここは1929年にビアトリクス・ポターの所有になり、現在はナショナル・トラストに寄贈されています。

フォトストップのみだったので、バスから降りたのは sora ともう一人だけ。

車道のある場所から、猛ダッシュで丘を駆け下りての撮影だったのを思い出しました。(笑)

こんな美しい風景をゆっくり味わえなかったのが残念。

ツアーに乗っかると、こういうところがね …。

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ウィンダミア湖・ボートクルーズ

ウィンダミア湖

そのあとに訪れたのが、イングランド地方で最大の大きさを誇るという「ウィンダミア湖」です。

見事に広がる青空、ありがたや~。(笑)

ウィンダミア湖

強い日差しを受けながらも、久々にボートでのクルーズは最高でした♡

特別なにかがあるわけではありませんが、青い空の下でのクルーズは快適で、とにかく楽しいひと時。

このウィンダミア湖には「ネッシー」出現の噂や目撃証言が絶えませんが、真実はいかに。

ウィンダミア湖

この船はいくつかの桟橋に立ち寄ります。

観光客だけでなく、地元の人らしき人々も乗船しているようで、途中でワンちゃんを連れたご夫婦が降りていきました。

イギリスでは介助犬だけでなく、飼い犬ちゃんたちも普通にリードにつながれた状態でバスや電車に乗れることが多い国という印象がありますが(すべてに乗れるわけではありません)、こんなボートにも一緒に乗船できるんですね。

ウィンダミア湖

イギリスのワンちゃんはしつけがちゃんとされているので、ちょいいちょいリードなしで散歩している姿も見かけます。

逆に言えば、しつけをしなければワンちゃんを飼う資格がない!って感じなんだと思います。

2年間暮らした経験しかありませんが、ワンちゃんたちはほんと~にお行儀良かったです。

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ウィンダミアの町をぶらぶら

ウィンダミア湖のボートクルーズが今回の現地ツアーのラストアクティビティー。

クルーズを終えたミニバスは、無事なんのトラブルもなく、ウィンダミアの町へ帰ってきました。

時間を持て余したウィンダミア散策

ウィンダミア

思いのほか「トラブルなく」ツアー終了したので、嬉しいやら悲しいやら、結局帰りの電車の時間まで1時間以上のブランクタイムができてしまいました。(苦笑)

こういう現地ツアーって、たいがい何かしらのトラブルやアクシデントがあるのが常なので、リーズへ戻る鉄道の予約は時間に余裕を持たせていたのです。

さて、1時間以上この田舎の何もない小さな町で、ただ一人ボッチでどうしろと …。(笑)

ウィンダミア

とりあえず町の中心部をブラブラ歩き始めたのは良いのですが、とはいえ時刻は18時近く。

サマータイム真っただ中のイギリスなので、ご覧の通り真っ昼間のような明るさではありますが、お店が閉まるのがやけに早い。

お土産屋さんなんて全く開いていなくて、立ち寄る場所がないという状況でした。

ウィンダミア

かろうじて1軒のスーパーマーケットが開いていたので、なんの目的もなくフラリと入ってみたものの、これと言って買いたいものもなく。

まだまだ時間が余ってしまい、とにかく時間をつぶすことに苦労した思い出ばかりが蘇るウィンダミアの夕暮れでありました。(笑)

でも、町並みはほんとうに可愛らしい家々が立ち並び、ここに滞在してゆ~っくりお散歩するには素敵なところだと思います。

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え、予約した電車の車両がない!?

ようやく帰りの電車の時刻になり、ウィンダミア駅のプラットホームで予約した電車の到着を待つこと10分。

海外旅行ってとにかく色々なことが起こります。

ホームに入って来た電車の指定番号を探して車両番号を確認していて気づいたのですよ、車両がない!ということに。

sora の予約していた座席があるのは「C号車」。

が、しかし、到着した電車の車両には「C号車」がない!!

ホームに降りていた車掌さんをつかまえ、手元の切符を見せながら尋ねてみたものの …

車両を見渡し「ん?… ないね。」

んなバカなことってある?

いや、イギリスならあるな。(笑)

で、車掌さんのひとこと。

「でも、どこでもいいよ、乗って」

え、つまり指定席じゃないってこと???

リーズの駅で事前に指定予約して切符かったんだけど… じゃ、なんで指定席発売してるの??

もうわけのわからないイギリスの鉄道事情。(笑)

だって、リーズからウィンダミアに来るときには、同じ駅で買った指定席でちゃんと来たんですよ。

もう笑うしかない。

海外旅行ではよくあるアクシデントではありますが、ま、とにかく電車には乗れたので無問題ってことで解決。(笑)

帰りは Preston という駅でのトランジット。

Preston station

ひとっこひとりいない、ガラーンとしたローカルな駅でしたが、イギリスの鉄道駅らしく歴史のありそうな立派な駅舎。

Preston station

イギリスはどここの地域を旅していても、このようなレンガ造りの立派な駅舎やプラットホームがあって、sora はそんな雰囲気が大好きです!

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次回へつづく

なんだかんだと旅のハプニングは続きますね。

特にこのときの旅はハプニングが多かった気がします。

いよいよ旅も最終日を迎えますが、無事にロンドン・ヒースロー空港を飛び立つまで、なんだかんだとハプニング続きの1日でした!

さて、どんな1日が待っているっことやら。