初日の2日前になって、「幕を開けること」を優先して開演時間の変更で乗り切る決断を発表した宝塚歌劇団。
昨日の初日を報じる多くの記事やファンの皆さんの報告を読み、「なんとか無事に全員揃って舞台に立てたのね」と安堵したところでした。
で、翌日に、公演中止。
昨日の初日に休演者の発表がなかたことに、ホッと胸をなでおろした人が多かったことと思いますが、、、
個人的には間違いなく休演者はいるだろうと思っていたので、「休演者なし」で初日の舞台の幕が開いたことにちょっと驚いた、というのが正直な感想でした。
本当に大丈夫なのかな?と。
「公演中止」を決断するタイミング
公演当日の朝、開演ギリギリになっての「公演中止」発表。
特にこの3年間は、多くの観客がこの現実にショックを受けつつ、ちゃんと受け止め、受け入れ、諦めてきましたよね。
すべては「生徒さんの健康が第一」「誰のせいでもない」「回復を祈りましょう」と。
今回も、そして、これからもずっとこの「気持ち」に変わりはないと思います。
ただ、ここからは結果論ですが、、、
今回ばかりは「劇団の判断」に疑問を呈す思いがフツフツと湧いてきています。
ふたたび止まってしまった星組の「時」
きのう、初日の舞台を時間変更までして開けたのであれば、さすがにこの先も止まらずに進むであろう、と多くのファンは思っていたはず。
この先、代役を立ててでも「公演が成立する」ことをあらかじめ計算しての開幕かと。
でも2日目にして急遽、公演中止。
そして劇団から追加で発表されたのは「6/8までの公演中止」でした。
仮に、代役稽古が追いついていなかったとしても、少なくとも月曜日の休演日明けには再開されるのではないかと思っていたのですが、なんとっっっ。
コロナ禍の悪夢ふたたび。
ここ最近、各組の千秋楽をライブ配信で観ながら、トップさんたちの楽しそうなご挨拶を聞きながら、ある意味、余計なことを考えなくてよくなったんだな、、、と嬉しく感じていた矢先。
こっちゃん(礼真琴)自身の健康不安説が消えない中で、さらなる心労が重なっているのではないかと心配しています。
万全の対策をとっていたとしても罹患するときにはすると思うので、それによって結果的に公演が止まってしまったことそれ自体に対しては、誰にも責はないと思います。
ただ、いちファンとしての立場で単純な思いを語るとすれば、今回は、この大作にはふさわしくないとも思える短期間の公演です。
4週間しかない大劇場公演の、ほぼ1週間分が飛びました。
体調不良の生徒さんに対しては、ただ、ただ、回復をお祈りすることしかできませんが、、、
新人公演も、この状況だとお稽古も進まないので中止か延期ですかね。
そして、東京公演のチケットはさらなる争奪戦が激化すること必至。
いつもならもはや絶望的な状況と早々と白旗でしたが、幸いにも大劇場公演が 6/9 から予告通りに公演を再開してくれれば、後半に2回の観劇予定があります。
それがせめてもの救い、ではあります。
でも遠路はるばる遠征して、わざわざ大劇場のキャトルで買い物だけして帰る羽目にならなければいいけど…
そんな不安が、ここ1週間は頭の中をグルグルしています。
初日の幕を開けなければいけなかった理由
商業ビジネスの難しさ、、、
公演を中止することによる損失の計算は、実際に経営・運営している中のヒトにしかわからないことなので、一概に「こんなことなら初日から公演中止、初日を延期にすべきだった」とは軽々しく言えるものではありません。
昨日の段階では全員、体調不良なしであってもその後に発症することは普通にありますし、初日には「いけるっ!」と思っていても、今回のような状況に陥ることはあり得ます。
ただ、今回は各地で大きな被害を出しながら、猛威を振るう「台風」接近中でした。
そして多くの交通機関も、早々に計画的な運転見合わせや、ダイヤの変更を発表していました。
そういえば、かつての宝塚歌劇団は「台風ごときで公演は中止しない」「交通機関が止まって来場できなくても、公演が実施されている限り払い戻しできません」という姿勢であることは有名でしたよね。
他の劇場が台風接近で続々と公演中止を発表する中、宝塚大劇場や東京宝塚劇場だけは Show must go on という、ね。
一時期、これが大々的に批判の的になるくらいでしたから、今回の気象状況も、交通機関の状況も、「それとこれとは、、、」なのかも知れない、とふと思ったりしましたが、、、
でも、今回は台風だけの問題ではなく、複数の体調不良者がいるなかで「わちゃわちゃ」している状況。
「ちゃんと公演は実施されるのかな・・・」と不安を抱えた中で、悪天候を気にしながら交通機関を急遽変更したり、遠回りしたり、前泊に切り替えたり、必死で宝塚大劇場を目指す観客たち。
そのことにも目を向けられる「判断力」が欲しかったかな、と思います。
たぶん、現場で運営を担当している人たちに、そんなことに思いを馳せている余裕はないと思うので、少なくとも、この状況を俯瞰して判断を下せる人がいなかったのでしょうか。
初日が休演者なしで幕を開け、それが多くの紙面で報道されればファンとしては・・・ね。
劇団がどうしても初日を開けたかった理由。
これについては、当然、ビジネスが絡んでいるはず。
それについての具体的な憶測は、何も知らない第3者が書いても不毛な議論になるので書きませんが、そこには必ずや何かの「事情」があったと、個人的には思っています。
仕方がないことなのかな、、、とも思っています。
ただ、やっぱり気持ちの中では、これまでの色々も含め、劇団の判断の「まずさ」ばかりが浮き彫りになっているように思わずにはいられません。
「公演中止」の判断、発表が遅くないですか
公式ホームページに本日の公演中止が発表されたのは、あさ9時25分くらい?
