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国内旅行業務取扱管理者の資格は3か月の独学で合格できるのか?

旅行業務取扱管理者資格

旅行業界に関心のある人であれば、「旅行業務取扱管理者」という資格について耳にすることは多いかと思いますが、実のところ、その業務内容ってあまり知られていないように思います。

ちなみに観光庁のホームページには旅行業務取扱管理者について、こんな風に書かれています。

旅行業務取扱管理者とは
旅行業者や旅行業者代理業者は、営業所ごとに一定の資格を持った旅行業務取扱管理者を選任して、旅行の取引条件の説明などの業務の管理・監督を行わせなければならないと、旅行業法で規定しています。この旅行業務取扱管理者になるためには、一定の欠格事項に該当しない人で、国家試験(旅行業務取扱管理者試験)に合格する必要があります。

旅行業務取扱管理者は、業界団体独自で設置している資格ではなく「国家資格」。

いわゆる不動産業界でいうところの宅建(宅地建物取引士)とかと、似ていますね。

この資格には以下の3種類があります。

1. 総合旅行業務取扱管理者(国内・海外の旅行を取り扱う)
2. 国内旅行業務取扱管理者(国内のみの旅行を取り扱う)
3. 地域限定旅行業務取扱管理者(国内の拠点区域限定のみの旅行を取り扱う)

今回、私が勉強をスタートさせたのは「国内旅行業務取扱管理者」の資格試験です。

試験は9月下旬ですが、正味3か月を切ってからのスタート。

はたして3か月で合格に辿り着くことは可能なのか!?

こうしてブログを書いている暇があったら勉強しなさいよ!っていう自らの心の声が聞こえます。(笑)

さてはて、どうなることやら。

どうして資格試験を目指そうと思ったのか

そもそも、私がなんで今さら「旅行業務取扱管理者」の資格を取ろうと思い立ったのか。

とってもざっくり言うと「キャリアチェンジ」のため。

ざっくり過ぎて意味がわかりませんね。(笑)

これには長い長い「人生」という思い通りにはいかない物語があるわけですが、、、

ぜんぶ話していたら長編小説並みのボリュームになってしまうので、ここではひとまず私の関心ごとと、この先の野望を語ってみようかと思います。

インバウンドに関わる仕事がしたい

これまでにヨーロッパを中心として40か国ほどの旅をしてきました。

20代の後半から30代に乗っかった辺りでは、2度に渡ってイギリスへ長期留学もしました。

つまり、海外旅行が大好き!

各国の景色や人々の生活の雰囲気を感じながら、その地域で重ねられてきた歴史を訪ね歩くのがなんとも楽しくて。

コロナ禍に突入した2020年以降は、ここ最近の忙しさや円高の影響も相まって、もうまるっと4年も日本から一歩も出ていないという奇跡。

いや、もはや化石」です、わたくし。(笑)

そんな中で日本はインバウンドの大ブーム到来。

ここ数年、秋葉原駅の周辺を通ることが増えたのですが、コロナ禍を経て、昨年辺りから日々、外国人観光客の数があからさまに上昇していくのがわかりました。

今や日本人より多いんじゃないの?って思うことすらあります。(笑)

テレビでも来日観光客の皆さんが特集されることがコロナ禍以前よりも多くなり、テレ東では10年以上続いている「YOUは何しに日本へ?」がリアタイ取材復活!

私はこの番組がずっと大好きでよく見ています。

ちなみに「世界!ニッポン行きたい人応援団」も好き。

テレビの中で日本への熱い思いを語る外国人の方を見たり、街中に溢れかえる観光客の皆さんの様々な姿を見ていると、海外で自分が旅行者として過ごしていたときのいろいろな感情や、留学中に感じた多くのカルチャーギャップの思い出が呼び覚まされるんですよね。

海外で自分が見てきたこと、知ったこと、感じたこと、経験したことのすべてが、今でも何ものにも代えがたい大切な財産になっているな~って。

もちろん、まだまだ自分も日本に閉じこもって終わるつもりはありませんが(笑)、これからの時間、日本に関心を持って来てくれる旅人たちに関わる何かができたら素晴らしい!って考えるに至ったのです。

