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【宙組】芹香斗亜『Xcalibur エクスカリバー』配信で観た感想

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楽しみにしていたキキちゃん(芹香斗亜)のお披露目、宙組公演『Xcalibur エクスカリバー』の配信。

本編が長いのでフィナーレはないんですね。

でも新しい時代のスタートにピッタリの作品で、キキちゃんも宙組の皆さんも、いろいろ感情移入しちゃったんじゃないでしょうか。

sora さん、途中でテレビの Wi-Fi が不安定になり、しかもランスロットが亡くなった直後の大事なところで画面真っ黒。(苦笑)

すぐ回復するかと数十秒待ってテレビをあきらめ、すぐにPCに切り替えましたが、すでにグィネヴィアが最後のひとセリフを言って、去って行くところでした。。。

あーぁ。

おかげで、すっごくモヤモヤしながらラストのアーサーを見届けることになりました。(笑)

カーテンコール見ながら気づいた、というか思い出したんですけど、、、前にも同じ現象があって。

どーにもこーにもテレビで楽天が繋がらない。

あのね、録画予約が起動しだすと楽天TVがフリーズしてみられなくなっちゃうんです。

いつだったかのライブ配信でそのことに気づき、気をつけなきゃな~って思っていたのに、また、やってしまった。。。

ライブ配信の時間には予約録画を入れない!!

次は星組『1789~バスティーユの恋人たち~』の新人公演を配信で観劇予定なので、今からちゃんとチェックしておかなければ…!

新生宙組のカタチ

韓国のオリジナルを見ていないのですが、出演者の人数とかも同じぐらいだったんですかね?

ステージの広さとかの問題もあるかと思いますが、普段、70人を超える大きなカンパニーの作品に慣れ親しんでいるため、戦いの場面はやはりちょっと迫力に欠けますね。

演出的には「本格的」な戦ではないにせよ、スカスカ感はいなめない。

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ただ、宙組の「キキさん、待ってました!」な温かい思いがい~っぱいつまった、素敵な公演になりましたね。

さくちゃん(春乃さくら)との「コンビお披露目」にはそぐわないストーリーですが、二人の並びは案外似合っていて、次回作が楽しみ。

今回は、瑠風チームと分かれているため、本公演では目立たない下級生が抜擢されたのも、結果的には大成功。

外国作品は、主演と同じくらいの比重でメインキャストたちの見せ場があって、それをみんな、見事に自分たちのものにしていた印象があります。

頼もしい。

新しい宙組、芹香斗亜・春乃さくら・桜木みなとのトライアングルがとっても相性よく、自然な感じ。

1幕の終わりのほうで、この3人のコーラス、素敵でした♡

この雰囲気のまま「幕」なのかと思っていたので、やけに暗転状態ながくないか?と。

そしたら、まだ緞帳降りなくて、こわもてまりんさんが出てきた。(笑)

1幕が本公演並みに長いのね。

あ、あと、カーテンコールでの(演出でもあったのでしょうけれど)さくちゃんのはっちゃけた明るい登場シーンに思わず笑みがこぼれました。

これからの宙組も潤花ちゃんのようにさくちゃんが盛り上げてくれるのかしら?と期待しちゃいましたね。(笑)

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配役ごとの感想

アーサー:芹香斗亜

幕開きのアーサー。

まだ何も苦しみを知らない、可愛らしい少年。

学年の割に大きな違和感はないのですが、ちょっと声がれ&声割れが気になりましたね。

お疲れかな。

活舌というか、はっきりと呂律が回っていない箇所も何回かありましたね。

でも、少年アーサー、可愛かった。(笑)

