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礼真琴の軌跡[13]『めぐり会いは再び-My only shinin’ star- 』(研3)

礼真琴 出演作品一覧

宝塚の至宝、礼真琴の舞台を振り返るシリーズ第13回。

いよいよ礼真琴の宝塚人生、研3に突入です。

今回はのちの「めぐり会い」シリーズの初作となった、『めぐり会いは再び-My only shinin’ star-』のこっちゃん(礼真琴)を振り返ります。

といっても、この作品でのこっちゃんの芝居中の出演場面はわずか2場面のみ。

あとはフィナーレという … ね。

この当時の星組には、涼紫央、夢乃聖夏、紅ゆずる、美弥るりか、真風涼帆、芹香斗亜、そして成績優秀な壱城あずさ、天寿光希、新進男役の十碧れいや、麻央侑希と、ずら~り役付き男役たちが揃っていたこともあり、研3なりたてホヤホヤのこっちゃんに役は回って来ず。

シリーズ続編ではトップスターとして堂々たる(そして可愛らしく)主演を務めたこっちゃんも、11年前の初演作では 無名の村人 だったというわけです。

因みにこの公演は、留依蒔世、永久輝せあ、蓮つかさ、綺城ひか理、城妃美伶、春妃うらら、海乃美月 97期生の初舞台公演 でした。

『めぐり会いは再び』予備知識

宝塚歌劇団

あらすじ

今より少し遠い昔の話。

フォスフォール村には毎年「北の真ん中星」が一番高く昇る「星祭り」の日に、村の神木であるユグドラシルの下で愛を誓った恋人達は永遠に幸せになれるという伝説がありました。

ある日の昼下がり、ヴェスペール公爵の息子ドランはオレゴン伯爵の娘で王都でも美女と名高いシルヴィアの婿選びに参加することになり、従者ブルギニョンとともにオルゴン伯爵の領土であるフォスフォールへと向かう田舎道を旅していました。

二人は旅芸人の一座と出会うのですが、一座は星祭りの余興の準備を進めている中、肝心の芝居の台本を執筆していた作家が結末を書かないまま姿を消してしまって困っているといいます。

その芝居が、ひねくれものの花嫁候補と花婿候補が入れ替わって相手を観察する話だと聞き、自身が花婿候補として品定めされるのを面白くないと思っていたドラントは、自分とブルギニョンが入れ替わって、逆にシルヴィアを品定めしてやろうと思いつきます。

一方その頃、オルゴン家ではシルヴィアが「結婚したくない」と父親を困らせていました。

上っ面だけの魅力ではなく、相手の本心を見極めたうえで結婚したいと言い放つシルヴィアに、兄のマリオは、友人の書いている芝居の物語に倣ってシルヴィアと侍女のリゼットが入れ替わり、花婿候補たちを観察してみてはどうかと提案します。

そんな中、ドラントとほかの花婿候たちが続々とオルゴン廷に到着。

ラルゴ伯爵夫人との長い不毛な関係を清算すべく参加した王立騎士団副筆頭騎士のリュシドール、貧乏王国の末息子の立場に幻滅して大国の華やかな暮らしに憧れて参加したル・カイン王国の第二十四王子のアジス、シルヴィアの兄マリオに恋焦がれ、接近禁止令にも拘らずマリオの近くにいたいがために自身の兄の姿に変装して参加したレオニード、そしてマリオの友人で劇作家のエルモクラ―トは自身の才能のなさを憂い参加しています。

