まだ、『めぐり会いは・・・」東京公演中ではありますが、早くも11月公演の先行画像がでましたね。
浪漫楽劇『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』─並木陽作「斜陽の国のルスダン」より─
なんかこの雰囲気、久し振りな感じじゃないですか?
まだ原作読んでないので、物語の雰囲気に合ってるのかどうかはさっぱりわかりませんが。
NHKのオーディオドラマに伝説の女帝様が!
原作を読んだ方がイメージ膨らむからいいのかな、とは思いつつ、NHKのオーディオドラマならアーカイブとかありそうだと思い調べてみました。
ホームページを見つけましたが、5年前の放送なので聴き逃し配信とかはもうないみたいです、残念。
それよりも、出演者の集合写真がHPに載っているのを見て「あっ!ハナちゃんだ!」。
女王ルスダンを花總まりさんが演じていたんですね。
そして、キャストを見てみると、ハナちゃんが筆頭で書かれていたので、つまりはもともと女王ルスダンが主役の作品ということなのかな、と理解しました。
宝塚とNHKの「あらすじ」を比べてみると
エリザベートにしても、アイーダにしても、大作だろうが人気作だろうが、もともと女性が主役の作品を男性主役に書き換えちゃうのが宝塚歌劇。
今回もその技を使うようですね。
なんせタイトルに主人公の名前(ディミトリ)を持ってきちゃいましたから。
そうなると、NHKのオーディオドラマと宝塚の「あらすじ」ってどう違うのかな?と興味深かったので拾ってみました。
人質としてジョージア王国へ送られたルーム・セルジュークの王子ディミトリ。
幼き頃より共に育ったジョージア王女ルスダンと心を寄せ合う彼は、モンゴル軍との戦闘に斃れた前王の遺言により、女王として国の命運を担うルスダンの夫となる。
その出自ゆえ政に関わることを許されないディミトリは、ルスダンの良き相談相手として生きることを決意。
しかし、平穏な日々を過ごす二人の前に、亡国ホラズムの王ジャラルッディーンが立ちはだかる。
ルスダンを、そして彼女の統治する王国を守る為立ち上がるディミトリだったが、二人の絆は引き裂かれて行き……。
運命に翻弄されながらも、ただ一人の女性への愛を貫き、激動の時代を颯爽と駆け抜けた青年の生き様を描く。
東欧コーカサスに位置するグルジア(現在の国号はジョージア)。
東西文明が激しく交錯する中、命脈を繋いできた小国である。
その栄光が翳りを見せはじめた中世、女王ルスダン(花總まり)は、欧州で初めてモンゴル軍の脅威に直面し、西欧に警告を発したことで歴史に名を刻む。
さらに、モンゴルに滅ぼされて西へ活路を求めたホラズム帝国の大軍に脅かされても、ルスダンは誇りを失うことなく王国を双肩に担う。
戦いに満ちた治世を支えるのは、“運命の恋人”ディミトリ(海宝直人)。
幼いころイスラム教国から人質としてグルジアに送られてきた幼馴染である。
国家や民族や宗教を超え、愛に命を燃やす女王の姿を想像力豊かに描く時代ロマン。
それぞれの視点で書かれてはいますが、結局のところ、歴史に翻弄されながらも愛を貫いた男女の物語ってことだけはわりました。(笑)
原作読む前から配役を妄想
原作を読んでみようとは思いつつ、この物語はどれくらいの長さなのかな?と、アマゾンで探してみたら、kindlel で見つけました。
というか、kindle しか出てきませんでした。
さっそくダウンロードして開いてみたところ、物語自体は100ページ程度。
さほど長い物語ではないんですね。
それくらいなら、近日中に読んでみようかな~という気持ちになって来ました。
みなさまも予習してみてはいかがでしょうか?
