星組公演『ディミトリ / JAGUAR BEAT』のナウオン観てワクワクしてたら、矢継ぎ早に突撃レポートが放送され、さらにワクワクMAX!
おまけに月組の全国ツアー『ブラック・ジャック 危険な賭け / FULL SWING!』の初日ダイジェスト、宙組東宝『HiGH&LOW / Capricciosa』千秋楽ダイジェストも観ちゃったりしたもんだから、なんだかハートが忙しい。
ナウオンも突撃レポートも、1度見ただけでは飽き足らず、とにかくリピート、リピートで、ナウオンについてはまた改めて書こうかと思っていますが、星組の超絶楽しそうな雰囲気を画面越しに全集中で夜な夜な全身に流し込む感じ♡
公演のチケットないけどね。(苦笑)
一般プレイガイドで参戦チャンスがないこの今の状況はほんと、辛いです。
ま、今の宝塚はプレイガイドに頼らずとも自力で完売御礼しちゃうから、ぶっちゃけこの先も自力販売オンリーを続けたとしても、劇団的には問題ない感じですよねぇ。
ぴあとかのカス席でも、どっかしらひっかかることに望みをかけつつ、抽選には必ずフル参戦してきた sora としては、早く再開してほしい!!
いつかまた、コロナも、そして宝塚ブームも落ち着き、売れ残りチケットを享受できる時代がやって来るとは思いますが、、、それはそれで切ないですけど。
こっちゃん(礼真琴)現役の間に、あと何回あの「生歌」を聞けるのか、もしかしたら聞けずに終わるのか、最近はそんなことばかり考えている sora なのでした。
礼真琴・舞空瞳、コンビとして円熟
さて、ナマで観劇できる見通しが立たぬまま、スカイステージではすでに『ディミトリ / JAGUAR BEAT』のSKY REPORT、突撃リポートが放送されました。
終演後の、眩し過ぎるジャガーさんのパレード衣装で登場したこっちゃんと、なこちゃん。
圧迫感半端ない。(笑)
『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』
幕開きのリラの木、ダイジェストでも少しだけ放送されていましたが本当に美しいですよね。
間近であのリラの大木を見上げているこっちゃんは、全体を見ることができないんですね。
うん、確かに。
このリラの木の場面で、ルスダンがディミトリの足跡を辿りながらやって来る場面?
幸せなとき。
なこちゃんが双眼鏡を覗く手ぶりで「足跡を探して♡」って、嬉しそうですねぇ。
これはナウオンを見たときも感じたのですが、4年目を迎えたことなこ(礼真琴&舞空瞳)の関係性が、ものすごく近くなって二人の信頼関係がビシビシ伝わってくるようになりましたね。
漫才みたいなこっちゃんのノリ突っ込みに、なこちゃんも弾けてトークしているのが微笑ましいです。
なこちゃん「ことさん演じるディミトリの深い愛を…」
こっちゃん「深いのよ…」
胸に手を当て、しみじみ語るこっちゃんですが、左手だけにつけた真紅の手袋と、にぎやかすぎる衣装、ド派手な羽根がその「深み」を消し去ります。(笑)
海のように深い愛を捧げていることを、片足軽く持ち上げ両手を広げてアピールしていますが、そのいでたちでは、どうしてもディミトリがイメージできないんですけど。ジャーガーさん…。
ヒーローにジョージアンダンスの話を振られた瞬間、「かっこいいよ、あの盆の回ってるところ」と自分じゃなくまずヒーローの話に持っていくこっちゃん、好きよ。
それに対し「いえいえいえ、、、、」恐縮するヒーロー。
こっちゃん「めちゃかっこいいよね、あそこ」
ヒーロー「いや、ありがとうございます」
あのね、ナウオンのなおちゃんの時もあらためて感じましたが、こっちゃん同期の95期生は、自分たちがその場にいる最上級生であっても、こっちゃんに対するリスペクトからか人柄か、こっちゃんに対しても基本、公の場では「敬語」で話しますよね。
くだけた話をしていても、「~ですしたよね!!」とか「~ですね」とかって。
他組をあまりじっくり観察していないので、もしかしたらマイティ(水美舞斗)とかもれいちゃん(柚香光)に対してそうなのかもしれませんが、こういう空気感、嫌いじゃない。
そして話はっこっちゃんディミトリのダンスへ。
王様に「行けっ!」って言われてひとりで出ていくところのはなし。
「平社員なのに、調子に乗っちゃって (笑)」
この「調子に乗っちゃって」の言い方が、どこぞやの女芸人さんが使っていた定番台詞に妙にオーバーラップ。www
ジョージアンダンス、回ると衣装が広がってとてもきれいだと語られていましたが、珍しいジョージアンダンスというだけでも見たくてウズウズしているのに、そんなこと言われるとますます生で見たくなるよね。
嗚呼、チケットよ …。
続いてディミトリがホラズムに行ってからの再会のシーン。
これ、原作で読んだときにものすごーく感動というか、胸震う場面だったので、公演を観ていなくてもその場面が浮かんできます。
なこちゃんニコニコで「会いに来てくださる…」に対するこっちゃんの反応。
「そうだよ~!無事でなによりです、って、あ・な・た・が・つかまえたのに!って言いたいところやね、言いたいところやけども…」
間違いない。(笑)
命を懸けて愛するルスダンをお守りするこっちゃんディミトリに対し、なこちゃんは可愛らしい笑顔で答えます。
「ありがとうございます、そのおかげで…」
「いいえ、とんでもございません」
なんだろ、この二人の雰囲気観ていると、なごむ~。
『JAGUAR BEAT』
そして開演アナウンスのお話へ。
こればかりは公演を観ないと聞けないのが残念!!
