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瀬央ゆりあ with 花組【宝塚巴里祭2024】いつの間にか瀬央沼に嵌ってるわ

宝塚巴里祭2024

2019年に開催されたのを最後に、昨年までの4年間はコロナ禍により開催されていなかった宝塚巴里祭。

ついに今年、5年振りの開催となったわけですが、、、今年は専科異動後初、瀬央ゆりあの1年ぶりの宝塚男役としてのステージとなりました。

なおちゃん(瀬央ゆりあ)の美貌に磨きがかかり、眩しすぎるあまり、(テレビの前で)座ってるのに立ち眩みするくらい。(笑)

この人をまるっと1年も宝塚歌劇の舞台に立たせていない宝塚歌劇団、やっぱりおかしいって。

この眩しさは大劇場を隅から隅まで照らしますよ、宝の持ち腐れはやめてくださいね、劇団さん。

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宝塚巴里祭2024│ライブ配信の感想

実はね、迷った挙句に2公演ともライブ配信、見ちゃいました。

なおちゃんと花組生たちの、肩の力の抜けた楽しそうなステージが印象的でしたね。

そして何よりも1年ぶりのなおちゃんの「男役」姿は眼福。

PROLOGUE

■ パリパナム/Paris Paname
■ 愛の讃歌/Hymne A L’Amour
■ Boum!


出だしの音が少々不安定でこっちが緊張してしましたが、その後は安心して楽しめました♡

やっぱりヅカメイクにキラ✨キラ✨はいいな。

最初は「ん?人数が足りなくないか?」と不思議に思っていたら、結構がっつりとはなこちゃん(一之瀬航季)が女役で登場してビックリしました。(笑)

お稽古場情報で「なおみとはなこ」は聞いてはいたけど、ちゃんと聞いてなかったんかな、私、

なおちゃんとちょっと踊るだけじゃないんんだ!?ってなった。www

出演メンバー的には「レビューの女王」がこの人選になるんだろうけど、、、なおちゃんとの相性は正直、あまり、、、だったかな。

なおちゃんがはなこちゃんに取って食われそうだった。(笑)

はなこちゃんファンの皆様、ごめんなさい、悪気はないの、素直な感想。(←言い訳になっていない)

そういえば、はなこちゃんが被っている鬘、なおちゃんが『VERDAD!!-真実の音-』で使った鬘を借りたそうで。

全然気づかなかった。

でさ、そんなこと言われたら、また見ちゃうよね。

このときの金髪美女(瀬央ゆりあ)は、礼真琴を「食べちゃいそう」だったことを思い出しました。

はなこちゃん、さっきは、ごめん。(笑)

因みに、結局 2時間半全編見ちゃったわ。

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礼真琴 出演作品一覧

ZAZ

ラ・ヴィ・アン・ローズ/La Vie en rose
オー・シャンゼリゼ/Les Champs-Elysees
パリの空の下/Sous le ciel de Paris


超定番のパリソング。
なおちゃんは皆さんとオー・シャンゼリゼを歌いましたが、みなさん、知ってました?
オー・シャンゼリゼって、パリ・ソングとしてかなり有名な歌なのでてっきりフランスで生まれた曲だと思っていたんです。
が、実はイギリスで誕生した曲らしいです。
今回はじめて知りました!
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めちゃくちゃ話はそれますが・・・
それを小耳にはさんでから Wiki を見てみたところ、原曲は英語で書かれた『ウォータールー・ロード(Waterloo Road)』という曲で、サイケデリックバンド・ジェイソン・クレストという人たちが1968年に発表したのだとか。
え、シャンゼリゼじゃなくて、ウォータールーなの?って(笑)
因みにロンドンの地図↓↓↓
Waterloo Road
Waterloo Road は、黄色で囲んだウォータールー駅の横にある大通りです。
ユーロスターが開通した当時は、このウォータールーがロンドン側の始発駅(現在はセント・パンクラス)だったくらいなので、それなりに大きな駅です。
なので駅前はわちゃわちゃしていますが、Waterloo Road を南のほうに進んでいくと並木道もあったりして、特に秋の景色はヨーロッパ風情を感じる通りというイメージ。
懐かしさ余ってググりました。(笑)
Waterloo Road
この楽曲にフランスの作詞家がフランス語の歌詞をつけたのが「オー・シャンゼリゼ」。
どうやらこれには歴史が絡んでいるようで、原曲タイトルはロンドンの「ウォータールー通り」が舞台ですが、Waterlooというのは、フランスがイギリスに敗れたワーテルローの戦いで知られる戦場と同じ名前。
ワーテルローというのはベルギーの地名で、英語読みではウォータールーと読みます。
なので、敗戦した戦場と同じ名前である Waterloo というネーミングはそのまま使えなかったためにパリの「シャンゼリゼ」が使われたようです。
シャンゼリゼ大通り
凱旋門を背にしたシャンゼリゼ大通り、ご覧の通りウォータールーとシャンゼリゼは全く似ていません。
シャンゼリゼ通りは幅も広いですからね~
この曲は結果的にパリへ渡ってシャンゼリゼ大通りと共に世界中で歌われるポピュラーソングになったわけだから、パリへ渡って正解だったのかな。
私は個人的にこじんまりしたイギリス・ウォータールー派ですけどね。(笑)
オリジナル版がどんな歌だったのかも気になります。
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市民革命

