地震に台風にと日本列島が災害に見舞われる中、皆さまご無事でお過ごしでしょうか。
私は8月7日から8日間の「中国・九州 青春18きっぷの旅」をなんとか無事終えて、ただいま自宅でまったりと過ごしながら心身を休めているところです。
自由な旅を満喫してきた身としては、週明けからの社会復帰に向けて頭を切り替えるのがちょいと難しい状態。(笑)
疲れが蓄積されまくっていて、全身のむくみに加え声も出にくくなっています…。
でも、充実した楽しい8日間でした!
考えてみたら国内旅行は30年振り!?
そうなんです。
ここ30年ほど旅行と言えば海外!という生活をしてきたので、こんなにちゃんと宿泊を伴う国内の観光旅行をするのって、ほぼ30年振りかもってことに気づいたんですよね。
まとまった休みが取れるとなると、どうしても「海外旅行」に行きたくなってしまうゆえ、国内旅行はほーんと行ってなくて。
そう考えると、思い付きで企画した今回の旅行でしたが、とっても良い機会になりました。
そもそも、海外旅行すらコロナで丸っと4年以上出かけていなかったので、いざ準備を始めてみると、スーツケースを引っ張り出すところから始まり、なんだかんだと想定外のハプニングに見舞われ大騒ぎ。
本当は8月下旬~9月上旬あたりで行けたらいいかな、、、と考えていたところを、事情があって急遽7日から出発することになったため、準備の時間も短く、とにかくバッタバタ。
海外旅行に行くときなんて、2日前とか前日にやっと準備するくらいの余裕しゃくしゃくの私が、国内旅行の準備にてんやわんやなのはなぜだろう?(笑)
人間、やっぱり「慣れ」って大事だな。
国内旅行なのに準備にてこずる
まずは旅程を確定して、必要な宿泊手配と一部の事前予約を一気にインターネットで完了させるまでは問題なくサクサクと進みました。
インターネットの普及は本当に便利ですよね。
海外旅行するときでさえ、現地のローカル特急や高速バスの指定席を事前に予約できちゃうのですから助かります。
ただね、実際に荷物などの準備を始めたら、、、ハプニングまみれでした。
スーツケースが開かない!
なんせ約5年ぶりに引っ張り出したスーツケースです。
毎年1~2回は海外旅行で使用していたころには鍵の管理もちゃんとしていましたが、えっと、鍵はどこ?からのスタート。(笑)
しかも最後の海外旅行のあとに転勤で引っ越してきたため、その際にどこにしまったのかの記憶が飛んでいるという悲しい現実。
当然ながら、自宅保管のスーツケースにはロックをかけず、鍵自体はスーツケースのポケットにしまっておく人なんです、私。
そのつもりで何の心配もなくスーツケースを引っ張り出し、いざ、オープン!と思ったら、、、開かない。
うそやん。
どっかに鍵しまったんだっけ?
しばし考える。
家中ありとあらゆる収納を探す。
ない。
記憶にもない。
いや、絶対におうちでスーツケースをロックしてしまっておくなんてことはないはず。
でもやっぱり開かない。
この段階で出発4日前。
最悪、スーツケース買っちゃう!?まで考えながら、念のためもうワンサイズ大きい「中サイズ」のスーツケースも引っ張り出してみる。
おーーーこっちはダイヤルロック併用型だったかい。
ダイヤルロックの番号、、、覚えてない。(泣)
こっちも開かない。
鍵もない。
もうさ、絶望感ですよね。
でも肩を落としている時間はない。
この前テレビでやってた、羽田空港のスーツケースの鍵あけてくれるところまで持って行こうか、とりあえずもういっこスーツケース買っちゃおうか、ちゃっちゃと決めて進めないと。
そして何気なく鍵の型式が目に入る。
なんだかよく分からないけど「開けるヒント」が見つかるかも知れないと思ってネット検索してみたら、、、
お~~~!!鍵が売ってる~~~!!!
本来なら「売ってて大丈夫?」なんですけど、この時ばかりは歓喜でした。(笑)
ま、そもそもが何かあった時に税関がオープンできるように作られているTSAロックなので、予備キーがこうして手に入るのもそんなもんか、、、なんですがね。
とにかく、我が家のスーツケース2つは同じ型式のロックだったので、この鍵を買えば「開くかも!!」の期待を込めてAmazonで即注文。
翌朝無事に到着しました。
これで無事にスーツケースは開けられるよね、、、の願いを込めて鍵穴に突っ込む。
くるり。
鍵は回りましたが、、、開かない。
マジか。
そして念のため、今回は使わない「中サイズ」のスーツケースの鍵にもチャレンジしてみました。
同じように鍵をさしてくるりと回すと、、、カシャンッとジッパーロックが跳ね上がって見事に解錠!!
