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【星組】博多座『ミー&マイガール』開幕!ロンドンからブロードウェイへ

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何かと考えさせられる日々が続く中、「礼真琴のいない」星組公演『ミー&マイガール』が無事に幕を開けました。

「礼真琴のいない」

ここ、やっぱり sora さんにとっては最重要事項。(苦笑)

いつまで引きずってんだっ!?って感じなんですけど、いや、この先もずっとです。www

それほどに礼真琴&舞空瞳のミーマイが見たかったのですっっっ。

なこちゃん(舞空瞳)サリー、絶賛されているのが嬉しいですね~。

そして「星組のトップ娘役」として、凛と立っている様子がうかがえて、、、泣けてくる。

マイティ(水美舞斗)やありちゃん(暁千星)のビルは楽しみにしています♡

配信もコンプリートします♡♡♡

それはそれとして。

礼真琴のビルが見たかった思いが、どーーーーーしても消化しきれない現実。

ただ、ただ、見たかった。

色んな背景はどーでもよくて、こっちゃんのビルが見たかった。。。

ことなこが手を取り合って刻むタップが見たかった。

ことなこがランベスウォークで一緒に弾ける姿が見たかった。

こっちゃんの「コノヤローテメェー!!!」が聞きたかった。

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ほら、トップとしての任期と演目って、縁だから。

在任中にこの思い出の、そして大好きな演目が星組に巡ってきて、しかも、サリーちゃんにピッタリな相手役がいて、なんでそこにこっちゃんがいない?

あーーー 残念。

さて。

博多座へは行かれないので、月末の2日間連続配信の日を心待ちにしているわけですが、、、

今日は大好きなミーマイに思いを寄せつつ、ミーマイという作品自体の歴史なんぞを紐解いてみようと思います。

初演当時のチケット代金、安かったよね

ミー&マイガール

宝塚では、1987年に当時の月組トップコンビ、剣幸&こだま愛のによって初演され好評を博し、同組による異例の1年間続演という歴史を刻みました。

宝塚大劇場 → 東京宝塚劇場 → 中日劇場 → 宝塚大劇場 → 東京宝塚劇場

ロングランという制度が存在しない宝塚歌劇において、開幕後の「好評」に応えた「続演」というのは、その後36年経った今でも行われていないことをを考えると、本当に異例の判断であったと思います。

若かりし頃の sora さん、お小遣い全部つぎ込んで、「当時比で」めちゃくちゃ通いました!(笑)

ローカル在住であったため、ほぼ中日劇場がメインでしたが。

当時のチケットって、まだ安くてね。

中日劇場のS席で4,500円とかだったと思います。

今の半額どころか1/3くらいですよね。

ま、当時は大劇場もまだ宝塚ファミリーランドの中にある時代で、公演チケットは3,800円~4,500円とかそれくらい?

でもって、それにプラスしてファミリーランドの入園料1,000円くらい(うろ覚え)を払わないといけなかったんですよね。

にしても、安かったです。

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因みに、ファミリーランドの営業が終わってしまう時間の新人公演に限っては、ファミリーランドの入園料を払うことなく、公演チケットだけで入場できたと記憶しています。

大劇場の建て替えに伴って、新大劇場になってからはチケット代に入園料も含まれた金額設定となりましたね。

その後、2003年にファミリーランドが完全に閉園しましたが、、、

ファミリーランドの「入園料が含まれて」の設定だったはずの公演チケットが値下がりすることはなく。(笑)

どんどん時代と共に値上がりが続き、今に至る。www

入園料にはファミリーランド内の温泉とか、動植物園、すべてが含まれていたはずだから、なんで値下がりしなかったんだろう?(笑)

sora さんが記憶喪失になっているだけで、当時は値下がりしたのかな?

それとも、入園料+大劇場 というのは特別ルールがあったのかな。

温泉は別料金ね、とか植物園には使えないよ、とか。

遊戯施設を利用するときは、「のりもの券」ってのがあったよね。

そうそう、公演プログラムも「380円」くらいだった気がします。

今とは違い、作りもペラペラでしたが、当時はプログラムに脚本が載っていました。

ただ、中日劇場公演のプログラムは特別仕様でちょっぴり豪華版。(笑)

表紙や中身も少々厚紙が使われていて、出演者の皆さん、入り出のときとかにファンからプログラムにサインを求められ、気軽に応じてくれていたのを思い出します。

古き良き時代ですな。

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『ME AND MY GIRL』の歴史

宝塚では1987年の初演以来、これまでに何度も再演を繰り返されてきたお馴染みの『ミー&マイガール』ですが、この作品が誕生したのは宝塚初演から遡ることなんと50年。

