宙組さんが止まってしまっている中で、他の組の公演情報が次々と更新されていく、、、
話合いの進捗が気になって仕方がないけど、待つしかないのがもどかしい。
どんな形であれ、宙組生が舞台に上がれるという見通しを立てて欲しいですね。
さて、星組の振り分けが発表されました。
以前、気の早い配役予想をしましたが、、、やり直し。
出演メンバーは手堅く揃えましたね
『BIG FISH』の原作はアメリカの作家、ダニエル・ウォレス氏の小説『ビッグフィッシュ – 父と息子のものがたり』という作品で、映画化されたのは約20年前の2003年。
その後、ミュージカル化され日本でも上演されています。
sora さんは映画で予習をしたのですが、作品の概要や予習内容は前回の記事をご参照ください。
ざっくり言うと、この作品の持つメッセージは「深い」という印象でした。
そもそも、どんな作品であっても、見る人ごとに作品から受け取るメッセージは様々であるとは思いますが、この『BIG FISH』に関しては、作者の意図したメッセージそのものに「解」がない印象を受けました。
だからこそ、面白い。
メインのキャラクターたちも、現実世界と空想世界に跨っていて不思議な感覚にとらわれます。
そしてめちゃくちゃ個性豊かな面々。
出演者の振り分けを見る限りでは、やっぱり「歌える実力派」を持ってきたのかな?と。
個人的には、小桜ほのか、都優奈、茉莉奈ふみ、この3人娘の歌声がこっちゃんの声と重なるのを聴きたい!
配役予想のやり直し
メインの4人を誰が演じるのかというのが、まず最初の関心だったわけですが、、、
ふたを開けてみればめっちゃ「順当」でしたね。(笑)
次世代の育成という意味では、もう少し「抜擢」があってもいいのかな~?なんて感じる振り分けでした。
メインの4人は・・・
エドワード・ブルーム
若い頃から楽天的で人を幸せにする事が大好きで、自らの人生を巧みに語って聞く人を魅了するのが得意だったが、作り話ばかりする父親に反発心を抱く息子からは距離を置かれてしまう。
礼真琴
基本的に「おじさん」です。(笑)
ですが、彼の子供時代から青年期、壮年期、熟年期、そして最期を迎えるまでの「おとぎ話」が軸なので、いろんなこっちゃん(礼真琴)を堪能できるはず。
基本的には青年エドワードが多い気がします。
エドワードの「現在」と、「過去」の物語を行ったり来たりするストーリーになっているので、舞台上でそれをどう表現するのか期待!
ウィル・ブルーム
エドワードの息子で、身重の妻ジョセフィーンと暮らすジャーナリスト。父とは疎遠になっている。
極美慎(天飛華音)
振り分け前の予想では、あえてのかのんくん(天飛華音)でした。
星組の今の状況で言えば「極美慎」なんだけど、あまりにも順当すぎて面白くないなって思いまして。(笑)
でもってこっちゃんパパとの並びをイメージした時に、きわみくんがあまりしっくりこなかったというのもあり、、、
そろそろ、かのんくんをこっちゃんの近くでしっかりとお勉強させて、育成計画を本格化させるんじゃないかと考えたのですが、あえなく撃沈。
かのんくんはありちゃん(暁千星)チームの2番手での育成ですかね。
考えてみれば、かのんくんは新人公演でガッツリこっちゃんの指導を受けてるもんな。
ということで、こっちゃんの息子は超美男子・きわみくんで確定。
きわみくんと言えば、個人的には『王家に捧ぐ歌』辺りからジワジワと存在感を増してきて、『1789』のロベちゃんに至っては感動するレベルの成長っぷりを見せてくれたと感じています。
見た目の美しさは言うまでもなく、歌声も心地よき。
こっちゃんパパとガッツリお芝居することで、またまた成長しちゃうね。
期待・大💕
サンドラ・ブルーム
エドワードの最愛の妻。
小桜ほのか
振り分けにほのかちゃん、うたちゃん(詩ちづる)の二人が入ってきたことは想定外でした。
うたちゃんは『赤と黒』でもWヒロインでこっちゃんの相手役を務めていたし、結果的に今回もそんな感じですね。
で、じゃぁ、どっちが妻を演じるの?ってなったら、間違いなくほのかちゃん一択でしょう。
ここは礼真琴のレベルに合わせてきた気がします。
せっかく実力派のこっちゃんが海外ミュージカルをやるのだから、なこちゃんが出演しない以上、ここは歌声の素晴らしい実力派で器用に何でもこなすほのかちゃんしかいないよね。
今から二人の心地よいハーモニを聴けるのが楽しみすぎる💕
ジョセフィーン・ブルーム
ウィルの妻で身重。
詩ちづる(乙華菜乃)
『RRR』新人公演でヒロインを射止めたなのちゃんが抜擢されるんじゃないかと予想していましたが、なのちゃん(乙葉菜乃)はありちゃんチームでしたね。
たしかに、あっちの作品にはヒロイン含め目立つ娘役が3人はいるから、配役のイメージが湧きます。
ただ、、、
個人的にはうたちゃん、、、じゃない配役を期待していたので、ちょっと拍子抜け。
うたちゃんって、可愛いんだけど「華」がないと言いますか、、、
『赤と黒』のマチルドのときに、それを改めて感じました。
きわみくんとの相性はどうなのかな?
