礼真琴の舞台を振り返るシリーズも、今回で第40回を迎えました。
第40回目は2015年3月『夢咲ねねミュージック・サロン~N-style』を振り返ります。
こっちゃん(礼真琴)のジェンヌ人生も半分のところまで追いつきましたね。
95期生の文化祭から、短期間で一気に振り返ってきたので、ここまで来てもあどけなさの残るこっちゃんのカワイイ映像が頭にプカプカ浮遊しています。(笑)
今回はすこしばかり本公演から離れ、ねねちゃんのミュージックサロンで見せてくれたコミカル・こっちゃんを楽しみたいと思います!
稽古場トーク
スカステで放送されたときに、一緒に流れていた稽古場トークも入っていたので、まずはそこからスタート。
メンバーはねねちゃん(夢咲ねね)、ぽこちゃん(十碧れいや)、こっちゃん、なおちゃん(瀬央ゆりあ) の4人です。
そしてこっちゃんとなおちゃん、何気にヒョウ柄の服で揃えてますね~。
泣き虫こっちゃん
自ら告白。
「星組いち泣き虫な私にとって、コミカルな感じに救われています」
泣き虫こっちゃん、いまでは「絶対泣いちゃいそう」な場面でも、グッとこらえて立派にご挨拶してるからエライ!と、いつも思います。
それぞれ何キャラ?
こっちゃんはコミカル担当。www
ぽこちゃんは王子様キャラ。
そしてなおちゃんは … 何キャラなの!?と。
瀬央「まさかの、急に大阪弁話し出したり… 慣れない大阪弁を(笑)」
結局のところ「かわいい弟キャラ」なのかなと、ねねちゃんにまとめられてました~。
ねねちゃん、アゲアゲ・タイム!
かわいい~~~を連発するメンズ。www
なにやっても、カワイイィィィ~~~♡
言い間違いしても、カワイイ~
とにかくかわいいぃぃぃぃぃ~~~~。(笑)
N-style
妖精という名の Nice Guy
土瓶メガネにクルクル三つ編みヘアのイケてないねねちゃんのところに、黒タキシード「妖精」という名のナイス・ガイ3人が現る。
(礼)「どうだい?せおっちEye!」
なんだ、それ!?(笑)
なおちゃんがダッサイねねちゃんを上から下まで嘗め回す。
(瀬央)「わかった!彼女はダイアモンドの原石!!」
いきなりコントから始まるミュージックサロン。
タキシード姿、なかなかイケてます♡
メンズ3人がそれぞれ、ねねちゃんに「レッスン」をほどこすという演出で、ねねちゃんの思い出の舞台を再現しつつ、なおちゃん⇒こっちゃん⇒ぽこちゃん⇒なおちゃんの順にそれぞれねねちゃんと絡みます。
ぽこちゃんやなおちゃんが絡むのは「めぐり合いは再び」「激情」「大阪侍」 … 、でもこっちゃんが絡んでた作品のタイトルが出てこない。
なんだっけ。。。
「女は誘われたら一度は断るものだ…」ってやつ。
とりあえず、こっちゃんは、うん、コミカル担当ですね。(笑)
メンズのごあいさつ
ぽこちゃん仕切りで、3人のメンズがご挨拶。
こっちゃん「大劇場では相手役をさせていただけるなんて、絶対ないことなので…」と。
でも、トップスター柚希礼音さんの相手役はいっぱいさせてもらいましたね、こっちゃん。www
3人のご挨拶に続いて、こっちゃんの一人トークへ。
ねねちゃんとの思い出を語っています。
はじめてガッツリお芝をした「めぐり会いは再び2」のときのおはなし。
「もう、できない・・・・・・・・」
としゃがみ込んでいたところにねねちゃんが、「弟よ・・・」と声をかけてくれて、いちからお芝居を教えてもらったと。
良いお話…。
そしてシルビア姉さんと再会した時の「あねうえっ!」ってところもねねちゃんが考えてくれたそうな。
我が愛しのミー&マイガール
いや~ずっと思ってるんですよ、こっちゃんでミーマイが見たいって!!!
ビルの温かいキャラクターと、作品そのものが、ぜったいこっちゃんに似合うって!!!
初演のウタコさん(剣幸)、とにかくサイコーに温かいビルでしたけど、きっとこっちゃんならその域にたどり着けるはず♡
こっちゃんが歌うミーマイに胸熱♡♡♡
ちょっと妄想しますけど …
- ビル:礼真琴
- サリー:舞空瞳
- ジャッキー:瀬央ゆりあ
- ジョン卿:暁千星
- マリア公爵夫人:有沙瞳
- パーチェスター:天華えま
- ジェラルド:極美慎
- ジャスパー卿:綺城 ひか理
ミーマイはメインの役が少ないので、この公演に当たった下級生ファンからはいつも嘆きが聞こえてくるのも事実ですが…
こっちゃんのビル、、、見たい。
「ビルはウタコさんじゃなきゃ!!」くらいに思ってきたウタコさん崇拝の私が、ぜひやってほしいって思うの、ものすご~く珍しいんです。(笑)
あ、「川霧の橋」の幸さんなんてね、れいこちゃん(月城かなと)素敵だろうな~と思っても、やっぱりまだ観れていないという、ね。
でもミーマイはこっちゃんで見たい!!!と思ってしまうんです。
無理かな…。
今の星組に似合うと思うんだけどな~~~。
スミマセン、妄想TIME でした。
ねねちゃんへの質問コーナー
宝塚の作品や場面でこれぞ!ってものはありますか?
