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ディナー・クルーズ!田原俊彦ロンドン&パリツアーの思い出 vol.5

田原俊彦ロンドン・パリツアー

この記事は2023年9月10日に公開した記事の再編版です

1989年夏。

当時、人気絶頂だったスーパーアイドル田原俊彦、トシちゃんが大好きだった女子大生 sora さん。

トシちゃんのデビュー10周年を記念して開催された『ロンドン&パリ』ツアーに参加しました。

そのときの思い出を皆さまと共有すべく、以前、手元に残していた旅のエッセイを記事にしましたが、のちに記事の整理をしたときに削除してしまいました。

ところが、思いがけずトシちゃんファンの読者の方から、その記事を惜しむ声をいただきまして。。。

若かりし日のトシちゃんと過ごしたロンドン・パリでの思い出を再執筆、全5回に渡ってお届けします。

今回はその最終回、第5回です。

ちょいと長くなりますが、お付き合いください。

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いざ、ヴェルサイユへ!

パリの2日目は、オプショナルツアーからスタートしました。

日本を出発する前にあらかじめオプショナルツアーの申し込みをしていて、それぞれ申し込んだツアーに分かれての観光です。

私はは ヴェルサイユ宮殿 の半日観光に参加しました。

他にもロワールの古城巡りとか、定番のオプショナルツアーがいくつかありましたが、単純に有名どころを選んだ感じですね。(笑)

ヴェルサイユ宮殿は、よく、パリ市内にあるように勘違いされがちですが、そうではなくパリの近郊に位置している「ヴェルサイユ」地区 に存在しています。

パリからは電車でもローカルバスでもアクセスできますが、この時はツアーだったので観光バスでの楽々移動。

ヴェルサイユ宮殿に到着して、まず驚かされるのはその広さ!!

ヴェルサイユ宮殿

正門から宮殿の建物にたどり着くまでに、早くも疲れる。www

果てしなく広いです。

正面ももちろんのこと、ガーデンも恐ろしく広いです。

もはや「呆れる」レベル感。(笑)

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

全体を凡人がカメラに収めようと思っても、無理。

プロの技術でちゃんと広角レンズを使わないと、全体は収まらないでしょうね。

宮殿方向に進んでから、ひと息ついて振り返ると・・・

ヴェルサイユ宮殿

街が遠くに・・・。

でもね、フランス革命のとき、ヴェルサイユにいた貴族たちは、パリの群衆たちが「ベルサイユへ!」って叫びながら正面のメインストリートを行進して押し寄せてくる様子を、この角度から眺めていたってことですよね。

いや~想像するだけで恐ろしい。

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この宮殿前の広場が埋め尽くされたといいますから、ものすごい人数ですよね。

そんな史実を想像しながら旅をするのは、ヨーロッパ旅行の醍醐味!

・・・と今は思いますが、なんせ当時の私は、ね、無知でした。(苦笑)

ただ目の前に広がるだだっ広さに圧倒され、どこまでが宮殿なんだかわからな~い とか思いながら、ひたすら写真を撮るのみ。

初ヴェルサイユがそんなだったので、のちに、ちゃんと歴史を感じるために3度ほど訪問しなおしました。(笑)

ヴェルサイユ宮殿の観光は、個人、団体客それぞれに入場予約制

予約した時間でないと入場できないので、このときも時間が来るまで30分ほど列に並んでからの入場でした。

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

宮殿内ではグループごとにその国の言語を話すガイドさんが付いてくれて、説明を聞きながらひと部屋ずつ一緒に進むスタイル。

マリー・アントワネットのベッドとか、当時使っていた家具とか、国王の執務室とか、食堂とか、いろいろ詳しく知ることができるのですが・・・

正直、歴史に関心がないと長~く感じます。

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989
田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

見学できる部屋は限られているとはいえ、かなりの数がありますので、当時の私はすっかりお疲れモード突入。(笑)

