宝塚の至宝、礼真琴の舞台を振り返るシリーズ第9回。
今回は、『愛と青春の旅立ち』と一緒に上演された和ものショー『宝塚 花の踊り絵巻-秋の踊り-』です。
まず前提として。
このショーはみんな白塗りなので、「その他大勢」の中から礼真琴氏をTV画面の中から見つけ出すのは絶望的!(笑)
かろうじてフィナーレだけはこっちゃんをバッチリ見つけましたが …
ちえちゃん(柚希礼音)おめめが大きくて白塗りしてもお顔くっきりね~とか、
りかちん(凰稀かなめ)はどんな格好しても綺麗ね~とか、
ねねちゃん(夢咲ねね)意外と和ものも似合ってるね~とか、
さゆみちゃん(紅ゆずる)は白塗り違和感ないね~とか、
ゆりかちゃん(真風涼帆)はなんか凹凸なさすぎ?まっ白いよね~とか、
みえこ姐さん(松本悠里)ちょっと出番多いよね~とか、
あまりにこっちゃんが見つけられないから、ひらきなおって色々と懐かしみながらボーっと見ているうちに終わってしまいました。(苦笑)
礼真琴が出ている「はず」の場面
ゴメンナサイ、ほんと見つけらんない。
なんとなくいそうな場所を凝視してみましたが、そもそもカメラワークがね。。。
あの中からこっちゃんを見つけ出した人、神!☆彡
DVDをお持ちのみなさま、ぜひ挑戦してみてください。(笑)
絶望的に見つけられなかった場面
- 第1場A プロローグ(菊の宴)A
- 歌舞伎男
- 第1場C プロローグ(菊の宴)C
- 歌舞伎男
- 第7場A 波の詩(おけさの幻想)A
- おけさの男
- 第7場B 波の詩(おけさの幻想)B
- おけさの男
かろうじて、こっちゃん見つけたよ
第12場 花の踊り絵巻:歌舞伎男
最後の最後にやっと礼真琴氏を見つけてホッ。
最後の総踊りになるところ、本舞台中央の階段の、中段に立っている歌舞伎男二人のうちの上手側がこっちゃん。
けっこう動きも礼真琴って感じ(どんな感じ?… 笑)なので、これは結構わかりやすいですね。
もうすっかり戦意喪失してボケーっと画面眺めてたら、不意にちえちゃんの後ろに映り込んできた後ろの歌舞伎男に、思わず叫んでしまいました。
「居たぁぁぁ~こっつぁぁぁ~ん!!!♡」
って感じでした、ホント。
よかった、ボーっとしててもこっちゃんセンサーが機能してくれて。
このまま見つけられずに終わるのかと思ったから、その喜びったらなかったですよ。(笑)
この作品のDVD、希少価値あるみたいです
余談ですが、いろいろ断捨離してまして。
試しに手元にある宝塚のDVDとかBlu-rayっていくらくらいになるのかしら?と思い、タイトルのみで某買取店(「宝○あ○」ではない)に買取見積もりをお願いしてみたところ、全部で大卒初任給くらいにはなることがわかりました。
意外と良い値で買い取ってくれるんですね。(高価買取のお店を探したってのもありますが)
商品価値、高くないですか!?
この『愛と青春の旅立ち / 宝塚 花の踊り絵巻-秋の踊り-』、なんと驚きの 定価買取。(消費税5%分だけ切り捨てられたけど)
まさかここまでの値が付くとは…。
版権問題が絡んでTV放送していないことが、市場に出回らない大きな要因になっているのでしょうか。
エリザとかミーマイとかみたいに「1回だけ放送するよ~」「これっきりだよ~」みたいなことも、私の記憶の中ではなかったと思います。
あったとしたら絶対に録画してるはずだし。(あったらスミマセン)
だから、すでに退団したスターさんの主演作であっても、みんな手放さない ➤ 中古市場に商品が出回らない ➤ 希少価値が生まれる ➤ 買取強化 って流れでしょうね。
他のお店の買取価格例を見てみても、ここまでの値は付いていないにしても、柚希礼音 時代のこの作品だけ、飛び抜けて高値がついていることが多かったです。
あと、理由は分からないですが、『太王四神記ver.Ⅱ』なんかも、比較的高値がついてますね。これはなんでだろう?
売るべきか、売らないべきか、それが問題だ
結局、DVDやBDを購入している作品も、ほぼすべてスカステで放送した分の録画があったりするため、わざわざ引っ張り出して見ないってのが現実。
でもやっぱり手元にコレクションしておきたい気持ちも … ね。
今後古くなればなるほど、昔のスターさんたちの作品は(基本的には)商品価値がどんどん下がっていくだろうし、悩みどころです。
昔の私なら絶対に市販品をちゃんと手元に置いておきたい人だったのですが、少しずつ価値観も変わってきてます。
千秋楽はほぼ全作品ライブ配信で、しかもノーカットで観られるし、作品を手元に残しておくには1年待てばスカステで放送してくれるし、おまけ映像もそんなに欲していないし、あえて買う必要なくない?と。
皆さまの宝塚コレクションはいかがでしょうか。。。
ひたすら溜まっていく一方の舞台映像、これからもさらに増え続ける予感。
これも思い切って断捨離、しなきゃね。
まとめ
こっちゃんを振り返るシリーズなのに、今回は内容なさ過ぎて、大変失礼いたしました!
それどころか「このDVD持ってる人、意外と高く売れちゃうよ~」の話の方が長いという。 (笑)
いや、仕方がない、こんなこともあるよね。
それが「下級生時代」ってことだ、と都合よく自己肯定をしつつ、今回の礼真琴の舞台を振り返るシリーズを終わりたいと思います。
次回は、『愛と青春の旅立ち』です。
では、また。
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