ABOUT sora

世の中のいろいろな出来事に関心を持ち、いろいろなことを知ったり調べたり学んだりすること、そして海外旅行、宝塚歌劇、歴史探訪が大好きな 管理人sora です。

ニュースを見たり、聞いたり、読んだりすることが日課。

どんなジャンルのニュースでも「知らないこと」を「知る」のは楽しいものです。

世の中のできごと、旬な話題、ちょっと小難しい話でも、とにかく様々なことに関心を持ち、自分なりに情報収集しながら楽しく情報発信できればいいなと思います。

趣味は海外旅行と宝塚歌劇、そして歴史探訪。

海外旅行が大好きです。ヨーロッパを中心にこれまで 40か国 を旅してきましたが、なかでもイギリスには2年ほど暮らしていたこともあって、イギリスは最も好きな国のひとつです。

コロナ前までは毎年イギリスやヨーロッパへ出かけていたので、ここ数年ですっかり意気消沈…。

そもそもなぜ、こんなにヨーロッパ大好き!になったのかというと、ともとはドイツへの憧れから始まっています。

その「ドイツへの憧れ」をもたらしたのが宝塚歌劇との出会いでした。

宝塚ファン歴は長いです。

今や押しも押されぬ大女優・天海祐希さんが宝塚で初舞台を踏んだ頃からと言えば、そのファン歴の長さがイメージできるでしょうか。

宝塚のファン歴が長いと言うと結構ディープなファンをイメージされそうですが、私はいたってライト。ゆる~く長くのタイプです。

とはいえ、私にとって宝塚歌劇との出会いが 人生に大きな影響を及ぼしている ことは間違いありません。

はるか昔に宝塚の舞台で様々な歴史や人物と出会い、それをきっかけにヨーロッパに関心を持ち、その歴史を訪ね歩いて世界と出会い…

気付けば歳を重ねるごとにひとつひとつの経験が「いま」へ繋がっていることを実感しています。

歴史との出会いは宝塚歌劇

私が歴史に関心を持ったきっかけは、学生時代に出会った宝塚歌劇でした。

今思えば、いちばんはじめはNHKで放送されていた舞台中継を観た記憶がありますが、その後、友人の影響でどっぷりと嵌った時代を経て、今はたまに生観劇をする程度のライトなファン生活が続いています。

年数で言えば、かれこれ「ン十年」が過ぎました。(笑)

宝塚の舞台には多くの歴史や、史実の人物が登場しますが、いつしかその登場人物や歴史的背景に強い関心を持つようになり、特にヨーロッパへの関心が高まっていきます。

特にきっかけとなったのが、ドイツの悲劇王(あるいは狂王とも言われますが)ルートヴィヒⅡ世。

一般的にはあまり有名な人物ではないかも知れませんが、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになっている「ノイシュバンシュタイン城」を建造した人物と言えば、少しは身近に感じてもらえるでしょうか。

宝塚歌劇では彼が主人公の作品で『ルートヴィヒⅡ世』(花組)という作品もありますが、私が知ったのはそれよりもっと前の作品、日向薫さんのトップ時代に上演された『恋人たちの肖像』(星組)で、当時の2番手、紫苑ゆうさんが演じられていました。

役名こそ異なっていたもののルートヴィヒⅡ世をモデルにした人物で、当時、シメさん(紫苑ゆう)が「いつか、一生に一度はノイシュバンシュタイン城に行ってみたい!」とおっしゃっているのを聞き、私も興味を持ったのを今でもハッキリと記憶しています。

夢は裏切らない!感動のノイシュバンシュタイン城

ルートヴィヒⅡ世に関心を持ち、それからずっと恋焦がれていたドイツへの旅ですが、ドイツ、そしてノイシュバンシュタイン城を訪れることができたのは、その出会いから10年近く過ぎてからでした。彼の人生、彼をとりまく歴史的背景など、多くの文献を読み漁ってドイツへ向かったことを懐かしく思い出します。

早朝、ノイシュバンシュタイン城のふもとに到着し、朝もやの中に僅かにノイシュバンシュタイン城が姿を現したときの感動たるや、何ものにも代えがたいものでした。そして心の底から思ったものです。

「夢は裏切らなかった~!感動!!」と。

城内を歩きながらルートヴィヒⅡ世の生きた時間を想像すると、なおさら感動がこみあげてきて、この歴史との出会いがその後の私を決定的に方向付けたと言っても過言ではありません。

以降、私の旅は「歴史を辿る旅」が基本になり、その国が歩んできた歴史、様々な歴史の舞台になった場所、そこで時代を生きた人々に触れることが楽しみになっています。

ちなみに、ノイシュバンシュタイン城へはその後も2回訪れていますが、その度に新しい感動があります。

歴史に触れることで、自分の人生を振り返る

これまでに訪れた国は、ヨーロッパを中心に40か国を数えます。それぞれの国の歴史に触れ、そこで生きた人々に思いを馳せながら自らの脚で歴史の舞台を歩いていると、自分自身が「人生の旅人」であり、どれだけちっぽけな人生であっても、歴史を刻んでいる「時代の中のひとり」であることに気づかされます。

教科書や文献で触れる歴史はあまりに壮絶で、現代の平和な日本に暮らす私達には想像すら難しいことがたくさんあるには違いないのですが、でも、それぞれの時代を生きた人たちもまた、そのときどきの「いま」を生きていたに過ぎず、時代ごとの「人生」がそこにあるだけなのではないかと思えてくるのです。

「いま」を生きている私たち一人ひとりのささやかな人生が重なり合うこの時代も、100年、200年先には確実に「歴史」となって語り継がれていく… そう考えると、なんだか不思議ですよね。

中世に大流行したペスト、その後のスペイン風邪などと同様に、21世紀に COVID19 が大流行して人々が苦しんだことも確実に語り継がれていくことでしょう。

今は歴史となった時代を生きた人々は「遥かなる歴史の旅路」を生きた「旅人」であると私は感じています。

そして自分も、遥かなる歴史の旅路を悩みながら、迷いながら、今なお旅し続けているひとりとして、もっともっと先人たちの旅を深く知りたいと思う今日この頃です。

世界のすべては歴史の積み重ね

学生時代の歴史の勉強は堅苦しく、覚えることだらけで「苦手だった」という人も多いのではないでしょうか。私も、もれなくそのうちの一人でした。

特に人名や年号なんて全く頭に入って来ませんでしたね。(笑)

でも覚える必要がなく、宝塚歌劇の舞台で出会ったなんとなく関心のある歴史の1ページを抜き出して深ぼりしてみると、意外な発見があったり、裏ストーリーに驚いたり、ときには自分のちっぽけな人生に凹んだりしつつ、でも前向きになれることもあったりと、歴史に触れることがとても楽しくなりました。

 そして、いま 私たちが生きている「いま」の時代に起こる全ては、歴史に変わっていきます。

このブログでは、私が関心を持った出来事や、世の中で話題のこと、もの、そして世界の国々の歴史、旅のヒントなど、教科書には載っていないかも知れないようなささやかなエピソードも探りながら、楽しく発信していけたらと思います。

そして、100年以上の歴史を誇る愛すべき宝塚歌劇についても、たくさん触れていければと思っています。

 

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