やっとひと通りの宮殿内見学を終え、その後30~40分くらいしかなかったと記憶していますが「半券」で宮殿の庭を自由散策できる時間がありました。

綺麗に整えられた宮殿の広大な庭や、マリー・アントワネットがこよなく愛した別邸「プチ・トリアノン宮殿」の見学ができるのですが、、、

みなさま、ご想像の通り。(笑)

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私とその仲間たちは、お庭より「お土産買いに行きたい!」ってことで、お庭の見学はパスしてしまいました~。

でも、正直いって 30~40分で見学できるような庭じゃない。

とにかく広大なんです。

だって私、あえてこの 庭だけを見学するために ヴェルサイユへ行ったことがありますが、がっつり3時間 かかりましたもん。

それでも全部は見きれなかったし。

ま、当時の自分たちの行動を肯定するための言い訳…でもあります。www

そんなこんなでガイドツアーが終わるや否や早々に宮殿を出た私たちは、周辺に軒を連ねる観光客向けのお土産屋さんでフリータイムを消費したわけですが …

結果、「これ、ヴェルサイユで買わなくてもよくない?」という「パリ土産」を手にしていたという結果になりました。(苦笑)

それも、懐かしい思い出です。

人生最初で最後の「エスカルゴ」

こうしてヴェルサイユ宮殿の半日観光を終え、バスは一路パリの街へと向かいます。

半日ツアーはパリでの昼食までが含まれていたため、この日の昼食はツアーの皆で一緒にちょっと豪華にトラディショナル・ランチコースを。

フランス料理と言えば、、、エスカルゴ。

なぜ、ムール貝ではなく、エスカルゴだったんだ、、、

目の前に運ばれてきた「エスカルゴ料理」は、10個くらいの小さな壺の中にギトギトのバターソースが溢れんばかりに入っていて、その中にエスカルゴ君。

うーーーん。

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エスカルゴのプレートを前に、食欲減退。(笑)

とりあえず物珍しさで、ひと口食べてみる。

やばい。

即座にオレンジジュースで流し込みました~。><

海外で経験した食べ物で、この先の人生二度と食べないと誓った食べ物が2つありまして、、、

ひとつはフィンランドの北極圏で食した「トナカイの肉」

そしてもうひとつがこの「エスカルゴ」です。

どちらもオレンジジュースなくしては飲み込めなかったという、ね。

エスカルゴ、、、

フランスの人はどうして食べてみようと思ったのでしょうか。(笑)

そう考えると、外国の人たちも「日本人の食」に対して、同じことを思ってるんだろうな~。

味覚は文化ですもんね。

いや~エスカルゴは衝撃でした。(笑)

ツアーの最後はディナー・クルーズ

この日の夜は、早くもツアーの最後を締めくくるメイン・イベント。

トシちゃんと過ごす「セーヌ河のディナークルーズ」です。

それぞれのオプショナルツアーを終えて、ホテルに戻ってから夕方までは自由行動でしたが、このとき何をして過ごしたのか記憶もなければ、写真もないので、たぶん、ホテルに引きこもってたんだと思います。(笑)

仲良しメンバーがそれぞれに違うオプショナルツアーに参加していたので、戻る時間もまちまちだったことが関係していたのかな。

相変わらずの「もったいない旅」ですが。

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残念な思い出もありました

ロンドンでは滞在時間が短い割には3回も、しかも濃密なトシちゃんとのミーティングタイムが実現しましたが、パリに来てからはトシちゃんに会える 最初で最後のチャンス がこのディナークルーズでした。

ロンドンのディスコ・ナイトのときと同じように、ホテルで身支度を整えた参加者たちが続々とロビーへ降りてきます。

ディスコ・ナイトの時とはきも~ち装いはおしとやかに。

でもやっぱり「気合い」の入りようは、皆さま相当なものでしたが。。。(笑)

全員が揃ったグループから順に出発 です。

ここでトラブル発生!

