なんだか色々とすっきりしない気分が続く今日この頃。
それでも、すべてを止めて考え込んでいるわけにはいきません。
Show must go on !
博多座では星組生たちによる元気いっぱいなハートフル♡ミュージカル『ME AND MY GIRL』が、毎日、客席を温かい笑いに包み込んでいるようです。
東京宝塚劇場では、月組生たちによる『フリューゲル -君がくれた翼- / 万華鏡百景色』が無事、幕を開けました。
お正月公演『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~』礼真琴・舞空瞳・暁千星の素敵なポスター&チラシが公開され、「こっちゃん(礼真琴)、待ってるよ~~~♡!」のワクワク度が上昇気流にガッツリと乗っかり、、、
その次の花組公演、柚香光&星風まどかコンビのサヨナラ公演『アルカンシェル~パリに架かる虹~』の、これまた素敵な、とっても美しい先行画像が公開され、小池先生の新作1本物への期待が高鳴ります。
でも、同じ宝塚歌劇団の中で、ときが止まったままの人たち、そしてそれを見守りながら同じように立ち止まるしかないファンの人たちも大勢いると思います。
文春報道に対する劇団の姿勢の変化
今年の1月、2月に放たれた文春砲で、その後の宙組の運命が大きく動き出した感は否めません。
いや、今となっては文春砲に対する賛否は別として、あれが「崩壊へ向かわないように」放たれた警鐘にも思えてきてしまったのは sora さんだけでしょうか。
前にも書きましたが、当時はあの記事に対して「読み物」的な関心しかなく、ここまで尾を引くものであるとは思っていませんでした。
ときが経てば、忘れ去られていくのでは、、、と。
宙組いじめ問題の詳細報道
「いじめ問題」に関する実名報道がされたとき、その内容に驚きはしましたが、個人的にはあまりにもリアリティに欠け、にわかに信じがたい印象を持ちました。
まず、当時の宙組トップスター真風涼帆による初代相手役、星風まどかへの暴言、パワハラ報道。
あの当時はゆりかちゃん(真風涼帆)が「そんなことする?」とハテナしか浮かばず。
そしてまどかちゃんが録音とか、そんなことまでするのかな?とか、、、真っ向から記事の内容を信じられなかったんですよね。
記事にもそんなことを書いていたと思います。

この件について劇団がコメントを出しています。
その時の内容がこちら。
この度、宝塚歌劇団員に関する一部報道がございました。
ご心配をおかけしておりますファンの皆様ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
当該報道は、「関係者の証言」等と称して、個人名を記した、事実と異なる記事掲載により、弊団団員および関係者のプライバシーや名誉を著しく棄損するものです。
このようなことは、誤った情報の拡散や誹謗中傷により、このコロナ禍においてもお客様に舞台をお届けするべく日々懸命に努力を重ねる弊団団員および関係者を深く傷つけるものであり、弊団として到底容認できるものではありません。
ファンの皆様ならびに関係者の皆様には、ご心配をおかけしたことについて改めてお詫び申し上げますとともに、今後とも温かくお見守り下さいますよう、お願い申し上げます。
2023年1月10日
宝塚歌劇団
当たり前ながら、劇団員を擁護するために発信されたコメントでした。
「弊団として到底容認できるものではありません」
まだまだ、ときはコロナに戦う真っただ中。
sora さんも、過去の記事を読み返してみると、ほぼ完全に文春記事を否定し、生徒擁護の立ち位置でした。

そして2月になって放たれたのが、今回も大きな話題となっている宙組娘役スターによる下級生へのヘアアイロン問題。
これには前回言及していますが、ほんとにそんなことってある?あったら傷害レベル、との印象でした。
この時にも劇団はコメントを発信しています。
それがこちら。
本日、週刊文春電子版にて、宝塚歌劇団員に関する一部報道がございました。
ご心配をおかけしておりますファンの皆様ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
