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夏旅!2024「青春18きっぷ」ひとり旅 DAY4 長崎・軍艦島とハウステンボスへ

思いつきの勢いでスタートした「青春18きっぷでの夏旅!2024・8日間の旅」も、ここ長崎で折り返しを迎えます。

倉敷、下関では1泊ずつの駆け足観光でしたが、長崎では2泊して軍艦島、ハウステンボス、雲仙を訪れる計画。

夏旅4日目のこの日は、いきなり長崎観光のメインイベント!軍艦島への上陸ツアーです。

世界文化遺産に登録された「軍艦島」へ遂に上陸!

軍艦島の正式名称は端島(はしま)と言いますが、2015年に「明治日本の産業革命遺産 ~製鉄・製鋼、造船、石炭産業~」の一部として世界文化遺産に登録されました。

世界遺産に登録されるうーんと前だったと思いますが、偶然見ていたテレビの特集でタレントさんが「特別に」この島へ上陸しているのを見て以来、いつか行ってみたい!と思っていました。

軍艦島への上陸ツアーが開始されたのは 2009年とのことなので、私がテレビで見たときには、まだ、上陸のための「特別な許可」を得なければならない時代だったのではないかと思います。

海の上にぽかんと浮かぶ、荒廃したコンクリートの塊が織りなす狐島の独特な雰囲気に妙に惹かれたのを覚えていて、ついに、その島へ足を踏み入れることができると思うとワクワクMAXでした!

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プレミアムな軍艦島上陸ツアー

軍艦島へのツアーは5社くらいあるようですが、そんなことは後から知った話で(笑)、この旅行を計画した段階では「軍艦島」「ツアー」とかで検索してヒットして一番最初に目についたホームページを開き、私はそこで予約しました。

「軍艦島コンシェルジュ」というところのツアーです。

これものちに知ったことですが、この会社のツアーは一番人気があるようですね。

他社と比較すると若干お値段は高めなのかな?といった感じではありますが、ここのツアーには港近くにある軍艦島デジタルミュージアムの見学もツアー代金に含まれているので、さほど変わらないと思います。

ツアープランがスタンダード、プレミアム、スーパープレミアムの3種類あって、それぞれにサービスが異なります。

最初はスタンダードでいいっしょ、と思って予約しかけましたが、、、

この際とことん贅沢してしまえっ!ということで、なんとスタンダードの2倍のお値段の「スーパープレミアム」の予約をしてみました!

スタンダードは5,000円、プレミアムは8,000円、スーパープレミアムは10,000円です。

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どんな差があるかと言うと、何もかもが特別待遇。


① 軍艦島デジタルミュージアムの見学と、かつて島民だった方による特別ガイダンス
② ミュージアムから船乗り場までアテンド付(徒歩5分くらい)
③ 乗船前に桟橋にてJUPITER(ツアー船)の船長と一緒に記念撮影タイムあり
④ 船ではエアコンの効いた2階客室の窓側席指定
⑤ 船内にてフリードリンク(冷/温)、冷凍飲料パウチサービス付
⑥ 出港後、写真撮影に適した2階の専用デッキフロアが利用可能
⑦ 上陸前に軍艦島を周遊する際、船の前方オープンデッキへ優先案内
⑧ プレミアムシート専属スタッフ付
⑨ 各種サービス
・おしぼり サービス
・スナック&キャンディ サービス
・レインコート(雨天上陸時)
・ブランケット貸し出し
⑩ 軍艦島へ上陸する際は一番最初に下船案内、指定席なので戻る際も最後までゆっくり島を見学可能
⑪ オリジナルノベルティのプレゼント


最初で最後の訪問だと思うので、思い切って贅沢してみたわけですが、結果、大正解でした!

