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【宙組】真風涼帆の歴史2007-3『エル・アルコン鷹/ レビュー・オルキス』

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真風涼帆の歴史を振り返る第4回目は、『エル・アルコン-鷹-』を振り返りたいと思います。

ゆりかちゃん(真風涼帆)シリーズ、ずいぶん久し振りになってしまいましたね。

奇しくもこの度の文春砲の賑わいの中で、ふと「あ、そういえばずいぶん置き去りにしていたわ … 」と思い出しました!(笑)

本当はいしちゃん(轟悠)主演の『KEAN』(日生劇場)を振り返りたかったのですが、ど~しても見当たらない。

絶対に持ってるはずなの。

大好きだったちえちゃん(柚希礼音)が2番手で出演していたから、録画もして何度も観たし。

でも、ないの。

振り返りができないとか以前に、けっこうショック。

エルアルコンー鷹-

でも、ないものはしょーがない。

気を取り直して『エルアルコン-鷹-』を振り返ります。

たまたま、礼真琴の舞台を振り返るシリーズも、2020年の梅田芸術劇場で再演された同作と重なったのです。

だから、まずはこちららの初演を久し振りに観て、ゆりかちゃんの若かりし頃を愛でてから再演を振り返ってみようと思います。

真風涼帆、研2の秋

ゆりかちゃんの役はいちおうローズという名前がついていますが、もちろんそんなに目立つ役割はありません。

でも新人公演では、当時スター候補生だった和涼華が演じたキャプテン・ブラックという役を演じました。(バラを口にくわえて登場するという、キザ野郎ですwww)

幕開きの海賊たちの群舞、大好きだったな~。

そして主題歌のメロディが美しい。

とにかくこの作品は、全体的に印象に残るメロディーが多いんですよね。

主題歌はもちろん、ところどころで繰り返される ♪ミッショ~ン ミッショ~ン とか、女海賊たちのフ~ラ~シュ~フルル~的なのとか。

で、とうこちゃんティリアン(安蘭けい)の冷ややかな雰囲気が、当時はなんだか「新しい」感じがしてゾクゾクしたものです。

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若き日のゆりかちゃん登場

たぶん、幕開きから群舞とかで後ろに登場はしていると思いますが、ちょっと見つけらんないわ。

はっきりゆりかちゃんの存在を確認できたのは、ティリアンのさしがねでとよこちゃん(涼紫央)演じるエドウィンをフルボッコにするところ。

上手の花道あたりでエドウィンに襲い掛かってくる4人の若者の中の一人が、ゆりかちゃん演じるローズくん。

全身、赤紫の衣装を着た黒髪のイケメン。

エドウィンに右手のこぶしを突き付けるも、あっさり切り返されて肩を押さえられてます。

でも、その隙をついて背後から別の男に殴られてエドウィンはやられてしまうのですが。(苦笑)

ごくわずか、とても短い場面ですが、ゆりかちゃんの動きが若々しくて意気の良さがうかがえますね~。

荒れ狂う戦いの海上、甲板でゆりかちゃん発見

あすかちゃん(遠野あすか)演じるギルダに率いられた女海賊たちとの闘いで、荒れ狂う海上の船の甲板。

舵を握るティリアンの腹心の部下、ニコラス(綺華れい)の後ろに黒髪のイケメン・真風ローズくんがいます。

ニコラスの下手後ろに一瞬しか映らないので、お見逃しなく!

って、ムラ収録とか楽映像とか、いろいろヴァージョンがあるから違う映像観てたらゴメンナサイね~(これ、いつも思う… 笑)

でも安心して。

そのあと、戦いを終えて一息のところで、、、セリフあるから。

「あの若さで、大したものですよ~」

少々鼻にかかった声は今も変わりませんが、さすがに研2のゆりかちゃん、声が若い!

一生懸命、ぼーよみ な感じに癒されます。(笑)

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ティリアン、エロすぎ。

うわ~とうこちゃんのエロさ全開!!♡

久し振りに聞きましたよ、ティリアンの名台詞!!!

