ここ2週間近く、いろいろ報道されている中で、また文春砲が放たれました。
これまでの記事は全部読んでいます。
今年の初めに出た記事も。
なかば「読みもの」として読んでいるのが、sora さんにとっては正しい表現かも知れません。
内容については毎回「???」と思わざるを得ないような、でも、これが少しでも「事実」を含むものであるならば、冷静で適切な対応が必要なレベルです。
宙組はこれからどうなるの?
とりわけ、今回の生徒の急逝については当たり前ながら、深刻な事態です。
そして放たれた「文春砲」の内容も、今回は「読み物」として読み流すには、少々重すぎる内容でした。
実名でバンバン驚きの内容が書かれていて、もしもこれが事実だとすれば、宙組は崩壊です。
匿名条件で宙組生から聞き取りをした、というような記述もありましたが、、、
どこまでが真実なのか、すべてが誇張した「物語」なのか。
この内容のすべてを「でっちあげ」であるとは言い切れず、ましてや「真実である」とも言えません。
二桁の退団希望者が出ている、というのが事実であれば、、、
もはや「お披露目公演」の再開、続行は絶望的、ということになります。
いつも言うことですが、事実がどこにあるのかは我々外の人間にはわかりません。
書かれている実名の登場人物たちに思いを寄せる必要があるかも知れませんし、事実無根であるとも言い切ることはできません。
宝塚ファンとしては生徒たちを最大限に「信じる」という選択をしがちですが、真実はどこにあるのかわからない。
もしもこれが、本当に宙組生の「叫び」だとしたら、、、
これが必死の「告発」だとしたら、、、
情報の取捨選択というのは、本当に難しいですね。
いまも誰かが苦しい思いをしているかも知れない。
そして、事実無根であるのであれば名指しされた生徒たちも、間違いなく苦しんでいると思います。
もはや、ゴシップの域を超越して、異常事態です。
宙組、ひいては劇団存亡の危機に面しているとさえ思います。
それくらいの内容が書かれています。
これがすべて事実なら、、、宙組は解体して出直す必要があるレベルです。
人事調整組と言われる苦しさ
思い返せば、宙組の在り方は他の組に比べ、問題を抱えていました。
華々しく花月雪星からの選抜メンバーで「香港公演」を実施し、そのメンバーがそのまま新組のメンバーとなり宙組が誕生。
当時、花組から月組に組替えになり、同期生トップ天海祐希と共に絶大な人気を誇った姿月あさとが宙組に異動しトップに就任。
2番手には雪組から和央ようか、そして3番手には星組から湖月わたる、そしてトップ娘役は女帝との異名を持った花總まりという布陣、全員が長身でそれはそれは見栄えの良い、新組誕生!でした。
でも、この宙組。
誕生から25年以上が経っても、生え抜きのトップスターが一人もいないという、、、ね。
2代目トップスター和央ようかの時代に新人公演の主演を経験した若手のホープたちは、次々と退団していき、和央ようかの退団公演の新人公演で主演に抜擢された早霧せいなが、宙組ではありませんでしたが、のちに雪組でトップスターに就任して話題となりました。
和央ようか時代の新人公演主演者からはじめて「トップスター」が誕生した!!とね。
でも、宙組3代目トップスターの貴城けいは雪組からの落下傘、いわゆる「ワン切り」でしたし、その後も常に他の組からの「組替え」経験者であるトップスターしか存在していません。
ようやく95期のずんちゃん(桜木みなと)が初の生え抜きトップになるのか、、、と期待される中でのこの騒動。
常に「人事調整組」と言われてきた現実。
宙組に配属されること=夢はなし、という印象を与えかねない、忌々しき状況です。
宙組のプロデューサーは何故それを許してきたのか、、、
宙組生たち自身は、それについてどう思っているのでしょうか?
その辺り、外野としてはとても気になります。
公演再開は難しいのでは・・・
今回の文春記事は、これが事実であれば「異常事態」です。
にわかに信じがたい内容ばかりが並んでいます。
でも、このすべてが完全なる「ガセ記事」と言い切ることも危険である気がします。
誇張した記事であることには違いないと想像しますが、あまりにも内容が具体的すぎて、、、
そしてこれ見よがしに実名で書かれいているのが気になります。
宙組生の内部告発、、、
あり得ないとも限りません。
疑心暗鬼になってしまう生徒さんたちの気持ちがわかります、、、
誰かがリークしなければ、書けないであろう内部事情もあったりして、とにかく具体的です。
今回の記事に挙げられている名前を見ると、、、
これからの宙組に大きく影響することは必至です。
これが事実であれば大問題ですし、逆に1mm の真実も含まれていないのだとすれば、書かれた当事者たちへのメンタルケアも長期化するでしょう。
組を背負っている人たちへの容赦ない今回の「文春砲」。
こっちゃんのときには、「礼真琴」に対してあんなにも同情的だったのに、、、ね。
これから、どうなってしまうのでしょうか、宙組。
まとめ
しばらくは「文春砲」とのイタチごっこになりそうな気配です。
「ファンなら文春の悪意に満ちた記事にお金を落とすな」という一般論がありますが、sora さんとしては、そこは「個人の勝手」でしょ、と思います。
読みたきゃ読めばいいし、嫌なら読まなければいい。
ただ、何が真実で何がウソなのかを、自分なりの視点で考えてみることは必要だと思います。
事実を知っているのは、当事者たちのみ。
第三者チームが入って聞き取りを行っているということですが、劇団としての組織問題、労働環境の問題にもメスが入ることを期待しています。
純粋に「宝塚の舞台が好き」という生徒さんが、1日も早く笑顔で舞台に戻られるよう、、、
いまは心から願わずにはいられません。

