ないはずないよね?
大丈夫だよね?
発表が遅めだったので、「もしや著作権問題解決できずなのか?」とか、ちょっと不安に思い始めていた矢先、ライブ配信の発表がありました。
チケット難民が大量に発生しているこの公演で配信がなかったら、大暴動よね。(笑)
星組ファン泣かせの配信日程
配信日程を確認し、よし、よし、日曜日。
観られる!!!
そう喜んでいるところへ、星ファンの嘆きが届く。
全ツの梅芸公演どっかぶり。
あ、ほんとだ。
両公演の梅芸千秋楽は同じ日なのね
シアタードラマシティ『Le Rouge et le Noir~赤と黒~』のライブ配信と、全ツ『バレンシアの熱い花 / パッション・ダムール・アゲイン!』の初日(梅田芸術劇場メインホール)がどっかぶり。
ドラマシティの『赤と黒』ライブ配信が16:30開演、梅芸の全ツ初日が15:00開演。
まぁね、いろいろな事情があるので仕方がない。
そして『赤と黒』の配信を何よりも心待ちにしている立場としては、日曜日の配信は感謝しかない。(←本音)
ただ、日にちかぶりが避けられないのであれば、ドラマシティ『赤と黒』は11時公演もあるので、そっちにしてくれればいいのにね。
そしたら、全ツ初日15時の梅芸を観劇予定の人でも、どっか劇場の近くでスマホとかタブレットとかPCとかで配信観て(映画館でもいいけど)、その足で間に合いますよね。
梅芸の初日チケットを無駄にするわけにもいかず、でも配信も観たい!なファンの方、心中お察しいたします。
幸か不幸か sora さん、星組チケット連敗続きで取れていないので、安心してこっちゃん(礼真琴)ジュリアンを配信で堪能させていただきます。(笑)
バレンシアの配信は市川?福岡?
全ツの配信日も気になるところです。
なおちゃん、故郷に錦を飾る!で広島とかだと盛り上がりそうですが、週なかの平日だし、ないわな。
現実的じゃない。
日程的には最後の福岡かなって気もしますが、川口っていうのもありかな?
会場の規模とか設備がわからないので何とも言えませんが、、、
いずれにしても、個人的には週末しか観られない可能性が高いので、週末に配信されることを祈っております。
映画館派?配信派?
『赤と黒』の配信。
チケット難民が溢れかえっている公演なので、配信の売り上げ、すごいと思われる…。
みなさんは映画館派ですか?配信派ですか?
sora は大型スクリーンも魅力的だと思いますが、お家で大型テレビの前に陣取ってコーヒー飲みながら… がお気に入り。
配信がない頃にはせっせと映画館へ通いましたが、コロナ禍で配信が始まってからは一度も映画館には足を運んでいないですね~そういえば。
今度の配信、アクセス集中してサーバーがご機嫌損ねなければ良いのですが、、、
それだけが心配。(笑)
ま、大丈夫だと思いますけど。
コロナ禍が生んだ宝塚の新しい時代
長引く新型コロナ感染症の影響は、多くの場面においてネガティブな思いをたくさん生み出してきました。
その事実は否定できません。
でもその一方で、この「ライブ配信」のように、コロナ禍に苦しみながらも「できない」ことに立ち止まらず、何ができるのかという「できること」を新たに生み出してきた「新しい時代」へ移行するきっかけともなりました。
映像の販売は劇場への足が遠のく?
前にもどこかで書いた気がしますが、昭和の宝塚歌劇は今のように当たり前に舞台映像を商品化しておらず、劇場に行かなければ、その作品を見ることができませんでした。
当時は「ビデオ」でしたが、昔で言うところの4組合同イベント「愛読者大会」や「TMP音楽祭」、スターさんのディナーショー、トップさんの退団記念、くらいしか販売されていませんでした。
そして関西テレビの「タカラヅカ花の指定席」という番組が、唯一レギュラーで各組の公演を見られる手段。
でも、民放なのでCMがやたらと長く、作品はカットされまくり。
90分の放送枠でしたが、約100分ほどあるお芝居でもCMをカットしてギュッとまとめると、50分くらいになってしまうという有様。
ショーの放送では、インタビュアーとスターさんたちの座談会のようなコーナーが設けられ、それはそれで楽しみにしていましたが、おかげでショーすらカット放送。(苦笑)
ただ、5分くらいのミニ番組で「フラッシュ・タカラヅカ」というのがあって、各組の下級生たちが舞台裏をリポートしてくれたり、スターさんにインタビューをしたり、ロケに出かけたり、それは楽しかったですね。
今でいうところのスカイレポーターズ。
今は終演後の舞台上でレポートしていますが、当時は楽屋の通路だったり、お稲荷さんの下だったり、今ではほとんどカメラが入らないような場所で普通に撮影していましたね~。
なつかしい。
この頃の宝塚は「公演をビデオ化してほしい」という多くの声には一切耳を傾けず、ファンにとってはもどかしさが募るばかり。
舞台は生で観たい、でも行けない。
劇場で観劇はできた、でも、家でも同じ感動を味わいたい。
ゆえに、いわゆる「海賊版」というのも出回っていました。
映像はファンにとって観劇を補うものではあっても、劇場に足を運ばなくなるツールにはなり得ないのに、、、劇団には伝わらなかったあのころ。
昔から「ほぼ」全編を放送してくれていたNHKの劇場中継は「神」な存在。
ま、お芝居は全編、ショーはダイジェストなんていう放送ももちろんありましたが、それでも、ありがたかった!