すべてがプレミアムで、美しい写真も優先案内のおかげでべスポジから撮り放題だったし、スタッフのサービスも行き届いていて快適♡

これから見学に行かれる方がいらっしゃるなら、私は迷わず「スーパープレミアム」をお勧めしますね。

島まで行かないと上陸できるかはわからない

この日の朝は、まずホテルから徒歩で35分くらいかけて集合場所である港近くの「軍艦島デジタルミュージアム」へ。

ミュージアムでは軍艦島にまつわる様々な展示や映像を見ることができます。

軍艦島を周遊しているかのような360度パノラマ映像の真ん中に立つと、その迫力に圧倒されワクワクがどんどん高まります。

ミュージアムでは映像を映しながらガイドさんがこの島の歴史を語ってくれ、知らないことばかりで驚きの連続。

映像を見てお勉強した後はプレミアムコースの参加者だけが集められて、かつて中学生のときまで軍艦島で暮らしていたという語り部の男性がリアリティたっぷりに解説してくれます。

それが終わると、桟橋まで移動して乗船です。

軍艦島への上陸には長崎市が厳格な規定を設けているらしく、波の高さ次第では仮に島の近くまで行けたとしても上陸ができない可能性があります。

上陸できるか否かの判断は、現地で船長が行うとのこと。

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お天気は、焦げてしまいそうな強い日差しガンガンの快晴でしたが「波」はどうなるかわかりません。

ここまで来て上陸できなかったら、、、さすがに凹む。

祈る気持ちで片道45分の船の旅が始まりました。

少しずつ、少しずつ、長崎の港が遠くなっていきます。

海面はとっても穏やか。

このままの状態が続けば、上陸できそうですね。

昨夜、港から遠くに眺めた女神大橋をくぐり、大海原へ。

今回の旅はなんだか「船と島」が多いな。

宮島へ船で渡り、巌流島へ船で渡り、そして軍艦島へ船で向かっています。

奥に見えているのが、ヴィーナスウィング、女神大橋。

そして進むこと数十分。

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いよいよ遠くに軍艦島が見えてきました!

プレミアムサービスのひとつ、前方のオープンデッキに案内されると、正面には軍艦島が!

見事なまでの青空と、深い青に染まる海、そこにポツリとまるで絵画のごとく浮かぶ軍艦島。

もうね、カンペキな風景に感動!しかない。

穏やかな海面を見る限りでは、上陸に問題はなさそう。

そして上陸前には軍艦島の周りを船でぐるりと一周してくれます。

こんな離れ狐島にかつては最大人口5,000人以上が暮らしていたなんて、ちょっと想像がつきませんね。

しかも島全体が居住区域ではなかったので、なおさらその人口密度に驚かされます。

軍艦島の周辺の海は静まり返っていました。

せわしない日常をしばし忘れ、この風景をボーっと見ているだけで、心穏やかになります。

海を「見る」のが大好き人間な私にとっては至福の時。

軍艦島の周りをぐるりと周遊しているころで本日無事に「上陸可能」との案内があり、観光船はいよいよ軍艦島観光の入り口となっているドルフィン桟橋へ向かいます。

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見学エリアは3か所のみ

船がドルフィン桟橋に到着すると、まずは私たちスーパープレミアムの乗客16人が先に下船を案内されました。

そして下船の際には「熱中症対策です」と、冷凍したソフトパックのドリンクを渡してくれました。

なんとも「特別扱い」な感じが心地よき。(笑)

桟橋を渡っていよいよ上陸です。

桟橋付近から目に入った軍艦島は、まさに「廃墟」そのもの。

巨大なコンクリートの残骸といった感じの雰囲気。

軍艦島には「見学広場」と呼ばれるスペースが3か所あります。

ただ、残念ながら島全体をバランスよく見て回れるわけではなく、ごく限られた一部のエリアに集中しています。

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ま、これは遺産保護の観点から致し方ないですね。

そして建物の劣化が日々進んでいて、徐々にコンクリートの建物が崩れ落ちて行っているらしく、安全への配慮もあると思います。

軍艦島の歴史を語り出すと、果てしなく長くなりそうなので割愛しますが、ガイドさんからここで繰り広げられた人々の暮らしを聞けば聞くほど、新たな興味が湧いてきました。

それはそうと、私たちのガイドを務めてくれていたのは恐らく70代であろう高齢の男性で、この猛暑の中で熱弁をふるってくれていましたが 、、、その姿を見ながら彼の体調が心配になってしまいました。(苦笑)

