宝塚の至宝、礼真琴の舞台を振り返るシリーズ第80回。
今回は、舞浜アンフィシアターで上演された REY’S Special Show Time『VERDAD!!—真実の音—』を振り返ります。
いや~このスペシャル・ショーは素晴らしかったですよね~。
礼真琴の魅力がてんこ盛りでした。
「もはや自分」であるということに まだ気づく前の 同期生 なおちゃん(瀬央ゆりあ)が出演していましたが、こっちゃんの終始楽しそうな弾けっぷりは、この人の存在なくしては語れないと思います。
あ、でも個人的に「コント」はいらなかったな~。(苦笑)
申し訳ないが、あのテのコントを入れる時間があったら、もっと歌かダンスが観たかった。
ま、こっちゃんらしいと言えば、らしいのですが …
『VERDAD!!—真実の音—』予備知識
公演の概要
作・演出/藤井 大介
“VERDAD”とはスペイン語で“真実”を表す言葉。
1幕は、星組のこれまでのショー作品の中から名曲をピックアップした、宝塚らしいショーが展開されます。
そして2幕ではポップスやロック、ミュージカルナンバー等、宝塚歌劇の枠にとらわれない礼真琴の魅力が満載のショー作品です。
出演者
礼 真琴
舞空 瞳
天寿 光希
瀬央 ゆりあ
音咲 いつき
夕渚 りょう
湊 璃飛
天路 そら
蒼舞 咲歩
二條 華
希沙 薫
碧海 さりお
彩園 ひな
紅咲 梨乃
奏碧 タケル
都 優奈
鳳真 斗愛
侑蘭 粋
星咲 希
碧音 斗和
綾音 美蘭
第1幕
オープニング
愛!
センターからひとりせり上がるこっちゃん(礼真琴)、スパンコール付きの黒燕尾に髪はビシッとリーゼント。
時折見せる、色っぽい表情は中毒性があります。(笑)
そしてなこちゃん(舞空瞳)が黒白のドレスで登場し、こっちゃんと美しいデュエットを。
さらになおちゃんが登場。
トリオで踊る姿がたまらん。
このトリオを見ながら、かつて大好きだった「柚希礼音・凰稀かなめ・夢咲ねね」のトリオを思い出しました。
あの3人の並びはほんとーに美しくて大好きだったのですが、この、礼真琴・瀬央ゆりあ・舞空瞳 のトリオも美しい。
そしてなんだか暖かい空気が漂っているのがスキです。
この頃には、まさか、こっちゃん在任中に 全・解・体 の日がくるなんて思いもよらなかったな。(泣)
ザ・スター
ここからはガラッと雰囲気が変わって手拍子で楽しく!
フィナーレみたいに、全員がこっちゃんの左右に分かれてひとりずつ順番にアイコンタクト。
歌終わりで、こっちゃんの最初のご挨拶。
星組メドレーPART1
ハロー・タカラヅカ
なおちゃんのソロ with かわい子ちゃんたち。
なおちゃんは「陽」がほんと似合う人ですね。
真っ黒髪がなんだか新鮮です。
祈ろう愛を
みっきー(天寿光希)のソロ with 男女の舞い。
愛の宝石
こっちゃん、白ベストに白ジャケットにお着換えして登場!
そしてビシッと決めていたリーゼントから、前髪一本垂らしてマイナーチェンジ。(笑)
こっちゃんが美声を響かせている間、なこちゃんがキュートに踊る図。
眼福。
スキャット
こっちゃんの体は、まさに自在に音・声を操る「楽器」ですね~。
聴き入ってしまう。
こっちゃんへの負担が大きくなって心配する一方で、先生たちがあれもこれもと思っていしまう気持ち、わからないでもないと納得です。
セ・シャルマン
スキャットから一転、こっちゃんの甘い歌声・・・けど、サイドに登場する美女が少々デカイ。(笑)
そんなことを思いながら、こっちゃんの歌に酔いしれていたら、最後のほうになって階段の上にもっと怪しい「美女」の影。
セ・マニフィーク
ですよね、、、なおちゃん!
こっちゃんが食べられてしまいそう なくらい、なおちゃんの女装、インパクト強いわ。(笑)
みっきーの歌でこっちゃんとなおちゃんが踊るわけですが…
こっちゃんのダンスはめちゃめちゃカッコ良い!
