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【月組】『DEATH TAKES A HOLIDAY』観劇の感想

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本来ならば、自宅でのんびり配信での観劇を想定していましたが、ありがたいことに楽天TVで星組・大劇場公演のチケットが当選して日程がどっかぶり。

星組公演を観劇した帰りの新幹線移動中に配信を観る、とかも考えたのですが、、、

新幹線のWi-Fiは携帯電話の電波を使用しているため、ところどころ断線してしまうし、そもそも新大阪 → 東京間は3時間もかからない。

ってことで、結局、星組公演終演後にそのまま大阪の映画館で中継を見てから東京へ戻ることに。

もともと映画館での鑑賞が好きではないため、なんとなく落ち着きませんでしたが、作品自体は諦めずに観て良かった!!

何度も観たいかと問われると、微妙ではありますが(笑)、作品としては嫌いじゃなかったな。

髪型で印象は大きく変わる

スカステで初日の映像を見た瞬間に思っていたこと。

「なに、この髪型?」

ここ最近、花組の「舞姫」でのほのかちゃん(聖乃あすか)、「我が名はボンド」でのゆりかちゃん(真風涼帆)など、個人的に違和感を感じまくりの髪型が気になっているところなのですが、、、

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れいこちゃんニコライ、、、お前もか。(苦笑)

時代背景とか演出とか、いろいろあるんだとは思いますが、なんとも残念な気持ちが拭えず。

れいこちゃんの美しさが Down しているわぁ、と。

しかも前半はごっつい仮面をかぶってて、お顔すら見えないという。www

美顔の持ち腐れ。(笑)

やっぱりラストのシルバーヘアーで、ようやく落ち着いた~。

原作をまったく観ていないのでわからないのですが、こんな感じの髪型だったんですかね?

うみちゃん、役柄は似合っているけど・・・

なんでしょうね、うみちゃん。

グラツィアという役にはとっても似合っていて申し分ないのですが、いつものごとく「ベテラン臭」が漂いすぎているといいますか、役ごとの新鮮さを感じないんですよね。

声質も聞きやすく、セリフ回しもキレイで、お芝居も抜け目なく、、、

でも見ていてワクワクしない感じっていうんですかね?

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れいこちゃんとの並びも安定感はあるんだけど、「姉さん女房」的な雰囲気が漂っているのがどうも苦手でして。

グラツィアの「役づくり」としてはうみちゃん、素晴らしかったのですが、正直、他の娘役で観てみたかったな~というのが本音。

この役は歌の比重が大きいので、ところどころ不安定さを残すうみちゃんではなく、歌唱力に安定感のある若手娘役で観てみたいな~なんてことを、終始、思いながらの観劇でした。

おしゃれなコメディ×シリアスなテーマ

登場人物それぞれの人生をたどりながら「愛」と「死」を考えるという、なかなか深いテーマではありますね。

かつて「死に愛された」ハプスブルク家の人々がいましたが、、、

「死が人間に愛された」とき、何が起こるのか。

結局最後は・・・連れてくんか~い!!(笑)

でも結局は「ずっと一緒にいられる究極の愛」 = 「自ら人生を終わらせることも厭わない」という結論にも見えてしまって、ちょっとモヤモヤしました。

そこが「エリザベート」の世界観と大きく違う「愛」と「死」なのかな、と。

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作品紹介には、死神の視点を通じて「なぜ人々は死を、死神を恐れるのか?人々が執着する命、人生、そもそも生きるとは何なのか?」を問うテーマが掲げられていますが、ちょっと広義すぎて、何回かじっくり見てみないと、その答えを自分の中に落とし込むのは難しそうだと感じました。

おしゃれなコメディ作品としては、嫌いじゃない。

れいこちゃん(月城かなと)のお茶目な振舞に、何度もキュン♡キュン♡させられたし。(笑)

可愛らしく人間界での休日を楽しんでいるかと思えば、急にダークサイドのクールな視線にドキッとさせられたり、「DEATH」としての悲哀を感じさせたりするお芝居にも惹きつけられました。

それにしても、「愛」と「死」ってなんでいつも並べて語られるのかな。

深いよね。

れいこちゃんがご挨拶で話していた通り、この作品は、自分の人生の「どんな状況」のときに観ているかによって、その印象は大きく違ったものになるのかも知れませんね。

その他のいろいろ

今回、印象に残ったのはエリックを演じたるねくん(夢奈瑠音)。

その歌声にまず感動。

出演者の中で一番の歌唱力だったと思います。

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一方で、おだちん(風間柚乃)は、お歌がんばれ、、、だわね。

パパとしては良い味出して、思いのほか(失礼)好演でしたが、いかんせんお歌がマズイ。

世代交代の波が押し寄せている中で、ちょっと心配になりました。

セリフも、ひとりで2回くらい嚙んでたし。www

この作品は、登場人物それぞれの役ごとの「人生」にスポットを当てているから、主役級以外の下級生たちにも見せ場が沢山あって見応えありましたね。

これぞ輸入作品って感じ。

宝塚のようなスター制度を持つ劇団だと、どうしてもオリジナル作品では下級生の見せ場が少なくなってしまいます。

こうした輸入物の小作品に出演できる機会は、下級生にとってほんとうに貴重な経験。

千秋楽まであと3日。

みなさん、無事に走り抜けられますように!

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まとめ

久し振りに映画館の大スクリーンでの観劇でしたが、次回からはやっぱり「お茶の間観劇」だな。(笑)

それにしても、あの大スクリーンでドアップにされても耐えうる美しさって、すごいよね。

改めて「月城かなと」は美しい、と実感したライブビューイングでございました。www

 

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