そして小さな子ども連れの家族も何組かいましたが、少なくとも、暑さ厳しい真夏に小さな子どもを連れて観光するような場所ではないですね。

ぐずりまくっていました。(笑)

それを見ていた女性のスタッフさんがこれまた気の利いた方で、「暑い~~~!!!!!」とぐずりまくっている子どもに、そっと冷たいおしぼりを渡してあげていました。

このツアーでは、地上スタッフ、船内スタッフ、現地案内スタッフ、み~んなとても親切だったのが印象的でした。

因みに上陸しての見学時間は(すでに記憶があいまいで覚えていないのですが)、トータル50分くらいだったと思います。

3か所の見学広場でそれぞれガイドさんの説明を聞いて、あとは出航時間までに各自で船に戻るといった行程になっていますが、自由散策はほぼないものと思って間違いない。

写真を撮りながらボチボチ来た道を引き返すだけの時間しかないし、仮にもう少し自由時間があったとしても、立ち入り禁止ゾーンばかりなので自由に見て回るような場所もないです。

ただ、それでももう少しゆっくりと軍艦島に留まり、かつてここにあった人々の暮らしにじっくり思いを馳せてみたかった気はしますが …。

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外国人向けの案内サービスがいまいち

今回私が参加したツアーには外国人観光客も何組かいて、私の隣の席もひとり旅らしき外国人女性でした。

個人的にはとっても満足のいくツアーでしたが、強いて言うならば外国人観光客にはちょっと「案内不足」かな~というのが唯一のマイナスポイント。

船内のアナウンスに英語での案内がなかったことは残念でした。

ごく簡単な短いガイドにも英語がなく、もし自分が日本語がわからないとしたら結構ストレスだな~って。

いちおう、外国人向けの案内が文章で書かれたファイルを配っていましたが、この案内ファイル、、、ちらっと見た感じ80ページくらいはありました。

片道45分、しかもその間ずっと船内でじっとしているわけではないから、そもそもこんな膨大な文章はじっくり読めないですわ。(苦笑)

どうしても日本語のガイドだけしか難しいのであれば、案内ファイルの文章に番号でも振っておいて、モニターに「いまココの話してるよ~」って分かるように該当する番号を表示するとか、もう少し工夫が欲しいですね。

せっかくガイドさんが船の上から目の前に見える風景の解説をしてくれていても、手元の英語案内のどこの文章を読んだらいいのかわからないのはとっても残念です。

世界遺産に登録されたことで外国人客も増えているだろうし、少なくとも、基本的なことだけでもいいから英語での音声案内は入れてあげて欲しいな~と思いました。

「デッキを解放したのでご自由にどうぞ」

「どこそこにドリンクが準備してありますからご自由にどうぞ」

「そろそろ船内にお戻りください」

私の隣の女性もときどき不安そうな表情を見せながら、周りの動きを注視している感じだったので、、、おせっかいにもちょいちょい声をかけてあげて。

ま、個人的にはそんなコミュニケーションも楽しい時間ではありましたけどね。

ハウステンボスでのサマーナイト花火!

軍艦島のツアーから長崎の港に戻ったのが13時30分ごろ。

この日の夜はハウステンボスでサマーナイト花火を見ることにしていたので、予定ではそのままハウステンボスへ移動するつもりでいたのですが、、、ハウステンボスの花火は 20:30 から。

よくよく考えてみると、ハウステンボスでアトラクションを利用する予定はまったくなく、ただ街並みと雰囲気を楽しみたいだけだったので、16時前にハウステンボスに着いたところで花火の時間までやることないよね、と。

しばし考える。

その結果、ちょっとホテルで昼休憩、となりました。(笑)

幸いにもホテルが駅前だったので、超便利。

港エリアからはバスに乗って長崎駅へ戻り、コンビニでお昼ご飯を買い込んでホテルでホッとひと息。

「食」にあまりこだわりがないので、旅先でのゴハンはいつもこんな感じ。

これは海外でも変わらないですね。

ホテルでのんびりこの旅の中で唯一の「休憩タイム」を過ごし、15時少し前になってからハウステンボスへ向けて出発しました。

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2両編成のローカル電車で約2時間の旅

長崎駅からハウステンボスへは意外と時間がかかるんですよね。

前日に佐賀を通って長崎まで来た道(線路?)を、また戻っていく感じで約2時間の電車旅です。(利用するルートによっては1時間半くらい)

