2024年、ついに宝塚歌劇110周年Yearがスタートしました。
本日、東京宝塚塚劇場では雪組が初日を迎え、本拠地宝塚大劇場では1/5に星組の話題作『RRR』が初日の幕を開けます。
さて、どんな1年になりますことやら。
「ことさん大好き!」すぎる舞空瞳にキュンッ💕
年末年始はスカステを見られなかったので、録画しておいた特番を帰宅後に夜な夜な視聴しました。
大みそかSPECIALコラボは、それぞれの組み合わせで色々と笑わせていただいたのですが、、、
かちゃ(凪七瑠海)、マイティ(水美舞斗)、なおちゃん(瀬央ゆりあ)の専科スター3人衆、ほどよく「抜け感」があって、なかなかいいコンビネーションでしたね。(笑)
ま、なおちゃんいるところに笑いは避けられないのはデフォルトとして、マイティが95期TALKの時にも増して「やんちゃ坊主」な顔をしているのが可愛かったな。
かちゃはお姉さんだけど、天然な雰囲気もあって癒しだし、、、うん、この3人、面白いかも。
そして、そして、なんといってもなこちゃん(舞空瞳)とあやちゃん(夢白あや)のトーク!
学年の近いトップ娘の二人がどんな話をするのかな~?と興味津々だったのですが、いや~、なこちゃんの「ことさん愛」に感動でしたわ。(笑)
☆きらめき☆のイヤリング
お気に入り、思い入れのアクセサリーを紹介する場面。
なこちゃんはイヤリングを2種類紹介していましたが、ひとつはロミジュリのデュエットで使用したこだわりの詰まったオリジナルのイヤリング。
ひとしきり説明した後に、「実は、、、礼さんのカフスとお揃いで作っていただいた…」と、ちょっと控えめに、でも、嬉しそうに語るなこ姫の「告白」にキュン。
でもって、もうひとつのイヤリング。
グランカンタンテのデュエットで使用していたイヤリングとして紹介しつつ、、、
「これはね、礼さんがね、プレゼントしてくれたの💕」
舞台稽古でプレゼントしてくれたそうで、愛しそうにイヤリングを見つめるなこ姫、、、可愛すぎるぞ~♡
あやちゃんの「キュンッ💕💕💕」のリアクションったら、、、オーバー気味なリアクション、おもろいな(笑)
舞空「優しさの塊がつまった・・・♡」
夢白「ステキデス~~!!お守りですねっ!」
舞空「お守りです♡」
なこちゃん、けっきょく2つとも「礼さん」がらみ。
どんだけこっちゃん♡ラブやねんっ!と突っ込みたくなる可愛さでした。(笑)
これを筆頭に、あやちゃんやもうひと組のトークを展開していたうみちゃん(海乃美月)やまどかちゃん(星風まどか)も、相手役さんのキュン♡キュン♡グッズを紹介するのかと思いきや、そーでもなかったという、ね。www
なこちゃん、こっちゃんのこと、大好きなんだね~とニヤけてしまいました。
ル・ポァゾン、大好き
あと、岡田レビューについて「大好きトーク」が繰り広げられていましたね。
sora さんも実は岡田レビューが好きです。
そしてなこちゃんが好きだと語っていた『ル・ポァゾン』は、もぉ大好物♡
これは宝塚歌劇を大好きになったきっかけ、元月組トップスターの剣幸&こだま愛コンビのサヨナラ公演でしたから、特に思い入れの深い作品なのです。
当時、NHKで放送された公演を録画して、ビデオテープ(どーでもいいけどVHS派でした…笑)がのびてしまわないかを心配しながら、何度も何度も繰り返し見ていましたね~。
最近ではスカステでNHK版を放送してくれたので、すり減ることなくデジタルで安心して見ることができるようになりましたが。(笑)
かつて柚希礼音&夢咲ねね時代の星組で再演されたときは、中日劇場、通いましたね~。
しかもあのとき、柚希礼音・凰稀かなめ・夢咲ねね、このトリオの並びが美しすぎて大好きでした!!!
さらに、昨年の全国ツアーでは、2番手扱いだったなおちゃん(瀬央ゆりあ)が、本来ならトップスターが演じるこの作品の名場面を、なこちゃんと「通しで」再現してくれたことに感動!
