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参加人数400人超・田原俊彦ロンドン&パリツアーの思い出 vol.1

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1989年夏。

当時、人気絶頂だったスーパーアイドル田原俊彦が大好きだった sora さん。

トシちゃんのデビュー10周年を記念して開催された『ロンドン&パリ』ツアーに参加しました。

そのときの思い出を皆さまと共有すべく、以前、手元に残していた旅のエッセイを記事にしましたが、のちに記事の整理をしたときに削除してしまいました。

ところが、思いがけずトシちゃんファンの読者の方から、その記事を惜しむ声をいただきまして。。。

若かりし日のトシちゃんと過ごしたロンドン・パリでの思い出を再執筆、全5回に渡ってお届けします。

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キャンセル待ちからの参加決定

アイドル全盛期だった80年代~90年代前半、アイドルと触れ合うことができるツアーがよく企画されていました。

国内あり、海外あり、宿泊ホテルの各部屋にアイドルが訪問してくれるなんていう、今ではあり得ない企画も当たり前にあったりした時代。

この頃のトシちゃんは、TVドラマ「教師びんびん物語」で大ブレイク、主題歌の「♪抱きしめてTONIGHT」も大ヒットして、トップアイドルの地位を確立していました。

雑誌「anan」では「抱かれたい男No1」の称号を欲しいままにしていたのが懐かしいですね~。

そんな人気絶頂「スーパーアイドル田原俊彦」のデビュー10周年を記念して企画されたのが、ロンドン&パリツアーだったのです。

大好きなトシちゃんとヨーロッパ!!

海外には興味がなかったものの、トシちゃんと一緒に行けるなんて夢のような企画♡

今思えば海外ビギナーの soraさん、しかもまだ当時は18歳の女子大生で、いきなりヨーロッパツアーに一人参加を考えたことだけでもチャレンジャー。(笑)

どうしても行きたかったんでしょうね~。

親は海外に縁のある人たちだったので、sora さんが海外に関心を持ったことが嬉しかったようで、決して安くはなかったツアー代もドカンッと出してくれました。

たしか1週間のツアーで50万近かったと思います。

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BIGなトシちゃんが企画するツアーは、ハイクラスなホテルだったのでね・・・(苦笑)

とはいえ、すんなりツアーに参加できたわけではなく、sora さんが申し込んだのが少し遅かったのか、最初はキャンセル待ちになってしまったのです。

でも、募集人数、そんな少なくなかったんですよ。

定員300人とかだったんじゃないかな。

締め切り後に旅行会社から連絡が来て、そのときはキャンセルが出たからだと思っていましたが、結果的には申し込みが殺到していたための「追加」だったようです。

ツアー参加者は総勢400人!

なんせ、時代はまだバブルが崩壊する直前。

トシちゃん世代のバブリーなOLのお姉さま方が世に溢れていたわけで、、、50万近い旅行でも申し込みが殺到するのも納得です。

最初に参加が確定していた人たちと、後から追加で参加が決まった sora さんたちとは取りまとめの旅行会社が違っていましたので、急遽の手配だったことがうかがえます。

とにかく、参加決定!

いよいよ憧れのトシちゃんに会いにロンドン&パリへ出発です。

ロンドンは遠かった

ロンドン・ヒースロー国際空港。

sora さんがはじめて海外の地を踏んだ記念すべき場所。

7年後に、留学という形でふたたび一人でこの地に戻ってくるわけですが、この時にはまだ、まったくと言っていいくらい海外には関心のなかった sora さんなので、すべては「トシちゃん」のお陰かも。

1989年8月、ついに「はじめの一歩」を踏み出したわけです。

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前泊ホテルに溢れるトシちゃんファン

ツアーは成田発着のみ。

希望者は、各地から国内線乗り継ぎや前泊ホテルをオプションで申し込むことができました。

飛行機で国内線を乗り継ぐ方が恐らく安くて楽ちんだったと思いますが、なんせビギナーのひとり参加だったため、飛行機の乗り継ぎなんてわからんっっ!(笑)

ってことで、当時は地方に住んでいた sora さんは全日空ホテルの前泊を申し込み、ひとりで大きなスーツケースを片手に、いや、両手にガッツリ握りしめ、新幹線やローカル線、そしてバスを乗り継ぎ成田まで向かいました。