少なくともそれより数時間前には確定していたと思われ。
体調不良が朝になって報告されて、てんやわんや、ギリギリまで「公演できるか否か」が検討されていたのかも知れません。
公演できない「理由」が明白で、その後の対応に追われていたのかも知れません。
ただ、、、
公演のために生徒さんが楽屋入りしてから寸前に中止が発表されたことも、かつてのコロナ禍ピークにはあったと記憶していますが、いろいろが変わってきたこの状況の中では、考えづらい。
しかも、お稽古中からわちゃわちゃ大騒ぎになっていて、初日の時間も変更され、、明らかに「通常」ではない中での公演開幕です。
生徒さんたちの心労も察するに余りあるわけですが、、、ゆえに、体調不良も早めに申告していた可能性もあるんじゃないかな、と。
いや、もしかしたら無理をしてでも平気な振りをしていただけかも知れません。
できる限り公演を止めたくないのは、誰もが同じ。
今回の体調不良の発覚が、初日の公演後だったのか、夜中だったのか、朝起きてからだったのか、どのタイミングだったのかはわかりませんが、、、
なんにせよ思うのは、「公演を中止することの損失」も計り知れないくらい大きいと思いますが、「強行」することで払う代償も、大きなブーメランとなって返ってくるよね、ってこと。
劇団にはこれから先、そのこともしっかりと見据えた「適切な判断」をお願いしたいですね。
結局、ファンは劇団の判断に振り回されるしかないのです・・・。
「公演関係者 → 出演者」公式発表の変化
今回の公式発表で、これまでの書き方とは少し違った表現に気づかれた方も多いのではないでしょうか?
これまでは、体調不良者の発生による公演中止や延期の発表のときには「公演関係者」という表現でした。
でも今回は、明確に「出演者の体調不良が判明し、公演実施が困難なため」と記載されています。
劇団は、こうした些細な変化を敏感に感じ取ってしまうのが、ファンという生き物だってことを理解したうえで「意図的」に発信したのか、否か。
劇団の心の声が聞こえる!?
ちょっとね、下世話なはなしなんですけど。
不快に思われたらごめんなさい。
でも、事実として企業ならあり得るんじゃないかと思ったんですよね。
我々ファンは「生徒さんを守ってあげて!」と劇団に対して思いがちですが、劇団とてビジネスを回して給料を生み出しているいち企業に属する団体です。
罹患そのものを責めることはなくても、思うところはあるのかな、とね。
事実、ファンとしても生徒さんを心配する半面、公演が観れなくなった悔しさや悲しさ、物理的に発生した交通費や宿泊費、諸々のキャンセルに係る費用、観劇の日を楽しみにしながら過ごした時間をまるごと奪われてしまったと思うほどの気持ちのファンもいると思うんです。
ひとによっては切り詰めて、切り詰めて、交通費を捻出しての遠征だったかもしれません。
チケット代は払い戻されても、無駄になった交通費や宿泊費は返ってきません。
でも、当てどころがない。
だってどんな病気にしたって「罹患したこと」そのものは誰からも責められることではないし、誰も責めてはいけないことだって、ちゃんとわかっているから。
ただ、、、
仮に感染症だったとしたら、個々の罹患防止対策がどこまでできていたのか、それは我々にはわからないこと。
「そんなはずない!」
って思いたいのはやまやまですが、宝塚を卒業後にいろいろ暴露話している方がいるように、世の中にはいろんな人がいます。
何十人、何百人といるタカラジェンヌたちが全員、ファンが思っているような「まじめ」な意識を持っているとは限りません。
それは一般の社会と同じです。
色々な考えの人がいます。
今回の件で裏事情があるのかないのかはわかりませんが、劇団もそろそろ「正当防衛」を主張しだしたのかな?と。
「出演者」が体調不良なんだから無理っしょ、とね。(苦笑)
ま、劇団としては「察してよ」ってことでしょう。
1週間の公演中止=劇団の損失数億円
とにかく初日の幕だけでも開けたかった理由にも繋がるのかも知れませんが、そろそろ通常運転できるかな~と思っていた頃に降ってわいた公演中止案件。
ましてや御大イケコが手掛けるVISA冠の話題作。
公演期間わずかに4週間。
劇団としても、そりゃ思うところありますよね、と。
ビジネスですからね。
消えない礼真琴の体調不良説
きのう、台風の影響で雨足が強まってくるのを気にしながらも、仕事帰りに日比谷のキャトルに寄って久しぶりに「公演初日」にプログラムを買って帰りました。
ものすご~く久しぶりのムラ遠征に向けた予習をしっかりしながら、初日映像を楽しもうかと思いまして。
なんと。
もう今朝、早出し映像でました。
少し前は初日映像が週末に早出しされるのがデフォルトでしたが、最近はもうちょっと遅かったような。
ここしばらくは月曜日にゆっくりと初日映像を見ることが多かったので、sora さんが勝手に週末に見ていなかっただけかも知れませんが。
今回は初日の公演時間が後ろ倒しになって、映像を編集する時間も限られていたはずなのに、、、
スカステさん、これは単なる「気合い」ですか?
