『RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~』
アール・アール・アール・ バイ・タカラヅカ ~ルート・ビーム~ って読むんだって。
なんちゅうめんどくさいタイトル。
首をながーくして待っていた星組の次回作。
2024年の幕開けにして、110周年の先陣を切る公演です。
正直、、、残念。
個人的には「なんで、これ!?」感しかないですねぇ。。。(苦笑)
なぜに「これ」を舞台化しようと!?
ふだん、ほぼ映画を見ないので、ぶっちゃけこの作品も知りませんでした。
ものすごく話題になっているって聞いても、まったくピンと来ないんですよねぇ。
タイトルすら耳にしたことがなくて、本当に話題になってるの?と。
まともに見ていられない・・・
疑り深い sora さん。
どれくらい「話題」なのかを検索してみました。
すんごい、出てきた。(笑)
動画もわんさか、紹介記事もわんさか。
確かに話題になっているようですね。
まずは作品のPR動画をちらりと見てみる。
え。
これ!?
まったくワクワクしないんですが。。。
とはいえ、全編見たら印象違うかもと思い、YOUTUBE でちゃんと見てみる。
最初っから血なまぐさいバイオレンスまみれで、ノックアウト。
いちばん苦手なジャンル。
直視できない描写が多すぎて、嫌悪感すら抱きました。
なぜにこの作品が人気なの?
ストーリーどころじゃなく、、、
まったく理解できず。
礼真琴×暁千星のダンシング・ショー?
わずかに登場するダンスシーンは、たしかに迫力がありますね。
主役の2人がサスペンダー姿で踊るダンスは、スピード感もあって確かに礼真琴、暁千星の二人が踊ったら「すごい」場面になるだろうな~とは思いました。
いや、でも、全編を通して血なまぐさすぎる。
もちろん、美しい舞闘に変換されるのはわかりますが、、、
うーん。
これをどうやって「タカラヅカ」に仕上げてくるのか、という視点においては興味があります。
映画はあまりに残酷な描写が多く、ぶっちゃけ sora さんの中では宙組のハイロ―を遥かに超えた「残念さ」なのですが、この血なまぐさい「戦い」の場面を、どうやって描くのか。
劇団から発表された解説には「アクション部分を壮麗な舞闘に代えて」とありますので、きっとうまく料理してくれるんでしょう。
こっちゃん(礼真琴)とありちゃん(暁千星)が踊らされまくる、、、もとい。
生き生きと踊りまくる姿が目に浮かぶ。www
今の宝塚で、こんなガチでぶつかり合えるダンス作品を作ろうと思ったら、やっぱり礼真琴&暁千星しかいません。
ただ、どうしても違和感しか感じないこの作品の宝塚舞台化。
この作品の上演が発表されてから、かなりの割合で皆さんのウェルカムな意見や、超絶楽しみという言葉が並んでいて、sora さん的には、ポツリとひとり異次元空間に追いやられています。(笑)
爆踊りは確かに見応えあると思います。
そこに異論はない。
でも、、、これじゃない。(苦笑)
結局、舞台と映画の違いってこんなもん
まぁね、わかっちゃいるんです。
ここまで『RRR』がバイオレンスだの、血なまぐさいだのって、否定的な思いをつらつら書き連ねていますが、
実のところ、『1789』だって革命の血なまぐさい、しかもギロチンとかの時代を、美しく舞台化して歌い踊っているだけだとね。(笑)
ディミトリなんて、嫉妬に狂って美青年を剣でひと突きでしたし。www
舞台だから嫌悪感が軽減されているだけで、けっこうな血みどろ作品ばっかりじゃん的な・・・ね。
映画のリアルな演出を見てしまったがために、この作品への拒絶心が膨張しちゃった感じ?
ま、そうなんだろうな。
うん、きっと。
だけど100歩譲ってそうだとしても、なんでこれ?感は、消えないな。
なにげに「版権」取っちゃうのが宝塚歌劇団
配信やりだしたからか、儲かってるよね、宝塚歌劇団。
ほぼオリジナルなしじゃん?ってくらい、原作モノや海外ミューばかりに彩られた作品のラインアップ。
宝塚が日本で初演をして、一般ミューに流れていくってのが多くなりましたね。
でも、それだけ「著作権」が発生しているということ。
決してお安くはないであろう海外ミューの版権料を払いまくっているってことよね。
ってか、腕利きの版権ハンターがいる!?(笑)
めっちゃ優秀な交渉人!?
今回にしても、これだけ現在進行形で話題になっている作品をゲットしてくるんだから、、、すごい。
でも少々、海外ミューに頼りすぎている気がしないでもないかな。
素晴らしい作品を、好きなスターさんで観られるのは確かに嬉しいことですが。。。
宝塚歌劇オリジナル作品の「版権」が、海外でバカ売れするくらいになれるといいのにな~なんて思う次第です。
まずは、次の「世界配信」はあるのか??だな。(笑)
『RRR』、、、ありそうな予感。
まとめ
110周年の幕開け公演。
上演作品の発表が押し気味だったのは、こっちゃんの休養問題がらみだったのか、星組公演の長期休演がらみだったのか、あるいは版権がらみだったのか。。。
なんにせよ、やっと、って感じでしたね。
ま、個人的にはその「やっと」にも、全然ワクワクできないことに、落胆しているわけですが、、、(苦笑)。
これから少しずつ、作品を深堀りしながら予習してみようと思います。
これだけ日本で、そして世界で話題になっている作品であるならば、きっと sora さんには見えていない「何か」が隠れているんだと信じて!
劇団の作品チョイスを信じて!!
あ、劇団と言えば、、、アンケートきましたね。
やっと本気で「声」を聞く気になったみたいで、よかったです。(笑)
この件については、また、明日にでも語ります。

