年の瀬、(たぶん)誰も驚かない雪組トップスター彩風咲奈の退団発表がありましたね。
先だって発表されていた、彩風咲奈ドラマティック・リサイタル『ALL BY MYSELF』の内容があまりにもわかりやす過ぎて。(笑)
しかも、退団に向けてこんな素敵な構成のリサイタルを上演できる咲ちゃん(彩風咲奈)、そして咲ちゃんファンに嫉妬するレベル。
こっちゃん(礼真琴)の卒業のときにも、こんな素敵なリサイタルがあったらいいな~と。
野口先生、いろいろあるみたいですけど、、、ま、良い作品を生み出してくれるのは間違いない。
そーいえば、きのうは咲ちゃんの記者会見とディナーショーが発表されましたが、、、
めっちゃザックリ過ぎました。(笑)
<タイトル>
未定<構成・演出>
未定<出演者>
(雪組)彩風 咲奈 ほか<日時>
2024年8月14日(水)・15日(木)[東京会場]
2024年8月19日(月)・20日(火)[大阪会場]※その他詳細は、決定次第ご案内いたします。
タイトルは、ま、いつものことだから良しとしましょう。
でも演出家も未定で、会場すら決まっていないって、どうなの!?
この状態で8か月も先のディナーショーを「今」発表する意味ってなに!?
ちょっと首をかしげる発表ではありました。。。
礼真琴の2024年退団説は完全消滅!?
花組の柚香光、月組の月城かなとが春夏に連続で退団。
そして宙組をまたいで雪組の彩風咲奈の秋退団が確定したいま、その次に控える2024年後半の星組公演で礼真琴が退団するとは考えにくく、その線は一旦消えたかな、と。
そもそもがこっちゃんは110周年の顔として、2024年の退団はないだろうとは予想していたわけですが、、、
宝塚を取り巻く状況があまりにも変化しすぎていて、もしや、早期退団もありなのか?と思ったりもして。
でもさすがに渦中の宙組キキちゃん(芹香斗亜)を残して、ほか4組のトップスターが一気に退団ってのはないわな~。
もしそんなことがあったら、また変に詮索されそう。(苦笑)
こっちゃんの退団は最短でも2025年夏ごろですかね?
宝塚歌劇団の現状を鑑みれば、こっちゃんにはいつ羽ばたいて頂いてもよろしくってよ💕、な気持ちではいますが、実際に卒業が決まってしまうと、やっぱり寂しいんだろうな~。
次回の『RRR』を除けば、あと2作+別箱コンサートってところでしょうかね。
2024年の各組人事はどう動く?
宙組の体制がとうなるのか見通しがたたない中、花月雪3人のトップスターが退団を発表済み。
2024年は公演回数も減り、たぶん色々な変化の年になることでしょう。
宝塚歌劇の未来自体が見通せない状況ではありますが、やっぱり気になるのは旅立っていくトップスターの後任人事です。
花組はどうみても順当、永久輝の長期政権
先日、ひとこちゃん(永久輝せあ)の全国ツアーをライブ配信で観劇しました。
正直な話をしますと、それまであんまり永久輝せあというスターさんを気にしたことがなく、今回の全ツでやっとじっくり見たな~という感じです。
で、です。
ひとこちゃん、いいやんっ!!(笑)
お芝居がどうとか、お歌がどうとか、ましてやダンスがどうとか、に関しては格段印象は変わらなかったのですが、なんとも、ほんわかしたカーテンコールにやられました。www
あ、でもひとこちゃんの歌はまぁまぁ好きな系統かも。
花組は間違いなく順当に永久輝せあがトップに就任するとして、あとはVISA様がスポンサーとしてどうふるまうのかが気になるところです。
昨今の宝塚を取り巻く諸々で、スポンサーが宝塚離れを始めている気がしますが、、、果たしてVISAは?