でも、どーも なおちゃんが気になって気になって集中できませんでした。www
この曲が終わると、こっちゃんとなおちゃんの自由過ぎるトークタイム。
礼真琴&瀬央ゆりあトーク
この二人のトークはフツーに漫才。
特に 金髪の美女さんは天性のセンス をお持ち のようで。(笑)
この日は、今回のお稽古は自己紹介から始まりまして… なんて話をしていましたね。
なんでもかんでも笑いに持っていくなおちゃん、そこに嬉しそうに乗っかるこっちゃん、さいこーに楽しそう💕
そして、なおちゃんが、ぜひ話したいことがある!と。
「こっちゃんが皆にリストバンドをプレゼントしてくれた」というお話があり、こっちゃんの手書きデザインが入っているのだとか。
きっと出演メンバー全員、このときのリストバンドを大切な記念としてしまってあるのでしょうね~
それにしても、ことなお、この二人のトークには癒されます。
もう一度こんなステージが実現しますように!!
星組メドレーPART2
ここから再び過去の星組公演からのメドレー。
若手たちも大活躍です。
ひとり一人にちゃんと見せ場が作られていて、出演者みんなが楽しそう!
このショーを宝塚おとめで「好きだった役」に挙げている生徒さんが多いのも納得です。
出演者の半数以上が、好きな役を「VERDAD!!」の全てと書いているのってすごいですよね。
さすがこっちゃんカンパニー。
ファンシー・ゲーム
愛のクレッシェンド
魅惑のサンバ
ストーミー・ラブ
ボンジュール宝塚
最後に、シルバーの衣装にお色直しして、髪型も前髪を左半分おろすスタンダードなスタイルでこっちゃん登場。
左右になこちゃんとなおちゃん。
全員で歌い踊るこの曲は、いつ聞いても「The 宝塚」。
それもそのはず。
この曲は峰さを理さん時代の星組で上演された「ザ・レビューⅢ」で歌われた曲ですが、このシリーズの月組公演「ザ・レビューⅡ」からは、さらにThe 宝塚!という誰もが知る名曲「FOREVER TAKARAZUKA」が誕生しています。
そしてこの後、こっちゃんから、この年の1月に他界された元・星組トップスターであり、後進の指導にあたっていた峰さを理さんのおはなしがありました。
私は峰ちゃんの歌声が大好きでした。
峰ちゃんを追悼したコンサートで、久しぶりに名曲「愛の旅立ち」を聞きましたが、ほんと~に峰ちゃんの歌声は心に染み入ります。
この記事は2023年7月16日に掲載した記事の再編版です 歌が得意なトップスターさん。 いわゆる「歌うま」のトップスターさんは誰?と聞かれて、パッと浮かぶのはそんなに多い数ではありません。 その中でも、ダントツに「心に響く[…]
このコーナーでは、こっちゃんが峰ちゃんの思い出の曲をいくつか歌ってくれました。
こうして歌うま下級生に歌い継がれていくのは嬉しいですね。
ジュリアン・クレール(アルジェの男)
奇しくも、こっちゃんも全国ツアーで演じたアルジェの男。
峰ちゃんの歌声も素晴らしい響きでしたが、こっちゃんの歌声も本当に伸びやかで素晴らしく、当時の峰ちゃんの姿が思い出されます。
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コルドバの光と影(哀しみのコルドバ)
この作品も何度か再演されていますが、この「光と影」は峰ちゃんの声がいまだに頭の中でこだましているくらい、印象的な歌でした。
懐かしい。。。
愛の祈り(西海に花散れど)
この作品は星組公演「ザ・レビューⅢ」と一緒に上演された作品ですね。
花吹雪(紫子)
まさか、これをこっちゃんの歌声で聞けるとは!
「紫子」は何度も観ましたね~。
地方公演(昔はそう呼んでいましたっけ)でも上演されて観に行きました。
ネッシーさん(日向薫)演じる吹雪との掛け合いが絶妙で、大好きでした!