私たちたち12班のひと組がなかなか現れず。

バスに乗り込み、今か今かと出発を待ちわびている12班のメンバーたちのイライラは募る一方。

遅れていたのは中学生くらいの娘さんとお母さんの親子だったのですが、どうやらオペラ座でのマチネを観劇してきたようで、ギリギリになってしまったみたいです。

1分でも早くトシちゃんに会いたい一心のファンの集まり なので、待たされることに対して怒りが収まらないメンバーもいて、ちょっと残念な空気に。

一斉に注がれる、ちょっと凍り付いた視線の中(心無い言葉を発してしまった人もいました)、申し訳なさそうにバスに乗り込んできたお母さんと娘さんの様子が今でも強烈に目に焼き付いていて、、、

30年以上経った今でも、あの風景を思い出すと、なんともいたたまれない思いが甦ります。

このツアーで唯一残念な思い出です。><

でも、みんな「トシちゃん」への思いが強すぎただけ!

そのあとは楽しい空気に切り替わったので大丈夫♡

あのときのお母さんと娘さんも、その後のトシちゃんとのクルーズで、最後の楽しい思い出をい~っぱい上塗りできていることを願います!

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トシちゃんとの記念撮影は・・・

そんなこんなでホテルの出発はラストになってしまいましたが、どうせクルーズ船での席は決まっているのだし、結局は無問題。(苦笑)

船着き場にバスが到着して、足早に乗船場所へ向かおうとしたときのこと。

どこからともなく数人の日本人観光客の女性たちが近づいてきました。

12台ズラリと並んで止まっている観光バス、そのフロントに置かれた「TOSHIツアー」のプレートを見て声をあげます。

彼女たちは少々興奮気味に尋ねてきました。

「トシちゃんいるの!!??」

すかさずお姉さま方は答えます。

「いないよ~!!こんなところにいるわけないじゃんねぇ~」

ほんと人間の心理って面白いですよね。

心の中でわずかな優越感に浸りながら、我々はトシちゃんの待つクルーズ船へ向かうわけです。(笑)

観光客の女性たちは、モヤモヤしながら我々の行列を見送ったことでしょう。www

そして乗船口に辿り着いたTOSHIツアー御一行を待ち受けていたのは、トシちゃんとの記念撮影 です!

乗船前に、エッフェル塔を望むテラスで記念撮影がありました。

もちろん、ここでも ポジション争奪戦 はありましたが(笑)、ロンドンの時のような広い場所ではないので、比較的粛々と。

時間はちょうど夕日が沈む時間帯。

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背景には 薄いピンクの夕焼け空に浮かぶエッフェル塔

とにかくとっても美しい風景で、そんな場所で タキシードに蝶ネクタイで正装したトシちゃん と記念撮影!

どんな素敵な写真が出来上がって来るのかと、めちゃめちゃ楽しみにしていたのです!

が。

帰国間際に渡された記念写真はまさかの・・・

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

モノクロか~い!!!!!(泣)

いや、まさかね、あの美しい風景をバックに記念撮影したのに、モノクロなんて想像もしてなかったわけですよ。

時間も押していてバタバタしていたのもあり、自分のカメラではこの時の風景、一枚も取ってなかったんです。。。

はぁぁぁ~ショック。

お高いツアーだったのに、こういうところはなんとも、おフランス。

カラ-写真代くらい出しますけど?

あえてのモノクロという おしゃれ演出 だったのかも知れないけどさ、、、

いらんわ、そんな演出。(苦笑)

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トシちゃんはどこまでもフリーダム

さて、気を取り直して。

船内はというと、、、まるで高級ホテルのレストランのような豪華さです。

クルーズ船にもいくつかの種類があり、たぶんちょっと良いランクのほうの船だったと思います。

人数も多いのでね。

400人以上が一堂に会せるキャパシティがあるってことなので、けっこうな大型船です。

席はグループごとにブロックが決まっていて、仲良しグループでまとまって座ることができました。

指定されたブロックが中央にあるメインステージから近い、遠いの差はありましたが、私たちは比較的満足のいくポジションだったと記憶しています。

それぞれが席に着き、船はがゆーっくりとセーヌ河を進み始めると、いよいよ、あらためてトシちゃんの登場です。

中央ステージからまずはごあいさつ。

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

その間、フロアではドリンクサービスが始まり、全員に行き渡ったことを確認して・・・

トシちゃんの音頭で、一斉に

カンパイ!!