まぁ宝塚とVISAの繋がりは簡単には切り離せない関係性ではありますので、なんだかんだとその関係性を維持していくんでしょうかね。
となると、ひとこちゃん、安泰。
相手役はそのまま星空美咲ちゃんなんでしょうかね。
個人的には彼女はひとこちゃんとは個性が合っていないな~と、全国ツアーの配信を観ながら思ったクチです。
カルメンは思いのほか似合っていて嫌いじゃなかったのですが、ひとこちゃんの隣りはしっくりきません。
ひとこちゃんにはもう少しスタンダードなシンプルさを持った娘役さんのほうが似合いそう。
誰って言われるとわかんないけど。(笑)
美羽愛ちゃんって感じでもないんだよな~。
好みで言うと星組のうたちゃん(詩ちづる)とかなのですが、うたちゃんは星から嫁がせたくないし。(笑)
やっぱり美咲ちゃんしかいないのかな。
2番手にはほのかちゃん(聖乃あすか)が昇格、するしかない。
100期生っていうと、なにげに「まだまだ」って思ってしまいますが、ゆうてももう男役10年。
トップになってもおかしくない学年ですからね。
- トップスター:永久輝せあ
- 娘役トップ:星空美咲
- なんとかガンバレ2番手:聖乃あすか
- トップを支える別格:綺城ひか理
- 娘役2番手ポジ:美羽愛
ってところでしょうかね。
娘役の下級生が全然わかりません・・・。(苦笑)
最高学年トップ就任、歴史を刻む!?鳳月杏
マイティ(水美舞斗)が降ってきちゃうのかな~?とか、あーさが出戻ってちなっちゃん(鳳月杏)はまさかの花組かな~とか、いろいろ考えた時期もありましたが、、、
ここまでくると、
というか、
この状況の中では、もはや大胆なシャッフルとかやっている場合じゃない。(苦笑)
足元を固めなければ総崩れ。
ということで、れいこちゃん(月城かなと)の後は、久しぶりに下級生→上級生トップのバトンタッチになりそうですね。
そして2番手はこちらも100期生のおだちん(風間柚乃)が順当なのでしょうかね。
もしくは、、、
ビックリ人事やっている場合ではないとか言いつつも、、、ちなっちゃんの下にまさかのマイティとか。
そしてちなっちゃん短期 → マイティ短期 → おだちん、なんて布陣もあったりして。
花組では同期生れいちゃん(柚香光)がトップだったし、月組でも同期生れいこちゃんがトップですが、上級生ちなっちゃんにトップが引き継がれれば、もしかしてあるかも?なんて。(ない?笑)
で、ちなっちゃんの相手役はだれ?
宙から異動予定だったじゅりちゃん(天彩峰里)の線はなくなったので、結局は2択なのかな?
月組のじゅりちゃん(天紫珠李)か、みちるちゃん(彩みちる)。
ちなっちゃんの学年(任期)から考えると、下級生の抜擢はない気がします。
ま、ゆうひちゃん(大空祐飛)のときはすみかちゃん(野々すみ花)、まあまあ下級生でしたけど。
どうなることやら。
- トップスター:鳳月杏
- 娘役トップ:彩みちる?←これ、個人的な願望
- まさかの2番手:水美舞斗(妄想…笑)、もしくはガンバレ2番手:風間柚乃
- もっとガンバレ3番手:礼華はる
- 娘役2番手別格ポジ:天紫珠李
なんかちょっと強引な感じ。(笑)
月組に関しては sora さんが宝塚沼にハマったきっかけの組なので、原点回帰でしょうか、、、なぜか気になる。
さて、どうなりますことやら。
95期4人目のトップスター誕生!朝美絢
さて、退団発表した雪組の彩風咲奈の後任は。。。
ま、花組同様、どうみても手堅くあーさ(朝美絢)でしょう。
そして相手役は「まだ宝塚でやりたいことがある」夢白あやちゃん。
お顔が猫ちゃん系のコンビですね。(笑)
ま、あやちゃんが宙組から雪組に異動してさきちゃんの後妻におさまったときから、次期トップと組むための異動じゃないの?な気がしていましたから、あやちゃんの残留は自然な流れですかね。
ただ、2番手が、、、縣くんではまだちょっと弱い気がします。
でも、いないな~。
雪組としては、やはりそらくん(和希そら)の退団が痛手ですね。
ま、あーさとの学年差がないし、あーさの任期も短くはないと思うので(長くもないとは思うけど)、そらくんとしては待てなかったのかな。
ってか、聡明な人ゆえ色々思うところあっての退団選択だったでしょうね。
ちょっとばかり、個人的にはかいちゃん(七海ひろき)とイメージがダブります。
そして、そして雪組で気になるのはやはり一禾あお。
ここ最近はそらくんやアーサの新公をこなし、新公卒業でこれからの活躍が期待されていただけに、長引く休演がこの先どう影響するのか、、、
ご遺族側と劇団との折り合いがついたとしても、何もなかったように戻って来られるのか心配ですね。
少なくとも、ご本人が宝塚の舞台に立ち続けたいという思いがあるのであれば、時間がかかってもしこりのない解決になればよいのですが。。。
- トップスター:朝美絢
- 娘役トップ:夢白あや
- ものすごくガンバレ2番手:縣千
- 待ってるよ別格スターポジ:一禾あお
- ものすごくガンバレ3番手:華世京
- トップ娘空き待ち2番手娘役:音彩唯
はばまいちゃん、誰の嫁になるんでしょうかね?
