PR

【星組】礼真琴の舞台を振り返る76『Ray-星の光線-』梅田芸術劇場

Sponsored Link

礼真琴の舞台を振り返るシリーズ第76回目は、梅田芸術劇場公演『Ray-星の光線-』を振り返ります。

全国ツアー公演がコロナの影響で行えず、梅芸のみで1週間ほど上演されたこの公演。

♪レイ♪レイ♪レイを連発する、礼真琴お披露目ショーの梅芸ヴァージョン。

大劇場・東京の本公演では80名の大所帯 … のはずが、コロナで下級生がAチーム、Bチームに分かれての出演でした。

なので、普段は大劇の半分の人数で再構成する作品も、劇場の広さとのバランスを考えると、見栄え的にはさほど変わらなかった気がします。

そして、本公演っでは専科スター華形ひかる、みつるくんのサヨナラ公演だったので、みつるくんの場面がいくつかあり、そこは再構成され星組下級生が担っていたこの公演。

お芝居も、こっちゃんの濃厚な色気駄々洩れで、すっかりお腹いっぱいになりましたが(笑)、このお披露目ショーも大好きな作品だったので、再演は嬉しかったです!

ショースター礼真琴&舞空瞳コンビの躍動感あふれるショー、さて、振り返りましょうか。

Ray「光線」はまぶしくて、美しい!

大劇場の時にはこっちゃんの登場前に美しい光の演出がありましたが、梅芸ではなくなりましたね。

残念。

いきなり狂ったようなダンシング!(素人には激し過ぎてそう映る…笑)

そして順番に歌い継ぐ星組スターたち。

この公演はなおちゃん(瀬央ゆりあ)が出ていなかったので、個人的にはちょっともの足りませんが … こっちゃんを中心に、星組生のイキイキとしたエネルギーを感じます。

やっぱりこの主題歌、リズムが好きだな~。

でもって、こっちゃんのナチュラルな感じのヘアスタイルが好き♡

オープニングのラスト、本公演では暗転後にこっちゃんとなこちゃん二人のしーっとりしたデュエットでしたが、こっちゃんのソロに変わっています。

ジャニーズのアイドルみたいなこっちゃん。(笑)

太陽は天飛華音が抜擢!

再構成されて、若手の場面になりました。

この公演から2年ちょっとしか経っていませんが、センターで歌うかのんくん(天飛華音)がとっても初々しい。

歌も踊りもそつなく、いつも及第点をこなすかのんくん。

本公演でのなおちゃんも「眼力」強いスターさんですが、かのんくんのそれも負けていません!

堂々と、そしてはつらつと歌い踊る姿は将来を期待させますね!

きわみくん(極美慎)と切磋琢磨しながら次世代の星組を担ってほしい逸材です。

Sponsored Link

何度見ても瞬殺される、礼真琴のダンス

純白のお衣装にターバンの場面。

大劇場でも、登場シーンで踊り出した途端に瞬殺されたけど、やっぱりまたやられた … (

苦笑)

こっちゃんの素敵さが増しております。

そしてなこちゃんが娘たちを引き連れて、キリリとした表情で踊る姿もなんとも魅力的。

いや、男役にも負けてないな、うん。

前にも書いたと思いますが、これだけのダンサートップと対等に踊り、自らも光を放つことができるトップ娘役は貴重です。

アダルト担当・愛月ひかる

スーツにソフト帽、ここは大劇場と同じくあいちゃん(愛月ひかる)がダンディに。

ほんと、かっこいいよね。

声質は正直よろしくないけど、それも個性として魅力的でした。

劇団も、彼女が下級生の頃からもっと上手にタイミングを図って、彼女をてっぺんまで導いてあげることができなかったんだろうか…。

いまさらな話ですが。

Sponsored Link

ネオ・ダンディズム風な場面

なこちゃんが可愛らしくピンクの羽扇を手に歌い踊るカーテン前から始まる場面。

登場間もなく180度超えてるっしょ?っていう足上げがあるやつね。

でも、今回は大劇場ほどじゃなかったな。(笑)