中心駅である長崎駅から観光地・ハウステンボスへ向かう電車だから、けっこう混んでいるのかな?と想像しながら駅へ向かいましたが、ガラス空き。(笑)

しかも2両編成。

テーマパークへ向かう2両の電車がガラ空きって、どうなの?www

長崎を15時ごろに出て、ハウステンボスに到着したのが17時少し前。

駅のホームからはおしゃれなホテルオークラが見えていて、その手前にある橋でハウステンボスとJRの駅がつながれています。

ハウステンボスの駅に到着して電車を降りると、改札では昔の駅のように、駅員さんが改札に立って笑顔で迎えてくれていました。

大きな橋を渡った先がハウステンボスの入り口です。

でもね 、ハウステンボスへの道のりはまあまあ遠い。(笑)

ただ、、この時間帯だからなのか、暑すぎるお天気ゆえなのか、普段はどうなのかわかりませんが、ご覧の通りのひと気のなさ。

都心のテーマパークからは想像のつかない状況です。。。

人混み大嫌い!だから、私にとっては「なんという天国!💕」ですよ。(笑)

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懐かしきかな、オランダの風景

ようやくハウステンボスのエントランスに到着して改札を通り抜けると、さっそく目に飛び込んでくるのは、これです。

オランダに来たわ~♡(いいえ、長崎です … 笑)

高校の修学旅行で来た「オランダ村」の風景はほぼ覚えていないのですが、「ほんまもん」のオランダは3回ほど訪れたことがあるので、その時の思い出がぶわーっとよみがえってきました。

でもこうした風車のある田舎を訪れたときは天気が良くなかったので、快晴に映えるオランダ村の風車のほうが美しく感じました。

エントランスへ向かうストリートはひと気なくガラーンとしていましたが、園内には「それなりに」お客さんは入っていて、賑わった雰囲気。

とはいえ、場所によるかな。

やはりアトラクション・エリアに集中している感じで、私が求めるフォトスポットにはあまりひと気はなく… 撮り放題。

ちょうど夕暮れ時だったので、青空をバックに夕日に染まるオランダ風の街並みがよく映えて、ほんとうに美しかったです。

でも気温は35度とかなので、、、それだけがね。

汗をポタポタ垂らしながらの撮影はけっこうキツイものがありましたが、なかなか来る機会がない場所なので沢山写真を撮りました!

敷地内をぐるりと一周しても、写真を撮るだけなら1時間くらいあれば十分な感じでした。

夕日が沈むぐらいの時間帯になると、徐々にオフィシャルホテルに宿泊しているであろうお客さんたちが園内に繰り出し、飲食店を中心にザワザワと賑わいを見せ始めていました。

花火の打ち上げ会場もオフィシャルホテルのうちのひとつである「ホテル デンハーグ」の目の前のハーバーなので、ここの宿泊客は自分の部屋から花火を見られる特権付き!

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もちろん宿泊費は高くつきますが、こうしたオフィシャルホテルに滞在してテーマパークを楽しむのもいいですね。

園内をひと通り散策したあとは、ハウステンボスを一望できるタワーシティのドムトールン展望室へ。

高さ105mのシンボルタワーで、展望室は80mの位置にあります。

思いのほかこじんまりした展望エリアではありましたが、ハウステンボスの全貌を上から見下ろすことができるのは楽しかったです。

それはそうと、ガラス越しに写真を撮るしかないのでうまく撮れるか気にしながらの撮影でしたが、、、いまのカメラの性能に驚くばかりですね。

ガラス越しでもこんなにきれいに撮れちゃって。(笑)

展望室から地上へ戻り、それでもまだ時間が有り余っていたので、運河沿いをお散歩。

水のある風景は安らぎますよね。

ひと気も少なかったので、なおのこと、ひとりでゆったりと(滝汗を流しながら)ヨーロッパの風情を満喫させてもらいました!