トシちゃんを待ちながらのフルコース

そのあとトシちゃんは、いったいいくつあるのか気の遠くなりそうな400人分のテーブルを回り、すべての参加者との交流タイムを作ってくれました。

やっぱり、この人、。(笑)

トシちゃんが 私たちのテーブルに回ってくるまでにはずいぶん時間があったので、その間にとりあえずはお食事タイム。

でも、ソワソワ。(笑)

とりあえず優雅な雰囲気は味わっておこうと、船窓から見える夜のパリの街をチラ見しつつ、、、ナイフとフォークを手にフランス料理をいただくわけですが、、、

このときの仲間のほとんどが、本格的なフランス料理をいただくのは初めてだったので、カトラリーの使い方とか、複数あるグラスの扱いかたとか、戸惑いまくって笑いが絶えませんでした。www

メニューもと~っても豪華で、ロブスターなんて身のた~っぷり詰まった体長20センチくらいのがまるごとやってきて、も~~~それはそれは美味!!!♡

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でもって、それがメインディッシュかと思っていたら、その後からフィレステーキが登場するという。(笑)

フレンチのフルコースなんて食べ慣れていない面々なので、もう、なんでもエンターテイメント です。www

本来、レストランでフルコースをいただくときには、きっともっとゆっくりサーブされるんだと思いますが、なんせクルーズ船は時間が限られているため、とにかくじゃんじゃん料理が運ばれてくるのです。

サービスする側も大変ですが、食べる側はもっと大変。

次々と運ばれてくる料理に舌鼓を打ちながら、、、どれくらい時間が過ぎたのでしょうか。

トシちゃんの姿がどんどん近づいてきました。

ふたつ、みっつ向こうのテーブルにいるトシちゃんを、すでにみんなで凝視状態。(笑)

いよいよ自分たちのテーブルにトシちゃんがやって来た時には、もう大はしゃぎです!!♡

やっぱり、トシちゃんだね

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989
田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

通路側に座っていた一人がテーブルにビデオカメラ(時代だな~笑)を置いていたのですが、まずはあいさつ程度にそのビデオカメラを触りながら「よく映る?」と話しかけるトシちゃん。

ビデオカメラの持ち主は、いきなり話しかけられ大喜び!

とびっきりの笑顔で「よく映る~~~♡」って。

それから、お姉さま方はあれやこれや楽しそうにガンガン、トシちゃんに話しかけていましたね~。

私は基本、それをニコニコ聞きながらトシちゃんを ガン見 ね。(笑)

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で、けっこうノリのよいお姉さまの隣りに座っていたのですが、そのお姉さまがトシちゃんとスリーショット写真を撮りたいって言いだして。

で、トシちゃんに向かって「ねぇ、ねぇ、トシちゃん、ここ来てっ!」と自分たちの後ろを指さします。

その言葉にトシちゃん、笑顔で即答。

「やだ」

トシちゃんらしいでしょ?(笑)

お姉さまも引かない。

「いいじゃ~ん、来てよ~!!♡」

めげないよ、女子たちは。www

でもね、そこはトシちゃんのことですから、、、

「いやだ」と言いながらも、体は私たちの後ろに向かって動いてるんです。(笑)

田原俊彦

トシちゃんの前に頭がふたつ、これ、私とお姉さまです。(笑)

ちゃんとトシちゃん、スリーショットに収まってくれてるでしょ?

向かい側に座っていた仲間がいっぱい写真を撮ってくれていたので、いろんな角度の写真があります。

そして、後ろまで来てくれたトシちゃんは、そのまま何故だか後方の椅子に座ってしばしの休憩?

私たちは超ラッキー☆

としちゃん、お酒が入って少々赤ら顔。(笑)

またしても、トシちゃんとの束の間のトークタイムをちょっとだけ長めに楽しむことができました。

これだけの女子を相手にテーブルを回っていたら、そりゃ疲れますよね。

ホント、お疲れ様!