そしてこの歌のラストで迎えるクライマックス、炎の中で紫子が叫ぶ「吹雪、私を抱け~~~~!」の声が、いつまでも耳にこびりついて…。
ずいぶん前に月組できりやん(霧矢大夢)で再演されましたが、やっぱり違うんですよね。
これは 峰さを理にしか表現できない… と思いました。
レビュー万歳(レビュー交響楽)
この作品はビデオで何度も観た記憶が。
アメリカのプロデューサー、ジークフェルドが主人公のレビューを作る人々の物語。
♪苦しいときも、悲しいときも、幸せ生まれ、夢あふれる
♪楽しいときも、嬉しいときも、幸せ生まれ、愛あふれる
♪それがレビュー、我が命、それがレビュー、我が祈り
♪それがレビュー、それがレビュー、世界を夢つつもう
植田先生らしい歌詞ですよね。
そして、昭和の舞台はコテコテに華やかだったな。(笑)
星組メドレーPART3
Too Hot!
さて、ここからは峰ちゃんの後を引き継いだ、ねっしーさん以降の星組のメドレーです。
こっちゃんの歌う「Too Hot!」、なんだか違う歌を聴いているみたいに思ったのは私だけ?(笑)
これはネッシーさんのお披露目でしたね。
今回歌われたのは、ほんの数フレーズだけだったんですけど、、、こんなカッコイイ感じだったっけ!?と。
いや、ほら、ネッシーさんのお歌は・・・だったから。(苦笑)
こっちゃん、新たに蘇らせてくれてありがとう。www
ワンナイト・ミラージュ
なんだかお披露目シリーズみたい。
これはシメさん(紫苑ゆう)のお披露目でした。
なおちゃんの ♪ワン・ナ~イ「トッ」ミラージュ~ がツボ。
もうちょっとそこ、発音をどうにかできなかったですかねぇ。(笑)
そうそう、まったくの余談ですが、このショーと一緒に公演された作品「白夜伝説」で、宝塚史上に残る伝説の娘役、ハナちゃん(花總まり)がミーミルという肩に小鳥(だったと思う)を乗せた盲目の妖精に抜擢され、注目を集めました。
この時からハナちゃんのあだ名はしばらく「ミーミルちゃん」でしたよね。
12年もの長きにわたってトップ娘役に君臨した伝説の娘役は、ここからその道を歩み始めたことを懐かしく思い出しました。
心はいつも
あ~これもね、好き!💕
今回はなこちゃんがソロで歌うだけですが・・・
パパラギ。
紫苑ゆう&白城あやかの語り継がれるデュエット の名場面です。
大劇場はシメさんがアキレスけん断裂で休演したので、まりこちゃん(麻路さき)が代役を務めましたが、ほ~んと美しい場面でした。
ちえちゃん(柚希礼音)のリサイタル「REON!Ⅱ」で、ちえちゃんと娘役こっちゃんがこれを再現してくれた時には泣きました!
美し過ぎて。
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これ、こっちゃんとなこちゃんでいつか踊ってほしい!と思っていましたが、願いかなわず、、、になるのかな。
なこちゃんの「さよならショー」での奇跡は、、、ないか。
二人の思い出の曲は沢山ありますもんね。
ジュビレーション
そして時代は麻路さきへ。
懐かしいメロディーにワクワクが止まらない♡
若手みんながポンポンを手に ♪ジュービレーション、シュビレーションッ!♪ と振り付きで歌ってる姿は、もはやタイムリープだわ。
美麗猫
どんどん時代は進み、のる(稔幸)さんの時代へ。
ミラキャット。
このショー、読み方難し過ぎ。(笑)
青い星の上で
のるさん時代の「夢は世界を翔けめぐる」で歌われたこの歌は、ほーんと名曲!!
いまさら語る必要もなき、ですが。
コロナ禍、ちえちゃんたちOGが動画配信して(ヅカファンの間では)大きな話題になりました。
事あるごとにいろいろなシーンでタカラジェンヌたちに歌い継がれ、いつ聞いても感動します。
この公演ではみっきーの温かい歌声にジーンときます。
いつか、完全なフルコーラスを こっちゃんの生の歌声 で聞いてみたいな~。
LUCKY STAR
カリビアン・ナイト
そして、たーたん(香寿たつき)、わたるちゃん(湖月わたる)時代へとバトンが受け継がれていき、みっきー以下、全員が歌い踊ります。
夢舞台
Étoile de TAKARAZUKA
THE ENTERTAINER!
とうこちゃん(安蘭けい)時代に入り、ここでこっちゃん、客席に登場!