オランダの街並みを眺めながらベンチに座って休憩。

ベンチと言えば、ハウステンボス内にはオランダの街並みをバックにこんな可愛らしい演出もありましたよ。

子ども連れの家族が何組も足を止めて、記念撮影していました。

ま、これがこの景色に調和しているかと言えば、、、あれ、なんですけど、ね。(笑)

子どもたちはとっても嬉しそうに座ってポーズを決めていました。

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スリリングな夜の森の中の宮殿

しばしの休憩をしている間に日も暮れ、徐々に花火大会の時間が近づいてきましたが、それでもまだ時間が余っていたので、ハステンボスの隅っこのハーバーである花火会場のさらに奥にある「パレス ハステンボス」に行ってみることに。

ここはオランダの宮殿を忠実に再現したという建物。

森の木々に囲まれた道を進んでいくと、立派な門構えの向こうに美しいオランダの宮殿が鎮座していました。

門の手前で係りの女性がパスポート(入場券)を確認します。

私は e-ticket だったので、スマホを取り出しましたが、、、薄暗くてスマホ上の文字がかすむ、、、そう、老眼でとっさにeチケのページを開こうとしても、画面の文字が見えなくて開けないという悲劇。(笑)

そもそも時間も時間だったし、お客さんは私しかいなかったので焦ることはなかったのですが、親切な係りの女性が「私のスマホでよければ、、、」と笑いながら光を当ててくれまして、無事、 eチケを提示することができました!

テーマパークゾーンでは一度入場してしまえば提示する必要のないパスポートですが、この宮殿は宿泊施設があるフリーエリアに位置しているので、この施設への入場にはあらためてパスポートを提示しなければならないのです。

いや~寄る年波には勝てませんね、、、。

さて、無事に立派な門構えの宮殿に入場!

この時間は残念ながら宮殿内の見学はできなかったのですが、宮殿の敷地内は自由に見学できました。

建物の裏にある「真っ暗な」Gardenもね、一応見学したものの、、、周りを森に囲まれた暗闇の中、恐ろしいまでの静けさ、ひと気のなさ、もはや恐怖しかなかったです。(笑)

自分の足音だけが響くっていうね。

いちおう少しだけ宮殿内が覗けるように室内の照明が灯されていたので、窓からまさに「のぞき見」。

お庭もきれいに整えられていましたが、お庭には街灯がひとつも設置されておらず、さすがにカメラには写りきらず残念。

まだうっすら明るい時間に来ていれば写真にもおさめられたのに、のん気にベンチで時間を持て余して休憩していたという残念な私です。(笑)

真っ暗で静まり返る森に囲まれた裏庭を見学して正面へ戻る際、裏庭へのゲートのところでベビーカーを押した家族とすれ違いました。

様子からうかがうに、この先に進んでいいのかわからず迷っている感じでゲートの前で立ち止まっていたようですね。

私が中から出てきたのを見て、その方たちは庭へ入っていきました。

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でも、ほんと、ここ進んでいいの?大丈夫かな?って不安になるくらい、暗闇の宮殿の裏庭は怖かった。(笑)

そういえば、私が入場する際には、係りの女性が「サイドは暗いので気を付けてくださいね」と声をかけてくれましたっけ。

気をつけようもないくらいスリリングな宮殿見学でございました!

宮殿正面に戻ったころにはすっかり真っ暗になって、宮殿の雰囲気も濃紺の夜空に白い光を放ち少しだけ変化していました。

建物の近くを歩いていたら一部、扉が開いていて中へ入れるようになっていいるのに気づき行ってみたら、、、トイレでした。(笑)

でもちょうど花火を見る前にどこかで入っておきたいと思っていたので、すいている(というか誰もいない)きれいなトイレを利用できたので、暗闇の宮殿訪問も結果的にラッキー☆な結末。www

きれいではあっても誰もいない宮殿のトイレも、かなりスリリングではありましたが。

サマーナイト花火!