キュートな丸顔ちゃんに似合うのって誰だろう?(笑)
正直、相手を選ぶな。
大昔の月娘リンリン(朝凪鈴)がまさにはばまいちゃんと同じほっぺが特徴の丸顔でしたが、当時は超路線の涼風真世と組むことが多くありましたね。
でも、かなめちゃん(涼風真世)も「むきたてのゆでたまご」と表現されることもあったくらいの卵フェイスで、かなりお目々クリクリの童顔だったから、正直似合わなかった。
ま、そもそも実力的にリンリンはお歌が・・・だったし、声質もこもっていて、七色の声と言われた歌うまかなめちゃんとは無理だったのですが。
相変わらず独り勝ち状態の「礼真琴」体制維持
110周年の顔として行事に大忙しになると思われたエース、礼真琴。
今年はいろいろと「役作り」ではないところで苦しんだであろう1年でしたね。
ここ最近は年明けの公演『RRR』がらみで元気な姿を見ることができ、2024年への期待が高まってきました!
いろいろと騒がしい宝塚界隈の状況を鑑みると、2024年の退団はないと(願望も含めて)考えていたこっちゃん(礼真琴)の2024年下期退団もありかも、、、
と思いはじめていましたが、柚香光、月城かなと、彩風咲奈、3人のトップスターの退団が発表されたいま、さすがに礼真琴の退団は2025年へ持ち越しなのかな、と。
つまりは【星組】独り勝ち体制継続。
こっちゃんの任期も6年に到達する可能性が出てきました。
まぁ、劇団的にはこの任期は当初の想定通りといったところなんでしょう。
窮地に追いやられている(というより自らの首を絞めまくっている)いまの宝塚歌劇団、その屋台骨を支える人気スターをそうそう退団させられないよね。
こっちゃん、期待されるって「ありがたいこと」でもあるけど、本当に苦しいよね・・・。
ファンとしてはもうしばらく宝塚の舞台でこっちゃんの姿を観られることは、なんだかんだ言って嬉しいのですが。
タカラヅカ史上類まれな才能を持つトップスターは、新たに誕生する次の時代のトップスターたちと共に劇団が生まれ変わる過渡期を見届けて、新たなあしあとを刻んでから大海原へと旅立つのでしょうかね。
いずれにせよ、2024年は星組体制に大きな動きはないのかな。
あるとすれば、路線スターの異動?
きわみくん、かのんくん辺りがもしかしたら、、、ってところ。
個人的にはかのんくんが花組あたりに異動するんじゃない?と思っているのですが、理由は単純にらんとむにめちゃめちゃお顔のイメージが被ってるから。www
ファンの皆さま、なんか、ごめんなさい。(笑)
きわみくんは、ここのところの成長が著しく、そしてビジュアルが sora さん、めちゃめちゃ好みど真ん中!!!なので、ぜひ星組で上り詰めて欲しいというワガママがあります。
- トップ・オブ・トップスター:礼真琴
- 娘役トップ・オブ・トップ:舞空瞳
- 安定の2番手:暁千星
- もうひと頑張り3番手:極美慎
- もしかしたら組替え?4番手:天飛華音
- 120周年トップ修行中の御曹司:稀惺かずと
- あり嫁候補No1娘役2番手:詩ちづる
星ファンなんで、男役序列が削れなかった。(笑)
2024年は礼真琴体制で安定の1年な気がしますが、2025年には恐らくこっちゃん卒業を迎えます。
その後は現状、大方の予想は暁千星&詩ちづるコンビの誕生だとおもいますが、ビジュアル的には極美慎&詩ちづるのほうがに合うと思っている sora さんです。
ま、ないでしょうけど。
5年の学年差があるのできわみくんの相手役でもさほど違和感ないと思うのですが、ただ、最近は男役さんがトップに上り詰める学年が高齢化(笑)しているので、きわみくんがトップに辿り着くころにはうたちゃんも研10くらいになってしまいますね。
娘役の旬は短いので、、、残念です。
ただ、最近の星組は新人公演の主演やヒロインをかなり柔軟に抜擢している印象があるので、その中からキラリ☆輝きを放つ娘役が登場するかもしれませんね。
そういえば、今回の『RRR』の新公では、sora さんがしつこく(笑)研1から推している108期首席の茉莉那ふみちゃんが、子役とはいえ歌姫ポジのマッリに抜擢されました!
彼女がこれからどう成長していくのか、楽しみです。
あ、娘役の推しといえば、、、星組とは関係ないけど110期生の田良結芽(たら・ゆめ)ちゃん、めっちゃ可愛くて初舞台を楽しみにしています💕
なこちゃん(舞空瞳)と、みさきちゃん(星空美咲)を足して2で割った感じの贅沢な可愛さ♡
つまり、sora さんはこの顔の系統が好きってことなんですかね。(笑)
成績も優秀なようなので、将来が楽しみ!