ピアノカデンツァ
サ・イラ・モナムール(1789-バスティーユの恋人たち-)
Café Song(レ・ミゼラブル)
炎の中へ(スカーレット・ピンパーネル)
ひとかけらの勇気(スカーレット・ピンパーネル)

この革命コーナーはゾクゾクしましたね~。

花組さんの面々が、サ・イラ・モナムールを力強く歌う姿に1年前の星組公演を思い出しました。

そして「こっちゃ~~~ん!」と心が叫んでおりました。(笑)

途中でなおちゃんも加わり、ゾクゾクMax。

だってなおちゃん、本公演では神だったから、この歌には参加していなかったじゃないですかっ。

まさか、ここで「市民階級」まで下りてきてくれるなんて。(笑)

でもって、次に歌ってくれたのがレミゼですよ、私の大好きな。

Café Song は切ない…。

なおちゃんの情感こもった歌声に切なさ倍増でした。

最後はスカピン!

ひとかけらの勇気、ほんとうに良い曲。

この曲を聴くたびに、宝塚のためにこの曲を書き下ろしてくれたフランクに「名曲をありがとう」な気持ちになります。

そして、なおちゃん。

スカステでは一緒に歌ったさゆみちゃん(紅ゆずる)に、生で聴いてもらえてよかったね♡

Paris Rock

夢の中に君がいる Mes mains sur tes hanches
ブルージーンと皮ジャンパー En Blue Jeans Et Blouson D’cuir
サン・トワ・マミー Sans Toi Ma Mie


花組メンバーが歌い継ぐ名曲。
どれもお馴染みの曲ばかりで耳心地が良かったです。
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SEOCCI TIME!

どうやって伝えよう(ロミオとジュリエット)
今日こそその日(ロミオとジュリエット)
瞳の中の宝石(バレンシアの熱い花)
Luck be a Lady(ガイズ&ドールズ)
黒い鷲/L’Aigle Noir

別名、三木先生の愛情タイム。(笑)

巴里祭だけどイタリアとかスペインとかアメリカとか、ね。
なおちゃんの想いがつまった歌ばかり。
ロミジュリの2曲はあのときの情景が浮かぶようで懐かしかった~。
ベンヴォーリオからティボルトへの見事な切り替えは、演じた経験のある人ならではなのかな~って思いながら見ていました。
瞳の中の宝石は、、、あれだけ客席回るのは反則だわ。
あんなに近くであの美貌の瀬央ゆりあに♪愛している♪愛している♪愛している を連呼されたら、みんな息止まっちゃうでしょ。(笑)

いや、できるものなら会場でその息が止まる体験をしてみたかったです。www

ガイズもね~
最後のチャンスで新公主演をつかんだ記念作なのに、版権縛りがきつくて新公も放送できず。
この巴里祭の放送でもカットされちゃうのかな?
だとしたら、2回とも見といて良かった~。
あれから10年!?
すっかり大人の色気ムンムンに成長したなおちゃんスカイ、かっこよかった💕
黒い鷲って曲は、これまでにも巴里祭や花組公演なんかで歌われたことがあるらしいのですが、私は記憶に残っておらず、なおちゃんの歌が初めてでしたが、ちょっと不思議な感覚が残るシャンソンですね。
原曲を聞いてみましたが、なおちゃんの歌唱とはまた雰囲気も違って、、、歌のアレンジや歌詞(ことば)の違いがこれだけ印象を異なるものを生み出すのか~と。
この歌は、スカステで放送されたときにもう一度、じっくり聞き比べてみたいな。
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FINALE

楽しわがパリ
夜霧のモンマルトル
雨の凱旋門
セ・シャルマン

フィナーレは宝塚歌劇で歌われてきたパリにまつわる歌のコーナー。
最初の2曲は花組生が歌い、雨の凱旋門でなおちゃんが登場。
もうね、すっかりなおちゃんの世界に堕ち切っていたので、ただただ目をハートにして聴き惚れてしまいました。
なおちゃん、すべてがカッコいい!!(笑)
ついつい「私は礼真琴のファンだよね」「こっちゃんのファンなんだよね」って自分に確認しながら、「うん、でも瀬央ゆりあも大好き!」って再確認しました。www
なおちゃん、罪な人。