もう一度ここへきなさい・・・

今はレディの誇りを捨てて、娼婦のように・・・

(客席目線でスポット浴びて)

女は抱かれていればいい。

いや~これね、セクハラ極まりない。(笑)

やばすぎ。

当時も大いに話題になりました。

ゆず長、13年後も同じ役だったよね

ティリアンの母、イザベラを演じているのは元星組・組長の万里柚美さん。

この2007年当時もすでに副組長でしたが、ティリアンの母というおいしい役をもらっていました。

お歌もありますが、、、

これについてはノーコメント。(笑)

それにしても、この13年後、こっちゃん(礼真琴)主演で再演されたときにもこの役はユズミさんでしたね、、、びびる。

それにしても、侍女を演じているしずくちゃん(羽桜しずく)、子ギルダも演じていますが、ほ~んと美人!!♡

このまま星組にいたら、彼女の選択は違ったのでしょうか???

ふとそんなことを考えました。

月組へ異動したときはトップ娘まで登っていくと信じて疑いませんでしたが、、、逆に(これは噂レベルですが)トップになりたくなくて退団を決めたとか。

この時代はしずくちゃんだけでなく、「トップになりたくない」という理由で退団した(いや、当時は「逃げられた」)と言われた有望なスターさんが多かったですね。

宙組の七帆ひかる、星組(元宙)の和涼華、、、真実はどこにあるのかわかりませんがね。

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ティリアンの名言その2

あすかちゃんギルダと剣を交えるティリアン。

ギルダの首に剣を当て、、、

降伏しなさい。

ウィですか?

ノンですか?

当時、このセリフでずいぶん遊んだ覚えがあります。(笑)

でもさ、あんなに勇ましく戦いを挑んでいたギルダがあっさり「ウィ」って情けなくないですか?www

いや~それにしても、この後の二人のラブシーンが熱いですな。

敵に寝返った!?

前半はとうこちゃんティリアンの配下で戦っていたゆりかちゃん、でも後半、なぜだか敵対するちえちゃんレッドの部下に寝返っております。(笑)

ま、下級生あるあるってことで。

ちえちゃんレッドを中心に部下6人の場面では、下手端がゆりかちゃんだと思われます。

ちゃんとアップで映らないから「たぶん」。

ティリアンの冷酷さがヤバすぎる

ティリアンへの想いがあふれたペネロープ(琴まりえ)に、ナイフで襲われそうになるティリアン。

それをさらりと交わして、ペネロープを受け止めるふりをして抱きしめるティリアン。

ティリアンに抱きしめられて息絶えるペネロープ。

ペネロープから取り上げたナイフで、静かに抱きしめながら彼女を刺し、彼女が息絶えるのを見届け、ナイフが突き刺さった彼女を両手で支えながら客席目線でひとこと。

メロドラマの終結です。

ポーカーフェイスで淡々と口走るとうこちゃんティリアン、、、背筋が凍るわ。

って思ったら、次の場面はちえちゃんレッドと「おじょうちゃん」ジュリエット(稀鳥まり)が絡むコメディ全開。

緩急しっかりついた演出がいいですね~。

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ティリアンとレッドの戦いは…レッド軍所属

とうこちゃんティリアンチームと、ちえちゃんレッド&しみこちゃん(和涼華)ブラックチームとの戦い。

ゆりかちゃんはしっかり、寝返り先の(笑)ちえちゃんレッドメンバーとして戦っています。

スペインの無敵艦隊がやってくるくだりの戦いではどこにいるのかわかりにくいのですが、

その後、カーテン前のレッド&ブラックたちのお芝居の最後、下手で集まるところではちえちゃんの上手側すぐ後ろにゆりかちゃんがいます。

当たり前だけど、若いな~(笑)

でもこの頃からやっぱり目を引く容姿ですね。

研2でこれって、なかなかですよ。

最後の戦い

レッド&ブラック(なんかタイムリーにスタンダール『赤と黒』みたい … 笑)チームで戦いに参戦していたり、戦いの後にみんなで銀橋にいたりしますが、どこにいるのか…。

ほとんど映っていないんじゃないかと。

ここはファンの皆さんのファン眼力で、探してみてください!(他力本願www)

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まとめ

ティリアンの冷血さの裏にある心の闇、生い立ち、そんなことを考えながら見ていると、よりこの物語を深堀りしたくなる作品ですね。

残念ながら原作はまったく読んだことがないのですが、久しぶりにこの作品に触れて、いつか機会があれば読んでみたいな~と思いました。

さて、この公演と一緒に上演されたのが『レビュー・オルキス―蘭の星―』ですが、すぐに見つからなかったのでスキップ。

そして次に出演した、『ANNA KARENINA』/ バウホール公演も月組ヴァージョンしかなくスキップ。

たぶん次回は『THE SCARLET PIMPERNEL』を振り返ることになりそうです。

 

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