これはこれで、今後のためによかったのですが、、、肝心な今回使うスーツケースが開かない。
何度も鍵を入れ直してみたり、回してみたり、いじくりまわしてみたものの、やっぱり開かなくて、もう諦めの境地に陥ったその瞬間、、、
ガチャンッ!
開いた~~~!!!
何のことはない、鍵を回してから、スライドさせなきゃいけない部分を一生懸命逆に押していただけだった。(笑)
あんぽんすぎる自分にビックリ。
でさ、結論から言うと、カギ、最初から開いてたよね。
開かなかったのはスライドを逆押ししていただけで、そもそも鍵自体はしまってなかった…。(苦笑)
だよね、鍵なんてかけないもの、おうちに置いておくときに。www
そしてオリジナルの鍵もちゃんとスーツケースの中に入ってました~。
思い込みで焦って汗だくになりながら必死な自分に、さすがにあきれたよね。(笑)
ま~ひとまずは一件落着です。
これで、無事に荷造り開始!
服やリュックの準備にも悩む
私は普段、基本的にはスカートしかはきません。
靴も常にハイヒール。
海外旅行でもスカートにパンプスというスタイルで石畳を闊歩するほどです。
ということで、荷物を持ったままの電車の乗り換えや、自然の中を歩き回るであろう今回の旅では、新たにパンツや靴、リュックなどを用意する必要がありました。
靴は普段はくことはないなりにも、過去に使用したスニーカーが何足かありましたので、その中から一番軽くて履き心地の良いスニーカーを選んで準備OK。
そして服装はパンツを3本と、カジュアルにガバッと着られるシャツを4枚新調しました。
でもってリュックです。
10個くらいの候補の中から、デザインや色が気に入ったお手頃価格のリュックを購入。
背負い心地も良く、満足な買い物ができました。
さぁ、これで準備はOK!
でも、ふと気づいてしまった、、、
用意したシャツは基本的に白系なんです。
少し柄も入っているものもありましたが、ベースは白。
そしてリュックが、、、ワインレッド。
早く気付くべきでした。
汗だくになった白シャツに、ワインカラーのリュックを背負い続ける➡シャツがピンクに染まる…。
いや、まだ使ってないから色移りしないちゃんとした製品かも知れないけど、、、怖いですよね。
とっても気に入って購入したリュックだったけど、色移りを気にしながら旅を続けるのはどうもよろしくない。
泣く泣く色移りの心配をしなくても済む、ベージュ系の別のリュックを買うことにしました。
お気に入りのリュックはまた、別の機会に使います。
慌てて準備をしているとホント、いろいろありますね。
旅行用のミニボトルが手に入らない
さらに今回、意外と困ったのがトラベル用のミニボトルがなかなか見つからなかったこと。
シャンプー、トリートメント、ボディソープ、洗顔、化粧水、乳液、、、大小様々なボトルが欲しくて、お店に行ったのですが、今回、思うようなボトルケースが見つからず、4件くらいのお店をはしごしました。
昔はもっと手軽に大小様々なボトルが買えたのにな。
なんとか希望通りのボトルを入手して、普段使用しているものを詰め替えて、、、
基本的に私はなんでもかんでも旅行に持って行っちゃう人なので(笑)、荷物が多い!
ケトルもね、必ず自分のものを持って行きます。
昔はサイズ的にスーツケースの中で結構な幅を利かせていましたが、今使っているのはシリコン製の折り畳み式なので、随分コンパクトに収納できるようになりました!
ケトルは海外でも国内でもホテルの部屋に常備されていますが、ダメなんですよね、あれ、使いたくないの。
でもホテルの部屋では朝晩、必ずホットコーヒーを飲みたい人なので、安心安全、自分でケトルを持参してます。
旅の行程を復習して準備完了!
