先日の記者会見で公にされていた『宝塚グラフ』2023年11月号に掲載の宙組じゅりちゃん(天彩峰里)についての不適切記事について、出版元である宝塚クリエイティブアーツが遺族側へ謝罪の意向であるというニュースが目に留まりました。
それを報じていたのは、文春でもなく、その他の週刊誌でもなく、弁護士ドットコムニュース。
いろいろなところでこの問題が広がりを見せていることがうかがえます。
記事によれば、2月28日に弁護士ドットコムニュースの取材に対し、宝塚クリエイティブアーツが遺族側に謝罪する意向を示したとのこと。
もちろん、そもそもが、この2023年11月号の発行に際して本人のコメントを取る段階、そして記事にする段階において、内容が「不適切である」ことに本人含め、編集部も誰も気づいていない、違和感や疑問を感じるスタッフがいなかったということ自体が問題であはあります。
しかも、発行されてファンの間でも大きな話題になっていたし、その声が劇団へまったく届いていないはずはないと思いますが、以降も自発的なアクションは何もなし。
これだけ大きな問題になっているにもかかわらず、今回、遺族側から「遺族の心情を傷つけるものだった」と批判されてはじめて動くという、コンプライアンスのかけらも感じない状況。
つまりは、おはなしにならない。
ただ「謝罪の意向」を即座に示したことには、心底よかったな、と思います。
謝罪ですべてを帳消しにはできるはずもありませんが、まずは、真摯にこの大失態を反省し、ご遺族の心情に本気で向き合い、「これから」どうあるべきか、を考えていただきたい。
謝罪については代理人を通じて協議するとの回答だったようです。
3月初旬の次回話し合いで、この件については誠意ある謝罪が行われることを切に願います。
弁護士ドットコムニュースの記事は こちら 。
最近、宝塚関連ニュースばかり見ているから、やたらめったら「おすすめ記事」が提示されます。(苦笑)
公演関連の明るい話題だばかりになるのはいつのことか、、、。