弊団は、当該報道の内容が全くの事実無根であることを当事者全員から確認しており、当該週刊誌に対しても、これまで同様、事前に送られてきた質問状へその旨を回答したうえで、事実と異なる記事掲載を止めるよう強く要望してまいりました。
それにもかかわらず、今回もまた「関係者の証言」等と称し、事実に反する内容をあたかも真実であるかのように報道され、当事者および関係者が多大な精神的苦痛を被っており、上記のような報道姿勢を繰り返す当該週刊誌に対し、訂正記事の掲出を求めるなど、改めて強く抗議いたします。
ファンの皆様ならびに関係者の皆様には、上記状況をご理解いただき、今後とも温かくお見守り下さいますよう、お願い申し上げます。
2023年2月1日
宝塚歌劇団
このとき、感じたのは「そりゃそうだ、事実だったら大変な問題だよね」と。
前回の劇団は「弊団として到底容認できるものではありません」とコメントを発表していましたが、このときには「訂正記事の掲出を求めるなど、改めて強く抗議いたします」とアクションを起こすかのような表現に変化しています。
ただ、実際に劇団がどこまで「本気を出した」かは疑わしいと思わざるを得ません。
なぜならば、このとき「当該報道の内容が全くの事実無根であることを当事者全員から確認しており」とコメントしていますが、今回の件を受けてコメントのニュアンスが変化しているからです。
ヘアアイロンを使用して髪型のアドバイスを行ったという事実は認めつつ、「誤って当たってしまった」だけであり、わざとではなかった、と。
つまりは、ある意味「当たってしまった事実」はあったわけですよね?
今回の悲しい出来事が起きてしまったことでようやく開かれた理事長(企画室長?)の会見でのコメントを聞き、まだどこかで「信じたい」と思っていた劇団への信頼が、一気に音を立てて崩れ落ちていった感は否めません。
当時のコメントとて、たしかに「故意でなかったのだから全くの事実無根」と言われればそうなのでしょうけれど、、、なんとも納得しがたく。
いちど週刊誌報道されてしまったことって、何を言い訳してもネガティブな方向へ印象操作されてしまうものではあると思うので、劇団としても対応に苦慮したことは想像できるのですが、、、。
話は逸れますが、先日、タレントの加藤茶さんと年の離れた奥様がテレビ番組でかつてのバッシングについて語られていました。
お金目当てとか、ものすごいバッシングを受けて苦しむ奥様に対し、加藤茶さんは「まっすぐに正直に生きていれば、いつかわかってもらえるから」と、「くさらず」あえて声高に反論することなく一緒に10年耐えてきたと。
その結果として、今、奥様は様々な番組で旦那様の健康を支える「良妻」として活躍されています。
このご夫婦のトークを聞いていて、ほんと、真実はひとつなんだな~って思ったんですよね。
「まっすぐ」「正直」に生きることが必ずしも答えを導き出してくれるわけじゃないかも知れませんが、でも、「くさらず」まっすぐに生きることって大切なことなんだな、と。
もちろん、タカラジェンヌとしての時間は限られています。
10年じっくり待てるわけもなく「いま」を生きるしかないので、「正直」に生きている人たちにとってはとても苦しい環境に置かれていると想像します。
ただ、この2月の報道が「また根も葉もないことを・・・」と笑い飛ばされ、時間と共に「消えていかなかった」背景には、どこかに隠されていた「ウソ」があったからと思わざるを得ないのが現実。
ファンとしても、苦しい思いで見守っています。
宝塚歌劇団の対応に注目
今回の件を受け、理事長や企画室長が報道機関からの要請を受ける形で記者会見を行いました。
本来であれば、もっと早くに劇団として「自発的」に会見を設ける必要があったのではないかと、個人的には思っています。
ご遺族の気持ちに配慮する必要があり、劇団としても話せることは限られていたにしても、噂がどんどん広がっていく前に公式にいち早く発信することは危機管理の大前提のような気がするからです。
そして、今回みたび放たれた「いじめ」に関わる文春砲は、内部関係者だけでなく、ファンにも大変なショックを与えました。