ねねちゃんの夢は、ミーマイだったんですね。
なぜか、今回たまたま再現の相手になっただけのこっちゃんが、どや顔。(笑)
なおちゃんが好きなのは、ロミジュリのおでこコッツン。
こっちゃん、「いっぱいありすぎるよ~~~」。
しらーっとそのまま、ぽこちゃんに振ろうとしてバレる。
「答えて。」と突っ込まれます。www
こっちゃんはねねちゃんのカルメンがお好みらしく。
最下級生で参加した全国ツアーの話になり、「もう、ひとり、ずっごい踊ってる人がいる~と思って~」とねねちゃん。
「春のまつりで。なんて俊敏なんだろう~と思って。」
そーでしょ、そーでしょ。
でも、私の振り返りには「キレに欠ける」って。(笑)

レッスン(名曲メドレー)は続く
『太王四神記』、懐かしいですね~。
なおちゃんとこっちゃんの二人で歌うのもなんかジーンとします。
星組の95期生にとっては、初組子作品。
そして最後はねねちゃんと一緒に歌います。
続いてねねちゃんとぽこちゃんの『うたかたの恋』… これは男役も娘役も憧れる人、多いですね~。
令和のうたかた、花組公演も楽しみです!
ねねちゃんが『ナポレオン』からソロ曲を歌った後、メンズ3人が白タキシードで合流し、「♪セ・マニフィーク」を。
最後はメンズだけで歌い踊りますが、こうやってこっちゃんとなおちゃんを横並びで見ると、こっちゃん堂々たる雰囲気。
やっぱり場数の違いを感じます。
リアル・バービーちゃん
ねねちゃん、ほんとバービー人形みたい。
途中からこっちゃんとのデュエットになりますが、こっちゃんの歌声がカッコ良すぎる。
英語の歌詞を歌うこっちゃん、なんだろうな…、低音ハスキーな声がめちゃくちゃイイです♡
今日の感想は?
「ほんとうに、この、ねねさんのバービーちゃんの姿 … ありがとうございます!!」
ねねちゃんに向かって深々と頭を下げる、こっちゃん。
「実写版バービーちゃんを … 眼福でございます。」
最後までちゃんと上級生アゲアゲ忘れません。(笑)
アンコールタイム
ねねちゃんに呼ばれて登場したこっちゃんたち、ナイス・ガイズ。
ねねちゃんのゴージャスなネックレスが、少し胸元で歪んでいるのに気付いたナイス・ガイ、礼真琴氏。
無言で直してあげるジェントルのが、いい♡
最後は、ねねちゃんの初舞台作品『シニョール・ドン・ファン』の曲を4人で歌って終わりますが、途中で上手に移動する流れをねねちゃんが忘れたようです。
こっちゃんが歌いながら上手へ移動し、ついてこないねねちゃんに「こっち、こっち~」と可愛らしく手招きするこっちゃんにキュン♡
再アンコール・タイム
どうしてもお披露目したい裏話があるらしい。
お稽古場でのMCの練習を再現。
十碧「えっと、ディズニーの王子様の中で、ねねさんの理想の王子さまはどのキャラクターですか?」
夢咲「そ~だな~、なんだろ~な~、何がある?」
十碧「シンデレラの王子さまとか~、アラジンとか~、白雪姫の王子さまとか~」
礼「野獣とか」
夢咲「やじゅう~~!?」
夢咲「やっぱり、アラジンかな。ちょっとおちゃめな感じがするのが良いかなって」
十碧「え、どんな名前でしたっけ!?」
ぽこちゃんの抜けっぷりに大爆笑!というはなし。www
夢咲「いま散々、アラジンって言ってるのに(笑)」
礼「(ぴょんぴょんしながら)あの王子様の名前ってなんでしたっけ!?って(笑)だから、アラジンだって~(笑)」
瀬央「みんなの空気が一瞬、あれ!?って。(笑)」
礼「あ~~~お腹痛い。(笑)」
再々アンコール
夢咲「さっきの話、伝わりました!?」
礼「こっちだけでね、楽しんでたら…」
夢咲「だめですもんね…」
客席からは温かい拍手が送られていましたが …
4人はものすごく楽しそうに話してくれたんだけど、ちょっとその場にいないと面白さ、伝わり切らないわ、ごめんね…。www
まとめ
ねねちゃんと下級生、4人が和気あいあいと楽しんでいる様子が伝わり、ほっこりできるショーでした。
当時の星組の雰囲気をかいまみることができたように思います。
のちに、同期のふうちゃん(妃海風)が退団前に開催したミュージック・サロンにも、こっちゃんとなおちゃん、同期のみんなが出演していましたが、こうしてディナーショーでこっちゃん、なおちゃんが一緒に出演する機会はめったにあることではないので、貴重ですね。
さて、次回はいよいよみっちゃん(北翔海莉)時代の幕開けです。
ちなみに、この時代は「ちえちゃん燃え尽き症候群」で、いちばんライトな宝塚生活を送っていたので、たぶん、録画したものは1回観て消しちゃっています。
DVDやBDも買っていないので、手元になくて振り返れない作品もちょいちょい出てきそうな気がしています。
とりあえずは、2015年6~7月に上演された全国ツアー『大海賊』から振り返ってみたいと思います。
