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【宙組】真風涼帆の歴史2007-2『さくら / シークレット・ハンター』

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真風涼帆の歴史を振り返る第3回目は、安蘭けい&遠野あすかのお披露目公演『さくら』『シークレット・ハンター~この世で、俺に盗めぬものはない~』を振り返ります。

2007年の春公演、ゆりかちゃん(真風涼帆)研2の春。

『さくら』は確か、真ん中の3人(安蘭けい、遠野あすか、柚希礼音)が文化財級のお着物だかなんだか、とにかく「いい着物」をお借りして使っていて、それがニュースになりましたね。

確かに美しいお着物でした。

お芝居の方ではオープニングのとうこちゃん(安蘭けい)の場面が終わった後、ちえちゃんが歌う明るいノリノリの音楽と、みんなのカラフルな衣装が印象的。

何よりもちえちゃんのオレンジ色のシャツが、どういうわけか強烈に脳裏にこびりついていて消えません。(笑)

さて、プログラムが手元にない中、ゆりかちゃんを見つけられるか…。

安蘭けい&遠野あすか

1930年~1940年代のカリブ海に浮かぶ島々を舞台に、泥棒で詐欺師のダゴベールが「或る女を盗み出すこと」という奇妙な依頼を受けたことから始まる、詐欺師とプリンセスとの恋の物語。

とうこちゃん(安蘭けい)あすかちゃん(遠野あすか)のお披露目公演でした。

このコンビはなんとなく「苦労人」コンビのイメージがありますね。

とうこちゃんは紆余曲折の末に辿り着いたトップの座でしたし、あすかちゃんも宙組→花組→専科→からの星トップ娘への就任。

あすかちゃんは宙組時代に研2で東上ヒロイン抜擢、研3で新人公演初ヒロインに起用されて以降5回もヒロインを経験、研4で花組に異動後、トップ娘役のみどりちゃん(大鳥れい)がサヨナラ公演の『エリザベート』を体調不良で休演した際、新人公演で演じていたあすかちゃんが代役として本公演のエリザベートを見事に演じ切りました。

当時の公演評はまさに「絶賛!」でしたよね。

つまり、経歴からして「期待されまくりのスーパー路線娘役」だったわけです。

そもそも、みどりちゃん卒業後そのまま花組でオサちゃん(春野寿美礼)の後妻におさまるための花組異動だと思っていたら、、、なれず。

ふうちゃん(ふづき美世)のあとか?と思いきや、専科異動。

当時は「オサちゃんに拒否された」「男役スターさんたちが組みたがらない」「気が強いから嫌われている」「彼女は扱いにくいらしい」なんて、散々な言われようでした。

そこへ「とうこちゃんという神の救いの手が!」という、巷でうわさのシンデレラストーリー。(笑)

あすかちゃんにはとうこちゃんが似合っていたし、待った甲斐があったってもんです。

この『シークレット・ハンター』は、これといって感動するような作品ではないし、ドタバタコメディなだけ(失礼…笑)ですが、あすかちゃんが幸せそうだったのが印象に残っています。

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さくら

日本物のショーはね、下級生、見つからないです。(笑)

仮にプログラムが手元にあって、この場面絶対出てると分かっていても見つけられないくらいのハイレベル。

こっちゃんの舞台を振り返っていた時も、下級生時代の和物ショーはお手上げ。

いや、白塗りは上級生でも見失う。www

初舞台生口上

さきちゃん(彩風咲奈)や、雪組のトップ娘役だったみみちゃん(舞羽美海)が口上を務めている録画を観ました。

が、咲ちゃん、別人なんですけど。

ちっとも面影がないのはなぜ…?

画面に名前が表示されなかったら、たぶん咲ちゃんって気づかなかったかも。

キキちゃんはしっかり面影があるので見つけやすいですね。

ゆりかちゃんはいずこ・・・

チョンパの幕開きから、バラエティに富んだ構成で、お衣装も華やかで、少々にぎやかな日本物のショーですが、、、

ゆりかちゃんを見つけるのはほぼ不可能。。。

早々に探すのはあきらめ、懐かしのショーを楽しみました。(笑)

このショーはコミカルな芝居仕立てな場面が多かったですね。

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真ん中3人の「ひな人形」にまつわる大騒ぎや、しーちゃん(立樹遥)&とよこちゃん(涼紫央)の場面やら。

ひな人形の場面では、日本物のショーなのに、兵隊さんや金髪少女のお人形さんたちが登場するという斬新さ。

あと、ま、これはいつものことですが、みえこねーさん(松本悠里)の場面が長い!

日舞に関心がない人間にとっては、みえこねーさんの舞いが長いと、正直言ってキツかったですよね。

これも含めての宝塚100年の歴史なんでしょうけれど。

シークレット・ハンター

オープニング

全身真っ黒な衣装で身を包み、暗闇のなか盗みを働くダグ(安蘭けい)のシーンからスタートしますが、その後、ちえちゃんを中心にみんなが歌い踊る場面が好き。

というか、なんだか印象に残っていて、シークレットハンターといえばこれ。(笑)

バックでゆりかちゃんとか踊ってるんかな?と目を凝らしてみましたが、らしき姿は発見できませんでした。

お芝居が始まってからもじ~っとエキストラを眺めていましたが、見当たらず。

プログラムがないといるのかいないのかもわからないから、探そうにもものすごいファン眼力が必要な気がします。。。

仮面舞踏会の黒タキシード

安蘭ダゴベールが、柚希セルジオに指示されて参加した仮面舞踏会で、「盗む」相手ジェニファー(遠野あすか)と対面するわけですが、この舞踏会でゆりかちゃん黒タキシードで踊ってますよね。

最初のほうでは、あれ?そうかも … 程度しかわからなかったのですが、ダゴベールが何人かの女性に合言葉を語り掛け、最後にジェニファーに辿り着く辺りで、主演二人のお芝居の奥の方、ど真ん中にゆりかちゃんが。

でもって、なんで研2ホヤホヤのゆりかちゃんが、こんなに黒タキシードが似合ってしまっっているのか問題なわけですよ。(笑)

ま、遠巻きではありますが、スラ~っとした抜群のスタイルで、涼しげに娘役さんと踊るゆりかちゃん、何者!?