1937年に、ロンドンのウェストエンド(West End)で上演されたのが最初です。

『ミー&マイガール』の中で、第1幕ラストのランベスウォークの場面で、ヘアフォードの人々と自分の生い立ちとの違いを実感したビルがこう言います。

「イーストエンドはイーストエンド、ウェストエンドはウェストエンド、俺は出ていくよっ!!」

ウェスト・エンドとは

イギリスの首都であるロンドンのひとつの地域のことを指してこう呼びます。

いわゆるロンドンの中心地域ですね。

このエリアにはたくさんの劇場も集まっていることから、ニューヨークの劇場街ブロードウェイのように、ロンドンのミュージカル劇場街を称して「ウェスト・エンド」と呼んだりします。

sora さんもイギリスで暮らしていた時には、この「ウェスト・エンド」によく舞台を観に出かけていました。

シティと呼ばれるロンドンの金融街を中心にして、その西側エリアがウエスト・エンド、東側エリアがイースト・エンドです。

ウエストエンドには劇場街のほか、ボンドストリート、オックスフォードストリート、リージェントストリートなどいつも観光客で溢れているショッピング街や、有名な美術館・博物館などもあり、非常に栄えたエリアです。

一方のイースト・エンドはというと、正式な地域の境界線はないものの、ウエストエンドに比べかなり下町感のあるエリア。

このイーストエンドにはドックランズと呼ばれる港湾施設があり、昔は低賃金の労働者向けのお仕事がたくさんあったようです。

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また、工業による環境汚染が深刻な東側エリアでは、家賃も安かったのだとか。

そのため、ロンドン中心部の人口が増加していく中で、貧困に苦しむ人々や移民の人々が自然と東部へ移住していったのでしょうね。

結果、イーストエンドのネガティブなイメージが生み出された、と。

かつてのイーストエンドは「貧困」「病気」「犯罪」を意味したという記録があります。

でも現代のイーストエンドは、1980年代から様々な開発が進められてきて、昔のような単なるネガティブなイメージとは違ってきています。

まだまだイギリスでは最も「貧困」である層がここに存在しているようですが、政府も徐々に対策を進めているようです。

sora さん、ミーマイが好きすぎて、ゆかりの色々なところをお散歩しましたが、ランベス、普通に歩けます。(笑)

ランベス

歌劇の座談会では、世にも恐ろしいエリアのように「タクシーの運転手さんが青ざめた」なんてエピソードも書かれていましたが(笑)、ま、1994年当時と現在とはずいぶん違いますので、、、

因みにこの写真は、2001年にランベスを訪れたときのものです。

このときから更に20年以上か … 年取ったな。(笑)

ロンドンへはコロナ前は毎年のように遊びに行っていましたが、ランベスへ行ったのはこのときが最後かも。

懐かしい。

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オリジナル作品の歴史

この『ME AND MY GIRL』という作品のオリジナルは、ノエル・ゲイが音楽を担当、ダグラス・ファーバー、L・アーサー・ローズが原作と作詞を手がけ、1937年に誕生したミュージカル。

作品が誕生した1930年代後半のロンドンを舞台に、下町ランベス育ちでコックニー訛り(ロンドン下町の方言)のビルが、裕福なウエストエンドのヘアフォード伯爵家の14代目相続人であることを知ったことから巻き起こされるハートフル・コメディ。

生まれや育ち、お金の有り無し、それ以上に人間にとって大切なものは何であるかを教えてくれるミュージカル。

当時のイギリスの貴族社会、格差社会を痛烈に皮肉った作品でもありました。

舞台になっているのは Hampshire、Mayfair、そしてLambeth です。

このロンドン、ウエスト・エンドで誕生したミュージカルは、初演から2年後の1939年に「The Lambeth Walk」というタイトルで映画化もされいています。

大変な話題作であったことがうかがえますが、富裕層、貴族社会を皮肉っていることから、当時は政治家たちの怒りをかって、タイムズ誌などでは大きな論争に発展していたみたいですね。

一方で、ヨーロッパ中が「ランベス・ウォーク」に合わせて踊っていると言われるほどのブームを巻き起こしたんだとか。

「The Sun Has Got His Hat On(太陽が帽子を被っっている)」も人気があったと記録されています。

1937年の初演以降、映画化を経て1941年、1945年、1949年と再演を繰り返しました。

1952年に短期間上演されたのを最後にしばらく公演はされていませんでしたが、1980年代になって脚本がリメイクされ、1984年からウエストエンドでリバイバル上演開始。