エクスカリバーにひとり話しかけたりして。www

衣装も爽やかでよく似合ってました。

ただし、ま、あえてこうしているのは演出の意図としてわかるのですが、、、周りの色あいから、あまりにもアーサーだけ突出して鮮やかなので、作品への没入感は薄れますね。

あと、ききちゃんアーサーがエクスカリバーを抜く場面は、もう少しドラマチックな演出が欲しかった。

少年が岩場で遊んでて、「なんかあるよ~エイッ!」みたいな感じで抜いちゃった感じ。(笑)

あ、その後のランスロットやグィネヴィア(春乃さくら)とのやり取り。

ききちゃんアーサーのやたらと「とってもすごい!」をアピールする姿がが可愛すぎて、ツボりました♡

子どもっぽく話すキキちゃんアーサー、母性本能くすぐりまくって、やばいですね。(笑)

でも、こんなに可愛らしい少年のくせして、女を口説くのは早い。www

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あと、モーガンと対面したアーサーが、モーガンの生い立ちや自分の存在によって受けてきた彼女の苦しみを深く考えもせず、モーガンに「僕たちは一緒に・・・」的な(セリフは忘れましたが)ことをサラリと言ってましたが、、、

思わず、心の中で「おまえはデムーランかっ!」と突っ込んでいる自分がいました。(笑)

『1789』でデムーランがロナンに向かって、悪気なくかける坊ちゃま発言を思い出しちゃって。www

ココにもいましたね、空気の読めない「純粋な男」が。

アーサーの演説は、貫禄のないまだ頼りない青年って感じでしたが、これが考えつくされたキキちゃんなりの青年アーサーの姿としての演技だとしたら、スゴイな、と思いました。

婚礼で並ぶキキさく、学年差をさほど感じないのは奇跡か。(笑)

キキちゃんが若いのか、さくちゃん(春乃さくら)が○けてるのか。www

それにしても、2幕になった途端の「ブラック・アーサー」、、、

モーガンの「呪い」と気づかず、単純に「人間って大切なものを失うと、こんなにも変わってしまうものなの?」と。

その極端な変わりように最初は見ていて戸惑いましたが、、、

こっちのブラック・アーサーのほうが、キキちゃん、演じやすそうな印象を受けました。

やっぱり「少年」にはパワーがいるのかしら。(笑)

王は孤独。

トップスターも孤独。

ラストシーンは、ファンにとって、そしてこれまでの道のりを見守ってきた周りの人たちにとって、涙なしには見られないだろうな。。。

そして耳に残る♪この夜を忘れない~の歌詞。

キキちゃん、良い作品に出会えてホント良かったね♡

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グィネヴィア:春乃さくら

元花組の娘役トップだった、ゆきちゃん(仙名彩世)に雰囲気が似てるな~と思いました。

唐突に登場するグィネヴィア。

さくちゃん、正直、地味ではあります。

でも、しっかり存在感を示せる娘役さんだな~と思いました。

歌はもう少し歌えるのかな~と思っていたので、期待よりは残念な感じはありましたが、、、

でも、頼もしさも感じましたね。

なんというか、いい意味で自信に満ちた良い笑顔でした!

2幕のドレス姿、キレイでした♡

ほんとうに6世紀にあんなに美しく豪華なドレス着てたのかしら?

星組公演『ディミトリ』のルスダンの雰囲気にも似てるな~なんて思って見ていたのですが、ルスダンは16世紀の人なんですよね、たしか。

西洋のドレス、きっと年代ごとに様々な特徴があるんだろうけど、、、同じに見える。(笑)

ランスロット:桜木みなと

やっぱり、人は立場が育ててくれるのかな。

いっきに頼もしくなっちゃって。(笑)

真風涼帆のもとで3番手として舞台に立っていたずんちゃんは、どことなく頼りなく、ちゃんとてっぺんまで登って行けるのか?って感じでしたが、、、

この公演を観たら、うん、いけそう!って感じました。

アーサーの「あにき」としては、少々、貫禄にかけるところはありましたが、存在感はキキちゃんにも負けず劣らず。

歌唱力もアップしましたね~。

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ナウオンで共演者から推されていたソロも、なるほど!!って感じで。

