念願だった星組での『ME AND MY GIRL』が実現したのに、この虚脱感ヤバイ。
今回の発表がもたらす意味とは・・・
礼真琴&舞空瞳のミーマイ、妄想劇場終了のお知らせ、ってことでOK?
これで、ことなこミーマイの実現は「なくなった」ということですよね。
喜ぶ人もいれば、残念に思う人もいる。
ミーマイの公演は計画通りに進んだ結果なのか?
これもね、いろんな意見があると思うんですよ。
真実を知る由のない部外者であるファンが、いろんなことを想像してしまうのは当然のこと。
sora さんも実は、これについていろんなことを思いました。
その1:もともとは 礼真琴・舞空瞳 で計画されていた説
この作品は、こっちゃんとなこちゃんコンビにピッタリ!と信じてやまなかったし、にわかに宝塚ファンの間でもこの二人でやるんじゃないかとウワサされていましたよね。
こういう舞台作品の版権って、どれくらい前に取得するものなのかは全く知識がないのですが、やっぱりトップコンビの礼真琴・舞空瞳を想定していたんじゃないかな~なんて。
だって、ぴったりじゃないですかっ!(と、押し切ってみる… 笑)
それが、人事上あるいはビジネス戦略上のどこかでボタンの掛け違いが起きて、こっちゃんが休養期間を設けることになった。
ゆえに、今回のようなイレギュラー公演が実現。
もっと言えば、人気スターを専科に異動させるという戦略自体、発端がココだったんじゃないの?とかね。
- 疲労困憊のこっちゃんをとにもかくにも「休ませる」
- 劇団の経営戦略上でひらめいちゃって、こっちゃんに「休養期間」が必要になった
(個人的には「エリザベート」降臨説を推してます … 笑)

理由はわかりませんが、この時期をトップスター不在で回す必要性が意図せず発生。
それゆえ劇団が知恵を振り絞り、思い切ったスター専科制度を導入したってこともありかな。
でも、ある意味、結果オーライな気配が漂っているのよね。。。
劇団、恐るべし。
その2:これから別箱は専科使ってトップさん休ませるよ説
これだとすれば、いよいよ、いわゆる「働き方改革」が始まったということになりますね。
つい最近も、某QA問題で劇団があまりにも社会の流れに逆行していると炎上していましたが、この110年の伝統を持つ宝塚歌劇団という存在は、いつの時代もやることが「ちょっとズレてる」ことで有名。(笑)
良いことも、悪いことも。
これまで、なぜか暗黙の了解のようにされてきたトップスターさんの激務。
ファンはいつも心配しているという現実。
トップさんが頑張ってファンサービスしてくれる姿に歓喜するよりも、嬉しいけど…「無理しないで!」「休んで!」と、み~んなが心配しちゃっているのが宝塚という世界。
ま、これが宝塚の良きところであり、特異性でもあるのですが、、、(いちおう褒めてる)
ただね、劇団が生徒さん自身の「タカラヅカ愛」に甘えすぎているのはとっても感じます。
これがショービジネスってことなのかも知れませんが、、、凡人としては、ちょいちょい違和感を感じざるを得ません。
なので、もし今回の発表が「働き方改革」を進める計画の一環であるのならば、こっちゃんのビルが観れないという現実は悲しいけど、心して受け止めなければなりませんね。
結果的に、トップさんの激務が軽減され、専科へ異動したスターさんたちにもこれまでとは違う活躍の場が与えられる。
生徒さんたちにとって「トップスター」だけが最終目的地ではないことへの希望にもつながります。
(小さな声で囁いておく・・・天華えま、ぴーちゃん応援してるよ~♡)
でもさ、でもさ、でもさ~~~~
なんでよりによって『ミー&マイガール』でそれするの???
めちゃめちゃ夢見てたのに。
いや~ごめんなさい、やっぱりまだ消化し切れていません。(苦笑)
舞空瞳は添い遂げか?再婚して長期トップ娘になるのか?
これまで、なこちゃんは当たり前に「こっちゃん添い遂げ」と信じて疑わなかった sora さんでした。
が・・・
にわかに「あれ?」って思えてきました。
この雲行き、なんかこの先もまた波乱含みな気がしませんか?
最初は能天気に「まぁ長期コンビになるから、新鮮さを保つためにはいいかもね」くらいに思っていましたが、今年の全ツと博多座、従来は基本的にトップが担うレベルの別箱で離れ離れって。
ここ最近の成長著しいなこちゃん。
いろいろな男役さんと組むことはものすごく勉強になってさらに成長できそうですが、、、なんだかなこちゃんが遠くへ行ってしまう気分。
これ、実はなこちゃんの育成計画でもあったりするのかな?なんて思い始めました。
まさか、まどかちゃんを超えるのか!?