宮殿をあとにした私は、まだ少し時間には余裕があったものの、その足で花火の会場へと向かいました。

今回の花火は事前にインターネットで有料の指定席を予約していたので、気持ち的に余裕がありました。

S、A、その他いくつかの「エリア指定」で座席を予約するのですが、せっかくだから私は前方のS席を予約。

席番号までは指定できないので運任せ、と思っていたら、なんと最前列のけっこう真ん中の座席が予約できたのです♡

ま、花火は舞台などとは違って高い上空に舞うので、後ろのほうでもさほど苦にはならないかもしれませんが、前にさえぎるものがないというのはなんとも心地よき。

私が会場に着いたのは花火の始まる40分ほど前でしたが、既に大勢のお客さんが座っている状態。

自分の席に着くと目の前はハーバー。

なんて贅沢。

目の前の風景を眺めながら、開始時間までの40分間はあっという間でした。

動画を撮影したので、その様子をおすそ分け!

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普段は動画を撮りなれていないので、花火の撮り方も残念な部分も多々ありますが、、、

夏の思い出に、、、ときどき眺めながら癒されています。

花火の最初から最後まで、動画は11分ほどあります。

編集なしの撮りっぱなし動画ですが、よければお時間のある時にお楽しみください。

ハウステンボス サマーナイト花火

楽しい時間はあっという間に終わるもの。

約12分間の花火はほんとうに「あ」っという間でした。(笑)

でもたぶん、こんなにちゃんと花火を見たのは数十年振りだったので、2024 夏旅のとっても素敵な思い出になりました💕

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思い出を胸にホテルへの帰路につくはずが…

サマーナイト花火が終わると同時に、人の波が一気に流れ出します。

私はその波に飲み込まれぬよう、足早にパーク内を進み、JRハウステンボスの駅へと向かいました。

花火を見ていたお客さんの3分の1くらいはたぶんオフィシャルホテルの宿泊客で、さらに残りの半分以上は車での来場者。

はじめは JRの駅がイメージしていたよりも遥かに小さくて驚きましたが、電車の利用は少なそうで、納得。

とはいえ、花火が終わった後の駅のホームは時間がたつにつれそれなりに人が溢れてきていたので、早足で駅まで行って先頭に並ぶことができたのは正解でした。

開かずの扉、そんなん知らんがな

足元の乗車位置を確かめ、電車の到着を待つこと20分。

やってきたのはやっぱり「2両編成」の電車でした。

でも車内はガラガラなので、座れそう。

長崎駅までは2時間近くかかるので、さすがに座れないのはキツイので良かったです。

目の間に電車が止まり、扉が開くと、、、

ん?

扉が開くと、、、

えっ?

扉が開かな~い!!

なんで?

ふと前方の扉に目をやると、開いてる!!

え?

とりあえず開いている扉へ走る。

なんとか無事乗車して空いているところに着席。

頭の中が???のままふと視線を上げると、車内に貼られた案内板が目に入りました。

「〇月〇日より、1両目の後部扉は開きません」

意味不明。

要するに長崎に来るときに出会った、ローカル電車のローカル・ルールですね。

バスみたいな感じ。

乗るときは後部車両から、降りるときは前から。

つまり、私やその後ろに並んでいた人たちは目の前の扉が開かないから、大慌てて前の扉から乗車しましたが、実は前の扉からは乗車しちゃいけないらしい。

知らんがな。(苦笑)

だってホームには「乗車位置」って書いてあったし、その位置に扉が開かないことや乗降のルールは「電車の中」に書かれてるわけですよ。

ホームで電車を待っている「ローカル・ルールを知る由もない観光客」がわかるわけないですよね。

花火の思い出を胸に、心地よくホテルへの帰路につくはずが、なんだか超・モヤモヤしながら長崎へ向かうことになったのでした。(笑)

ローカル・ルール、難しい。

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まとめ

長崎でのメインイベント、軍艦島の上陸ツアーに始まり、ハウステンボスのサマーナイト花火で幕を閉じた4日目の夏旅。

この日が旅の折り返し地点。

明日から後半戦です。

長崎の二日目は「雲仙・地獄谷」へ足を延ばし、夕方には長崎を出発して熊本へ向かいます。

どんどん旅のクライマックスに近づいてきました。

さてはて、この先の旅はどうなることやら。

夏旅!2024

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