写真撮影が容認?されていた時代
今では信じられないことですが、カーテンコールにはフラッシュバチバチ、写真撮影が黙認されていた時代。
全国ツアーなんて撮り放題だった印象があります。
実際、90年代前半くらい(涼風時代まで)の全ツや別箱の舞台を撮影した写真が手元にあります。
そんな時代ですから、録音やビデオの隠し撮りなんかも横行していて、実際に劇場で隠し撮りをしている場面に出くわすことも度々ありました。
これについては、ちゃんと取り締まりはしていたんですよ、劇場側も。
特に厳しいと言われていたのが中日劇場でしたね。
中日劇場では、隠し撮りや録音しているお客さんを見つけた蛍嬢には手当がプラスされる、なんていう噂もあったくらいです。(笑)
今思うと、あの頃ってみんな、すごい自由でしたねぇ、、、
劇団の「海賊版」対策?ビデオ発売へ
海賊版が横行する中で、ようやく劇団が重い腰を上げて賭けに出ます。
公演のビデオが毎公演、発売されることになりました。
これね、すごく良い判断だったと思います。
当時の「海賊版」が出回っていた理由は、それで荒稼ぎをしようという人がいたんじゃなくて、純粋に大好きな舞台の映像をずっと手元に残したかっただけなんだろうな、と。
だって、回ってくるのは「会」の人たちからが多かったから。(それもどうよ、、、笑)
毎公演発売されるようになり、ファンの間に横行していた「隠し撮り文化」も消えていった気がします。
そこから劇団の「著作権」や「肖像権」に対する本腰入れた対策が始まったのかな、今思えば。
これは宝塚に限ったことではなく、芸能界全体、いや社会全体の流れですね。
DVD、ブルーレイ、スカステ開始
ビデオを擦り切れるほど観ていた時代、まだ当初は物理的なコピーができました。
なので、ビデオを買うとコピーをして、基本はコピーのほうを見る。
だって、ビデオテープってホント擦り切れちゃって劣化するんですよね。
テープが切れたら終了。
でも、じきに「コピーガード」なるものが登場し、コピーできなくなり、、、
ちーん。
そうこうしているうちに、画像が劣化しないよ!というデジタル社会へ。
手元にあったコピーガードのない古いビデオをぜ~んぶDVDに焼き直し、うん、これで安心!と思っていたら今度はブルーレイかいっ!(笑)
ま、美しい映像が残せるのは有難いですね。
スカステが始まった日にゃ~、頑張ってDVDに焼き直した劣化映像が、いとも簡単にテレビで観れちゃうという …
嬉しいような、悲しいような、、、うん、やっぱり嬉しいか♡
毎公演ハイビジョン映像が発売され、過去公演もスカステで録画可能。
いい時代になりました。
そして時代はライブ配信へ
この3年間で、どれだけの公演を配信で観劇したんだろう??
公演のライブ配信が始まって、間違いなく観劇回数が増えています。
なぜなら、ひいき以外の組の公演も、リアルタイムに気軽に観られるようになったから。
これまでは話題になっている作品でも、チケットを取ってまでなかなか劇場へ足が向かなかったり、そもそもチケットが手に入らなかったり。
配信があると、自宅で気軽に楽しめるのでありがたいですね~。
もちろん生で観劇するに越したことはないのですが、確実にこれまでよりも宝塚歌劇の舞台が身近になりました。
コロナ禍がなかったとしても、きっと近い将来、こうしたデジタル時代になっていったんだとは思いますが、コロナ禍を経験したことによって生まれた新しい時代の恩恵。
宝塚歌劇のチケットは常に争奪戦。
劇場で観られる機会がもっと増えるといいな~とは思いますが、、、
配信だけでもありがたや~。
でも、ときどき思う。
ライブ配信を見ながら「これってスカステ観てるのとかわらんよな」とね。(笑)
そういえば最近、スカステ独自の舞台中継なくなっちゃいましたね。
もともとごくまれにしかなかったですが、、、
スカステ加入者特典で「復活!タカスペ全編生放送!!」とか、久しぶりにやってくれないですかね。
まとめ
なにはともあれ、こっちゃんジュリアンをリアルタイムに配信で観られることになり、喜ばしい限りです。
もう何年も歌劇、グラフ、その他の書籍は買っていないので、書籍からの情報はありませんが、、、
ひたすら「ナウオン」の放送を楽しみにしております!
因みになぜ紙媒体(書籍)を買わなくなったかというと、、、ひたすら溜まりに溜まって困るからです。
これ、何十年かのファン歴のある人あるあるかと。
思い切って一掃整理してからは、自分に「紙媒体購入禁止」のルールを設け貫いています。(笑)
でも時折、手を出しそうになり、、、こらえる。
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