当時はまだ、成田エクスプレスなんていう便利なものはなかったし、東京駅では乗り換えのホームもわからず右往左往。

駅ビルの売店のおばちゃんに聞いても、と~っても素っ気なく返され「これが大都会、東京かぁ…」と心細さと不安でいっぱいになったのを、今でもはっきりと覚えています。(苦笑)

なんとか「総武成田線」とやらに乗って、ようやく成田駅に辿り着いたものの、今度は全日空ホテル行きのシャトルバスの乗り場がわからず、ここでも右往左往。

バスターミナルの脇にあった旅行代理店に助けを求め、どうにかシャトルバスに乗ってホテルに到着。

海の向こうへ旅立つ前から、すでに大冒険!www

sora さんが全日空ホテルに到着した時には、すでにロビーにツアーの参加者らしき女性が大勢集まっていて、ちょっと異様な雰囲気。

お友達と一緒の人もいましたが、その時はどちらかというとひとりでいる人のほうが多かったような・・・。

sora さんもその中に混じって緊張しながら受付を済ませてチェックイン。

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お部屋はツインで相部屋でしたが、sora さんがチェックインした時にはまだひとりぼっち。

夜遅くになって、相部屋の女性が仕事を終えて到着。

さすがに田原俊彦ファン同士ですね、すぐに打ち解け、トシちゃん話で大盛り上がり。

それまでの心細い気持ちが一気に解消され、旅立ちへの大きな期待へと変わっていったのでした。

いざ、ロンドンへ!

翌朝、いよいよツアーが始まります。

ロンドンに向けて成田空港から出発!

総勢400人のトシちゃんファンの大集団は、12のグループに分けられていました。

sora さんのグループは一番最後の「12班」です。

利用した航空会社はイギリスのBA(British Airways)でした。

たぶん記憶が正しければ、10班までの最初の申し込み確定メンバーは ANA(全日空)だったんじゃないかな?

追加組だった11班、12班だけが BA だったんだと思います。

グループごとに分かれて出国手続きを終え無事に搭乗したまでは良かったのですが、出発時刻になっても飛行機はまったく動く気配なし。

何やらエンジントラブルのため、点検中とのアナウンス。

結局、そのまま真夏の蒸し暑い機内に缶詰状態で待つこと1時間ほど。

ようやく出発の運びとなりました。

当時は日航機の事故からまだ間もなかったこともあり、みんなが口々に「大丈夫かな」と不安な様子だったことを思い出します。

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おとぎの国、ロンドン到着

それにしてもロンドンへの道のりは遠かった。

12時間ほどのフライト、機内ではほとんど眠れず、ひたすら「機内食」を待つ状態。(笑)

でも、上空から見下ろす大陸の景色があまりにも壮大で美しく、大感動!!!

どこまでも続く茶色い大地、そこに流れるいくつもの河。

この時に見た風景は、まさに「衝撃的」と言っていいくらいの感動でしたね~。

いまでも、ヨーロッパへ向かうときのこのユーラシア大陸の風景を見るのは大好きです。

そんな絶景を見下ろしながら飛行機はユーラシア大陸を横切り、ついにイギリス上空へ。

すると今度は、いくつも連なる小高い丘が広がり、赤いレンガの可愛らしい家々が立ち並ぶ、まるでおとぎの国のような風景が目に飛び込んできました。

これが、イギリス・・・

sora さんとイギリスとの大切な最初の出会い♡

着陸するまで、目下に広がるおとぎの国の風景をず~っと目に焼き付けていたことを思い出します。

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定刻より1時間遅れでロンドン・ヒースロー空港に到着したトシちゃんツアー12班ご一行は、すぐに迎えのバスに乗り換え、宿泊先であるタワー・シスルホテルへ直行。

何せ大所帯のこのツアー。

宿泊先もふたつのホテルに分かれていて、10班までの先発組は別の大型ホテル、11班と12班の追加組がこのタワー・シスルホテルでした。

これが結果的にとってもラッキーだったんです♡

スーパースターの神対応

本来は、それぞれのホテルでの夕食タイムにトシちゃんがあいさつに来てくれる、という予定だったのですが、飛行機が遅れたせいで1時間のタイムロス。

まさかの時間切れで、トシちゃんのあいさつが中止になってしまいました!