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お楽しみ抽選会!商品はあのブランド

すべてのテーブルを回り終えたトシちゃんは中央ステージに戻り、今度は豪華景品の当たる「お楽しみ抽選会」。

商品はなんと、トシちゃんがポケットマネーで用意してくれたというブランド品の数々。

そうです、パリのブランドショップにトシちゃんが出没したのは、ファンへのプレゼントを用意するためでもあったようなのです。

スタッフに用意させたありきたりな商品ではなく、自ら選んでポケットマネーで景品を用意するって、しかもブランド品!

スーパースターはやることが派手。(笑)

乗船する際に渡されていた番号がそのまま抽選番号になり、トシちゃんがくじを引いていきます。

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989
田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

期待に胸を膨らませ、トシちゃんが読み上げる数字に耳を傾ける400人。

ひとつひとつ読み上げられるたびに、悲鳴のような歓声があちらこちらから聞こえます。

が、

私たちのテーブルから悲鳴が上がることはありませんでした・・・残念。

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デザートよりも田原俊彦(笑)

抽選会が終わるころには料理もほとんど出尽くし、残すはデザートのみとなっていました。

そのデザートがサーブされて間もなく、トシちゃんがデッキへ上がって行ったのですが、これがまたね、トシちゃんのフリーダムなところで

「みんなも良かったら・・・」

な~んて言い残してデッキへ上がって行くわけですよ。

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

行くよね、そりゃ。(笑)

もうその瞬間、民族大移動ですよ。

一斉にデッキへ向かう人の波にもまれながら・・・と言いたいところなのですが、ラッキーなことに私たちの席は比較的デッキへ向かう階段に近かったこともあり、けっこうスムーズにデッキへ到着。

そして、デッキでは見事、トシちゃんの目の前のベストポジションをゲットしました♡

田原俊彦

セーヌ河沿いのパリの夜景をトシちゃんと一緒に楽しみながら、まさに至福のとき。(笑)

目の前に遮るものはなく、ずーっとトシちゃんを見ていられるわけですからね。

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989
田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

カッコ良すぎて、言葉を失いますね~、28歳、若き日の田原俊彦。

この時の写真は山のようにあって、どんだけシャッター切ってたんだろう?って。www

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989
田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

まだデジカメなんてない時代なので、24枚撮りとか36枚撮りのフィルムでね。

最終回なので、たくさんトシちゃんお見せしますね。(笑)

テキスト田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989
テキスト田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

ひとしきりデッキでの時間を楽しんで、そろそろクルーズも終わりに近づいてきたところで船内へ。

参加者にもみくちゃにされながらデッキを後にするトシちゃん。

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

この時、全員ではないにしろ、数百人がデッキに上がっていたと思われるので、もしかしたら、船のバランスが不安定だったかもしれませんね。

 

そして一足先に階段を「駆け下りて」戻った私は、船内でトシちゃんをお出迎え。

ぬかりありません。(笑)

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

さて、こうして無事船内に戻り、再び自分の席に着いた私たちが目にしたものは。

すっかり綺麗に片づけられたテーブル でした。(笑)

デザートが運ばれてきた途端にトシちゃんがデッキへ出ていったため、デザートは手付かずのまま置き去りに。

そしてみんながデッキにいる間に手付かずのまま片づけられてしまったという・・・。

時間に制約のあるクルーズだから仕方ないですね。

サービスする側も、数百人分のデザートを手付かずで片づけなければならなかったわけで、、、

「なんだよ、こいつら、勘弁してくれよ」って思っていたに違いない。(苦笑)

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夢の時間はあっという間

楽しい時間はいつのときも過ぎるのが早いものです。

トシちゃんのお別れのトークを聞きながら、船着き場へと到着。

船着き場には、トシちゃんを一目見ようと一般の観光客の人たちが集まっていました。

その姿を眺めながら、そしてクルーズの余韻を噛みしめつつ、重い腰を上げて席を立った私たち。

トシちゃんは降船口に立って、参加者全員を見送ってくれていました。

トシちゃんのお見送りを受けバスへ戻ったあとも、みんな、しばらくは夢の中。(笑)

ホテルまでの短い時間、夢中でトシちゃんトークを繰り広げていたのを思い出します。

さて、翌日は日本へ帰るのみ。

短くも充実した「TOSHIツアー」も終わりの時が近づいてきました。

田原俊彦ロンドン&パリTOUR-1989

最後まで貴重な経験を重ねた旅でした

さて、ついに日本へ帰る日がやってきました。

想像をはるかに超えて、トシちゃんとの触れ合いを楽しむことができた 大満足のTOSHIツアー!!