信じたくても「疑ってしまう」という状況を生み出しているのは、文春側の情報操作だけではなく、宝塚歌劇団の対応のまずさに起因しているところが大きいと思わざるを得ない状況です。
これまでにも言われてきていることですが、ほんとうに劇団の対応は甘い。
今回の文春記事が出た直後に発表された劇団からのコメントは、「宝塚歌劇団に関する一部報道について」というタイトルだったそれまでのものとは異なるものでした。
「ファンの皆様ならびに関係者の皆様へ」
ようやく、劇団の主張ばかりを並べてファンのタカラヅカ愛に甘んじていては、この先、宝塚歌劇団の未来はないと気づき危機感を抱き始めたのでしょうか。
ひとりの尊い命とひきかえに、、、。
でも、なにごとにも「遅すぎること」はありません。
今からでも劇団には生徒が心から安心して舞台に立てるような組織になっていただきたい。
そして、ファンが愛する宝塚歌劇、そしてその舞台を目指す少女たちが、何も迷うことなく夢を見られる場所になっていただきたい。
内部告発であることはもはや否定できない
あの日からときが止まってしまったままの宙組。
きのうまで一緒に舞台を作っていた仲間が、ある日突然、自らの人生を終えてしまったという現実と向き合う日々は精神心的にどれほど辛いことか、、、察するに余りあります。
そこへ放たれた先日の文春砲。
宙組はこれからどこへ向かっていくのでしょうか。。。
いじめの加害として実名報道された複数の上級生
これまでは、ヘアアイロン問題ばかりがクローズアップされていましたが、ここへきて、トップ、組長を含む宙組生上級生による「いじめ問題」が話題の中心になりつつあります。
内容はよくある「指導」を誇張した内容にも思えるものもあるし、それが事実としたら「人として」疑わざるを得ない内容まで。
下級生から見れば当然ながら「いじめ」や「パワハラ」以外の何ものでもない、と思います。
宝塚は我々ファンが知る限りでも、ことあるごとに求められるという多くの「お謝り」や、同期や下級生のミスに対する首席への叱責など、独特の文化があることは否めません。
閉ざされた宝塚ゆえ、「文化」という言葉でごまかされてしまうのかも知れませんが、もっと「人権」に対して敏感になる必要があるのは事実しょうね。
舞台に賭ける情熱が強ければ強いほど、トップさんや上級生たちの「指導」は厳しいものであるのは理解できます。
芸事に対する厳しさも想像できます。
過去のトップさんとて、いろいろな経験談を語られていらっしゃいます。
自身の思いが強すぎて、どうしても下級生たちに自分の物差しで厳しく指導してしまい、次第に下級生たちの心が離れ、組内での孤独をものすごく感じていた時期があったと告白していた元トップさんもいらっしゃいました。
今回の生徒急逝に関する文春砲が最初に放たれてから、引き続き情報を募っていた文春に対し、第2砲の「上級生いじめ問題」についての情報を提供したのは「宙組の生徒たちを含む内部の関係者」十数人とされています。
閉ざされた世界の「文化」の名のもとに、「夢」のためにじっと我慢してきた下級生たちが声を上げだしたということなのか、、、。
楽屋の配置をはじめ、内部を知る人が語っているんだろうな、、、と信じざるを得ないこともあり、ファンとしては複雑な思いが込み上げてきますね。
2月のヘアアイロン事件のあと、当時の幹部部屋の住人だった前組長、前トップスター、そして現組長、現トップスター4人が集まる幹部部屋から聞こえたという言葉・・・
文字にすると、読み手の感情によってニュアンスは大きく変わってしまいます。
上級生としての見えない圧で相手をねじ伏せるかのようなネガティブな言い方にも取れるし、普通に信じていて、その確認として相手に「尋ねていた」だけにも取れます。
そして、のちに当事者たちの話合いの場が設けられたとされていますが、その際にゆりかちゃんが最後に発したということば。
「全ての出来事を忘れて、さぁ切り替えてこれから頑張ろう!」
第3者がこれを文字として読むと、あぁ、ゆりかちゃん言いそう、って思いますし、本当に何もなかったと信じて、組を引っ張るトップとして「みんなで頑張ろう!」って素直に思って発したようにしか取れなくないですか?
