なんで、こうなるんですかね。
とことん宝塚歌劇団の運営陣って思考が甘すぎませんか？
今回の調査を依頼した弁護士事務所に、阪急電鉄の関連企業役員がいたらしい。
絶望的な危機管理能力
これについて劇団は「当該弁護士を外して調査することを依頼した」と回答しています。
もうさ、お手上げ。
「大江橋法律事務所（依頼先）とは顧問契約はもとより、当団や阪急電鉄としてもいかなる関係もございません」
とか、
「（関係企業の役員弁護士が入っていることは）当団としても把握はしておりますが、（中略）当該弁護士を外して調査することを依頼しており、同弁護士事務所からも調査報告書の検討・作成には当該弁護士は関与しておらず、法律事務所内でも情報遮断措置をとっていると聞いています」
・・・と聞いています。
聞いています！？
甘すぎませんか、本当に。
あれだけどや顔で「歌劇団、（運営元の）阪急電鉄とはこれまで接点のなかった弁護士事務所だ」と言っておいて、関係者が所属していることは把握していたわけですよね。
実際に関わっていなかったとしても、結局はこうやって問題になるんです。
なんでこんな基本的な危機管理ができないんでしょうか？
あんな「結論ありき」と言われても仕方のないような内容の報告書が出てきたら、猶のこと疑いは強まるわけで。
ほとほと呆れてしまいました。。。
本気で宝塚歌劇団の歴史を109年で終わらせる気ですか！？
こんなお粗末な状況のなかで、まだ、宙組東京公演を曖昧なままにする劇団。
なんなんだろう？
疑いは晴れるどころか深まった
あの劇団から発表された調査報告書と、同日行われた幹部職員の記者会見によって、疑いが晴れるどころかますます深まっている現状。
4人の生徒さんが調査に応じていないことへの疑念も広がるばかり。
そこへきて、調査依頼したのが「関係者が所属している弁護士事務所」だったことが判明。
でもって本日発表されたのは、雪組公演の再開と、宙組公演の一定期間中止。
雪組については再開できる見通しがたったということで、生徒さんにとってはよかったなと思いましたが、宙組については「？？？」でした。
この状況下で未だ「再開の可能性」を残して、往生際悪く期間中止に留めていることに疑問しかないのですが。
宙組の東京公演に関しては、チケット販売の段階ですでに「公演できるの！？」という状況だったにも拘わらず販売を取りやめなかった劇団。
正直、コロナ禍もあって運営も厳しいのでしょう。
興行が止まってしまうことは死活問題。
でも、ここで対応を間違えば、本当に110周年は無事に乗り越えられないと思います。
宝塚歌劇が大好きだから、もちろん、いちファンとして、これまでと変わらぬ舞台を観続けたいです。
でも、劇団がここまで裏目、裏目に出ることばかりやっていては、本当に「つぶれる」こともあるのでは？との危機感がハンパない。。。
まとめ
これだけ社会が「宝塚歌劇団」に批判的な論調であることを、劇団はどのように受け止めているのでしょうか。
今回の件についての一連の劇団対応に、長年のファンですら「さすがに、もう、ムリかも、、、」との脱力感に苛まれている日々。
それでも、まだ、宝塚歌劇に夢の続きを見させて欲しいと願うファンは大勢います。
劇団よ、これ以上、失望させないで！！！