他組でも再演されていますが、すみません、sora さん的には「剣幸→柚希礼音→瀬央ゆりあ」でポァゾンの歴史完結しております。(笑)
それにしても、この作品自体には出演経験のないなこちゃんが、オープニングを踊れるってのは好き加減が良くわかりますね~。
因みに、sora さんもほんとーーーに大好きでよく見ていたので、手の振りとかはたぶん、カンペキですね。(笑)
ただ、なこちゃんの発言を聞きながら時間の流れを感じてしまったのが、「アシナヨ」ですかね。
あれは再演『ル・ポァゾンⅡ』で柚希礼音が歌ったオリジナルにはない差し替え場面。
オリジナルを知る人はもう少なくなっているんだろうな~なんて思いながら、複雑な思いで聞いていました。
初演と再演とではけっこうガッツリ内容が差し替えられていて、トップさんメインの場面は『ナルシス・ノアール』から「月とパリス」や、「アンダルシアの孤独」になっていました。
初演オリジナルでは、月とパリスはトリスタンとイゾルデ、アンダルシアのところはクイーンの名曲(♪We Are The Champions など)を使ったパイロットのストーリーでした。
sora さんはクイーンの名曲をこの作品で知り、いまだにこの曲が流れると当時のあの場面が目の前に浮かんできます。
忘れもしない、歌も上手けりゃ、踊りもバリバリのダンサーだったトップ娘役のミミちゃん(こだま愛)が、決してダンスがうまいとは言えなかった「標準レベル」のウタコさん(剣幸)の隣りで、手足の動きどころか指の先まで寸分狂わずピタリと息を合わせて踊る姿に感動したものです。
初演映像がある方は、ぜひこのパイロットのシーンを見てみてくださいな。
パイロット姿のウタコさんの隣りでアーミールックに身を包み、軽やかに、でもしっかりウタコさんの動きを感じながらピタリと息を合わせて踊るミミちゃんの神技!
その点、なこちゃんはバリバリダンサーのこっちゃん(礼真琴)の隣りで、こっちゃんの息を感じながらあれだけ美しく(ときに激しく… 笑)踊るんだから、大変だろうけれども、、、なこちゃんもやっぱりすごいな。
トップスターたち、歌の競演
コラボ企画のあとは、スカステさんと劇団が「芹香斗亜」と「芹香斗亜ファンの皆さん」のことを思って企画を練ったであろう、トップスター歌の競演。
本来なら、110周年に向けて5組のトップスターが集ってトークしたり、いろいろと楽しい企画があったのかも知れませんが、現状ではそうもいきません。
かろうじて桜木みなと、瑠風輝、春乃さくらはコラボ企画に登場しましたが、他組の生徒たちが組の枠を超えてコラボする中で宙組3人だけの「歌」中心で構成されていましたね。
そして、渦中のトップスター芹香斗亜。
誌面には撮り下ろしたであろう写真が登場し、劇団の方向性は示された形ではありましたが、このままずっと画面に登場しないというのも、、、
かといって、まだご遺族と劇団との話し合いが続く中で、自らの「ことば」や「思い」を発信する状況には程遠い。
何もなかったように2023年を振り返ったり、2024年の公演について語ることもできない。
そして考えたのが、トップスターそれぞれがピンで歌う企画だったのでしょうね。
川霧の橋、ディミトリに聴き入る
個人的には、れいこちゃん(月城かなと)が『川霧の橋』を歌ったのは意外でした。
プレお披露目作品だったということで、退団を発表した今、なにか思うところがあったのかな~なんて考えながらら聞きました。
一方で、個人的にウタコさんのサヨナラ公演で思い入れのある作品であるが故、れいこちゃんが再演すると知った時には複雑だった感情が、いまはとってもストレートに受け入れることができている自分に気づきました。
やっぱり人って「こころ×こころ」に響くもんなんですね~。
れいこちゃん、歌ってくれてありがとう!な気持ちになりました。
こっちゃんが、ディミトリを歌ってくれたのも嬉しかったな。
残念ながらナマ観劇が実現できず涙をのんで配信に頼った作品でしたが、ほんとうに大好きな作品で。
幕切れのルスダンのセリフに込められたあの世界観がね、とにかくズッシリ響いた作品でした。
芹香斗亜、再始動への一歩
そしてキキちゃん(芹香斗亜)。
笑顔を見せてはいましたが、やはりどこかこわばった表情が印象的でした。
そして服装も考えに考えてグレーのジャケットだったんだろうな、と。