このエルモクラートこそが、旅一座が探していた劇作家だったのです。

従者ブルギニニョンに扮したドラントと、召使いリゼットと入れ替わったシルヴィア。

彼らの目的はただひとつ、相手の真実の姿を見抜くこと。

全ての役者が出揃って、いざ「花婿選び」の幕は上がりますが・・・。

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主な配役

ドラント・ヴェスペール:柚希 礼音
シルヴィア:夢咲 ねね
オルゴン伯爵:英真 なおき
ラルゴ伯爵夫人:万里 柚美
フォーマルハウト:美稀 千種
マリオ・ド・オルゴン:涼 紫央
エレクトラ:毬乃 ゆい
カノープス:美城 れん
プロキオン:天霧 真世
スピカ:花愛 瑞穂
リゲル:音花 ゆり
グルー:鶴美 舞夕
リュシドール:夢乃 聖夏
アルビレオ:妃咲 せあら
ブルギニョン:紅 ゆずる
グラファイス:碧海 りま
リゼット:白華 れみ
カストル:壱城 あずさ
アジス:美弥 るりか
シリウス:如月 蓮
ブラン:白妙 なつ
カペラ:南風 里名
コリーヌ:稀鳥 まりや
ユリウス:天寿 光希
レオニード:音波 みのり
ミラ:優香 りこ
エルモクラート:真風 涼帆
アリア: 夢妃 杏瑠
ケテル:芹香 斗亜
コクマ:十碧 れいや
コレット:早乙女 わかば
アルタイル:麻央 侑希

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恐ろしく出番が少ない!の巻

基本的にこっちゃんがお芝居で出てくるのは、村人として その他大勢 のひとり、しかも出番がめちゃめちゃ少ないです。

完全に 動く背景 状態でございます。。。ただ踊って終わる。(笑)

動く背景、、、

そういえば、和央ようか&花總まり時代の宙組ではよくこの言葉が使われていましたね。(苦笑)

あからさまにトップコンビに焦点を当てすぎた演出が多いゆえ、観劇の感想の中でそう揶揄されることが多かったのです。

「下級生は動く背景だった」

トップスターを軸に、その他大勢も含めたひとつの舞台作り、という意味においては、大変不名誉な感想です。

それだけ劇団の「タカハナ(和央&花總)」コンビへの依存度が高かった時代とも言えますね。

話がそれましたが、今回のこっちゃんの「動く背景」とは、単純に 短編作品で登場人物も限定的、その中にスターと路線がずらりと勢ぞろい、ということで、研3駆け出しこっちゃんの出番は必然的に少ない。

タカハナ時代のそれではないことを、念のため、書き添えておきます。(笑)

第1場 ユグドラシル(村人/男)

一座の人たちとごちゃごちゃ動き回ってるから、見つけるのがとて~も難しい!

なんとかこっちゃんを見つけたのが、まずは花婿候補たちが銀橋に出揃って歌い、本舞台で村人たちが踊っているところ。

黒髪、薄黄色のパンツに、薄ピンクシャツ、ベージュのベストを着ていて、2列目のセンター下手寄り。

ドラント(柚希礼音)とブルギニョン(紅ゆずる)が銀橋のセンターに来た辺りで、下手奥からセンターに出てきて踊り始めます。

やわらかな微笑みを浮かべ、主題歌を歌いながら踊るこっちゃん。

そして、花婿候補たちが下手花道に去って行ったあとは、下手奥の台の上で踊っている一番下手端。

みんなでセンターに集まって歌うところは最後列下手端です。

首を傾げる一瞬の振りすら「礼真琴」。(笑)

そして歌が終わってそれぞれに散っていった直後、舞台後方で楽しそうにクルクルッと華麗にターンしている村人 発見!

こっちゃん、かわいすぎるぞ。(笑)

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第7場 オルゴン廷・サロン(村人/男)

ここでの出番はほんと、一瞬。

出演者たちが銀橋を渡っていきますが、エルモクラート(真風涼帆)を先頭に、15番目に村人のこっちゃんが通り抜けていきます。

そしてお芝居の出番は終了。

第11場 フィナーレC(フィナーレの男)

ロケット後の大階段!板付き

この場面に入れるようになったのね、研3のこっちゃん。

しかも良いポジション!