トシちゃんが来るって!?

トシちゃんに会いたいがためにツアーに参加している sora さんたちは、貴重なトシちゃんとの遭遇のチャンスを奪われ、かなりのブーイングを飛ばしていたわけであります。(笑)

でも、無理なもんは無理。

仕方なく各部屋に散って、それぞれの時間を過ごすことになりました。

相変わらずブーブー言いながら部屋で荷物を開いているときのこと。

成田で出会い、すっかり仲良くなった他の部屋の参加者からsora さんたちの部屋に電話がかかってきたのです。

「トシちゃんが来るんだって!!!」

なんですと!?

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どこから情報だったのは定かではありませんが、とにかくカメラを握りしめて大急ぎで部屋を飛び出しました。

ロビーにはすでに12班のみんなが集まってきていて、ソワソワ。

sora さんは改めて冷静にロビーを見渡してみる。

そして端の方にトシちゃんの事務所のスタッフらしき男性陣が待機していることに気づきました。

これは間違いなく、トシちゃんが来るぞ!!

そう確信して、一気に胸が高鳴ります♡

わくわくドキドキ、ロビーで待つこと数十分。

ついに、トシちゃんを乗せた黒塗りのハイヤーが車寄せに到着。

一斉に女子たちの視線が入口へと注がれます。

トシちゃんとの夢のような1時間

かたずをのんで皆が見守る中、サングラスを片手にトシちゃんがやってきました。

何の記者会見ですか?ってくらいの嵐のようなフラッシュを浴びながら、トシちゃんはふつ~に中央のソファに腰かけ、ごく自然にファンとの会話を始めました。

田原俊彦

この人、神。(笑)

当時の「田原俊彦」といえば、スーパーアイドルです。

そのスーパーアイドルが、目の前のソファーに座って普通に我々ファンとしゃべっているという、、、アンビリーバボーな状況。www

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このとき、ホテルのロビーにいたのは sora さんたちの12班40名程度と数名のスタッフのみだったので、誰もがトシちゃんを身近に感じられる距離でナマ声を聞き、会話に参加できるという夢のようなひととき。

でもいま写真見てみると、トシちゃんが座ってるソファーってエキストラソファですよね。

それもまた、なんかイイな。(笑)

たぶん、このときトシちゃん待ちでファンがすでにソファに座ってたから、トシちゃんは空いてた場所にスッと座ったんだと思います。

同じホテルに宿泊予定だった11班も飛行機が遅延していて、sora さんたちよりもさらにホテル到着が遅れ、このときまだホテルに到着していなかったので、しばらくロビーでその到着を待つことに。

田原俊彦

結局、1時間くらいトシちゃんとのフリートークを楽しむことができたんじゃないかな。

みんな、とにかく自由にトシちゃんに話しかけたりツーショット写真を撮ったりしながら、貴重な時間を満喫しました!

振り返ってみればこの旅行、初海外にもかかわらず、思い出は「トシちゃん」の話しかないってのもどうなんだろうね。(笑)

そうこうしている間に、ようやく11班がホテルに到着。

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ホテルの玄関前にバスが到着したのを確認して、トシちゃんは11班の乗っているバスへと入っていきます。

バスの中からは凄まじい「悲鳴」が聞こえてきました。(笑)

突然、自分たちのバスにトシちゃんが乗り込んでくれば、そりゃ叫ぶよね。www

10分くらい?いや、5分くらい?ちょっと記憶が定かではありませんが、11班の人たちとバスの中で触れあったのち、トシちゃんは再びハイヤーで帰っていきました。

ツアー初日から、なんて素敵な夢時間♡

飛行機よ、遅れてくれてありがとう。(笑)

次回に続く

はじめての海外旅行が TOSHI TOUR 。

いろいろと思い出深い旅。

さて、次回はいよいよロンドン観光で、再びトシちゃんとの遭遇です!

 

田原俊彦デビュー10周年記念ロンドン&パリツアー in 1989

田原俊彦オフィシャルサイト

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