疋田天功のマジックショー(←伝わります?随所に歳がでちゃう… 笑)が始まるのかと思うような、アクリルボックスに入って客席をゆ~くり手を振りながら移動していきます。
そうか、この手があったか、って感じでしたよね、これ。
ただのアクリルボックスじゃなくて、ちゃんと宝塚チックに装飾されてたりして。
コロナ禍でもできることを一生懸命考えて、実現したんでしょうね。
このままこっちゃんを部屋に飾りたい!(笑)
そしてJUKEBOXのように、好きな時にこっちゃんの歌声を堪能するの💕
このボックス内で、安蘭けい、柚希礼音、北翔海莉の時代を駆け抜けます。
こっちゃん、ノリノリで楽しそう。
ハイバイ!!と手を振りアクリルボックスから去っていくこっちゃん、なんかカワイイ。
Rouge Comet(Killer Rouge)
その間に、時代は紅ゆずる、さゆみちゃん時代へ進みます。
ここまでくると、ついこの前。
みなさん、勝手知ったる感じで、自分たちの「モノ」にしていらっしゃる。
そして・・・
Ray-光の光線-(Ray)
大急ぎで舞台に舞い戻って来たこっちゃん、センターから登場!
みんなノリノリで、レイ・レイ連発 しながら(笑)全員で歌い踊る光景は、なんだか落ち着きますね。
あれから早4年以上が過ぎたんですね。
星組のなが~い歴史を辿る旅は、礼真琴時代へ到着して、これにて終了!
そして、きましたよ、こっちゃんの本領発揮タイム。
ノバ・ボサ・ノバ メドレー
アマール・アマール
なんだ、この完成度。
こっちゃんの美しき歌声に酔いしれ、なこちゃんのしなやかなダンスに見惚れる。
礼真琴&舞空瞳トーク
こっちゃんとなこちゃんが、この作品について軽く説明をします。
こっちゃんがなこちゃんを紹介する時 …
「先ほどは金髪の美女がいましたが、、、こちらが本物でございます」
金髪の美女は偽物らしい。(笑)
うん、たしかに、なこ姫の可愛さは本物です。
このとき、前年に他界された初演のトップスター眞帆志ぶきさんを紹介。
ここからダイジェストではありますが、ノバ・ボサ・ノバのメドレーです!
どうせなら、こっちゃん 伝説のビキニ!
もとい。
伝説のビーナス!も観たかったですね~。(笑)
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ソル・エ・マル
こっちゃんのジャンプ、軽やかね~。
でもってどんだけ動いても踊っても、歌声が ぶれない、震えない、飛ばない。
いまさらですが、やっぱりすごいな、腹筋と肺活量。
カルナバル
なおちゃん、ノリノリ、みんなもノリノリ。
ポンポン持ってクルクル手元で回しながら踊る振り、大好き!楽しい!
また見たいですね~ノバ・ボサ・ノバ。
シナーマン
これこれ、これを見たかった、聴きたかった。
歴代のスターさんの歌声、それぞれに素晴らしかったけど、歌唱力と声量を併せ持った こっちゃんの歌声、最強!
ダイジェストの今回は、少々上っ面をなぞった感は否めませんが、これ、本気ヴァージョン で観てみたいです!
トップとしてのカウントダウンが始まっていることを思うと、こっちゃんで観てみたい作品がいっぱいありすぎて、なんだか勝手に焦ります。(笑)
新作も観たい、海外ミューも観たい。
でも、再演ものにも沢山こっちゃんで観てみたい作品があって、、、。
そしてなんといっても「エリザベート」が観たい!!(笑)
いつか東宝で観れても、だめ。
宝塚のトップスターとして「エリザベート」を演じてほしいというワガママなんです。
すみません、話が逸れました。
第2幕
オープニング
VERDAD-真実の音
こっちゃん以外の全員のダンスで幕開け。
このショーの衣装ってどれも素敵。
特に娘役さんのドレスのデザインが好き♡
で、こっちゃんセンターに登場。
右手につけた赤い手袋がデジタルに連動していて、手の動きにあわせて後ろのスクリーンに光が走るのがかっこいい!