大階段センターに立つちえちゃん(柚希礼音)のすぐ後ろ、上手側の後方にいますね。

やっぱり礼真琴氏の動きは見ていて気持ち良いわ~。

しかもこのときの衣装がね、私、好きだったんです、色合いやデザインが渋くて。

大階段で縦1列になってるときは、上手側の列の後ろから3人目、本舞台に降りてきてからも後列というか、上手から3番目でキレッキレに踊ってます。

次の体系では4列あるなかの3列目、最前列のとよこちゃん(涼紫央)のちょうど真後ろです。

そして3列に移動したあとは2列目にあがってきます。

雰囲気はまだまだ幼いですが、一生懸命かっこつけて踊っているこっちゃんが愛おしい。(笑)

このあと、ちえねね(柚希礼音&夢咲ねね)のデュエットになり、、、もぉ、この衣装の組み合わせが大好物!!♡

眼福でございます。

第12場 パレード(パレードの男/Wトリオ)

ってなうちにあっという間にパレードです。

こっちゃんは前公演に引き続きWトリオを務めています。

階段降りは、ダルマちゃんたちが降りてから村人たちが降りてきますが、その2番目に上手側で降りてきます。

そしてそのまま上手でコーラス。

さてはて、こっちゃんが銀橋にご挨拶に出られるのはいつ頃からでしょうね~?

楽しみ。

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こっちゃんのことじゃないけど

なんか、今回はこっちゃんの出番がなさ過ぎて、振り返るにもボリュームなさ過ぎましたね。

そして、ちえちゃんとさゆみちゃん(紅ゆずる)の掛け合いは、いつ見ても楽しいです。

さゆみちゃんは少々、いや ちょっと度を越してますよ~ くらいの、芝居を超えた「やりすぎ感」はありますが、これはこれとして。(笑)

今でこそこの二人の並びは違和感なく、二人が揃うととにかく「楽しい!」と思える私ですが、、、短い期間ながらも柚希&凰稀のワン・ツーコンビ ファンだった私としては、柚希&紅コンビに馴染むまでに少々時間がかかったのを思い出しました。

これも宝塚の沼ですね。(笑)

結局は劇団から与えられた環境の中で、我々ファンは 劇団の思惑通りに嵌っていき、結局、何年も何十年も抜け出せない。。。

そーいえば、みっきー(天寿光希)。

退団作品となった、こっちゃん主演のシリーズ3作目から数えて11年前の初演になりますが、そのときからぜ~んぜん変わってない気がするんですけど。

横に並べて見てみれば、変わってるのかな~?(笑)

とりあえず、今も昔も美しい。

そして、みっきーユリウスさん、あのころは面白すぎましたね。

さすがに11年の「とき」がユリウスさんを大人に変えたのかな。(笑)

まだ若手だったみっきーの、とにかく勢いのある明るい役作りに笑わせてもらいました。

そしてはるこちゃん(音波みのり)。

この頃のレオニードはちょっとやんちゃな感じがカワイイですね。

最新のシリーズ3作目ではすっかり大人になって、少しおしとやかになりました。

でも、基本的にこの人も11年経ったとは思えないくらい変わらない・・・。

サヨナラ公演、ふたりとも完走できますように!!

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まとめ

今回は東京千秋楽の収録を見たのですが、ちえちゃんがご挨拶で、とっても真剣な顔で真面目にお話ししていて、しかも涙ぐんでいる姿に、いろいろ思いが形にならず、トップスターとして一番しんどかった時期なのかな~とちょっと切なくなりました。

当時はこんなこと思いもしなかったことですが、ときが過ぎ、ご本人たちから在任中の様々な思いが語られるのを聞いたあとに観なおしてみると、いろんなことを考えちゃいますよね、ファンとしても。

星組生との距離感に悩む中で、この公演の前の中日劇場公演を最後にりかちん(凰稀かなめ)が宙組に組替えとなり、この公演では同期のまよまよ(天霧真世)が退団し、まさこちゃん(十輝いりす)が組替えしてくるまでの期間は特にきつかっただろうな~なんて。

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トップスターの座を手に入れた人にしか見られない素敵な景色があると同時に、その重責を担った人にしかわからない様々な悩みや苦しみも、そりゃありますよね。

こっちゃんも、トップになって早6年目。

就任早々にコロナ禍に見舞われ、コロナが明けたと思ったら劇団に大激震、自身の体調不良、休演、心のよりどころ瀬央ゆりあの専科移動、ほんとうに平坦な道とはかけ離れたトップスター人生を送ってきましたが、そんな中でもいつも素晴らしい舞台を届けてくれてありがとう!!!!!

もうしばらく… 夢を見させてくれることを願っています♡

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