すみません、星組とまったく関係なくて。www
でも、星組にゆめちゃんが入ってくれたら嬉しいな~との願望も込めて…。
どうなる?宙組と芹香斗亜の2024年
公演が完全に止まったあの日から3か月が経ち、さらに3月まで完全に公演が止まってしまうことが確定した宙組。
宙組生は半年間も舞台に立てないままになります。
そして、110周年記念の公演ラインアップで既に発表されている『FINAL FANTASY XVI』は、果たして上演可能なんでしょうかね?
大人気ゲームシリーズの舞台化。
今の宝塚歌劇団が抱えるコンプライアンス問題、宝塚に対する世論やイメージ、それをスルーして当初の版権契約を継続できるのか気になるところです。
イメージダウンを稀有して結んだ手を解かれかねない状況ですよね。
もしかしたら、すでに水面下では小柳先生がオリジナル作品に着手している可能性もあるのではないかと、邪推しております。
そして作品もさることながら、トップスター芹香斗亜の去就問題も抱えています。
劇団としては「続投」しか考えていないだろうな、とは感じています。
そこは外野には「真実がどこにあるのかわからない」ので、劇団の判断に何も反論はないっちゃーないのですが、ただ、もしも本人が意図していなかったにせよ「言動は事実」だとすれば、なんらかのアクションは必要かな、と。
宝塚全体で蔓延してしまった「常識を逸脱したルール」が生徒さんたちをマヒさせているのは事実としても、キキちゃん(芹香斗亜)に限らず、特に上級生たちは「ひとりの社会人」として、「ひとりの大人」の分別として、下級生が命を絶つほどに悩んでいた現実には真摯に目を向ける必要はあると思います。
組織のせい「だけ」ではないと思います。
もちろん宝塚歌劇団の組織の在り方はある種の「異常性」を感じさせる特異体質です。
根本的な問題は劇団にあると個人的には感じています。
でも、個々人の言動にまったく問題がなかったかといえば、そこはしっかり考えなければならないのではないかな、とも思っています。
ご遺族側も、恐らくそこを求めているのでしょう。
あの日から痛ましいニュースが流れた日から、個人的にも色々な思いが日々行ったり来たりしています。
キキちゃんが宝塚の舞台に戻ってくることは、本人のメンタルを考えると厳しいのではないか、とも思ったり。
ただ、劇団の最近の動きを見る限りでは、じわじわとキキちゃんが舞台に戻れる環境を整えようと動いているようにも思います。
年末特番には、幸いにも週刊誌では今のところ「無傷」である桜木みなと、瑠風輝、春乃さくらが登場し、にこやかな姿を見せてくれるようですね。
さすがに未だ「渦中の人」であることには変わりないキキちゃんは画面には登場できず、そこを覆い隠すかのように年末特番にトップスターのコーナーがありません。
ただ、紙面には登場しているというのが劇団の答えなのでしょう。
舞台人として「舞台に立つ機会を奪われる」ことは、すでに大きなペナルティーです。
そのうえできちんと自らの声を発信することができれば、きっと、春以降には舞台に戻って来られると思います。
であるならば、ことキキちゃんにとっては社会的にも厳しい目に晒されている中ですから、ご本人がもう一度胸を張ってゼロ番に立つことができるよう、劇団も正しい対応を間違わないようにしていただきたいですね。
任期はさらに短くなって、次作で退団というのもないとは言い切れないですが。
どうなることやら、見守るしかない。
- たぶん戻って来るトップスター:芹香斗亜
- 次期にも続投?娘役トップ:春乃さくら
- 昇格間近?2番手:桜木みなと
- 試練の3番手:瑠風輝
- トップ娘予備軍娘役:山吹ひばり
じゅりちゃん(天彩峰里)については、事実関係がどうなのかはわかりませんが、、、状況から言ってたぶん退団されるんじゃないかな~と予想します。
舞台に立てないままというのはなんとも残念ですが、さすがに復帰は難しいように思います。
まとめ
結局2024年の人事は、ほぼ順当になるのかな。
激震中の劇団なので、ビックリ人事やっている場合ではない、といったところですかね。
さて。
宝塚歌劇団、そしてエンタメ界激動の2023年が間もなく終わろうとしています。
楽しみにしていた2024年、110周年のイベントはすべてなくなってしまい、さらに楽しみにしていた95期並びを拝む機会もなくなり、、、
いろいろ残念な思いではありますが、とにもかくにも、2024年は宝塚歌劇が新たな一歩を踏み出し、また無条件に「楽しめる」日々が戻って来ることを祈りつつ年の瀬を過ごすことにします。