でも、その場にいた人たちにとっては・・・なんでしょうね。
本当に何もなかったとしたら、きっと下級生たちも素直にこの言葉を受け止めることができるはず。
書かれていることがどこまで詳細な真実を伝えているのかはわかりませんが、つまり、火のないところに煙は立たない、ということなのでしょうか。。。
内部告発で劇団はどう変わるのか
宙組の上級生の多くがヘアアイロン事件について、今回亡くなられた下級生が文春へ情報提供をしたと思っているとされ、文春はこれについて「事実無根」と明言しています。
情報源は誰なのか。
劇団が2月のコメントから一転、今になってこの件に関しての一部事実を認めてしまった以上、それを知る「誰か」がリークしたということを裏付ける形となってしまいました。
そして、最新の文春砲については「宙組の生徒たちを含む」複数の人からの情報を提供を受けたと伝えています。
「関係者が語る」という表現だけではなく「宙組の生徒」と明言しているところをみると、内容には相当の自信を持っているのでしょう。
そして、劇団が出したコメントにはもはや「事実無根」「強く抗議する」という文言はありませんでした。
いま明らかにしなければいけないことは、「誰がリークしたのか」ではありません。
これは強く言いたいです。
こうしたやり方が正しかったのかについては、正直、様々な角度から考えなければならないとは思います。
事実、組内での疑心暗鬼を生み、亀裂を深め、結果として大きな犠牲を生んでしまったことは否定できないから。
ただ、こうでもしなければ弱い立場にいる人たちが「劇団の膿を出させる」ことはできなかった、ということでもあると思います。
宙組生一人ひとりへの聞き取りが、いま、着々と進んでいることと思いますが、その結果いかんにかかわらず、全組の生徒への聞き取りが行われることを願います。
生徒たちが「夢」という鎧を被り、そっと心に秘めてきた様々な思いを劇団がきちんと把握し、それらの思いが組織に属する人間として、あるいはエンタメに身を置くものとしての必要な「我慢」であるのか、劇団が改善すべき内容のものであるのか、ひとつひとつをしっかり議論して、でき得る対策を前向きに進めていっていただきたいですね。
トップスター芹香斗亜の退団の可能性は
今回の一連の問題を背景に、宙組では退団希望者が続出しているとされています。
でも、退団を希望しているとされるタカラジェンヌたちとて、こんな形で宝塚を去るのは本意ではないはず。
ひとりの尊い命が失われ、(それが事実か否かは別として)組長や現役トップスターが実名で「いじめ」に関わっていると報道されてしまったいま、宙組の立て直しは現実的に簡単なことではないでしょう。
いじめ疑惑はトップスターの立場を揺るがす
前提として、実際に書かれていることが事実なのか、事実誤認なのか、は、わかりません。
ただ、1月、2月の報道があって、宙組が大きな騒動になった後、唯一の宙組創設時メンバーであり、長年、組長を務めてきたすっしーさんが突然の退団を発表。
トップスターの退団公演で組長が同時退団なんて、違和感しかありませんでした。
このとき事態の「責任をとって」の退団であると考えたファンは少なくなかったのでは?