でもって、こっちゃんの サラサラ・ナチュラルヘア が少年っぽくてスキ♡
なこちゃんとの大人っぽいダンスもいいですね~。
安心して見ていられます。
AVANZER-いざ進め-
ポップで前向きな歌詞が楽しいこの曲。
振り付けもところどころ可愛くてお気に入りの一曲です。
そしてこっちゃんのひとり語りコーナー。
夢の国、大好きこっちゃん。(笑)
愛が伝わりますね~。
日替わりトークコーナー
ここは毎公演、日替わりで出演者がこっちゃんとトークをするコーナーなのですが、全員一巡してしまったということで、、、
もちろん千秋楽にやって来たのは 瀬央ゆりあ。
モニターに映し出されるこっちゃんに寄り添う(抱きつく?笑)なおちゃんの、巨大な写真がインパクト強め~。
選挙のようななおちゃんの自己紹介、そして 漫才ふたたび。
こっちゃんが誕生日に出会ったのは、柴犬サブロー。
なおちゃんが誕生日に出会ったのは、、、ルンバ。(笑)
なおちゃんが黒柴飼いたいなと言っていたら、下級生から小さな黒柴のぬいぐるみをもらったので、そのぬいぐるみをルンバに乗っけて、なおちゃんがルンバを追いかけている、、、!?
サブローとルンバちゃんを一緒にお散歩させようね!?って。(笑)
もう、なおちゃんワールド全開。
でも・・・
予科性の頃から一緒に怒られて、一緒に泣いて、一緒に寝て、一緒に笑って、一緒にご飯食べて、こうしてきたこっちゃんと、、、
そう言いながら、こっちゃんを見つめ 涙声になるなおちゃん。
こっちゃんの初ライブに一緒に出演できたことが「とっても嬉しい」と涙をこらえて語るなおちゃんの涙腺スイッチは見事に入ってしまいましたが、泣き虫こっちゃんのスイッチは、なんとか入らないように頑張っていましたね!
おかげさまで、代わりにこっちがもらい泣きしました~。(笑)
この同期コンビ、最高だな。
そしてこっちゃんがなおちゃんのこと大好きなのはもちろん、なおちゃん、ホントこっちゃんのこと大好きだよね。
こっちゃんのこと話しながらとか、こっちゃんに自分との関係性を語られるとか、もれなく泣いちゃう。
そんななおちゃんが愛おしい💕
トーク終わりに、かわいこちゃんたちを舞台に呼び込む二人。
女子たちが両手でハートマーク作って登場。
なんて可愛いんだ。(笑)
カメラ目線で「かわいこちゃんたちにも負けないんだから!」「絶対に負けないんだから!」と言って、女子たちのほうに振り返る二人。
「・・・すごい、かわいい♡(笑)」
「瞬殺で負けたよね。(笑)」
そう話しながらそそくさと去ってゆくメンズ。
いや、あなたたちのイチャ💕イチャ💕もそーとーな可愛さですよ。(笑)
J-POPメドレー&コント
Poppin’ Shankin’ (NiziU)
女子たちの、アイドルっぷりったら…すごい。
そして真ん中、なこちゃんの可愛さったら、ほんと 異次元。
声もキュート。
そこいらのアイドルに余裕で勝てるでしょ、この可愛さ。
でもって踊れる、そこそこ歌える、、、こっちゃん、いい嫁もらいましたね♡って気持ちになりました。
そしてここから、コントへと突入です。
「出来なさ杉まこと」くん、役作り楽しんでますね~。(笑)
役の作り方が、むかし中居(正広)くんがやっていたコントの雰囲気に似てるな~とか思っちゃいました。
あ、あちらはリアルにうた苦手さんなところは真逆ですが、雰囲気がね。(笑)
どこか愛すべきキャラな感じが似てるな~と。
世界の王(ロミオとジュリエット)出来なさ杉まこと
僕は怖い (ロミオとジュリエット)出来なさ杉まこと
これ、下手に歌うとかのレベルじゃなくて、歌ってないですよね~。
もはや 呼吸してるだけ?(笑)
ローラは傷だらけ (ゴールデンボンバー)
なおちゃん、イヤミくんのままで熱唱。
そしてここから少し、コントから脱出して、J-popのメドレーが続きます。
ギラギラ (Ado)
J-popを歌うこっちゃん、声の出し方とか息づかいとか、自在に操っていてすごいな~。
なんでも歌いこなしちゃうよね。
Starting over (3代目 J SOUL BROTERS)
女性ボーカル、男性ボーカル、なんでも来いだわ、ほんと。
この曲、いい詞ですね。
原曲は実は知らないのですが、こっちゃんの持ち歌 でもいいくらいしっくり。(笑)
R.Y.U.S.E.I (3代目 J SOUL BROTERS)
下級生が歌う後ろで礼真琴&瀬央ゆりあのダンス・コラボが新鮮。
二人がこんな風にガッツリ、しかもカジュアルにダンス・コラボしてるのって、あまり見ない気がします。
そして、カッコよすぎる♡
こっちゃんが歌い出すとさらに、さらに、、、全体が一体感を醸し出し、ホント完成度高い。
この数年後、まさかなおちゃんが「男」として本家の制作舞台に出演することになるとは …。
そして、宝塚の誇るトップスター礼真琴がその 客席の通路 で「ナートゥ」を踊ることになろうとは …。(笑)
限界突破×サバイバー (氷川きよし)
みっきーといーちゃん(音咲いつき)を中心に、下級生たちが汗だくになって歌い踊ってます。
砂の城 (MISIA)
シルバーのかつらに、着物をアレンジしたような衣装でこっちゃんが歌いますが、MISIAってこんな歌うんですね。
ってか、これが舞台用のアレンジって感じなんですかね?