いや、でもこっちゃんと添い遂げじゃなかったら、 sora さん成仏できないな。(笑)
こっちゃんとのミーマイを見られない上に、添い遂げなしで再婚なんて…。(←また妄想はじまっちゃうよ)
振り返ってみると、sora がこれまで過去にガッツリとハマったトップコンビ、みごとに全員が同時就任・同時退団の添い遂げでしたわ。
- 剣幸&こだま愛
- 和央ようか&花總まり
- 大和悠河&陽月華
- 柚希礼音&夢咲ねね
基本的にコンビフェチってことですかね。(笑)
さてはて、礼真琴&舞空瞳コンビはいかに。
こっちゃんの休養明け、2024年の110周年イヤーに何が待っているのやら。。。
ドキドキ、waku waku、そわそわ。
ミー&マイガールの思い出
唐突に、思い出語り。(笑)
この作品はほんと~~~に思い出がいっぱいありすぎて。
ウタコさん(剣幸)とミミちゃん(こだま愛)の古き良き時代のゴールデンコンビが生み出した、幸せいっぱいのミュージカル。
そして物語の要であるマリア侯爵夫人を演じたはるちゃん(春風ひとみ)、彼女は才能の塊でした!ほんと。
かなめちゃん(涼風真世)のジャッキーも、サイコさん(郷真由加)のジョン卿も、カタちゃん(桐さと実)のジェラルドも、そして忘れてはならない、まやさん(未沙のえる)の伝説のパーチェスター!
何もかもがあのときの月組にぴたっとハマっていました。
同じ組での1年間のロングラン公演が決定した時にはホント、びっくりしたものです。
スタンディンオベーションの奇跡
大劇場 → 東京 → 大劇場 → 中日劇場 → 東京
大劇場の千秋楽ではスタンディングオベーションが起こり、トークショーでウタコさんがとっても嬉しそうにその時の様子を語っていらっしゃいました。
今はなんでもかんでも(失礼!)千秋楽にスタンディングしてますが、当時はこのスタンディングオベーションって本当に奇跡のような出来事で。
客席から拍手と共に自然に沸き起こった奇跡。
そして東京公演の千秋楽では「再演決定!!」と垂れ幕だったかな?発表がありました。
月組生と共にファンも一緒にミーマイと過ごした思い出深い1年でしたね~。
異例の役替わり公演
当時、ジャッキーを演じていたのが2番手に昇格したてのかなめちゃんですが、1年間のロングランが決まったことで、必然的に1年間「娘役」を演じることに。
そこで苦肉の策として登場したのが、ウルトラC級の役替わり公演。
これも当時はセンセーショナルでした。
だって、トップスターのウタコさんと2番手のかなめちゃんが、ビルとジャッキーを役替わりしたのですから。
因みに、かなめちゃんは初演当時まだ研7。
新人公演でビルを演じていました。
そして再演。
確か3公演程度だったと思いますが、ウタコさんと役替わりをして本公演でもビルを演じました。
この役替わり、ウタコさんの提案だったと聞いたことがあります。
1年間ずっと娘役になってしまうかなめちゃんのための策。
涼風真世&こだま愛。
ミミちゃんが1期上級生ではありましたが、お顔立ちが可愛らしい二人は下級生の頃からバウで組んだり本公演で組むことが多かったので、違和感なくお似合いのビル&サリーでした。
で、です。
ウタコさんのジャッキーはというと、、、アダルトな感じがこれまたウケた、、、じゃなくて、美しかったです!(笑)
かなりドスがきいていた覚えはありますが(笑)、お芝居はさすがのひとこと。
のちにまみちゃん(真琴つばさ)とかも強烈なジャッキーの印象を残しましたが(笑)、あれともまったく別物ってかんじでしたね。
天海祐希の鮮烈デビュー!
ゆりちゃん(天海祐希)たち月組の73期生は、ミー&マイガール初演の東京公演が初組子作品でした。
のちに研2で同期主演を果たすようこさん(朝吹南)とともに、さっそく紳士・淑女に名を連ねていたのを思い出します。
そして、再演での大事件。
まだ研1だったゆりちゃんの新人公演主演大抜擢!
小原先生、音楽学校の時からゆりちゃんに期待を寄せていて、ゆりちゃんにお手紙を書いたと語っていらっしゃいましたね。
後にも先にもいち音楽学校生に手紙を書いたのはこのときだけだ、とも。
ただ、首席で音楽学校に入学して新入生総代を務めたゆりちゃんが、2年間の音楽学校での学びを終えて劇団に入団した時には後ろから数えたほうが早い成績。
小原先生「きみは2年間、なにをしてきたんだっ!」とお怒りだったようですが。(笑)
でも、抜擢されて。
当時のトップスター、ウタコさんを心の師と仰ぎながら、いろいろなことを乗り越えて、流れ星の如く宝塚生活を駆け抜けていきました、、、。
そういえば、ゆりちゃんが卒業後に「バースデイ」とかいう番組に出演したとき、ゲストはウタコさんでした。
そして「BOSS」のドラマが人気を博しているときのインタビューでは、「あなたにとってのボスとは?」との問いに対し「剣幸さん」と答えていました。
ウタコさん、当時から悪い噂を聞くことがほぼない、珍しいくらいの「いいひとトップ」と言われていましたし、ゆりちゃんにとっては心から信頼できる上級生だったのでしょうね。
卒業して何年経っていても、ゆりちゃんの口からウタコさん、剣幸さん、という名が出てくると嬉しく、やっぱりあの頃の月組を懐かしく思い出します。
まとめ
はじめは配役予想、しようかな~なんて思いがら書き始めたのですが、なかなか素直に星組ミーマイモードに移行できず、予定変更。
とりあえずモヤモヤと思っていることを語ってみました。
そして、唐突に思い出なんぞも語ってみました。(笑)
これでなんとか気持ち、入れ替えて配役予想に向き合えそうです!
次回はミーマイの配役予想、、、かな、たぶん。
あ~そういえば、この混乱の中ですっかり書き忘れていましたが・・・
かのんくん(天飛華音)、バウ主演おめでとうございます!!!



