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月組トップスター月城かなとはすべてが美しすぎました、そのすべてにありがとう!

まだまだ先のことと思っていましたが、時代を支えてきた95期のトップスターたちが相次いで退団していきました。

柚香光が去り、月城かなとが去り、「れい・れい・れいこ」と呼ばれた95期の3人組も残すところ礼真琴ひとりになってしまいましたね。

とはいえスター軍団の95期ですから、まだまだ専科には瀬央ゆりあ、水美舞斗、そして輝月ゆうまという心強い3人のスターたちがいてくれるし、雪組では朝美絢が数か月後にはトップに就任するし、宙組では2番手として桜木みなとが組を支えながらトップへの希望をつないでいます。

この段階で、同学年から4人のトップスターを輩出することが確定していて、娘役トップも3人輩出している95期はホント最強ですね。

かつて愛華みれ、真琴つばさ、轟悠、稔幸の4人のトップとトップ娘役には鮎ゆうきを輩出した71期生、そして天海祐希、姿月あさと、絵麻央ゆう、匠ひびきのトップ4人を輩出した73期生。

トップスター4人という人数は71期、73期に並びますが、娘役トップを3人輩出しているので、やっぱりすごいな。

しかも、宙組でずんちゃん(桜木みなと)がトップになることが実現すれば、5人揃っての同時就任こそ叶わなかったけれど、5組を95期はコンプリートすることになりますね。

ささやかな楽しみとして、ずんちゃんのこれからに幸あれと思わずにはいられません。

月城かなとの人間性にほれぼれします

れいこちゃん(月城かなと)の本当の姿っていうのは、もちろん私にはわからないけど、特に退団に向かう一連のときの流れの中でのれいこちゃんの言動や行動は、何もかもがスマートで、美しくて、やさしさと温かさに溢れていましたね。

月城かなとを明確に「見たい」と思った時期

個人的には学生時代に宝塚にハマったきっかけが月組でしたから、いまでもなんとなく愛着はあるものの、がっつり月組ファンだった時代から30年は経っていて(笑)、今はすっかり「よそさま」になってしまいました。

しかも、特にちえちゃん(柚希礼音)時代以降はどっぷり星組の沼にはまりまくってきたので、こっちゃん(礼真琴)やなおちゃん(瀬央ゆりあ)の成長過程はそれなりに見てきましたが、他組のスターさんたちの成長過程のあれやこれやには正直、けっこう疎いところがありまして。

つまり、れいこちゃんの雪組時代の印象は飛んでいます。

ファンの皆さんがタカスペで「彩風咲奈、月城かなと、永久輝せあ」の並びが見たかった、と嘆いている様子を見てはじめて「あ、そっか、そーゆーことか」といった具合です。

もちろん音楽学校の頃からあの美貌ですから、きれいな子がいるわ~とか、正統派二枚目のかっこいい若者がいるわ~とか、思ってはいましたけど、れいこちゃんを「意識して」見たい!と思い始めたのは月組に組替えとなり、トップになってからくらいだった気がします。

星組のちびっこだった礼真琴、音楽学校の卒業式でひとめぼれしたけど花組配属でさようならした柚香光(笑)、そして直視できないくらいの美貌の月城かなと、ほかにもトップスター候補生が複数いる華やかな95期たちの集合体に堕ちましたよね~。(苦笑)

ここ数年はスカステでも自然とれいこちゃんが出ていると見てしまうし、星組の次に舞台を観に行きたいのはれいこちゃんの月組でした。

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トップスターはやはり周りへの影響が大きい

れいこちゃんの「自分のことは置いといて」という一貫した姿勢が、とっても自然で嫌味なく、最後の最後まで「ほんとーにこの人は他者のことしか考えてないな」と惚れちゃいましたね。

スカステのナウオンとかでトークの様子だけ見ていると、たびたび「うみちゃんとなんかあった?」って心配しちゃうくらいのクールさで驚いたことも多々ありましたが。(笑)

でも、特に退団が発表されてからの数か月、スカステでのれいこちゃんを注意深く見ていたら、めちゃめちゃイイ人!

いやもちろんわかってはいましたよ、いい人だって。

だけど、その想像の遥か斜め上だな、って。

95期のトークでも、先日のタカニュのさよならインタビューでも、自分のためだけに時間を使われたくないんでしょうね~。

すぐに切り上げて(ある意味、進行をぶった切って …笑)、隣のひとに「私のことはもういいから〇〇さんに聞いてあげて!」って感じが、ほんと嫌味がない。

なかなかいないですよね、こんなトップさん。

雪組の下級生時代は「とにかく叱られないように、上級生から“気にかけられないように” 隅っこで静かにしていた」というようなお話を聞きましたが、その気持ち、れいこちゃんならわかる気がします。

でも、残念ながらあの「美貌」と「声」ですからね。

放っておくなんて無理。(笑)

ほんとーーーに素晴らしいトップスターさんになられましたよね。

いまの月組の皆さんの様子を見ていると、れいこちゃんが周囲への思いやりの塊ゆえか、下級生たちの空気感も「まず他者を考える」という雰囲気がありませんか?