帰りの空港へ向かうバスの中でも、ず~っと思い出話に花が咲き・・・。

ホテルを出たバスはシャルル・ド・ゴール空港に直行し、そこから日本の翼JALで日本へ向けて出発です。

でもここからが、また、今では想像のつかない貴重な体験。

JALではあったのですが、直行便ではなく「モスクワ経由」のフライトだったのです。

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ソ連時代のモスクワ空港

定刻通りにシャルル・ド・ゴール空港を離陸し、一路、経由地であるモスクワへ。

トランジットではなく「経由」なので、飛行機の乗り換えはありませんでしたが、1時間ほど待ち時間がありました。

そのため、モスクワ空港では一旦、飛行機を降りて空港ターミナルへ出ることができました。

ただ、このときはまだ ソビエト連邦、すでに少しずつ歴史が動いている中ではありましたが、いわゆる「ソ連」の時代です。

空港での写真撮影は一切禁止、ターミナルビルに入るにあたり、カメラは機内に置いていくようにという指示がありました。

ニコやかな笑顔で乗客を送り出してくれる日本人CAさんの前を通り過ぎ、一歩飛行機の扉の向こうへ踏み出した時、そこに居たのは ライフルを抱えた兵士 でした。

軍服姿の2名の兵士が、ニコリどころか表情一つ変えず、ライフルを脇に抱え、左右に分かれて立っているのです。

正直、恐怖しかなかったです。

空港ターミナルもどこかヒンヤリした空気感で、、、

ちょうどこのツアーが実施された1989年は、歴史が大きく動いた年でもありました。

この旅を終えた2か月後の1989年11月には ベルリンの壁が崩壊 し、東ヨーロッパでは独立を求めた 革命の嵐 が吹き荒れ、一気にソ連崩壊へと進んでいったのです。

ある意味、ソ連時代のモスクワ を体感できたのは、貴重な経験だったかも知れません。

でも、なんであえてモスクワ経由のJAL便だったのかは・・・なぞ。(苦笑)

とりあえず記念にと、ターミナルではドキドキしながらマグカップと絵葉書を買って飛行機に戻った記憶があります。

旅の終わりに

モスクワ空港を発ち、飛行機は無事に成田に到着。

成田でツアーの皆さんとはお別れ.でしたが、、、その後も20年くらいは年賀状でやり取りが続いていました。

が、いまはすっかり途絶えてしまいました。

皆さん、それぞれにいい年になったと思いますが(笑)、、、元気かな。

初の海外、そしてひとり参加という冒険の中で、同じ思いを共有する仲間に出会い、たくさんの経験をして、30年以上たった今、トシちゃんファンの皆さんとこんな形でまた繋がり、、、

不思議なものですね。

そして若かりし日に経験した、この旅の教訓・・・

ヨーロッパは歴史を学んで訪れよう!!(笑)

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まとめ

思いがけず再執筆することになった30数年前の思い出のTOSHIツアー。

あらためて振り返ってみると、いろいろ時代の流れを感じますね。(笑)

そして、自分も若かったけど、、、

トシちゃん、若かったな~。(笑)

今ではテレビに出ているトシちゃんを見る程度になりましたが、やはり気になって見てしまうのは昔の習性でしょうかね。www

思い出話にお付き合いいただきまして、ありがとうございました!

しばらくはこのまま置いておきますので、若かりし日のトシちゃんに会いたくなったら、またご訪問くださいね。

これからも、トシちゃんとともに素敵な年を重ねられますよう、、、

では!

 

田原俊彦オフィシャルサイト

田原俊彦ロンドン・パリツアー

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