ドタバタ大騒ぎしながら出発前夜に荷造りを終え、あとはぐっすり眠って朝を迎えるわけですが、、、その前に、旅の行程を再確認。
ここで少し予定を変更しました。
1日目:東京から倉敷までの移動日
ここはとにかく、予定通りに電車を乗り継いでいけるか、それだけが気がかりでした。
時刻表上はそんなに無理のない乗り継ぎで、18時頃には到着できるスケジュール。
それぞれの駅で接続がうまくいかなかったときのために、各駅の時刻表をチェックしつつ、少しばかり時間がずれても大丈夫そうなのを確認。
ただ、JRは普段からよく遅れたり止まったりするので、ちょっと心配でしたが、、、
ま、ここは日本。
トラブってその日のうちに倉敷まで行けなかったらホテルにキャンセル入れて、行けたところで泊まればいいよね、くらいの気持ちで。
2日目:倉敷から広島を経由して下関へ
倉敷の美観地区は、夜間のライトアップもあるとのことだったので、到着したら夜のうちに夜景を楽しみ、この日は頑張って朝から明るい美観地区をお散歩予定。
そして倉敷から広島・宮島の「厳島神社」へ向かいます。
広島からもう少し西に進んだ宮島口という駅で降りて、そこから船で宮島へ。
ここの「宮島フェリー」はJRが運航しているため、青春18きっぷがそのまま使えます。
厳島神社を見学してから、その足でこの日は下関までの移動です。
朝の倉敷散策、午後の宮島観光にそれぞれどれくらいの時間をかけるかで下関への移動に影響が出るので、ここは現地の状況を見ながら慎重に判断しないとね。
3日目:下関から巌流島を観光後に長崎へ
午前中は下関の観光。
福岡県側の門司港レトロ地区の散策と、巌流島へ行く予定。
門司港はさほど見るところもなさそうなので、メインは巌流島かな。
下関の港から船で片道10分くらい。
小さな無人島なので、見学もそんなに時間がかからないらしいから、午前中に十分観光を終えることができそう。
そしていざ、長崎へ。
4日目:長崎で2泊、初日は軍艦島とハウステンボス
ここで初めての連泊。
この日は長崎へ行く最大の目的、念願の「軍艦島」の上陸ツアーに参加します。
ホテルを予約するより先にこのツアーの予約をしてしまったくらい、どうしても訪れたい場所!
オンラインで予約したので、オンラインチケットを再確認。
このツアーには3つのランクがあって、値段がけっこう違うのですが、この際、思いっきり贅沢しちゃえ!ってことで、最上級クラスのプレミアムを予約しました💕
軍艦島へのツアーは13時半ごろには終わる予定なので、その後はハウステンボスへ行くことにしました。
ちょうどこの日の夜はサマーナイト花火が開催される日だったので、こちらも奮発して有料シートのちょっと良い席を事前予約。
発券してみたらなんと最前列シートみたいです。
長崎駅からハウステンボスへは電車で1時間半~2時間近くかかるので、この日はホテルに戻るのが23時過ぎそうだな。
5日目:雲仙で地獄めぐりをした後、熊本へ
この日はちょっと予定を変更しました。
長崎駅前を起点に予約不要の高速バスで雲仙へ行って、地獄めぐりをして長崎駅前に戻って来るまでは最初の計画通りなのですが、長崎から熊本への在来線乗り継ぎ行程を再確認していたところ、途中、「この一本に接続できなかったら終了のお知らせ」な区間があることに気づきました。
午前中から時間に余裕を持っての移動だったらなんとかなるのですが、もともと15時ごろに出て夜遅くに熊本着の予定だったため、再考が必要だな、と。
慌てていろいろ調べてみたら、長崎駅前を夕方に出発して熊本駅前に22時前には到着する高速バスが走っているのを発見。
空席照会したら大丈夫そうだったので、急遽、ここはバスでの移動に変更しました。
電車だと15時ごろには長崎を出ないといけなかったのが、バスなら17時半までゆっくりできるので、気持ちにもちょっと余裕ができた感じ。
6日目:熊本に3泊、この日は宮崎の高千穂峡へ
旅の最終目的地、熊本では3泊します。
この日は熊本から指定席予約の高速バスで宮崎県の高千穂峡の日帰り観光です。
日帰りで往復できる高速バスに選択肢はなく、行き帰りの時間が決まっており、現地での観光ルートを再確認。
でも行ってみないとわからないな~って感じですね。
お天気に恵まれるといいな。
7日目:今回の旅の最終目的地、阿蘇へ
ついに旅の最終目的地、阿蘇山へ。
阿蘇山頂ターミナルから噴火口周辺の見学と、少し下った場所にある草千里ヶ浜の大自然を満喫するのが旅の目的。
鉄道とバスを乗り継いで、山頂へ向かいます。
この日も熊本に宿泊するので、丸っと一日、阿蘇の自然を満喫する予定です!
8日目:新幹線で熊本から東京へ帰りの途に…
8日間の旅がこれで終了です。
電車とバスを乗り継いでやってきた九州・熊本から、新幹線で博多を経由しいざ、東京へ。
果たして体力は残っているのか、、、。(笑)
いざ、旅たちのとき
そんなこんなで、いよいよ気ままなひとり旅が始まります。
果たして予定通りにスケジュールをこなすことができるのか、とんでもないハプニングに遭遇するのか、ワクワクドキドキ💕
この年齢になって、気温が40℃近くにもなるクッソ暑い真夏に「青春18きっぷ」を使った長旅をするなんて、正直、想定外だったけど(笑)、なにごとも「楽しむ気持ち」が大事ですね!
気ままなひとり旅、これから数回に分けて美しい風景や動画を紹介していきますので、興味がある方はぜひお楽しみください。
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