組ファンじゃない私からは、そう見えます。

立場は人を育てると言いますが、れいこちゃんは本来の「私のことはそっとしておいて…」な気持ちを、路線に乗せら前へ進んでいくしかない中で切り替えたのだろうし、組をまとめて引っ張っていくリーダーとして成長してきたのだと思います。

でも、組のみんなこそが、れいこちゃんのその他者を優先するやさしさ、思いやりに日々触れながら、大きな財産を身に着けたんだと心の底から思います。

あらためて、トップスターが組の雰囲気を方向づけていくんだな~と、千秋楽を見ながら温かい気持ちになりました。

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月城かなと、すべてに個性出してくるのが愛おしい

たぶん、ほとんどのファンが思いましたよね。

何度目かのカーテンコールで、退団者たちが「トップスター賛辞」を誰一人述べず、お客さまや関係各者へのシンプルな感謝の言葉しか発しなかったのは、きっと「月城かなとの要望」だったんだろうな、って。

とことん、れいこちゃんって人は、、、と。

ホントは叫びたい人、いたんじゃないのかな?

でもね少しだけ思いました、私は。

「れいこさん、大好きです!!!♡」

って最後くらい、叫ばせてやってよ、とね。(笑)

いや、本気で叫びたい子いたんじゃないかな?って思ったんです。

ま、れいこちゃん的には、そう叫ばれると「反応できない、わたし」ってことなんでしょうけど。(笑)

でも言わんでもいいことは言っちゃうのね、鳳月杏さんが拒否ったって。(笑)

本当にあの場面に引っ張り出す気がなかったとしたら、あの状況では黙ってるよね。

れいこちゃん、気遣いの人だからこそのの悪知恵だなって。

確信犯よ、ぜったい。(笑)

ちなっちゃんは本気で遠慮していたかも知れないけど、でも、れいこちゃんは、月組を託す後任コンビをあそこちゃんとで紹介したかったんでしょうね。

おめでたいことなんだし、組内でああしてバトンを渡すことができるって、嬉しいことだと思いますし。

それにしても、れいこちゃんが袖に向かってちなっちゃんとやり取りする姿も面白かったけど、意外にあっさり出てきてくれたちなっちゃんもカワイカッタですよね。

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こっちゃん、宝塚を背負ってくれてありがとうだな。

さゆみちゃん(紅ゆずる)も千秋楽でこっちゃんイジッてくれてましたね。

かわいいお顔して、その ギャップがいい!! って。(笑)

そう言われて照れてるこっちゃんの隣で、なこちゃん(舞空瞳)が笑顔で見つめる姿にもキュン♡

録画は何度も巻き戻し~~~でみちゃいます、これね。(笑)

もうほんと、すき。

で、ここからの、この深~いお辞儀をするこっちゃんに、トップとしての覚悟を感じました。。。

懐かしいな、あれからもう5年か。。。

同期の先陣を切ってトップになったこっちゃんが、れいちゃんにも、れいこちゃんにも退団で追い越されていくっていうね、、、

そして、なこちゃんも間もなく去っていく、、、こっちゃんの思いやいかばかりか。

こっちゃんが自らの宝塚人生を選択しての「今」と「これから」だとは思いますが、なんか、久しぶりにこっちゃんのこのお辞儀姿見てたら意味もなく泣けてきた。。。

トップになるまでもいろいろ頑張ってきたと思いますが、ここ数年、いろんなことがあり過ぎましたね。

大劇場の月組公演千秋楽でれいこちゃんにお花を渡しに来ていたこっちゃんですが、何を思いながられいこちゃんを見送ったのかな~って想像しちゃいます。

もしかしたら、こっちゃんの卒業の日ももう決まっている中でのことかも知れないし、なんだかんだと劇団に引き留められて延び延びになってるのかも知れないし、こればかっかりは発表があるまで妄想するしかないのですが、、、

でもさ、れいこちゃん、卒業してゆったりした気持ちでこっちゃんにLINEとかしてる気がする。

「なかなか、すっきりして、いいよ~!こっちゃんも早くおいでよ♡」とかってナチュラルに。(笑)

れいこちゃんがスカニュのさよならインタビューで嬉しそうに話していたように、OGになっても95期が集まった番組、お願いしたい!!

私たちファンにも素晴らしく神番組でしたが、当のご本人たちが一番喜んでた感じ?

あの話をしているときのれいこちゃんが、ほんと「予科生」だった。(笑)

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まとめ

れいこちゃんの卒業について語るつもりが、結局はこっちゃんトークになってしまいましたが、、、

こっちゃんとトップとして同じ時代の宝塚を支えた同期生が2公演連続で卒業してくのは、ほーーーんと寂しいですね。

そして、まゆぽん、お花渡しが忙しいね。(笑)

この後もまだ雪組さんもさよなら公演が続きますので、雪組ファンの皆様、さきちゃんファンの皆様、連日のご観劇の際にも猛暑で体調を崩されませんように。

それでは、また。

 

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