スカステの特別番組「SKY STAGE SUMMER SCHOOL~スターが集う夢の学園~」での95期トークは、同期生ならではの空気感が、なんとも楽しい時間でした。
多感な思春期を厳しくも夢の詰まった「宝塚音楽学校」で切磋琢磨しながら共に過ごし、人生で一番キラキラ輝いているであろう20代を、ある意味、エンタメ業界の荒波の中でもがき苦しみながら「同じ道程」を歩み、そして110周年という同じタイミングにトップスターとして活躍する礼真琴、月城かなと、柚香光。
タカラジェンヌがよく口にする「同期との絆」って、ほんと、うらやましいな~と思います。
音楽学校の記念式典に出席した卒業生たちの映像を見ても、皆さん、音校生時代に返ったかのように、楽しそうに同期で写真を撮っている姿がたくさんありましたね。
微笑ましくもあり、憧れであり、やっぱり「うらやましい」が一番かな。(笑)
同期の絆、関係性は生涯の宝もの。
おばあちゃん3人の約束が素敵だった話
もしかしたら、れいれいれいこ(礼真琴・柚香光・月城かなと)もこんな3ババになるのかな?なんて、微笑ましく妄想した話なのですが・・・
SNSで話題になっていたので、読まれた方もいるかも知れません。
一緒に旅を楽しむ3人のおばあさんが、新幹線の車内で交わしていた素敵な「約束」のおはなし。
70代くらいのおばあさん3人組が、旅の帰りの新幹線車内で交わしていた2つの約束がとっても素敵なんですよ。
この記事を電車の中で読んでいた sora さん、思わず「フフッ」と笑みがこぼれてしまい、慌てて顔を元に戻しました。(笑)
当たり前だけど、なかなかできないこと
定期的に旅を楽しんでいるであろう様子だったという70代くらいのおばあさん3人組。
投稿者さんはその3人の前の座席に座っていて、はじめは「声が大きいな」と少々不快に感じていたといいますが、その会話の内容があまりに面白くて、聞き入ってしまったようです。
おばあさんたちが「旅を楽しむ」ために交わした2つの約束。
ひとつめは・・・「人の悪口を言わない」
ついついね、盛り上がっちゃうんですよね、人の悪口って。
日ごろ溜まっている思いが、旅の解放感と、時間に余裕があるせいか「聞いて!聞いて!」的な。(苦笑)
本気で誰かを憎んでるとかそういうことじゃなくて、いわゆる「ストレス発散」ですかね。
でも、楽しく旅するためのお約束・・・「悪口は言わない」。
見習わなきゃな。
何気なくしている会話にも、悪口とまではいかなくても、た~くさんの愚痴が紛れ込んでしまうのよね。
周りがどうとかよりも、自分の限られた時間を楽しむために、ぜひ見習いたいな~と思います。
キャンセル料がかからないために!?
そしてふたつ目の約束が、この3人の素敵な関係性を表していました。
どんな約束かというと・・・
「旅行の3日前から当日までは死ぬの禁止」
なぜならば、3日前からキャンセル料がかかるから!(笑)
こんなことを楽しく「約束」できる3人のおばあさま、素敵ですよね~。
なるほどっ!!と、思わず笑っちゃいました。
でも、ほんとうは、キャンセル料がかかるからではなく、また3人で旅を楽しむために「生きていること」を約束したかったんですよね♡
人生を楽しむためには、当たり前ですが「生きてこそ」ですから。
いくつになっても「今度はどこへ行く?」って、次の旅をワクワクしながら相談し合える仲間がいるっていいですよね~。
この3人の交わした「約束」、素敵です。
こんなオシャレな会話を楽しめる、そして一緒に旅を楽しめる仲間がいたら、「老いる」ことも怖くないなって。
このおばあさま方、次の数年後の旅に向けて、こんなお話もされてたそうです。
「宿は早めに決めておこう」
「それはまだ早いんじゃない?」
「死んだときに宿がわかっていないと、化けて出られない」
なんと仲の良い。(笑)
化けて出るにしても、3人の約束があるので「出発の3日前より早く」あの世へ旅立たないといけませんね~。www
タカラジェンヌの「絆」は憧れ
タカラジェンヌたちの関係性は、同期だけでなく上級生、下級生、それぞれの組内での「絆」があるのがいいな、と思います。
ひと組に70人もいれば、そりゃ好き嫌い、合うあわない、もあるでしょう。
でも、毎公演ごとに全員で「作品」を作り上げていくという過程は、なかなか一般社会で経験できることではありません。
社会に出ると「みんなで」が難しい!?