単にボランティアで通訳ガイドをするとか、そういうことではなくて、旅人たちに日本の自然や文化を肌で感じてもらったり、いろいろな体験(ものづくりや伝統文化、生活など)をしてもらったり、有名な観光地を訪問することだけではなく、個々に希望する「日本でしたいこと」をアレンジして提供できる人になりたい!と。

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キャリアチェンジが必要な理由

正直、今は漠然としています。

でも、実はこの思いは昨日今日ふってわいたものではなく、ずっと心の中に存在していた思いなんですよね。

日々の生活に流されながら夢をあきらめたり、努力することに向き合うことができなかったり、ほんとうにダメダメ、グダグダの人生50数年。

ただね、ここが人生難しいところだと思うのですが、自分の意志とは裏腹に「自分が求めていないところ」での評価は抜群の人生なんです。(苦笑)

ほんとうに自分でも理解不能なくらい何をやっても評価され、期待され、挙句に管理職へ引っ張り上げられる。

これまで多くの職を経験してきましたが、すべての職場において評価を得なかったことはありません。

自分に任された目の前の仕事を自分なりに淡々と(いや、淡々と見せかけて内心は必死かも …笑)こなしていく、それが当たり前だと思って取り組んできただけの私には、それを過大評価され期待されるのが苦痛だった時期が長かったです。

さすがに40歳を過ぎるあたりからは「そういう人生なんでしょうよ」と開き直り、それも受け入れて過ごすようになりましたが。

でもね、自分の中でその運命を受け入れたら受け入れたで、次の苦しみがやってきます。

今度はその評価にふさわしい仕事を「ちゃんと」しなくちゃ!という呪縛が。

それまでは「必要以上に評価しないでくれ~!」「自分のやるべきことだけちゃんとやるから放っておいてくれ~!」「私には関係な~い!」って心の中で叫びながらの日々だったのに、今度はその期待に応えなければいけないわけですからね。

要するに私、単なる「完璧主義者」なんですよね。

誰よりも自分が完璧ではいことが分かっているがゆえに、必要以上に完璧を追い求めてしまう人生。

おまけにHSP気質なもので、本当にしんどい。

評価されること、仕事で必要とされること、それはありがたいことだと思ってはいます。

でも、やっぱり違う。

そうじゃない。

私がやりたいことはこれじゃない。

日々、「生活するため」の仕事で、しかも残業に忙殺されながらこのまま老後を迎えていいのか?

50歳を過ぎてそんな思いが強くなり、ここ数年、久しぶりに人生さ迷っていたのです。

本当にやりたいことって何?

むかし描いた「なりたい自分」になれてるの?

このまま「なんとなく」人生が終わっていってもいいの?

もうね、???の嵐です。(笑)

そして決断。

小さな一歩から始めてみようじゃないか、と。

今からでも「なりたい自分になる」には遅くない!

これまでの人生において、「人からいただいた評価」にも間違いなく大きな意味がありました。

でも、やっぱり私には「自分自身が楽しかったと納得できる」ということが必要だと思っています。

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国内旅行業務取扱管理者への道

そんなわけで、まずどこから手を付けたら良いんだろう?と思いつつ、やっぱり旅行取扱業務管理者は必要よねという単純な発想で試験日を確認してみたところ、やばい、9月だって!

いや、実はとっくにその日程、知ってたよね。(笑)

悶々とする日々の中で試験日程とかいろんな情報だけは頻繁に見ていたので、春には一度チェックしていたのです。

でもすっかり具体的な日程は忘れていました。

2024年度は、国内旅行業務取扱管理者試験が9月、総合旅行業務取扱管理者試験が10月に実施されます。

申し込みスケジュールを見たらまだ間に合う!

勉強が間に合うのかも深く考えることなく、とにかくこれを逃すと1年を棒に振ってしまうと思って即申し込み完了!

為せば成る!為さねばならぬ何事も!の精神で進んでみます。

とりあえず参考書と過去問を買ってみた

とはいえ、試験まで3か月を切っているので、今からどうやって勉強を進めていけば良いのか悩みどころです。

悩んでいる暇があったら参考書を読みましょう!なんですけどね、ほんと。(笑)

試験は3科目で構成されています。

(1)旅行業法及び関係法令
(2)旅行業約款及び関連約款
(3)国内旅行実務

短期間でこの試験に合格された方の体験ブログをいくつか拝見し、まずは参考書を買ってみました。

試験までに時間がないので、シンプルに3種類。

まずは基本的な法令や約款、実務が1冊で網羅されているナツメ社から出版されているこれです。

国内旅行業務取扱管理者試験テキスト
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短期合格されていた方の体験談を拝見する限りでは、皆さんこのテキストを使われていたので間違いないはず!