それとも、なにかのメッセージ?
もう最近はすべてに対して「疑心暗鬼」になっています。(苦笑)
相変わらずこっちゃんの体調不良がささやかれている中、初日映像を見て気になったのが・・・
本編の素晴らしさは想定の範囲内として(笑)ご挨拶のときのこっちゃんの「汗」。
蒸し暑くて、そういう季節になってきたのもあるとは思いますが、ちょと嫌な汗のかきかたに見えちゃって心配になりました。
先入観って、どんどん妄想を広げていきますよね。
そして、なこちゃんの伏し目がちな表情。
カーテンコールで、いつものニコニコした楽しそうな雰囲気が感じられず、なにか心の中に抱えていますか?って。
こっちゃんを心配してのことなのか、なにか楽しみきれない理由があるのか、モヤモヤと妄想してしまいました…。
どうしてこんな流れになっちゃったのかな~。
もっと「楽しい!」だけの気持ちでいたいのにね。。。
素直な気持ちですべてを受け止められない負のループに陥っております。
今回の公演中止に関し、代役で乗り切れないのは中心メンバーの体調不良が関わっているのでは?とのウワサを耳にしました。
正直、sora さんも「無きにしも非ず」かなと思います。
ただ、それが事実でも単なるうわさでも、正直、それはどーでもよく、、、
単純にふたたび「公演が止まってしまった」ことに対する、トップスター礼真琴としての心労はいかばかりかと。
ただでさえ体調不良がささやかれている状況の中、精神的にもさらに追い込まれているのではないかと。
舞台が止まっているこの時間が一番キツイと思います。
考える時間があればあるほど、ネガティブな気持ちは堕ちていくものです。
こっちゃんにはぜったいに届かないけど、、、伝えたい。
こっちゃん!
ほどよく「てきとー」ができる人がいちばん幸せ。
当たったチケットが届いたよ
公演の中止が決まり、この先も無事に公演が実施されるのか心配ではありますが・・・
我が家に幸せのチケットが届きましたよ。
千秋楽は友会の抽選でゲットできていたのですが、もう一枚、無欲で奇跡的に当たったチケット。(笑)
これ。
楽天TVが実施している、毎回100名(S席50、A席50)に抽選で当たるチケットプレゼント企画。
配信の度にエントリーはしてはいましたが、これ、当たるんだね。(笑)
しかも、当選の確率アップになるいろいろは利用していなくて、観たいな~と思う公演の配信を観ているだけなので奇跡的。www
このチケ難のなか、まさかの 1789 が当たるなんて、ありがたや。
どれくらいの確率で当たるのかはわかりませんが、なんのプラスαにも手を出さずに応募しても、これだけの人気公演チケットが当たったって、夢あるよね♡
ちなみに、当選のお知らせはメールで第1報が届きます。
もし予定が変わって当選した公演に行けなくなっちゃったとか、単純にいらないから辞退したい(だったら応募するなだけど… 笑)っていう場合や、住所が変わってるとかの場合は、この当選メールの段階で「○日までに連絡ちょうだいね」って書いてあります。
ありがたく受け取る場合は○月ごろをめどに送るよ~って書いてあるので、待っていたら思いのほか早く手元に届きました♡
当選のご案内とチラシ、チケットの現物の3点がクリアファイルに入って、A4封筒の簡易書留で到着。
結構こういうのってチラシも三つ折りして、チケットと一緒にチケット袋の中に入っているじゃない?
それがちゃんとチラシが折れないようにクリアファイルに入ってくるなんて、楽天TVなかなか親切。
送料だってA4三つ折りのほうが安いのにね。
楽天TV、ちょっと好感度アップです。(笑)
皆さんも無欲で「どーせ当たらんよね」くらいの気持ちで、でも、あきらめずに応募し続けましょう!
突然当たるかも。www
まとめ
星組さん、いろいろと心配なことが続きますが、変わらぬ愛だけは健在!
初日映像とプログラムでしっかり予習しつつ、無事に大劇場で観劇できることを祈りながら過ごします。
そして、、、
明日からは東京公演の友会チケット抽選のエントリーが始まりますね。
ただでさえ激戦なのが、この状況ではさらに当たる気がしませんが、、、とにもかくにもエントリーして「運」に賭けるしかないですね。
あ、、、VISA貸切もあたりますよーーーに。

