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【宝塚歌劇】激震・激動の2023年から2024年「110周年」へ

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2023年が間もなく終わろうとしています。

今年は宝塚歌劇にとって、そして宝塚ファンにとって、信じがたいレベルの激震、そして激動の1年となりました。

祝賀行事の全面中止は衝撃でした

コロナ禍で苦しんだ3年間を経て、ようやく「日常」が戻りつつある中で起こった「現役生徒の自死」という痛ましい出来事。

それに対する劇団の対応は目も当てられないほどの失態続き。

結果的に社会からも多くの批判を受けることとなりました。

そして労基にも立ち入られ、厳しい指導を受け、劇団は後手後手に対応を続けながら、ついに、何年も前から周到な準備を整えてきたであろう2024年の110周年記念行事について、そのすべてを中止するという決断をしました。

10年に一度しか巡って来ない周年行事の数々。

このタイミングに、現役トップスターのファンとして立ち会えることをとても楽しみにしていましたし、ファンだけでなく、タカラジェンヌの中にもこの周年行事に現役生として参加できることを楽しみにしていた人も、大勢いたのではないかと思います。

でも、祝賀行事に生徒みんなが笑顔で参加できる状況ではないのが現実。

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突然の公演中止はファンの怒りを買いました

祝賀行事どころか、劇団はすでにチケットを販売済みだった通常公演の日程すら、なんの予告もなく突然変更して「払い戻しのご案内」で済まそうとする始末。

3年間のコロナ禍で再三に渡る「突然の公演中止」では、公演を観ることができない無念さだけでなく、何度も何度も交通費、宿泊費のキャンセル料やその他で苦い思いをしたファンが大勢いました。

今年に関してはコロナ以外にも出演者の体調不良による開演直前、そして開演後に突然公演中止を告げらたりするケースもありましたね。

もちろん体調不良を責めるわけもなく、多くのファンは文句を言うどころか劇団、出演者、関係者たちへのエールを送ってきました。

個人的には、劇団はビジネスとして収益を上げて「経営」しているわけで、顧客に実質的な損害を与えている以上は、こちら側が何でもかんでも「生徒さんが一番つらいんだから」と受け入れるのは、ちょっと違う気はしていましたが、、、

もちろんそれは、生徒さんの体調不良がとうとかの話ではなく、その結果として起こる公演中止に対し、客入れ後に中止するとか、当日にならないと「中止」の決断をしない劇団の姿勢に対する違和感です。

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生徒さん側も、劇団からの無言の圧力によって「公演をしなければ!」「休演は避けなければ!」と、ギリギリまで頑張らざるを得なかったのでしょうね。

今となっては、未来あるひとりの生徒の犠牲のうえに、それが解消へ向かってくれているわけですが、、、。

そういえば、先日発表された「チケット販売済みの中止公演」について、払い戻し以外の劇団の対応が個別に連絡されているようですね。

sora さんは対象公演のチケットを持っていないので、人からの聞き伝えやSNSでの情報でしかないのですが、、、

どうやら宝塚友の会での購入者に対する救済のみって感じなんですかね。

今回のチケットが紙切れになってしまった皆様には友会だけでも救済があって良かったと思いますが、贔屓のサヨナラ公演だった方にとっては、、、ね。

そしてもっと言えば、正しい見通しが立てられない劇団の中の人のせいで、結果的に販売済みの公演を中止することになって顧客の怒りを買い、その批判をかわすために救済措置を打ち出さなくてはならなくなった。

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それによって、ただでさえ公演回数が減ることが予想される次回公演では、今回の救済措置分の座席数もさらに減ってしまい、激戦が更に超激戦になるってこと。

そもそも最初から冷静な判断でチケット販売を延期する等の対策をしていれば、今回の事態は起こらなかったわけで。

つまりは今回中止された公演にあたらなかった顧客でも、次回公演のチケットが必然的に手に入りづらくなるという間接的不利益が発生します。

つまりは、結果的にすべての顧客に影響があるということですね。

ま、文句って、何をやっても結局は果てしなく繰り返されていくもんなんで、言っていても仕方がないからこれ以上は突っ込みませんけど。(苦笑)

2024年も変わらずヅカファン続けます

さて。

2024年が宝塚歌劇にとって、どんな荒波が待ち受けているのでしょうか。

迷わず「荒波」と表現してしまう。

すべては、ご遺族側との話し合いに劇団側がどう対応するのか、それが今後の行方を大きく左右することでしょう。

上級生からの謝罪を求めるご遺族側、生徒を矢面に立たせたくない劇団側、簡単には解決を見ることはできないかもしれません。

でも、なにが大切なのかを見間違わないよう、今後の対応を迫られている生徒さん自身も「主体的」に劇団と話し合って進めてもらいたいなと個人的には思います。

直接の雇用関係ではなくタレントとしての委託契約、それでも「生徒」と呼ばれ、ある意味劇団の保護下に置かれている難しい立場ではありますが、、、主体性ってだいじ。

渦中の生徒さんたち、そして舞台に立つ機会を失ったままの宙組生たち、それぞれの止まった時間がそれぞれにとって最善の方向に動き出せるよう願いつつ、、、

2024は劇団運営の根本的な改革も進められていくことでしょう。

もしかしたら、これまで何十年も「当たり前」だと思っていた祭典やイベントが恒常的に無くなり、ファンにとっては「残念」と感じる変化もあるかもしれませんね。

とはいえ、そこに「宝塚歌劇」がある限り、そして気力が続く限り(笑)、sora さんはずっと劇場に通い続けることになるでしょう。

110周年の宝塚歌劇も、静かに、自分なりに楽しみたいと思います。

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おわりに

sora さんの2024年のヅカ生活は、1/4の『1789-バスティーユの恋人たちー』Dolby Cinema フィナーレイベントからスタートです。

新年早々、なおちゃん(瀬央ゆりあ)の笑顔を拝ませていただけるなんで、きっと明るい1年になる気がします。

その前に、1/4 は仕事始めの残業回避に全力っ!!(笑)

それでは皆さま、良いお年をお迎え下さい!

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