その後、8年間もロングランされました。

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1986年にはニューヨークのブロードウェーにも上陸し、3年間のロングラン。

ブロードウェイの上演では、舞台の世界での権威トニー賞の11部門中、3部門でノミネートされています。

この時の主演、ロバート・リンゼイさんとエマ・トンプソンさんを宝塚版の主演、ウタコさん(剣幸)とミミちゃん(こだま愛)が訪問した様子を歌劇に載っていましたね。

ウタコさんのトークショーなんかでも、この時のお話が度々出てきて、感動した様子を語られていたことを記憶しています。

イギリスの貴族社会独特の「ギャグ」や「オチ」を、どう日本語で表現したら面白くなるのか、当時は演出家の小原先生と悩みながら手探りの状態だったとか。

たしかに、英語をそのまま翻訳しても日本の社会には馴染まない風刺が沢山ありますよね。

海外作品を日本で「初上演」というのはどんな作品にも、生みの苦しみがあると思いますが、特にミーマイに関しては「ことば」を日本流に変えていく苦労も多かったことでしょう。

今思えば、特に初演はいわゆる「オヤジギャグ」連発でしたけど(笑)、何度見ても新鮮な笑いに包まれるこの作品は、まさにファンと出演者のハートが一体化して、ここまで愛され続けてきた作品なんだな~と実感しますね。

宝塚での上演の歴史

宝塚での上演は、今回で何回目になるのでしょう?

いつの間にか、ぱっと数えきれない数の再演数になりましたね。

1987-1988年(月組)

宝塚大劇場での5月初演を皮切りに、翌年の3月までの約1年間のロングラン。

主演は剣幸&こだま愛。

初演の新人公演は、すでに2番手確定とされていた研7の涼風真世と、かなめちゃん(涼風真世)とコンビを組むことが多かった研6の朝凪鈴。

再演では、かの有名な研1生で大抜擢された天海祐希、相手役は研5の檀ひとみが務めました。

73期生のゆりちゃん(天海祐希)たちは、このミーマイの初演が初組子でした。

本公演ではゆりちゃんとようこさん(朝吹南)の二人が、研1生でもパーティの場面で「淑女」という役をいただいていたと記憶しています。

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因みに、ミーマイの公演が終わった次の『南の哀愁』では、研2コンビ、天海祐希&朝吹南が主演を務め、ようこさんファンであった sora さんにとってはとーーーっても嬉しく懐かしい思い出です。

のちにこの二人は『たとえばそれは瞳の中の嵐のように』でバウ主演も果たしましたね。

ま、音楽学校に入学して初めて本格的に芸事始めた「カワイ子ちゃん枠」のようこさんだったので、なんせお歌が、、、(苦笑)

おかげさまで、そののち成績優秀な麻乃佳世、風花舞が、あっという間に追い抜いて行きましたがね。(笑)

うん、でも、あの当時、ようこさんの役つきをワクワクして過ごしていた懐かしい、楽しい、時間でしたっ。

そうそう、ミーマイと言えばお屋敷に鎮座する甲冑さん。

最下がこの甲冑担当という風習は続いているのでしょうか、、、?

大劇場や東京では出演者が減り、本来組の最下じゃないけど公演最下になっちゃうのが中日劇場公演。

あのときの甲冑さんは、当時、研3で香盤順に最下だったいしちゃん(轟悠)だった気がします。

夏河ゆらちゃんとか、同期が数名出ていましたが・・・。

あれ、ほーんと大変ですよね。

さて、今回の甲冑さんは?

男役最下の早瀬まほろくん?

プログラム見てないからわかんないけど。(笑)

1995年(月組)

研1にして新人公演で主演を務めた『ミー&マイガール』、思い出の作品での退団を発表していた天海祐希。

この年の1月、阪神淡路大震災が起き、公演もストップ。

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当時の月組では『ハードボイルド・エッグ / EXOTICA!』の大劇場公演が中止となり、急遽、代替公演としてバウホールで『Beautiful Tomorrow!』というショーを上演しました。

花組でもヤンさん(安寿ミラ)のさよなら公演が中止になったり、様々な影響が出ていた中で、ゆりちゃんへも「退団時期をのばしてはどうか」という提案や、もちろんファンの願いもあったようですが、そこは天海祐希。