ま、見た目は美しきカップルでしょうけれど、、、うたちゃんの役作り次第といったところでしょうか。
この役は妊婦さんなので、小柄なうたちゃん、魅せ方も工夫が必要かも知れません。
その他のキャスト
さて、メインの4人はあまりにも手堅かった印象ですが、他にも目立つ役が沢山あるので配役予想を続けます。
ウィル少年
エドワードの息子ウィルの少年時代
茉莉奈ふみ
日本版の初演では幼い頃の鈴木福くんが演じていた役です。
宝塚版では普通に考えて「小柄な娘役」が配役されることが予想されますね。
そうなると、前回の記事で予想していた期待の歌姫、茉莉奈ふみちゃんが『BIG FISH』チームに振り分けられたので、まんまそうなるのではなかろうかと予想。
ドン・プライス
エドワードの学生時代の同級生
御剣海
このドンくん、日本版では藤井隆が絶妙のコメディセンスで演じていたようですね。
昔は何をやってもさえなかったドンですが、よりによってエドワードが出会う前に最愛のサンドラの婚約者になっていたという顛末。
それほど出番は多くなく(むしろ少ない)、宝塚版でどの程度の配分になるのか見当がつきませんが、サンドラとの出会いには欠かすことのできない人物。
ジェニー・ヒル(ジェニファー)
エドワードのおとぎ話の中の小さな町で出会う女性
都優奈
この役も重要な役どころですね。
エドワードがおとぎの世界で少女だったジェニファーに出会うのが最初ですが、ときが流れてエドワードと再会した彼女はいつしかエドワードを愛するようになります。
でもエドワードの心の中は最愛の妻サンドラでいっぱい。
ジェニファーはその後の「おとぎ話」に繋がっている重要なキーパーソンなので、振り分け前は水乃ゆりちゃんとか瑠璃花夏ちゃん辺りを想像していたのですが、どちらも出演せず。
となると、出演メンバーから察するに、ゆうなちゃん(都優奈)かもしくはなっちゃん(白妙なつ)しか浮かばない。
なっちゃんな気もするけど、、、さすがにここは下級生に回してあげて欲しいかな。(笑)
個人的にはなっちゃんの「声」が大好きだから、なっちゃんでもいいんだけど、、、。
エーモス・キャロウェイ
おとぎの国で登場するサーカス団の団長
ひろ香祐
このエーモス団長、かなりインパクト強いよね。
そして振り分けメンバーを見た時に、この役はひーろー(ひろ香祐)かさりおくん(碧海さりお)のどちらかしか浮かばなかったです。(笑)
どっちだろう?と迷いつつ、ひーろーと予想。
カール
おとぎの国でエドワードと行動を共にする巨人
碧海さりお
団長のほかにもう一人、強烈なインパクトを与えるのがこの巨人カールくん。
この人、ホント大巨人。
舞台上でもめっちゃ巨人なんです!
この役を演じる人は高所恐怖症だと無理かもしれない。www
さりおくん、大丈夫だろうか、、、(いや、まだ配役は決まっていないが … 笑)
まとめ
振り分けを見て配役してみたら、意外にすっきりと収まりました。(笑)
次回はありちゃんチームの配役予想をしてみよーと思います。
『大いなる遺産』と言っても新しい脚本が書き下ろされるので、登場人物の比重も代わるかも知れませんが、過去の配役を参考に。
あ。
なこちゃんの102期ミュージックサロン。
まさかのゆりちゃん(水乃ゆり)がミューサロ組だったのは驚きましたが、なこちゃん、昨年はずっとずっと頑張って星組を支えてきたから、ご褒美ミューサロですね!
配信あると思うから、絶対見るぞ~💕