この歌、まったく知らなくて。
こっちゃんが歌っているのを聞く限りでは、あまりJ-popって感じがしない ので、この曲がMISIAの歌と知って驚きました。
いつものように、こっちゃんが「持ち歌風」にしちゃっただけかな?(笑)
Disney メドレー
Part of Your World(リトル・マーメイド)
純白のドレスにティアラをつけたなこちゃん、まさしくプリンセス。
歌声が可愛らしいし、間に入るセリフもアニメの世界観そのままで、なこちゃんにぴったり!
公演当時、歌の表現力が豊かになってきたな~と思いながら聞いていたのを思い出しました。
Beauty and the Beast(美女と野獣)
こっちゃん王子様、白い衣装で静かに登場。
お似合いの二人に見惚れるわぁ♡
二人のハーモニーも心地よくて、ディズニーの夢の世界を旅している気分にさせてもらえますね~。
お似合いすぎてため息。
Be our guest (美女と野獣)
お芝居チックなこの歌、こっちゃんの個性あふれる歌い方が楽しい。
しかも 歌唱力抜群 ときた。
そして途中から姿がなくなったぞ~と思ったら、ふたたびアクリルボックスに入って 客席に登場!
やっぱり、このボックス、このまま家に飾りたい。(笑)
Let It Go (アナと雪の女王)
これだけ聞くだけでも、このリサイタルを見に行く甲斐があるってもんだわ。
ありがとう、こっちゃん、素晴らしい歌声でございました!
こっちゃんの声帯、何オクターブを生み出すんでしょうか …。
普段はあんなに素敵な 低音ボイス を聴かせてくれるのに、なに、この 地声での高音!!
ますます「エリザベート」が見たくなる。(しつこい…笑)
Let It Go リプライズ
なこちゃん、なおちゃんを中心にアップテンポに歌い踊ってディズニーコーナーが終わりますが、、、
こっちゃんがあれだけの歌声を響かせたあとなので、このあとになこちゃん、なおちゃん、歌わせるのは酷。
二人の声が頼りなく聞こえてしまう…。(苦笑)
コント再び
ひとかけらの勇気(スカーレット・ピンパーネル)出来なさ杉まことくん
とっても 上手に「へたくそ」に歌っているこっちゃん、見事です。
逆に気持ちよさそうでしたね。(笑)
メガネ外したら歌うまになっちゃう出来なさ杉まことくん、首をかしげながら気持ちよさそうに歌う姿もカワイイ。
炎の中へ(スカーレット・ピンパーネル)
こっちゃん以外のコントメンバー舞空瞳、瀬央ゆりあ、天寿光希、音咲いつきの4人がコントの流れのままで歌います。
が、みんなスーツ着て歌うから違和感ありありの「炎の中へ」です。(笑)
ミュージカル メドレー
Stars(レ・ミゼラブル)
うっすら紫がかったパールパープルのデザイン燕尾でしっとりと歌うこっちゃん。
いつもの低音ボイスがこれまた、心に染みます。
レミゼは個人的に大好きなミュージカルで、ロンドンのウエストエンドにも観に行ったほどなので、もっといろいろな歌を聴きたかったな。
ってか、やっぱり 星組でやりませんか~~~!!!(笑)
いや、二組合同公演とかでWキャストでもいいから、こっちゃんのジャン・バル・ジャンが見た~い。←ムリです。by 宝塚歌劇団中の人
The Phantom of The Opera(オペラ座の怪人)
これね~、映像では著作権がらみで差し替えなのが本当に残念。
「ファントム」のほうだったら多分使えたんだろうけど、「オペラ座の怪人」は版権がね、、、。
こっちゃんの歌もさることながら、歌うまの都優奈ちゃんが相手役に抜擢されて、美声を披露した映像(音声)が残っていないのはもったいない。