アンコール

セ・マニフィーク


この歌でいつも勝手に緊張して見守るのが、最初の歌詞。

♪夜は魔術師 月昇るころ~
この「まじゅつし」をちゃんと発音できるかな~って他人事ながら緊張するんです。(笑)
たま~にですけど「まじゅちゅし」って言っちゃう人がいたんで。www
なので、2公演ともなおちゃんの歌い出しを緊張感たっぷりに見守っていましたが、無事クリア。
ほっと一息。(笑)
いや、たいがい大丈夫なのはわかってるんですよ、なんですけど、これだけはクセで必ず聞くときに構えちゃう。

カーテンコール

もうね、なおちゃんのトークが面白すぎます。

なんでも盛り上げようとしちゃうのね。

でも「ひとりしゃべり」は苦手よね。(笑)

それにしても花組の皆さんからの愛をた~っくさんいただいて、なおちゃん幸せそうでしたね。

「なおみさんがスカーレット・ピンパーネル」

千秋楽で花組生からそう言われたなおちゃんの戸惑いっぷりが可愛かった💕

目の前にさゆみちゃんがいるところで言われて、どんな気持ちだったんだろう?って。(笑)

スカピンで新公主演して、スカピンでトップお披露目した紅ゆずるを前にして、これ、たぶん、星組生たちだったらよく言わないよね、この状況の中。(笑)

でも、さゆみちゃん、きっとステージ上で戸惑いを見せながらリアルに恐縮するなおちゃんの姿を楽しんでくれてそう。www

観劇されていた方の報告で見かけましたが、「なおみさんがスカーレットピンパーネルだったんです」って聞いた時、さゆみちゃんはお顔の横で両手を広げて「わ~お、ビックリ!!」みたいな感じでリアクションしてたとか。

さゆみちゃんらしいですよね。

でも、みんながなおちゃんをスカーレット・ピンパーネルだという気持ち、、、わかりますよね~。

天は二物を与えてしまいました、、、いや、三物だな。

美貌、人望、才能

なおちゃん、そして花組生のみなさま、楽しい時間をありがとう!!

早くも、スカステの放送が楽しみでなりません。

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瀬央ゆりあの魅力

いまさら瀬央ゆりあの魅力を語るまでもないのですが、ちょっと語らせて。

ここ最近は素顔に普段着という姿ばかりを見ていたから、久しぶりに男役として「ヅカメイク」に「キラ✨キラ✨衣装」や「黒燕尾」を身にまとう姿が逆に新鮮ではありましたね。

そして思いました。

土台が美形な人は何をしても美しい。(笑)

正直な話をしますと、なおちゃんが宝塚の舞台に立たせてもらえなかったこの1年、かなりイライラしたし、心配したし、寂しかったわけですが、半面、専科に異動してから外部のお仕事が増えて、映像のお仕事を重ねていく中で「美しさ」が増し増しになった気がしているんです。

もともとキレイなお姉さんでしたが、ここ1年で放つ「美の光」が強烈になったな、と。

駆け出しの女優さんが、お仕事しながらどんどんあか抜けて磨かれていくそれに似たものを感じます。

そう思うと、この1年のなおちゃんの専科生としての数々のお仕事は、私たちの目にはまだ見えてはいないけれど、これから先のなおちゃんの進む道にとっても大きな意味を持った時間だったのかな~なんて想像しています。

わずかな可能性でも残されているならば、今でもなおちゃんが大劇場で「真ん中」に立つ姿を見たい気持ちはず~っとあるのですが、一方で(以前どこかで書いた気がしますが)なおちゃんはトップとして「真ん中」を背負うタイプでもない気がするんですよね。

なおちゃんにはできないとか、無理って話じゃなく、なおちゃんには向いていないんじゃないかな、って。

なおちゃんがなおちゃんでいられなくなってしまいそうだな、って。

ほ~んと、控えめな人ですよね。

今回の巴里祭を見ながら、改めてそう感じました。

真ん中に立っていても、そんな控えめな自分を隠すことができず駄々洩れてしまうなおちゃん、そんなあなたが愛おしい💕

みんなに愛されるために生まれてきたというのは、この人のためにあるんじゃないかと、ね。

なおちゃん本人がこれからどう歩んでいこうとしているのか、劇団とどんな話を進めているのか、気になるところですが、、、

とりあえずは次回作が雪組の『愛の不時着』と発表され、ようやく宝塚歌劇の舞台で男役として演じる姿を見られる!

星組公演 ➡ 雪組公演、まだまだ楽しみは続きます♡

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まとめ

今回の宝塚巴里祭を見てわかったこと。

私は礼真琴と同じくらいに瀬央ゆりあのことも大好きになっているということ。(笑)

そんなに好きだったっけ?って思うくらい、ドはまりしてますね~。

だって、なおちゃん、イイ人過ぎるんだもの。

そして、美しすぎるんだもの。

次に「ことなお」が一緒に舞台で並ぶ日が来たら、、、

想像するだけで緊張してしまうわ。(笑)

しばらくは、勝手に妄想を楽しませていただこうと思います!!

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