ザックリと登場人物の紹介
登場人物の配役を想像(妄想)するのって、なんだかワクワクしますよね。
物語読んでないので、まだどんなキャラクターかもわかりませんが、とりあえずどんな役が出てくるのか紹介します。
ディミトリ
イスラム教の国ルーム・セルジュークの帝王を祖父に持つ王子であるが、人質としてジョージア王国に送られる。
ルスダン
ジョージア王国の王女で、大王と呼ばれた女王タマラと、オセットの将軍ダヴィド・ソスランの娘。
ギオルギ
光輝王と異名をとるジョージアの王で、幼少のころから母タマラから帝王学を直伝されて名君とされているが、自由を愛し奔放な振る舞いが多い。
バテシバ
ギオルギの妻で、もともとカヘティの村の人妻であったが、王の寵愛を受けて息子・ダヴィドを授かる。
イヴァネ・ザカリアン
女王タマラの時代から重用されてきた老臣で、ジョージア王国の宰相にして元帥。
アヴァク・ザカリアン
イヴァネ・ザカリアンの息子で、ジョージア王国の副宰相。
ベカ・ジャケリ
番犬のようなっ忠実さで知られるジャケリ家出身の将で、モンゴル軍と対峙したクナニの戦いで指揮を執る。
シャルヴァ
アハルツィヘ出身の勇猛さで有名な兄弟(弟はイヴァネ)のうちのひとりで、武勲詩にもうたわれるほどの武勇伝の持ち主。
イヴァネ
アハルツィヘ出身の勇猛さで有名な兄弟、シャルヴァの弟。
ムルマン
ガチアニ出身の将軍で、クルタヴ城の防衛を命じられる。
ボッツォ
ジョージアの将軍で、メムナと共に王都トビリシの防衛を任される。
メムナ
ジョージアの将軍で、ボッツォと共に王都トビリシの防衛を任される。
ミヘイル
ルスダンを慕う白人奴隷
タマラ(ルスダンの子)
ルスダンの娘で「崇高なまでの美しさ」として名高く、のちにルーム・セルジュークの帝王に嫁ぎ「ジョージアの貴婦人」と称される。
タヴィド(ギオルギの子)
バテシバが産んだギオルギの庶子で、のちにダヴィド・ウル王となる。ギオルギの子ダヴィドと王位を争う。
シャラルッディーン
かつてペルシア高原から中央アジアにかけて広大な領地を所有していた大帝国ほらズム・シャー朝の生き残りで、モンゴルによって崩壊させられ、国家再興の拠点を求めてジョージアへやって来る。
ムハンマド・アン=ナサウィー
ジャラルッディーンの腹心の書記官で、主君とディナール金貨をこよなく愛している。
読む前から配役の予想をしてみる
こうして見ると、圧倒的に男役の配役が多いんですよね。
戦の話ではあるので、おのずとそうなってしまうのかも知れませんが、主な登場人物紹介に女性は3人しか出てきていませんでした。
なにはともあれ、まだ中身を読んでない上記の情報だけでの、配役予想を。
無駄にファン歴が長いだけの、深いことは何にもわからないライトなファンが、なんとなく振り分けただけなので、苦情は受け付けません。(笑)
- ディミトリ・・・・・・・・・・ 礼真琴
- ルスダン・・・・・・・・・・・ 舞空瞳
- ギオルギ・・・・・・・・・・・ 瀬央ゆりあ(であってほしい)
- バテシバ・・・・・・・・・・・ 有沙瞳
- イヴァネ・ザカリアン・・・・・ 綺城ひか理
- アヴァク・ザカリアン・・・・・ 暁千星
- ベカ・ジャケリ・・・・・・・・ 天華えま
- シャルヴァ・・・・・・・・・・ 極美慎
- イヴァネ・・・・・・・・・・・ 咲城けい
- ムルマン・・・・・・・・・・・ 稀惺かずと
- ボッツォ・・・・・・・・・・・ 紘希柚葉
- メムナ・・・・・・・・・・・・ 鳳真斗愛
- ミヘイル・・・・・・・・・・・ 天飛華音
- タマラ(ルスダンの子)・・・・ 詩ちづる
- タヴィド(ギオルギの子)・・・ 暁 千星
- シャラルッディーン・・・・・・ ひろ香祐
- ムハンマド・アン=ナサウィー・ 大希颯
そもそも、ここに出てきているキャストが全員登場するのかもわかりませんが、とりあえずこんな感じの予想を立ててみました。
原作がルスダン軸に対して、宝塚版はディミトリ軸で書かれるので、それによって登場人物の比重も変わってきますよね。
原作を読むが早いか、劇団から配役が発表になるが早いかわかりませんが、配役発表前に読破できたら、また予想を再考してみようと思います。

まとめ
こういう歴史にまつわる物語は私の大好物。
11月の公演が始まる前までにしっかり予習して、頭の中で妄想を広げておきたいと思います!
とりあえず、先行画像をみる限りでは「はっ???」が無くてよかったです。
こっちゃんの先行画像って、いろいろと話題に上ることが多いので・・・。(笑)