これにユーキャンとか、資格の大原が出しているテキストを併用されている方もいましたが、結論として「これだけでいいかな」って書かれていたので、私は最初からこれでヨシとします。(笑)

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というのも、ユーキャンとか資格の大原が出しているテキストは初めから「総合旅行取扱管理者試験」を想定した構成になっているのです。

私も来年は総合を目指そうかと思ってはいるので、決して無駄にはならないのですが、法令・約款と実務が複数冊に分かれていて、ボリューム的にもどうかなと。

来年はいろいろなテキストを使ってみるとして、まずはこの1冊にしました。

そして、次に欠かせないのが地理や観光名所の勉強。

日本よりも、どちらかというとヨーロッパの地理や歴史、観光名所のほうが詳しいかもしれない私には難関です。(笑)

そこで選んだのが、旺文社から出版されているこちらの本です。

旅地図(日本)
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この本には海外版もあって、セット売りもしています。

最初は海外好きの血が騒ぎ、思わず「セット」をカートに入れたのですが、ちょっと待て。

今それ必要?

なんとか思いとどまり、ひとまず日本版だけを購入しました。(笑)

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そしてもう一つが多分、最重要!過去問題集です。

今回は時間がない中ですが、とにかく過去問を解きまくるのが一番いいと聞いたので、気合を入れて10年分を網羅できるようにTAC出版から発売されている、それぞれ過去5年分が収録された平成30年度版と2023年度版の2冊を購入しました。

この過去問は新品では流通していなかったので古本を購入しましたが、ほぼ新品でした。

買うだけ買って使わないまま古本へ流れたのでしょうね。

買うだけ買って使わず、、、なんか私も耳が痛い。(笑)

過去問はについては、試験を運営している「一般社団法人 全国旅行業協会」のホームページに5年分は掲載されていますが、当然ながら問題と解答だけで解説がないのであえて発売されているものを購入しました。

さて、モノは揃いました。

勉強計画を立ててみた

やみくもに勉強を始めてもなんなんで、まずはこんな感じで勉強を進めていこうかなという勉強計画を立ててみました。

この通りにコトが進むかは?ですが、なんとか今年度の合格を目指して頑張ろう!

 3か月でやってみよう!
① テキストをひと通り読み切る(問題やらない)ここ
② もう一度テキストをひと通り読み切る(問題やってみる)
④ 過去問題と解答を年度ごとに確認しながら、テキストと地図の該当箇所にマーカーする
⑤ テキストのマーカーされているところに重点を置いてもう一度ひと通り読み切る
⑥ 過去問を年度ごとに解く(間違えたところにチェック)
⑦ 過去問を間違い箇所がなくなるまで繰り返し解く
⑧ 上記と並行して常に旅地図に目を通しておく

気合入れてテキストを読み始めるのですが、これが意外と進まない。

そりゃ325ページまるっと1冊読むとなると結構な時間がかかりますよね。

すでに、大丈夫かな?の不安がよぎっておりますが、、、でも内容はなかなか面白いです。

これから日々頑張ってお勉強を続、途中経過も勝手に報告いたしますのでお楽しみに~。(笑)

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まとめ

今回は、キャリアチェンジに目覚め、インバウンドのお仕事を目指して「国内旅行業務取扱管理者」の資格試験に3か月の勉強だけで挑もうという、けっこう無謀なお話をお届けしました。

この年齢になって初めて気づく「大切なこと」もたくさんありますし、あえて「気づかないふり」をして生きてきたこともたくさんあります。

残りの人生ってあと何年くらいだろう?

そんなことを考え始めた今が、私の転換期かも知れません。

まずは完璧主義で、せっかちで、神経質で、そんな自分とも少しずつ対話しながら「てきと~(適当)」を自分に許容できるように。

そしてこれからは、「自分にできること」ではなく「自分がしたいこと」を考えながら、そこに費やす時間を楽しんでいければいいなと思っています。

まぁね、現実はそんなに甘くはないです。(笑)

でも行動のないところには何も生まれませんから、気持ちはとっても大事ですよね。

 

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