Defying Gravity(WICKED)
原語で見事に歌いこなしたこっちゃん、素晴らしい。
音楽に馴染んでいる人って、基本的に英語の発音もきれいだったりします。
やっぱり「耳」なんでしょうね。
私もイギリスへ留学していたころ、周りの日本人が発音に苦労している中で、実はあまり苦労せず、みんなから習得方法を尋ねられることが度々ありました。
3歳の頃から大人になるまでずっとピアノを習っていたし、父親がクラシック音楽が好きな人だったので、休日には常にオーケストラ、ピアノソロ、管弦楽など様々な音楽が流れている環境で育ったゆえ、音感が育まれたのかな~と。
音楽に親しんでいる人って、正しい発音やリズム、つまりは「音」を聞き取る「耳」が人より若干長けているんだろうな、と勝手に思っています。
歌が上手い人ってみんな、洋楽の歌詞もきれいな発音で歌いますもんね。
こっちゃんもきっと、その類の人なのかな、なんて。
Seasons of Love(RENT)
こっちゃん以外の全員が白パン+公演Tシャツで熱唱、、、
と言いたいところですが、ここも著作権の関係で映像には音が入っていません。
残念。
みんなの表情や口の動きで、ジワジワと思いを感じ取りましょう…。
フィナーレ
VERDAD-真実の音
センター階段上に、白パン、白の公演Tシャツ、白ジャケットのこっちゃん登場。
みんなが前で踊る中、スタンドマイクで主題歌をソロで歌います。
とびっきりの笑顔を浮かべるこっちゃんにとろける。。。
そして、超絶かっこいい💕
ヤバくないですか?このビジュアル。
でもってこの主題歌、よくよく聞いていると、オタマジャクシが上行ったり下行ったり、めちゃめちゃ音を取るのが難しそうなメロディーですよね。
こっちゃんが、あまりにもさりげなく、さらりと歌っているから最初は気づかなかったけど、、、さすが礼真琴。
最後は全員で歌って幕。
アンコール
僕こそミュージック(モーツァルト!)
懐かしの、モーツアルト。
でもこの歌はこっちゃんが演じたロックオペラのモーツアルトではなく、ミュージカル『モーツアルト!』の中の有名な1曲。
切々と歌うこっちゃんにジーンときます。
『モーツアルト!』の楽曲たちも、こっちゃんの歌声でもっともっと聞いてみたいな~と、こっちゃんが色々な楽曲を歌ってくれるびにどんどん「欲」が止まらなくなります。(笑)
こっちゃん、
あなたこそ… ミュージック。
AVANZER-いざ進め-
一人ずつこっちゃんに名前を呼ばれ、こっちゃんと絡みながら、ごあいさつ。
みんな楽しそうだなぁ~。
みんなの笑顔を見ると、こちらも幸せな気持ちになれますね。
ごあいさつでは途中、ちょっぴり涙腺スイッチが入りそうになったこっちゃんですが、ぐっとこらえて笑顔で乗り切りました!
何回目かのアンコールでは全員が一言ずつご挨拶。
そして生まれたなおちゃんの名言。
ダバババ~ン!
もうさ、ほんと、なおちゃん、天才。(笑)
意味不明さが猛烈に愛おしい💕
でもってなこちゃんもね、生きててよかった! って、可愛いじゃないですかっ♡
こっちゃんの腕にしがみつく姿が微笑ましい。
とにかく、とにかく、このコンサート、さいこ~でしたね!!
まとめ
なんだかズラズラと書き連ねて、長くなってしまいました…
読み返すときっといろいろ面倒くさいこと書いていそうなので、そのまま読み返さずに放流します。(笑)
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