ジャガービートの開園アナウンス、どう新しい感じなのかわからないのがもどかしい。
映像を使っていたり、ありちゃんたちが踊り出したりしているって?
なんとなくの妄想を脳内で繰り広げながら、12月の配信を楽しみにしています!
こっちゃんジャガーさん、なこちゃんクリスタルバードに「こんなにも求愛してるのに、何がダメなんだろ?」
「調子に乗ってるからか(笑)」と自問自答の姿がかわいいぞ~♡
そしてこっちゃんに「ちょっとふざけてるからだよね」と語りかけられ、「うんん…」と悲し笑顔を浮かべながら、首を横に振るなこちゃん。
「心は苦しいです、舞空瞳の心は苦しいです」
なこちゃん、ほんとは飛び込んでいきたいよね、うん、うん、わかるよ、その気持ち。
ディミトリでもみんなに追い詰められているし、ジャガーもいろんな人から追い詰められていると語るこっちゃん。
なおちゃんには追いかけられ、ありちゃんには弄ばれ、追いかけられる人生。
こっちゃん、大事なお知らせがあります。
舞台を降りても、恐ろしい数のファンにあなたの人生は追いかけられております。(笑)
バッファローなおちゃんとはバチバチの阿吽の呼吸。
「お互いを見なくても、パッと手を出せばパッと手を取れるという…」
十数年を音楽学校⇒同じ組で共に過ごしてきた日々。
同期って素晴らしい。
そのバッファローからカードゲームに勝って、めでたく翼を取り戻したはずのなこちゃんクリスタル。
その奪われた翼を取り返すために、ずっと頑張ってくれるというジャガーさん。
愛やね。
その後は急展開するの?
車いすに乗っているのが斬新で、立てた!と思ったら「むっちゃ踊るやん!!!ってね、舞空あるあるで」
こっちゃんとなこちゃんの身振り手振り、お話しぶりが楽し過ぎて、チケットのない自分を呪いたくなるわ。(苦笑)
舞台に立ってから改めて好きになった場面、こっちゃんは一連のフィナーレナンバーだそう。
音楽がカッコイくて、ジャガー13が大階段上にいて本舞台にはなこちゃん、なおちゃん。
ここのギターがめちゃくちゃんかっこいいとのこと。
配信でガン見する!!!
ことなこ二人で超楽しそうに両手で左向きの指さしポーズしてますが、観劇難民にはこの楽しそうな二人の笑顔が、かえって体に悪いんですけど。(笑)
翼に乗って会いに来てくれるデュエットダンスが好きというなこちゃん。
「ほんとに毎日幸せで」と語るなこちゃんのキュートな笑顔にKOされますわ。
複雑に絡み合いつつ流れるような振り付け…
ナウオンでも「ゆっくりのようで、しっかりハード」というようなことを言っていましたね。
この二人のデュエットは、なに踊らせても完成度は間違いない。
円熟だけど可愛さ満点の星コンビ
トップ就任当初は、一緒にスカステで並んでいても、どこかちぐはぐな雰囲気が漂っていました。
なこちゃんが隣でこっちゃんを見つめながら一生懸命笑顔で「礼真琴さん大好き!」感をアピールしていても、こっちゃんはいたってクールに返している姿を何度も見た気がします。
当時はなこちゃんに対する風当たりも強く、宝塚ファンの間でも印象操作的なことがありましたよね。
先日のナウオンやこの突撃レポートの様子を見て、内容よりもまずは二人の関係性の変化を感じました。
信頼関係がしっかり築かれ、コンビとしての支え合いや互いへの思いやりがちゃんとこちら側へ伝わってきます。
学年差がある上に組替えで星組にやってきて、あの「礼真琴」の相手役を務めることになったなこちゃん。
当時のプレッシャーや不安は相当なものだったと想像しますが、なこちゃんのひたむきさと真摯な姿勢はこっちゃんファンも認めるところです。
こっちゃんもはじめのころのドライな「人見知り」感がすっかり消え、コンビとしての時間を過ごす中で、日増しになこちゃんへの「信頼」と「愛おしさ」をガンガン放出していますよね。
この二人がいずれ卒業の日を迎えても、これまでの先輩コンビたちと同様、仲良く並んで後輩たちの舞台を観に劇場へやって来るんだろうな~と想像しちゃいます。
ことなこ、最高だ~。
まとめ
コロナの第8波到来で、ファンも含め劇団関係者全員が毎日緊張した日々を過ごしていますが、なんとか無事に星組公演が完走できるよう心から祈るばかりです。
でも、コロナ禍に生まれた「動画配信」という舞台鑑賞の形は、劇団にとってもファンにとってもピンチをチャンスに変えた素晴らしい進化であり、けがの功名でもあります。
この公演のチケットが手元にない今、配信はほんとうにありがたい!
配信観劇をしたときには、また感想などを綴りたいと思います!
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