予定を変更することはせず、『ハードボイルド・エッグ / EXOTICA!』を東京公演のみ上演したのち、『ミー&マイガール』を最後に卒業しました。

お稽古場には初演のウタコさんやミミちゃんが顔を出し、ゆりちゃんの嬉しそうな「下級生」の笑顔が印象的だったのを思い出します。

その後、お稽古場で下級生たちを前に「これ、ウタコさんの受け売りなんだけどね(笑)」と楽しそうに指導しているゆりちゃんの姿が微笑ましかったですねぇ。

「BOSS」というドラマがヒットしましたが、ゆりちゃんにとっての「BOSS」は今でもウタコさんであると何かのインタビューで答えていたゆりちゃん。

ゆりちゃんにとってのウタコさんの存在は特別のようです。

分かる気がする・・・。

1996年(月組)

天海祐希&麻乃佳世の退団翌年、中日劇場にて、後任としてトップに就任した久世星佳&風花舞のコンビで上演されました。

ノンちゃん(久世星佳)と言えばシブいジョン卿が好評だっただけに、ビル??って感じでしたが、これがなかなか良かったんですよね。

ま、人それぞれの印象は違うでしょうけれど、、、sora さんは好きでした。

このコンビ、バウでもすでにコメディー作品をやっていたし、違和感なく見た覚えがあります。

初演から演出を担当してた小原先生が前年にご逝去されたため、ずっと演出助手としてこの作品に関わっこられた三木章雄先生がここから演出を担当することになりました。

これ以降は現在に至るまで、三木先生が演出を担当しています。

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2008年(月組)

12年ぶりの再演ということで、前夜祭が開催されたのがこの年の公演でしたね。

主演は瀬奈じゅん&彩乃かなみ。

ここで明日海りおが大躍進を見せます。

当時の新進娘役と目されていた城咲あいちゃんとともに、ジャッキーの役替わりに抜擢。

今となってみれば、意外にもこの本公演では「龍真咲」に役が付いていないんですよね。

当時の月組さんの事情にはあまり詳しくないのですが、休演はしていないですよね?

ちょっと意外でした。

新公主演はこの段階ですでに2回くらいしているはずなので、、、。

さて、前夜祭にはウタコさんやミミちゃんが登壇するということで、sora さんはもちろんチケットを入手して劇場へ駆けつけわけですが。

こういうときにね、ゆりちゃんが来てくれると嬉しいのですが、、、ムリよな。

よしこちゃん(麻乃佳世)は来てくれてたんだけどね。

かなめちゃんもいたかな?

うん、いた気がする。

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あさこちゃんのビルも、好き。

かなみちゃんサリーはちょっと sora さんのイメージと違いましたが、あさこビルはけっこうな好物で。(笑)

この年は、引き続き博多座でも月組の『ミー&マイガール』が上演されましたね。

主演は2番手の霧矢大夢と、当時期待の娘役であった羽桜しずくちゃんが抜擢。

現在は本名の中島亜梨沙さんとして活躍中。

このしずくちゃん、もとは星組娘でしたが月組へ組替えとなり大躍進。

ミーマイでアヤノ先輩が退団して以降、トップスター瀬奈じゅんの相手役は空席になっていましたが、博多座でサリーを演じた後の本公演では、ヒロイン(瀬奈じゅんの相手役)を与えられました。

しかーーーし、残念ながら彼女自身は宝塚で上り切る意思ではなかったようで、、、

次期トップ娘と目されながらも、大きな役割を与えられることから逃げるように退団していきました。

この当時は有望な男役さんたちにもそんな傾向が多く見られる時期でしたね。

当時は sora さんは宙担でしたから、宙組の七帆ひかる、宙組→星組の和涼華なんかは特に印象に残っています。

ななっぺ(七帆ひかる)の歌声が大好きだったなぁ~。

話は逸れましたが、この博多座公演ではジャッキーとジェラルドの役替わりで龍真咲・明日海りおがキャスティングされ、まさ・みりニコイチ時代がスタートといった感じでしょうか。

2009年(花組)

ここでようやく月組の専売特許というイメージから脱し、はじめて月組以外の組での上演となりました。

当時のトップコンビ、真飛聖&桜乃彩音が主演しましたが、大劇場ではなく梅田芸術劇場でした。

ジョン卿、ジェラルド、ジャッキーが役替わりという、ミーマイ役替わり祭りの歴史が本格的に開始されました。(笑)

ゆうちゃん(真飛聖)のビル、ハイライトくらいしか見ていないのですが、ちょいと大人なイメージがありましたね。

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2013年(月組)