あるいは、正義が貫けない組織に嫌気がさして強行退団?とかね。
考えすぎかな~?と思ったこともありましたが、今となっては否定できない現実かと。
ゆりかちゃん(真風涼帆)に関しては、1月のパワハラ報道もありましたが、あのときはすでに退団が決まっていて「最後に泥を塗られちゃったな~」と思ったものです。
今回の事態はあのときの比ではありません。
人の命が失われています。
そこへきて現役組長と現役トップスターの名前が実名報道され、宙組はどうなってしまうのでしょうか。
文春ではキキちゃん(芹香斗亜)の下級生に対する具体的な振舞いにも言及しており、それが事実誤認であったとしても、トップとしての立場には大きな影響を与えることになるのでは、、、と懸念します。
ひとたびネガティブな感情を持った人間は、どんなシチュエーションであってもネガティブ方向に理解してしまうものです。
悪意なく励ますつもりでかけた言葉が、まわりには「ひどいことを言っていた」ように捉えられてしまうこともあります。
文春で言及されていた一部に関しては、正直、個人的な印象として「もしかしたらキキちゃんなりのカラッとした気の使い方だったのでは?」と思う節もありました。
ただし、そもそも周りにネガティブな感情が渦巻いていなければ、その振舞を誤解されることもないでしょうから、キキちゃんが、という個人レベルを超えて宙組の中での問題は起こっていたのかもしれませんね。
トップスターは組の顔。
求心力を持って組子たちを引っ張っていかなければ組は成り立ちません。
今回、そのトップスターと、組子たちから最も信頼されるべき立場である組長の名前がいじめ報道に上がってしまった以上、劇団がどんな判断を下すのか、、、非常に気になるところです。
芹香斗亜の棘(いばら)の道・・・
何度も言いますが、真実がどこにあるのかは分かりません。
現役生徒の急逝を受け、最初に放たれた文春砲の後、取材記者が「音声」で語るという裏話(実際はなんの裏話もなく、中身のない内容)を聞きましたが、、、
担当記者が理事長のことをふつーに「きばけんしさん」と言っていたのに吹き出しました。
理事長の名前もまともに知らないレベルの記者が書いとんのかーーーい、と。
ただ、今回の文春砲の威力はこれまでのものとは確実に一線を画しています。
誇張記事である部分は相変わらずあるとは思っていますが、信じざるを得ない部分も多々あります。
そして、仮に何もなければこんな騒ぎになっていないのでは?という、ファンとしての劇団に対する疑心暗鬼もあります。
星組から花組、そして宙組へ。
長い長い二番手時代を過ごし、研17にしてやっと手にした0番、トップスターの地位。
プレお披露目を経て、いよいよ大劇場でのお披露目の幕を開け、感動を語った翌日にまさかの事態に。
このまま2日間だけの幻のお披露目公演となってしまうのか、、、。
前回も書きましたが、個人的には大劇場はおろか、東京公演も難しいのではないかと思いっています。
あまりにも宙組のイメージが悪くなりすぎました。
恐らく、熱心な個人ファン以外には、少なからずとも宙組トップスターのイメージも低下しているような気がします。
sora さんとしては、正直なところキキちゃん個人に対しては何も感じていないと言いますか、、、記事を信じてもいなければ、まったくのガセであるとも思っていなくて。
キキちゃん個人というよりも、宙組全体として「どうなってんの?」と。
ただ、それだけ。
でも、宙組の公演が仮に再開されたとして、キキちゃんがトップスターとして在り続けることができるのかな?という懸念は感じています。
それは組子たちの思いや、宝塚ファンの思い、なによりもキキちゃん自身がこの環境の中でトップとして舞台に立ち続けることが可能なのかな?と。
組子たちに支えられてこそのトップスター。
週刊誌にこんなはっきりと「組子からのリーク」と明言される記事が出てしまうこと自体、組の中が一つになっていないということでもあり、、、
精神的に無理そうな気がしています。