大劇場の時は衝撃的で、リピートしたから。

で、この中詰め場面は、やっぱり語らずにはいられない最後のうた。

希望の未来は目の前に広がる …

大劇場公演の振り返りの時にも書きましたが、やっぱりもう一度書きたい。

あれから3年経ったいまも、コロナで宝塚歌劇の公演が止まっているこの現実、

星組は14日から東京公演が無事に再開され、19日の新人公演も上演されるようでホッとひと安心ですが、花組は新人公演も中止になってしまいました。

休演日明け19日には、花組さんも無事に再開されることを願うばかり。

振り返ってみれば、こっちゃん、れいちゃん(柚香光)のお披露目の時期が、コロナに翻弄されることになった始まりのときでしたね。

あの頃は正直、前を見ようにも迷宮を彷徨っている時間が長くて、ネガティブにもなりがちでした。

でも、この歌はまさにファンの心にも「Ray(光線)」のようにささりました。

Sponsored Link

この作品がつくられた当時は、こっちゃんのトップお披露目という「旅立ち」に向けられた歌だったと思いますが、結果として、色々な意味での「光」になったと思います。

遥かな青空へともに飛び立とう

心をつなぐように翼を合わせて

心は風に乗り瞳は夢を見る

果てしない空に歌声が響く

愛を分かち合おうよ手と手を合わせて

あなたと歌うように心を合わせて

希望の未来は目の前に広がる …

オリンピック … やっぱり唐突(笑)

ロケットのあとは気持ちがフィナーレへ向かっています。(個人的に)

そこへきて突然、ゆず長(万里柚美)の語りが始まり、オリンピックが始まります。(笑)

あ、でもね、実はこの場面好きだったりします♡

こっちゃんが「王子様♡」なんだもん。

さわやかすぎる美青年、瞬きわすれちゃいますよね。(笑)

そして、専科へ異動となったゆず長の肩をそっと抱き寄せ、愛おしそうに額をくっつけるこっちゃんの姿、たまらんです。

著作権、これはダメなんだ …

フィナーレで最初にぴーすけくん(天華えま)が歌いますが、ここからしばらく著作権問題で楽曲差し替え、歌声聞けず。

ぴーちゃんの心地よい歌声が聞けないなんて… がっかり。

そして本公演できわみ君が務めたポジションはかのんくん。

せっかく

ピンクのドレスでアイドル顔負けのプリンセスなこちゃんの歌も全差し替え。

あ、今回はスカステ映像観てるけど、販売されているディスクのほうは入ってたんだっけ?

覚えてないけど、とりあえず今回は聞けずに残念でした。

Sponsored Link

神がかった礼真琴の黒燕尾

やっぱり、これ、犯罪ですね。

今回は梅芸なので大階段がないのが残念ですが、これ観て堕ちないはずがなかろうがっっっ!

カッコ良すぎる。

歌声も、ダンスも、もちろん見た目も、完璧。

そもそも、この燕尾のダンス、振り付けが超かっこいいんですよね。

本公演で額に1本垂らしたオールバックだったこっちゃんですが、今回はきれいにリーゼントにしているこっちゃん、大好物♡

そのあと、赤い衣装に着替えてデュエットになりますが、♪星に願いをで、軽やかに、しっとりと踊ることなこのデュエットダンス、、、楽しいナンバーになっています。

このふたりならではって感じで大好きです♡

そうそう、パレードの純白の衣装も美しくて大好き!

やっぱり白とか、黒とか、シンプルな色って舞台化粧にも映えますよね。

星組パッション発祥の地(笑)

この公演のカーテンコールから、これが始まったんだ、、、

そ~だ、そ~だったね。

今や当たり前のように見てるけど、この公演のカーテンコール見ていて「あ、そっか」と。

こっちゃんがやり始めたんだっけね。

Sponsored Link

まとめ

このショー、何度見ても飽きないです。

お披露目でこのショーを作ってもらったこっちゃん、ラッキーだなと思います。

中には「えっ?」っていうショーもありますからね。(笑)

さて、次回は2013年に新人公演でロミオを演じた思い出の作品、トップになって再演された『ロミオとジュリエット』を振り返ります。

【星組】礼真琴の舞台を振り返る・出演作品一覧 SINCE 2009
礼真琴の舞台を振り返るにあたり、これまでの出演作品の一覧表を作成しました。 手元になくて振り返ることができなかった作品もわずかにありますが、ほぼすべての公演を振り返っています。 礼真琴の舞台を振り返るシリーズは、第81回『モアー・ダンディズ...
Sponsored Link
タイトルとURLをコピーしました