ようやく月組の専売特許時代が終わったかに思えましたが、再びミーマイは月組の元へ。(笑)

トップスターとなった龍真咲&愛希れいかのコンビで上演されました。

このときも大劇場ではなく梅田芸術劇場での上演でしたね。

たしかに、この作品は大劇場向きではないので、これくらいの規模感が良いのかも知れません。

もっと言えばドラマシティくらいでいい気がします。

ただ、大劇場のように大きな空間で70人もの出演者と2500人もの観客が一体となって盛り上がる「ランベス・ウォーク」というのは、やはり宝塚ならではの醍醐味であることには違いなく、、、

どちらも捨てがたい。

2016年(花組)

月組で経験を積んだのち、花組へ異動してトップスターとなった明日海りおと、花乃まりあコンビによって、久しぶりに大劇場での上演となったのがこの再演でした。

前回の大劇場公演ではジャッキーとソフィア・ブライトンを可愛らしく演じていたみりおちゃん(明日海りお)が、8年の時を経て、主演のビルを演じることに。

この花組版での印象は、思いのほかカノちゃん(花乃まりあ)が高評価であったこと。

宙組から組替えし、トップ娘役となって以降ご本人の中での様々な葛藤があったでしょうけれど、このサリーちゃんと出会ったことで最後にようやく何かがストンッときたような、ね。

初舞台当初から96期はなにかと話題になていましたし、「綾瀬はるか」に似た子が入って来た!と宙組界隈(だけじゃないかも?)ではもっぱらの噂の人だったカノちゃん。

花組へ異動してからも色々とあったことでしょう。

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ミーマイ歴代のサリーちゃんを語るうえで、sora さんの中では当然ながら初代であるミミちゃん(こだま愛)を超える人はいないわけですが、周囲にはミミちゃんよりもカノちゃんのサリーをベスト・オブ・サリーに選出する人が少なくありません。

初演おたくファンとしては悔しいのですが(笑)、それだけカノちゃんのサリーはファンの心をつかんでいたということですね。

そしてこの公演では、働き方改革どこ吹く風の「役替わり大祭」でした。(苦笑)

ジョン卿、ジャッキー、ジェラルドに飽き足らず、なんとマリア侯爵夫人やパーチェスターまでもが役替わりでした。

さすがにちょっと、やりすぎ。

劇団が役替わり公演に味をしめて暴走していた、、、と言わざるを得ないな。

2023年、星組版で令和のミーマイ歴史を刻む

宝塚のミーマイ上演の歴史をたどってくると、なんだかんだと月組と花組しか上演してなかったことに驚きますよね。

今回、第3の組として、ついに星組が上演!

はい、ここで、もう一回、大事なことなので言っておきますよ。

せっかく星組で上演する機会が回って来たのに、トップスター礼真琴は出演しないんですけどね。

はぁーーー。

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まいいや、それは置いといて。

星組のミーマイがどんな雰囲気になるのか、ワクワクしています。

そして生粋の花組っ子として育ち、専科生として星組に舞い降りるマイティが、星組っ子たちとどんな化学反応を起こしてくれるのか、ね!

『1789』では専科からまゆぽん(輝月ゆうま)が出演してくれて、今度はマイティ。

相変わらず95期、ご活躍ですな。

こっちゃんが出演せず、なおちゃんが専科へ異動してしまっても、ミーマイには3人の95期生がご出演。

そもそも研15にして4人も星組に残っているってすごいな~って思っていたし(1789までね)、95期はスタークラスが普通に神7とか言って今も活躍しているのが異常。(笑)

とはいえ、この状況はもう限られた時間であることは間違いなく、、、

博多座のマイティー×星組は貴重ですよね。

あ、かりんちゃん(極美慎)のジャッキー♡、予想はしていましたが普通にカワイイ。www

いや~令和初のミーマイ。

楽しみ!!!

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まとめ

マイティ版、ありちゃん版、両方のライブ配信を観ることは決めているのですが、困ったことに『1789』のドルビー・アトモスの初日がその前の金曜日。

当たるかどうかは分かりませんが、、、なおちゃん(瀬央ゆりあ)の舞台挨拶チケに応募はしていて。

もしも行けることになったら(仕事が休めることを全力で祈りながらですが … 笑)、週末3日間連続で観劇に「かまける」ことになり、何もできんやん。(苦笑)

前の週に色々やっておかないとな。

ありがたくも、複雑な思いでその日を心待ちにしている今日この頃、明日あの頃・・・。

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