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お祭りのピンクパンツ

あすかちゃんジェニファーが舞踏会のドレスから、水玉のサマードレスに着替えてとうこちゃんダゴベールとお祭り?に参加する場面。

ピンク色のパンツをはいてる3人のうちの一人がたぶん、ゆりかちゃん。

みんな似たようなシャツを着ていますが、ゆりかちゃんは紺色が薄くなったような青色のシャツを着ていて、横一列になったときに一番下手側にいるピンクのパンツの人。

皆でバトンみたいな棒を持って踊るところは最後列の下手端。

初舞台生のパーカッション

この公演で初舞台を踏んださきちゃん(彩風咲奈)やキキちゃん(芹香斗亜)たち93期生。

このときはロケットだけじゃなく、お芝居のカーニバルの場面でパーカッションを披露していました。

花道で南海まりちゃんが空に向かって打つピストルの音を合図に、本舞台に板付きしていた初舞台生たちがチョンパで登場。

同時に客席からカラフルな衣装のカーニバルの男女出てきて盛り上がる、という場面です。

当時の歌劇誌の初舞台生座談会か、何かのインタビューでこのパーカッションの話題が出ていて、とても大変だったと初舞台生が言っていた記憶があります。

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以前、キキちゃんが花組生だった頃に「星組同窓会」と称して、こっちゃん、ゆりかちゃんの現&元星男3人でトークした番組がありましたが、そのときにも少し話題になってましたよね。

ところでゆりかちゃんは、たぶん、黄色いカーニバルの男な気がします。

上手の後ろの方で踊っているのがゆりかちゃんに見えるけど、違うかな?

チョウチンアンコウ登場?ロケット

カーニバル以降の場面、いろんな扮装の人たちが入り乱れての乱闘シーンがあって、きっとゆりかちゃんもその中の何かには扮して出ているのだと思いますが、さっぱり分かりませんでした~。

それよりも、93期のロケット …。

ま、これはこれなんでしょうけど、ちょっと個人的にはお気の毒。

オレンジ色の蛍光色に、魚の背びれみたいなヒラヒラのついたかぶりものまでは良しとしましょう。

途中でギャクかよって言うくらいくだらない巨大なチョウチンアンコウ?が出てくるのがどうも安っぽくてくだらない。

みんなで力を合わせて巨大な力に立ち向かえ~という演出なんだろうけど、記念すべき初舞台のロケットとしては残念極まりないですねぇ…。

こればかりは当たりはずれがあっても、本人たちにはどうにもできないことですが、それゆえにハズレ年の期は可哀想だわぁ~。

こっちゃん達95期のロケットはMOZARTの名曲メドレーで、しかもロングversion、お衣装も白色に赤のアクセントで可愛かった♡

久々にこのロケットを見て、切なくなった。(笑)

でも、キキちゃん、とびっきりの笑顔でげんきいっぱい踊ってますので、機会があればファンの皆さまご覧あれ!

さきちゃんは特徴がなさ過ぎて、わからない。。。

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斬新なフィナーレ大階段

ロケット後の大階段にはちえちゃんが登場しますが、これまた斬新。

小羽根(だけどキジ入り)を背負ったカーニバルのお衣装で、リコーダー×2&パーカッションのリズムだけで踊るという、、、なんとも不思議な光景です。

これ、エトワール・ダンスなんですよね。(苦笑)

ひとしきりちえちゃんが大階段中央で羽根をワサワサ揺らして踊ったら、最後に掛け声でパレードへ突入!

ゆりかちゃんのご挨拶は、ちえちゃんのあとにしーちゃん(立樹遥)&とよこちゃん(涼紫央)が歌い始めたときに下手側4人の一番下手端っこでご挨拶しています。

それにしても、このときのとうこちゃん、ちえちゃん、そしてその他のスターさんの羽根のバランスが微妙でしたね。

真ん中と、一部のスタークラス、娘役さんが様々なサイズ形の羽根を背負っていましたが、全員の羽根の中で、ちえちゃんだけがキジ入りで、妙に目立つ。

とうこちゃんの羽根はそれなりに大きくて(でもちょっと小ぶり)ナイアガラではありますが、キジ入りのちえちゃんの方に目が行っちゃいます。

ちえちゃんの羽根を小ぶりにしてキジ入りにしたのは、ダンス・エトワールのため?

よくわからん。

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まとめ

なんだか、懐かしかったです。

そ~いえばこの公演で当時の話題のひとつが、しみこちゃん(和涼華)の髪型でしたね。

ツンツンに短くしちゃってびっくりでした。

児玉明子先生のこだわりだったようですが、、、しみこちゃんのビシッと固めた男前な髪型のビジュアルが大好きだったものとしては、初見、衝撃でした。

今思えば、オーシャンズ11のときのちえちゃんも同じ感じのツンツン・ヘアでしたね。

ゆりかちゃんには似合わなそう、、、(笑)

さて、次回は轟悠主演・星組公演『KEAN』(日生劇場)を振り返ります。

この公演には配属間もないキキちゃんも最下級生で出演していました。

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