強いて言えば、クセがなさ過ぎて印象に残りにくいのかな、、、

いい意味で、もっと主張が欲しいところ。

次回の本公演で、がっつり「2番手」として大劇場の舞台で羽根を背負う姿を見るのが楽しみになりました。

これで2番手羽根背負わせなかったら、劇団、マジ、謎。

なおちゃん(瀬央ゆりあ)の件で、謎解きには苦しませていただきましたので、もう、なぞなぞはやめて欲しい。(苦笑)

マーリン:若翔りつ

良いところで高音を大胆にかましてしまって気の毒でしたが(しかもBD収録日に)、そこ以外では、いちばん安心して聴いていられる、歌うまさんでしたね。

太くてソフトな声質は、聴いていてとっても心地良いです。

そして包容力たっぷりなマーリン。

そもそもはマーリンの魔術がコトの始まりなので、なんともイイ人とは言えませんが。(笑)

この歌声は、これからの宙組に大きな支えになるんじゃないですかね。

絶対にあり得ないですが、ファントムのパパ歌(銀橋のあれね)を彼女の声で聴いてみたいな~なんて思いました。

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モーガン:真白悠希

今回の公演で、いちばんの「収穫」は間違いなく彼女でしょうね。

いま研6?

本公演はもとより、新人公演でも休演による代役以外は路線の役を演じたことがないという彼女を、この役に抜擢したのはなぜ?

稲葉先生の意向なのか、宙Pの意向なのか、それはわかりませんが、とにかくGood job ♡

これ、単純にいまの宙組の体制から考えると、みねりちゃん(天彩峰里)辺りが配役されてもいい役だと思うんですよね。

それを、あえて、ある意味役付きに関しては「無名」の真白くんにあてたのか。

見る人はちゃんと見ているということなのか、、、

この後の展開を考えてのことなのか、、、

真白くん、ほんとうに魅力的なモーガンでした。

高音に苦労している節はありましたが、男役とは思えない伸びやかな美しい歌声。

出番も準主役?ってくらい多くて、インパクトも強め。

アーサーとグィネヴィアの婚礼の時、後ろのほうで「微笑んでいる」のがしっかり「企んでいる」雰囲気を感じさせたもすごいな~と。

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ききちゃんアーサーとも、10年の学年差があるなんて思えないくらい、ちゃんと「姉」の空気感が出てましたし、堂々と芝居で渡り合ってたのは素晴らしい。

まだ研6ですから、新公卒業までに主演抜擢、あるかもしれない?と見ていて思いました。

我が星組でいうところの、かつての「紅ゆずる」のように、、、本人もびっくりの「いきなり抜擢」コース。(笑)

次の本公演も、ちょっと期待しちゃいますね。

これだけ新生宙組の中で、強烈な爪痕を残したら、、、劇団も評価してくれるんじゃないかな?

そうであって欲しい。

それにしても、このモーガン役。

ずんちゃんでもよかったんじゃない?ってくらいの役どころですよね。(笑)

ちょっと興味あるわ、ずんちゃんモーガン。

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まとめ

とにかくほとんどが歌で綴られる完全な「ミュージカル」。

ちょいちょいみんな、声がかすれたり、割れたり、ひっくり返ったり、、、

コンディションを整えながら、長期公演を乗り切る難しさを感じますね。

千秋楽まで、みなさまが健康に、無事乗り切ることができますように!

さて、今夜はなんと!

先日NHKの8Kで放送され、我が家では観られない!!!と嘆いた『ディミトリ / JAGUAR BEAT』が、4Kで放送されます!!!♡

午後11時00分~ 午前1時43分の放送です。

残念ながら4Kの録画ができないので、今夜は深夜まで観劇決定!(笑)

みなさまも、土曜の深夜、、、

星組を高画質で楽しんでみてはいかがでしょうか。。。

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