正直、オシャレには程遠いようないわゆるリクルートスーツのようなジャケットスタイルに、ちょっと悲壮感が漂っていました。
あそこはもう少しデザイン性のあるジャケットでも良かった気がしますが、いろいろ相談のうえだったのかな。
カメラの前で歌うことにも、気持ちの迷いがあるように「見えてしまった」。
これは見る人それぞれの感じ方があると思います。
歌詞にあるように前向きなメッセージを感じた人もいるでしょうし、sora さんと同じように感じた人もいるでしょうし、あるいは別のことを感じた人もいるかも知れません。
でもひとつ言えるのは、今回カメラの前に立つ決心をしたキキちゃんには、いろいろな「思い」「感じ方」そのすべてを受け止める「覚悟」があったことは間違いないのかな、と。
この状況の中で、自らの言葉を発する機会ないまま表舞台に登場することには勇気がいることだと思います。
これからは、少しずつキキちゃんも宙組の皆さんも表舞台へ戻って来ることになるでしょう。
劇団が「トップスター芹香斗亜を中心とした宙組」を再生する動きを見せている中で、どのように着地するのかはまだまだ問題・課題が山積しているように思いますが、いずれにしても、今回の出演はキキちゃんにとっては大きな一歩にはなり得た気がします。
明暗、新春スターメッセージ
恒例の年始のごあいさつ。
今年は「あけまして・・・」のご挨拶は全員ナシでしたね。
当然ながら、理事長の(無意味な)トーク番組もありませんでした。
ありちゃん、トップ修行ガンバレ!
年明け最初のスターメッセージはトップ、2番手、専科生のみの編成になっていました。
みんな、それぞれに落ち着いてお話されているスターさんの中で、ひときわ「かわいさ」が目立ってしまった人がいました。
暁千星。
話している内容はいたって普通ですし、なにかハプニングがあったわけでもありません。
が、なぜかこの人だけ、違う。(笑)
話し方が幼いと言いますか、ご挨拶の話し方と言うよりは「おしゃべり口調」っていえば良いんですかね?
たぶん頭の中で考えながら、緊張しながら話しているからだと思うのですが、、、あれは頑張って訓練したほうがいいですね~。
人前で話すとか、カメラの前で話すとか、トップになったらさらに機会が増えるし組を背負うことになるわけなのでね。
言葉のチョイスも含め、落ち着いて自分の言葉で「伝える」ことができるように。
幸いにも、諸々の宝塚の状況を考えると、あと1年ちょっとは礼真琴体制の星組が続きそうなので、その間にありちゃん、全力で「トップ修行」に励んでください!って気持ちになりました。(笑)
ありちゃんのあの「愛すべきウダウダ感」(いちおう褒めてる… 笑)が味ではあるのですが、そろそろスーパーマンから星を任される「準備」を本気でお願いします!って。www
ま、嫌でも立場が人を育てるんだろうけど。。。
芹香斗亜と宙組の再始動
袴や振袖姿で、今年の公演について語る花月雪星のスターたち。
一方で、宙組さんは短めにファンへの感謝やご挨拶。
そしてキキちゃんだけは袴を着用せず黒スーツ。
これもきっと色々な人と相談して決めたのだと思いますが、、、袴の着用はしてもよかったのでは?と個人的には思いました。
やはりキキちゃんの表情はひきつっているように見えましたね。
あの表情の裏に、様々な思いや葛藤を抱えているのだろうと察するに余りありますが、、、
先ほどの特番と同様に、画面に登場して「声を発する」ということは、ご本人にとってもファンにとっても、止まった時間を再始動させるための第一歩ですし、ま、これでよかったのかなと思います。
正直、劇団がキキちゃんをどういう形で表舞台に戻そうとしているのかは気になります、というか、いろいろな意味で心配です。
さすがに今回の件では後手後手、駄目駄目な対応を繰り返し大きく信頼を損なった劇団なので、慎重に動くとは思いますが、、、どうかな、という疑心は消えないな。
芹香斗亜が求心力を持ってふたたび宙組を率いることができるのか、いち宝塚ファンとしては、ただ見守るしかありませんね。
まとめ
さーて、2024年1月5日、いよいよ礼真琴が休養を経て復活!
今から初日映像が待ち遠しすぎる~。
2024年の暮れには、もう、れいちゃんも、れいこちゃんも、さきちゃんもいないけど、、、5組みんなが笑顔で「年末スペシャル!」で盛り上がっていることを祈りつつ、、、
本年もよろしくお願いいたします!