そして、相手役であるさくらちゃん(春乃さくら)にとっても、体制変わらない中でトップ娘役として舞台に立つのは辛いことなのでは?と。
劇団と本人がどのような結論を導き出すのか、、、
見守るしかありませんが。
これは、対岸の火事ではない
宙組に激震が走る中、やはり他組のファンとしても「対岸の火事」では済まされません。
どの組にも大なり小なり燻っている火はあるはずで、、、
それが大きな火事にならないように、各組もしっかりと対処して欲しいですね。
礼真琴を支えてくれた組子たち
星組公演『1789~バスティーユの恋人たち~』では、お稽古から初日にかけて体調不良者続出、結果的に2日目から公演中止、という事態に陥りました。
公演再開して大劇場の千秋楽を無事に迎えてひと安心。
東京公演の幕も無事に開き、完走できるかな~と思っていたところに礼真琴の休演でまたしても公演ストップ。
組子たち全力の代役公演でふたたび幕を開け、こっちゃん不在を支えてくれました。
そして涙でこっちゃんの復帰を喜んでくれた星っ子たち。
感動、感動、また感動。
この千秋楽を劇場で、映画館で、配信で見守った多くのファンが同じ思いだったと思います。
でも、もしかしたら、その裏にも色々な思いが渦巻いていたのかも知れない、、、
トップに対する思い、上級生たちに対する思い、劇団に対する思い、いろいろね。
人間だからそりゃ、いろいろあると思います。
でも、もちろん、そんなことを考えながら宝塚を観るのは切ない。
余計な邪推を捨てて楽しみたい。
幸いにも、こっちゃんが茶目っ気たっぷりに千秋楽で笑いを取っていたポリープ問題が文春に掲載された際には、どちらかというとこっちゃん擁護の記事でした。
劇団に対する「働かせすぎ」という攻撃記事でした。
そして文春へのリーク内容は、2幕から休演となってしまったあの日、こっちゃんが「車いすに乗って劇場を後にした」という程度。
で、そもそも情報提供した関係者って誰よ?的なはなしで。
でも、また、いつ文春の標的にされるやもしれません。
文春ごときに宝塚歌劇を崩壊させられるのは本意ではありません。
どーーーせならBBCよ、取材してみませんか?(笑)
いや、笑っている場合ではないんだが。
110周年行事は劇団の再出発を記念(祈念)して
こんな騒ぎの中で110周年とかお祝いしていていいのか、、、
ファンですらそう感じてしまう今日この頃。
星組の『RRR』はかなり楽しみだし、記念式典にトップが揃うのも楽しみだし、タカスペや運動会、いろいろ楽しみにしていましたが、、、ちょっと様子が怪しくなってきました。
あれだけ運動会を楽しみにしていたキキちゃんが、果たして運動会に参加できる状況なのかも疑わしい気配が漂ってきているし。
今年のタカスペはもともと宙組が東京公演の予定だったので、変更なく開催されると思われますが・・・
出演する皆さんも複雑な思いで舞台に立つことになりそうですね。
激動の2023年、宝塚歌劇。
これを機にとにかく色々な議論を進め、改革されていくといいな、と思います。
110周年、これを「新たな宝塚歌劇団」の出発と位置付け、粛々と、でも前向きに周年行事を実施していくことを期待しています。
まだまだしばらくは「通常通り」には戻れないし、改革には時間がかかると思います。
次世代を担うタカラジェンヌたちの夢がこれ以上失われることがないよう、、、
これまでも、そしてこれからも宝塚歌劇を愛し支え続けるであろうファンの思いを裏切らないよう、、、
経営陣には地に足を着けた改革を願うばかりです。
そして最後に。
なぜ、劇団は公式ファンクラブとでも言うべき「宝塚友の会」会員に対してメッセージを出さないのでしょうか。
宝塚友の会の会員は、単なるお金を落とすカモですか?
まとめ
この2週間、ずーっとモヤモヤし続けています。
でも宝塚歌劇を愛し続ける思いが揺らぐことはなく、、、不思議な世界ですよね。
まだまだ、いろいろ思うところはありますが、もうしばらく劇団からの発信を待つモヤモヤの日々は続いていきそうです。
早くこっちゃんに会いたーーーーーい♡

