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礼真琴の軌跡[5]2010年 星組公演『BOLERO-ある愛- 』(研1)

礼真琴 出演作品一覧

宝塚の至宝、礼真琴のこれまでの舞台を振り返るシリーズ5回目は、星組配属から2作目のショー作品『BOLERO-ある愛-』をお届けします。

スペイン舞曲であるボレロの音楽が使われていますが、この作品は、ボレロの持つ甘さ、神秘性、迫力、情熱にのせて様々な愛の形を描き出す幻想的なショー作品です。

もちろん、ボレロの他にも様々な音楽が使われていて、宝塚の伝統的なクラシカルな場面、都会的なスーツの場面、そして荒々しいアフリカンな場面と、見どころ満載のショーになっています。

ちなみに私は、モーリス・ラヴェル作曲のバレエ音楽『ボレロ』という舞曲の世界観が大好きなのです!出だしのリズムが聞こえてくるだけでゾクゾクします。宝塚の舞台でも度々使われているので、皆さんもよくご存知かと思います。『ボレロ』を聴いてみる

曲のはじまりにドラムで3拍子が刻まれるあの感じがいいですよね~。黒燕尾でボレロなんて踊られた日には、もうヨダレもんです。(笑)

『BOLERO-ある愛-』こっちゃんを探せ!

BOLERO-ある愛-
宝塚歌劇団

オープニングからしばらくはこっちゃん、出てきません。舞台上にけっこうな人数が出てくるのですが… 研1さん落選。(笑)

それはそうと、幕開きのちえちゃん(柚希礼音)の衣装について。

引き抜きで早変わりは良いのですが、映像で見ると、けっこう立派なワイヤーが、あまりにも露骨に両肩から斜めに伸びていて笑えます。

ちえちゃんがとっても動きづらそうにしているのが何とも…。

客席から見る分にはワイヤーもそうは気にならなかったんですけどね。

第5場 無風(B)/ 無風の男

やっとこっちゃんの出番到来!

柚希礼音・夢咲ねね・凰稀かなめを中心に、涼紫央、彩海早矢、夢乃聖夏、碧海りま、壱城あずさ、美弥るりか、如月蓮、海隼人、天寿光希、真風涼帆、麻央侑希、礼真琴。

ここに食い込んだのは、期待の新人であったことがうかがえます。

まだキキちゃん(芹香斗亜)は入って来てないですね。

こっちゃん、鮮やかなグリーンのスーツに黄色のシャツという超わかりやすいいで立ちで、ほぼずっとフレームインしてるので、初々しいこっちゃんをがっつり堪能できます!

まだまだ押しが弱くて「ダンスがうまいね」というだけの印象しかありませんが、緑のスーツがひとりだけなので、埋もれず目立ちます。(笑)

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第7場 迷宮 / ラビリンスの男

ここでもラビリンスの男は10人だけなので、こちらも抜擢ですね。

でも、どこで踊ってるのかけっこうわかりづらいです。

いろいろ移動してるから見失いますが、基本、下手にいることが多い感じですね。

あと、途中で彩海早矢さんを担いでいる4人のうちの前列左はこっちゃんかな。

そして判別方法としては、ほかの生徒さんよりすこし明るめの金髪って感じ。

カメラワーク的にはよろしくなく、ほとんどセンターばかり抜いている感じなので(ま、あたりまえっちゃ、当たり前ですが)、残念ながら、後方の端で踊っているこっちゃんは、あまりじっくり見ることはできませんでした。

第9場 アフリカーナ(B)/ トゥーリスト(男)

この場面に入る前の第8場(こっちゃんとは関係ないのですが)、銀橋を渡る 夢乃聖夏、紅ゆずる、真風涼帆、十碧れいや、麻央侑希、伝説の「トマケ」!!