先日、仕事の帰り道、電車の座席に座りクタクタになって目を閉じていたら、途中から乗車してきた20代前半くらいの二人組の女性が隣に座り、それはそれは元気におしゃべりし始めました。
さきほどの新幹線内でのお話ではないですが、はじめは sora さん、あまりにも大声で周りを顧みない会話にイラっとしてたんです。(笑)
でも、会話の内容を聞いていたらいつしか聴き入ってしまい、電車を降りる頃には自分の人生を振り返って考え込んでいました。www
どんな会話をしていたかというと、単純な話です。
ひとりは今の仕事にそれなりに納得している様子で、もう一人の悩みを受け止めている感じだったのですが、、、
その悩みというのを要約すると「社会に出たら “みんなで一緒になにかを成し遂げる” っていうことは、難しいのかな?」ってこと。
つまり、その女性は社会人になって何年も経っていない様子でしたが、職場では「それぞれ」が自分の役割、業務をこなしているだけなんだと。
同期もいるのだけれど、皆「それぞれ」な感じで寂しい、と。
彼女はもっと「みんなで頑張ってる」とか「一緒にひとつのことを成し遂げる」とか、そんな感情を求めている様子でした。
そして最後にポツリ。
「社会に出たら、学生時代みたいに “みんなで一緒に何かを目指す” って無理なのかな」
そんな言葉を残し、下車していきました。
これね、実は sora さんのココロにすごく刺さったんですよね~。
確かに、社会人になってから、そういうのって難しいのかもな~って。
職種や環境によっては「みんなで力を合わせて取り組み、ともに達成感を分かち合う」ことができることって、きっと山のようにあるんだと思います。
でも、自分の社会人経験の中では「めったに」なかったかも、と。
この女性の深刻そうな悩みを隣で聞きながら、かつての自分も同じ思いを抱えていた時期があったことも思い出しました。
そして、、、
これからの限られた時間を「どう使うか」とか、「何に一生懸命になれるか」とか、「誰とどう繋がっていくか」とか、マジメに考えてしまいましたねぇ。
タカラジェンヌという職業
宝塚歌劇、タカラジェンヌという職業。
我々ファンが、同期生どうしの関係性に関心を持ち、その姿をワクワクしながら見守っている理由の一つは、彼女たちならではの「絆」に惹かれているからだと思うんです。
専用劇場を持ち、すべての団員が音楽学校という同じ学び舎の出身で、そして毎公演を同じメンバーで作り上げるという宝塚歌劇団。
この「ともに苦労する」「ともに喜び合う」「みんなで悩みながら作り上げていく」という過程は、人と人との絆をより深める大きな要素ですよね。
宝塚の生徒さんたちは、社会人であっても「みんなで」が経験できる貴重な環境にいるんだな~とあらためて感じます。
傍から見ているより、遥かにしんどい思いをたくさんされているのは容易に想像がつきますが、その「しんどさ」は我々の一般的な社会でも当たり前に存在するものです。
形は違えど、みんなそれぞれの環境の中で色々な感情を抱えて過ごしているわけですからね。
でも、タカラジェンヌには苦楽をともにできる「仲間」の存在がある。
それって、ほんとうに羨ましい!
いやもちろん、友達はいますよ。(笑)
でも「仕事」のつながりで「一緒に何かを成し遂げる」というのは、なかなか難しい。
先日、かれこれ20年前に職場で知り合い、今も付き合いが続いているヅカ友と話していて「一緒になんかやってみる?」と誘ってみたら、返ってきたのはただひと言。
「やだ」
まじか。(笑)
まね、そうやって言ってくれる関係性が楽しかったりもするんですけど。www
生まれ変わったらタカラジェンヌ、目指してみるかな。(笑)
まとめ
タカラジェンヌの同期愛。
うらやましい、その一言につきます。
我が愛しの「95期生」の同期愛をリアルタイムで愛でる機会は限られてきましたが、、、
110周年にはスカステが「神対応」してくれることを信じて、待ちたいと思います。(笑)
れいれいれいこトークをリピートしながら。www
ぽっぷあっぷとか、ミーマイのトークも見てはいるけど、、、れいれいれいこトークのパワーの前には歯が立たず、語るパワーなしですわ。(笑)