久し振りに見ました!!!(笑)

相変わらずいい味出してますわ~。

トマケ!トマケ!トマ!トマケ!トマケ!トマ…

とひたすら唱えながら銀橋を渡っていくという、 当時もこの5人の振り切りっぷりが話題になりましたね~。

ご本人たち曰く「恥ずかしいと思ったらできない」と言っていただけあって、かなりガンバッテル感が出ていて好き。

そして、この場面のゆりかちゃんが、どっから観てもミズちゃん(水夏希)にしか見えない… 。

さて、肝心のこっちゃんですが、この場面はちょいと人数が多くてわかりにくいです。

キャッチできたのは人数が半分になる ともみん(夢乃聖夏)がパンサーで出てきたときに、下手から出てくるメンズの後列下手かなと。

男役さんたちは白黒ストライプのスーツとまっ白のスーツに分かれていますが、こっちゃんはまっ白を着てます。

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第14場 アフリカーナ(G)/ 極楽鳥

ここはロケットですね。

見つけられると思っていたら…

わからな~~~い!(笑)

時々ダンスの特徴から「これかな?」というのはありましたが、特定できず。

足上げのラインは下手から9人目?ほかにそれらしき人が見当たらず。

ひーろー(ひろ香祐)は特徴ありすぎてすぐわかるのですがね。

第19場 愛のボレロ / プレイヤー

さぁ、聞こえてきましたよ!あの大好きな『ボレロ』のメロディーが。

今回ここは黒燕尾ではありません。

キンキラキン、ぴっかぴかのゴールドでまぶしすぎるのか、なかなかこっちゃんを発見できずに中盤まで進んで行きましたが、ちえちゃんを中心に前半、後半、2チームに分かれて出てくる集団があって、その後半の集団の下手端がこっちゃんだと思います。

顔はハッキリ認識できないものの、キレッキレなダンスがこっちゃんくさいです。

動きの特徴が、どうにもこっちゃんにしか見えず。

違うかな。

第22場 フィナーレ(B)/ タンゴダンサー

こっちゃんと、ヒーローが黒燕尾に入ってる!

でも、まさかの見つけ出せず。

いや、カメラワークが悪くないかい??(笑)

大階段の上に出てきたときは最後に出てきた真ん中の最後列の気がする。

でも、踊ってるときは絶望的にわからなかった… な~ぜ~だ~???

さすがに黒燕尾の研1さんに、は、まだまだオーラがなかったかぁ。。。

そういえば、ゆりかちゃんがもうメインメンバーとして最下で入ってるのがすごいわ。

本舞台で立派に踊ってた。

その横で「なんか、アタシ、ここで踊ってていいのかしら?」みたいな頼りなさ全開でへなちょこダンス(あ、これでも一応愛情表現です… 笑)を必死で踊っているさゆみちゃん(紅ゆずる)にちょっと癒されましたわ。

ゆりかちゃんの方が堂々としているという…ね。

第24場 フィナーレ(D)/  パレード

ここではまだ、こっちゃんはダルマちゃんでご挨拶でしたね~。

でも、さっきまで黒燕尾で踊ってた人が早変わりでダルマに着替えてパレードに出てくるって、なんか、すごくないですか?

すごいってか、違和感ありあり。(笑)

下級生のサダメか。

そういえば大昔、峰ちゃん(峰さを理)とマイマイ(南風まい)時代の星組で、ホープとして期待されていた若手男役、三城礼さんが言っていた言葉が思い出されます。

「下級生時代は男役なのにダルマを着せられることに違和感を感じていて、登って行かなければ(スターにならなければ)だめだ、と思った」と。

ダルマを着せら大階段にいる自分がいやで、男役としてフィナーレのパレードを歩いきたい、と思ったそうです。

それを聞いた当時、タカラヅカという夢の世界の現実をちょっと垣間見た気がして、複雑な気持ちになったことを覚えています。

間違いなくそこには 競争社会 があるのだ、とね。

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まとめ

研1にして、少人数の場面にいくつも出してもらってる礼真琴、さすがでございました!

なんか、こうしてスターになっていく過程の歴史を振り返るのってホント予想以上に楽しいかも知れない。

タイムリーにこれをず~っと見守りながら、初舞台からずっとこっちゃんと共に十数年を歩んてきたファンの皆さまには、あらためて尊敬しかないですわ~。

こっちゃんが入団するう~んと前からずっと宝塚を観てきていますし、こっちゃんの星組での歴史も観てきていますが、ピンポイントで共に歩んできたわけではなく、私の中でのこっちゃんは「ちえちゃんのことが大好きな、歌とダンスが神!な子」っていうだけの位置づけが長かったですからね。

いまは、やばいくらいに大ファンですけど。(笑)

次回は研2になりたて、最下で参加した全国ツアー『激情』を振り返ります。

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